千畳敷〜檜尾岳〜熊沢岳〜空木岳〜菅の台
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 2,909m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
梅雨が早々に明けるなんて考えもしてなかった…
適当に週の中間に有給休暇を取ったしもうた…
明日は晴天の予報…平日→晴天→登山…山好きがこの条件で
出かけなければ後悔が残るのみや。
って、ことで7/19早朝4:00に自宅豊田市を出発!
新愛車アクアで一路駒ヶ根市へ
以前から考えていた木曽駒ロープウェイを利用しての
空木岳への日帰り縦走へGO!
確か平日の菅の台からのバス始発は6時くらいだったはずって
記憶だけで高速をノンビリドライブ。
朝焼けを見ながら…うと…うと……ぐぅ〜…はっ!!!
ヤバイ寝てもた!仕事で心身共に疲れてる〜
サービスエリアでブラックコーヒーを2缶買って飲んで
手洗いで鬼洗顔、顔面に自爆平手打ちを5往復…何とか目が覚めた…ホッ…
ものの90分で駒ヶ根I.Cに到着し、菅の台バスセンター駐車場に駐車。
時計は5:55で始発まで10分少々、片道チケット買って待機。
「あれ?」バスの停留所に10人くらいしかおらんの〜
さすが平日やね〜ピーク時の鬼行列が幻のようや。
楽々バスに乗車し40分チョイでロープウェイ駅→
ロープウェイ乗って数分で千畳敷到着〜
駅建屋を出ると「ドカ〜ン!!」と快晴の千畳敷カールが迫ってきます!
待ってました〜これですよ!これ!夏山万歳!!
いつまでも眺めていたいが今日の行程はヘビー…
記念撮影する観光客の脇をすり抜け一路極楽平へ
朝日を浴びながら、景色を楽しみながら登れます〜
最近の急な酷暑のせいか雪渓はほぼ消滅しているが、
気温12℃の中を清々しく前進し極楽平に到着し、本日の目標:空木岳を確認…
「……遠いね…わかっちゃいるけど…遠いね…」
ここまで来たら泣き言を言ってられないんで、
稜線鬼歩き始動!!ストックを駆使して距離を稼ぎます!
稜線歩きはいいですね〜、どっちの展望も最高!
右に御嶽山、左に南アルプスいいですね〜
天気は相変わらず晴天…ってかキツイぞ日差し…
まだ、8時前…日焼けがヤバイことになる前に予防せねば!
オッサンもお肌の手入れに余念はないのだ〜
日焼け止めを何重にも塗り重ね、今は亡きマイケル張りの
色白おっさんと化して、今度は檜尾岳へGO!
檜尾岳からの展望も申し分なし!写真をバシャバシャ撮っていて
気付いたが…空木岳はまだまだ遥か彼方…
ヤバイ、先を急ごう…登っては下りを何度も繰り返し熊沢岳を制覇。
その後、大きく下った先に木曽殿山荘出現。
って、ことは眼前に迫るは空木岳ですね…これ程歩いてきた末の
この登り返し…キツい〜
けど、まともな登りはもう最後と考えたら全然平気!
巨岩、奇岩の隙間を縫いながらようやく空木岳山頂到着!
山頂は俺だけ…お〜、独り占めや〜贅沢〜
360°の展望を写真と記憶に焼付けた後にお湯を沸かして
カップ麺の準備。
早く沸騰せんかな〜ってワクワクして待ってる俺の首が
ヒリヒリの激痛に…
さすが高所の紫外線…ハンパね〜…
首の痛みをこらえつつカップ麺をすすってると
突然現れたヒュッテの小屋番のおじちゃんが親切にも
空木岳の魅力について色々語ってくれた。
おじちゃんおススメのヒュッテのテラスからの展望は
素晴しかった!!一度は小屋泊して夕焼けに赤く染まった山を
見てみたと心底思った。
あっ…もう12時過ぎてる…下調べによると空木岳下山道は鬼程長いとの噂…
念には念を入れて早めに下山開始。
確実に2000mは下らないと菅の台には着かないはず…ハードや…
とにかく下山で注意するのは滑落事故の多いヤセ尾根です。
梯子、鎖場の連続を安全にユックリと下りれば後はタラ〜っとした
散策路の下り…変にタラ〜っと下るんで距離は稼げても全然標高が
下がらない…オ〜イ…すでに10キロは歩いたけどまだ標高1500m…
恐るべし空木岳下山道…
途中、菅の台への道を間違え余分に2キロほど歩かされたが
無事に15:30愛車の待つ菅の台駐車場に到着!!
まだ、太陽が高いうちに「こぶしの湯」につかり、湯船の中でぼけ〜っと
充実感を噛み締め、ソースカツ丼を掻き込んだ後、
ブイ〜ンと高速をかっ飛ばし家路に着きました。
自己満足なんだろうけど、こういう時間の使い方が
贅沢っていうんだろうなって改めて感じる登山旅でした!
さあ!来月は北アルプス縦走が待っている!
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