木曽駒ヶ岳(濃ヶ池、西駒山荘、馬の背経由)
- GPS
- 10:46
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 798m
- 下り
- 803m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 4:46
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所等なし 千畳敷カール〜濃が池 途中短いハシゴあり 馬の背〜木曽駒ヶ岳山頂 一部岩稜を登る箇所あり |
その他周辺情報 | こまくさの湯 |
写真
装備
個人装備 |
長袖Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
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感想
今回は行き帰りにロープウェイを使い、途中1泊するゆったりコース。
紅葉の時期で混雑を心配したが、菅の台BCからの路線バスも、ロープウェイもギリギリ1回目で乗ることができた。千畳敷は紅葉がまだ殆ど始まっておらず、わずかに草紅葉が見られる程度。ゆるゆると花畑を通り、八丁坂を登り始める。平日にもかかわらず、まあまあの人出。乗越浄土に着き、いつもはまっすぐ北の駒ヶ岳を目指すのだが、東に折れて濃ヶ池の方へ。濃ヶ池カールをどんどん降りていく。こちらの道は先ほどと打って変わって大変静か。千畳敷カールと比べて紅葉が進んでいる。道も整備されており、歩きやすい。底まで歩くというよりカールの側面を巻いていく感じ。中央アルプスは紅葉の穴場と聞いていたが、まさにその通り。特にここはアクセスも良く、歩きやすく、人がいない。
濃が池は水がだいぶ少なくなっていた。左手にほこら、右手に地蔵?がある。道がどこへ続いているのかわからなかったが、まもなく右手前方に登っていく道を見つけた。しばらく登っていくと、遭難記念碑。1913年の大量遭難事故の後に建てられたもの。その先に続く道がわからなくて少しうろうろしたが、右手奥に道が続いていた。
西駒山荘は改装されてまだ5年くらいしかたっていなくて、大変きれいな山小屋だった。到着したら石室に薪ストーブをたいてくれてあり、乾燥室も兼ねていた。夜は美味しいごはんのあとに天体望遠鏡で星の観察、土星の輪と木星の衛星、肉眼では天の川も。今年は天候に恵まれない山行が多かったので、久しぶりに天の川を見た。去年の立山以来か…。そのあと小屋で、ご主人に解説していただきながら山と高山植物のスライドショー、VTRなど見て、まったり。食堂にはいつでも飲めるようにお湯とお茶が準備してあり、小さな図書館もあった。ここは伊那市立図書館の分館のようになっているとのこと。貸し出しはしていないが、自由に読むことができる。割と新しい本もあり、随時更新されているとのこと。
翌日は日の出少し前に起き、日の出を見る。南アルプス、富士山、八ツ、北アルプスとすべての峰々が一望できた。朝ご飯(これもまた美味しい!)を食べて、出発。宿泊は我々二人だけだったこともあり、紅葉の時期とは思えないほど、充実した時間だった。何よりご主人の素晴らしいホスピタリティに感謝。ありがとうございます。
さて、初めて馬の背を行く。小屋のご主人から、途中、2か所ほど怖いところはあるが、登りなので大丈夫でしょう、と聞いていたので心の準備をしておく。件の場所は高度感を感じたものの、クリア。これが初めての登山だとちょっと怖いかも。濃ヶ池を回っていた時には見えなかった御嶽山が迫力だった。馬の背を歩いているあいだ、御嶽も北アもよく見えていたが、陽が高くなるにつれて雲がわいて見えなくなってしまった。
駒ヶ岳山頂は平日にもかかわらずそれなりの人出。展望は残念ながら雲で隠れてしまったが、にぎやかだった。あとは降りるだけ。中岳は巻かずに通り、八丁坂を下り、時間もあるので剣ヶ池の方を回って花畑を巡回し、千畳敷駅に到着。〆にラーメンを食べ、おみやげを買い、ロープウェイで下山。帰りはこまくさの湯で汗を流した。こんなにゆっくりできた紅葉登山は初めてだった。また行こう。
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