遙かな尾瀬と至仏山
- GPS
- 08:13
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,217m
- 下り
- 1,214m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:29
天候 | 7月2日 曇り(ガス)時々晴れ 7月3日 曇り(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは、バスで上毛高原駅まで行き、新幹線で東京周り帰りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースはすごく整備されています。 至仏山は、蛇紋岩が多く、滑りやすいです。 鳩待峠から富士見田代へ向かうルートは、本当に人が少なく、景色を独り占めできるようなルートです。 オススメです。 富士見田代から竜宮十字路への下りがかなり急で降りにくかったです。 温泉は、戸倉にある、尾瀬ぶらり館に入浴しました。 お湯は硫黄のにおいがする良いお湯でした。 でも、日帰り入浴施設にビールがないって、生殺しのような殺生な目に遭いました。 良いお湯だし、新しい良い設備なので、せめてビールの自販機だけでも置いてほしかった。 あと、山と渓谷社のガイドブックを持って行きましたが、至仏山の標準コースタイムは、ちょっと短すぎのような気がしました。 コースタイム通りでも、追い抜きまくりだったので。 尾瀬ヶ原はあんなもんかなと思うんですけどね。 |
写真
感想
最初は、尾瀬に行き、燧ヶ岳に登って尾瀬沼を見て、尾瀬ヶ原を通って至仏山を制覇するという、贅沢なことがしたいと思っていたのですが、どう考えても関西から土日だけでできるとは思えないので、とりあえず、尾瀬ヶ原と至仏山を目指すことにしました。
至仏山は7月1日以降しか登れないということなので、7月2日、3日の土日にこの山行を設定しました。
アプローチは、鳩待峠にしました。
でも、ただ、山の鼻に降りていってもおもしろくないなぁと思っていたので、鳩待峠から、横田代、アヤメ平を回って、竜宮十字路から山の鼻に入り、2日目は、山の鼻から至仏山に登っていくことにしました。
横田代方面には、鳩待峠から登りになります。
しばらくは樹林帯を通っていきますが、30分か40分ほど歩くと、いきなり視界が広がります。
そこがどうやら横田代のようです。
タテヤマリンドウやヒメシャクナゲがとても綺麗で、このルートを選択したことを正解だと思ったわけです。
横田代は傾斜湿原ということで、斜面が湿原になっていました。
これがなかなかいい感じで、斜面に緑の湿原と池塘が散在していて、所々、タテヤマリンドウなんかが咲いているという、ある意味、楽園チックな風景でした。
横田代からさらに登って、中原山を通り、アヤメ平に着きます。
アヤメ平は、ガスで視界はあまり良くはありませんでしたが、それがかえって幻想的に見えたりもしました。
富士見田代では、逆さ燧が見えたらラッキーでしたが、残念ながら、見えませんでした。
富士見田代から竜宮十字路までの下りが一番しんどかったかな。急坂で、岩もおおきく、膝にジャブを打たれているかのようでした。
尾瀬ヶ原では、ワタスゲが満開で、すごかったです。基本的に曇り空でしたが、時々日が射して、池塘に木が映ったりして、すごく綺麗でした。
尾瀬ヶ原や横田代は、なんか、すごく単純な風景だけど奥が深い、そんな感じでした。
7月3日は至仏山に登りました。
空模様が曇りで、尾瀬ヶ原の天望が霞み気味ではありましたが、花がすごかったです。
オゼソウも見れたし、ウスユキソウ(ホソバヒナウスユキソウかな)も満開だったし、花の山というだけのことはありました。
そのほか、サクラソウが咲いていたり、チングルマやクモイイカリソウとかも咲いていました。
1カ所、ミヤマザクラも咲いていて、7月になって桜が見れるとは思いませんでした。
頂上の少し下あたりからのお花畑は絶景です。
今回、1日目は、尾瀬ヶ原を回るのに、わざわざ横田代経由にしました。最初書いたとおり、ただ単に降りていくのも芸がないなぁと思っただけなんですが、人が少ない、静かな山を堪能できました。7月はじめの土日の割には、尾瀬ヶ原もそんなに人が多いわけでもなく、全体的に、のんびりと歩けたともいます。
あと、どうも、尾瀬ヶ原は、少し雨が降っていたみたいで、横田白を回ったから雨に当たらなかったのも、ラッキーだったのかもしれません。
尾瀬は、関西からは非常に遠く、アクセスしにくいですが、やはり、歌にも詠われるくらいですから、さすがに、いいですね。
人が多いときは、ちょっとごめん被りたいですが、こんな感じで、のんびり行けるのなら、最高です。
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