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Yamareco

記録ID: 214836
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

劔岳 早月尾根登山♪

2012年08月11日(土) [日帰り]
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GPS
08:25
距離
14.0km
登り
2,316m
下り
2,310m

コースタイム

3:10 登山口
5:50 早月小屋
5:55 発
8:00 劔岳山頂
8:10 発
9:40 早月小屋
10:00 発
11:35 登山口

天気予報の関係と夜から予定があったので急ぎめに歩いています
天候 AMは曇り時々晴れ
昼前から雨
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
0時頃に馬場島駐車場に到着。
空きはまだあったようでした。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にありません。
雪渓は1か所のみ。問題ない箇所です。
岩場のクサリや落石には注意が必要です。
登山口です
「試練と憧れ」有名すぎる石碑です
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「試練と憧れ」有名すぎる石碑です
早月尾根は200m標高を上げるごとにプレートが設置されています。
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早月尾根は200m標高を上げるごとにプレートが設置されています。
途中、湿地になっている箇所ではモミジカラマツや
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途中、湿地になっている箇所ではモミジカラマツや
イワイチョウも。薄暗くてなかなかピント合わず;
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イワイチョウも。薄暗くてなかなかピント合わず;
ムラサキコマノツメかな
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ムラサキコマノツメかな
こんな感じの場所でした。昨年来たときはまだ雪だったはず。
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こんな感じの場所でした。昨年来たときはまだ雪だったはず。
早月小屋へ。上部はガス・・・
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早月小屋へ。上部はガス・・・
小屋すぐ上は雪解け遅くキヌガサソウも。さすがにこの時期は雪はなかったですが。
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小屋すぐ上は雪解け遅くキヌガサソウも。さすがにこの時期は雪はなかったですが。
ハイマツ帯を登ります
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ハイマツ帯を登ります
時折ガスが晴れたりまた曇ったりを繰り返しています
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時折ガスが晴れたりまた曇ったりを繰り返しています
オヤマリンドウのつぼみが膨らみ始めています。もう秋も近いですね。
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オヤマリンドウのつぼみが膨らみ始めています。もう秋も近いですね。
こちらはトウヤクリンドウ
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こちらはトウヤクリンドウ
所変わって雪解け遅い箇所ではチングルマが見頃
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所変わって雪解け遅い箇所ではチングルマが見頃
ミヤマダイモンジソウも所々で群生して咲いています
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ミヤマダイモンジソウも所々で群生して咲いています
クルマユリ。今年はたくさん見ましたが間もなく終盤
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クルマユリ。今年はたくさん見ましたが間もなく終盤
徐々に日がさしてきます
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徐々に日がさしてきます
タカネマツムシソウや
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タカネマツムシソウや
ウメバチソウが咲くと秋を感じます
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ウメバチソウが咲くと秋を感じます
クロトウヒレンも開花。個人的には花より蕾の方が綺麗。
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クロトウヒレンも開花。個人的には花より蕾の方が綺麗。
ミヤマトリカブトもすっかり満開に。
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ミヤマトリカブトもすっかり満開に。
ミネウスユキソウがちらほら。
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ミネウスユキソウがちらほら。
オタカラコウの群生している箇所もありました
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オタカラコウの群生している箇所もありました
ミソガワソウは終盤
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ミソガワソウは終盤
立山方面に日が当たっています!
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立山方面に日が当たっています!
タカネシオガマ。
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タカネシオガマ。
ライチョウ♀とご対面。子どもは2羽だったかな。
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ライチョウ♀とご対面。子どもは2羽だったかな。
残り700mの標識。ここからが長いのです。
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残り700mの標識。ここからが長いのです。
ここからはガスが晴れれば山頂まで見えるはずですが・・
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ここからはガスが晴れれば山頂まで見えるはずですが・・
ヨツバシオガマ。このあたりは花色が濃い気がします。気のせい?
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ヨツバシオガマ。このあたりは花色が濃い気がします。気のせい?
次第にガスは晴れていきます
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次第にガスは晴れていきます
チングルマ果穂と雪渓。水滴が涼しげ。
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チングルマ果穂と雪渓。水滴が涼しげ。
稜線に出ると風は強くなります
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稜線に出ると風は強くなります
すっかり終盤なお花畑。タカネヤハズハハコ、エゾシオガマ、ミヤマコウゾリナ、ミヤマアキノキリンソウetc・・
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すっかり終盤なお花畑。タカネヤハズハハコ、エゾシオガマ、ミヤマコウゾリナ、ミヤマアキノキリンソウetc・・
チングルマとうっすら青空
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チングルマとうっすら青空
ここから始まる長いクサリ場を幾つか越えると別山尾根との合流点に出ます
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ここから始まる長いクサリ場を幾つか越えると別山尾根との合流点に出ます
クモマグサがちらほら。
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クモマグサがちらほら。
山頂方面に後光がさしてる!
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山頂方面に後光がさしてる!
ミヤマオダマキもまだまだ健在
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ミヤマオダマキもまだまだ健在
ハクサンイチゲや
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ハクサンイチゲや
チシマアマナもごく僅かですが咲き残っています
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チシマアマナもごく僅かですが咲き残っています
クサリ場を登り切ると
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クサリ場を登り切ると
別山尾根が見下ろせます
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別山尾根が見下ろせます
そして間もなくして山頂へ
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そして間もなくして山頂へ
結構な混雑。剣山荘からの登山者が多いかと思います
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結構な混雑。剣山荘からの登山者が多いかと思います
北方稜線もよく見えています
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北方稜線もよく見えています
山頂の祠です。青空が見えてよかった。
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山頂の祠です。青空が見えてよかった。
立山は残念ながら晴れることはありませんでした
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立山は残念ながら晴れることはありませんでした
少し休んで下山に向かいます
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少し休んで下山に向かいます
遥か下まで続く早月尾根。
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遥か下まで続く早月尾根。
遠くに薬師岳と黒部五郎岳でしょうか。
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遠くに薬師岳と黒部五郎岳でしょうか。
朝は閉じていたミヤマリンドウもぽつぽつと咲いていました。
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朝は閉じていたミヤマリンドウもぽつぽつと咲いていました。
振り返って山頂方面。すっかりガスが抜け、再び登りたくなります・・(笑
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振り返って山頂方面。すっかりガスが抜け、再び登りたくなります・・(笑
小窓尾根も。
雪渓を過ぎて2600m地点から。
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雪渓を過ぎて2600m地点から。
2400m地点の手前で山頂の展望とはお別れになります。
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2400m地点の手前で山頂の展望とはお別れになります。
雲が湧きあがってきます。やはり予報通り午後から崩れてくるのでしょうか。
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雲が湧きあがってきます。やはり予報通り午後から崩れてくるのでしょうか。
早月小屋が見えてきます。小屋で朝昼飯休憩。
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早月小屋が見えてきます。小屋で朝昼飯休憩。
行きは蕾だったニッコウキスゲも花開いていました
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行きは蕾だったニッコウキスゲも花開いていました
こちらはアカモノ。名前の由来は・・見てのとおりですね。
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こちらはアカモノ。名前の由来は・・見てのとおりですね。
コキンレイカ。
ノリウツギの花が密集している箇所がありました。
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ノリウツギの花が密集している箇所がありました。
土のうの階段。土のうって滑らなくてすたすたと降りれて快適です。
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土のうの階段。土のうって滑らなくてすたすたと降りれて快適です。
スギの大木を何本か見ます。
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スギの大木を何本か見ます。
地味な花を一つ。ヌスビトハギです。良く見ると可憐な花です。
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地味な花を一つ。ヌスビトハギです。良く見ると可憐な花です。
こちらはオトコエシ。もちろんオミナエシ科ですよ。
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こちらはオトコエシ。もちろんオミナエシ科ですよ。
最後の急下りを過ぎると無事に登山口に戻ってきました
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最後の急下りを過ぎると無事に登山口に戻ってきました
登山口のモニュメント。
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登山口のモニュメント。
馬場島駐車場からの展望。
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馬場島駐車場からの展望。
山荘前でネジバナを発見。
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山荘前でネジバナを発見。
帰りはみのわ温泉で入浴。夜から東京で予定があったので急いで入浴、急いで移動の忙しい一日となりました。
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帰りはみのわ温泉で入浴。夜から東京で予定があったので急いで入浴、急いで移動の忙しい一日となりました。

感想

日帰りで早月尾根をピストンしてきました。

このルートは昨年7月中旬に一度登っており、今回は時期をずらして登ってみることにしました。
(今年の7月前半は雪が多ったり天気悪かったりで厳しかったのもあります)

金曜日に自宅を出発し、日付が変わるころの到着。
まだ駐車場には空きがあったようでした。

3時前まで睡眠とって準備して出発。
前回は明るくなってからの出発でしたが、今回は出来るだけ早くに降りて来たかったこともあり早めの出発。
早い時間の方が人少ないし、涼しいし歩きやすいですしね。

標高2000mあたりで明るくなり、ヘッデンを消して歩きます。
下草は丁寧すぎるくらい綺麗に刈り払われているので、歩きやすいですが花はほぼありません。(時期的にも)
そのため写真撮るのに立ち止まることもなく、早月小屋まではほぼノーストップ。荷物は一度も降ろさずに登ります。

早月小屋手前で団体さんとすれ違ったほかは下山者はなし。
小屋泊者はあとは登りのようです。

小屋で小休止し、後半の登りに入ります。
雪解け遅い箇所は花がまだまだ見られますが、全体的には終わりに近づいています。
もうすっかり秋の気配漂うシーズンとなってきました。

この頃まではガスがだいぶかかっていましたが、登りとともに次第に抜けていきます。
山頂方面を正面に見据えるポイントが何箇所かありますが、近づくにつれて視界も明瞭となってきます。

長いクサリ場を何か所か過ぎると別山尾根との合流点に着きます。
尾根はすっかり見渡すことが出来、多くの人が張り付いているのが見えます。
少し登ると間もなく山頂です。

山頂は結構な混雑で、30人かそれ以上はいたように思いました。
ちょうど山頂上空は雲が少なく、周りの山のピークは見えなかったものの、遠方まで見渡すことができる程に視界は広がっていました。
立山の予報は曇り一時雨となっていたので、予想していたよりは天気が良くて何より。
しばし休憩して下山に入ります。

下山途中、さらに雲が抜けてゆき、遠くには薬師岳と黒部五郎岳も見て取れました。
劔の山頂も下からよりはっきりと見えることが出来、また登りなおしたい気にもなります。
しかし、午後から崩れる予報。油断してはいけません。

早月小屋で行動食を摂り、少し休んで再び急下りに入ります。
この時間帯になると、結構な数の登山者が登り途中でした。
暑い時間帯なので皆さん汗びっしょり。もちろん私も汗だくの中での下山です。

標高1000mあたりで小雨が降りはじめました。
残り距離は短く、樹林帯でほとんど濡れることはなかったのでまあ良かったかなと思います。

最後の急下りを終えると無事に登山口へ。
駐車場でのんびり写真を撮っていたら服の上から含めて思いっきり虫に刺されました。ズボン上からだけで5箇所も・・(気付けよ!)

帰りに温泉に立ち寄って、長距離を移動。
予定よりも早い時間に下山することが出来、大きなお盆渋滞にも巻き込まれずに済みました。
この日は夜から東京で飲む予定だったので、忙しい1日になりました。

8月も間もなく折り返しに入り、山の上では秋の気配も至る所で感じられるようになりました。
ここからは、咲き遅れた花を追い掛け、色づき始めた草木の紅葉を追い掛ける登山になっていきます。

夏山シーズンなんて毎年本当にあっという間に過ぎてしまいますね。

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