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積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根ピストン)
2020年01月11日(土) [日帰り]
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 11:48
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 2,426m
- 下り
- 2,426m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 11:48
15:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝4時到着時は10台程度でしたが、下山時はアスファルト部分がほぼ満車でした。 本日現在は国道からノーマルタイヤで行かれるコンディションでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【尾白川渓谷駐車場⇔刃渡り】 1628地点あたりで残雪、凍結が現れます。往復ともチェーンスパイクを履きました。ここより下は落葉の堆積なのですがこれが意外と曲者で(特に下り)、3回スリップで転びました。 【刃渡り⇔五合目】 薄い残雪が凍結しています。 往復ともチェーンスパイクが有効でした。 【五合目⇔七丈小屋】 ハシゴ、階段はすべて出ていて夏と同様に歩けます。登山道は積雪および凍結あり、小屋前で雪の量が増えます。私はハシゴなどの取り回し優先してチェーンスパイクで歩きましたが、すれ違う方々はアイゼンを装着されている方が多かったです。 【七丈小屋⇔甲斐駒ヶ岳】 完全な雪山です。ピッケル、アイゼンの装備および伴う技術が必要です。 今日はある程度の圧雪、トレースも明確にあったので比較的楽に歩けましたが、新雪が積もったりトレースがなかった場合、難易度は一変します。 最新の情報を入手&時間に余裕をもって歩かれることをお勧めします。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
水筒(保温性)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
ツェルト
カメラ
ヘルメット
|
---|
感想
自分の中で存在感が大きく、思い入れも強い山「甲斐駒ヶ岳」。昨年に続き新年の登り始めはこの山にしました。
午前4時に竹宇駒ヶ岳神社を出発、落葉の積もった登山道を登っていきます。昨年よりやや早いタイミングで積雪・凍結が現れ、ここからはチェーンスパイク装着。
刃渡りで東の空がきれいな赤紫に染まり、頂上での好天を期待します。黒戸山を越えて五合目へ、林を抜けると目指す甲斐駒の姿に会えました。
台風での崩落部分が補修されたハシゴを進み、やがて七丈小屋へ。コーヒーを淹れて、アイゼン、ピッケル、ヘルメットと装備を整えます。小屋から上は一気に雪が増えます。何度も息を整えながら急斜面のトレースを辿ります。烏帽子岩下のルンゼではピッケル・アイゼンワークを実践しました。
小屋から山頂まで出会った方は2人のみ(男性ソロさんと女性ソロさん)、登頂時は貸し切りでした。たった一人の頂上で彼方の山々を眺めます。昨年登った思い出深い山、今年登りたい山・・・
青空の下、360°の眺望を満喫。
2020年のいいスタートになりました。
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新年山行、お疲れさまでした。
昨年のレコに感化され、私も行かせて頂きましたが、私の中でも存在感大の山です。
黒戸尾根からのぼる甲斐駒ヶ岳は格別ですね。
台風の影響が心配されましたが、無事補修され、作業に携われた方々に感謝ですね。
xyzJINさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですよね、私もxyzJINさんも冬の甲斐駒挑戦からもう1年ですね。
黒戸尾根を初めて登った時は烏帽子岩から望む光景に涙が出てきました。それまで登っていた山とは違う大きさ、厳しさ、圧倒的な存在感は今でも変わりません。
五合目跡のハシゴ下は思った以上の崩落(台風の威力を感じました)でしたが、登山者のことを考えた親切・丁寧な修繕がされていました。本当にありがたいですね。
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