ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2281588
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
札幌近郊

定山渓から中山峠へ 長尾山〜喜茂別岳縦走

2020年03月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:38
距離
31.0km
登り
1,666m
下り
1,127m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:55
休憩
0:44
合計
8:39
7:41
43
定山渓神社前BS
8:24
8:24
16
8:40
8:40
22
9:02
9:02
100
10:42
10:49
52
11:41
11:41
4
11:45
11:46
37
12:23
12:46
37
13:23
13:23
32
13:55
14:08
30
14:38
14:38
68
15:46
15:46
18
16:04
16:04
15
16:19
16:19
1
16:20
ゴール地点
EK度数
定山渓〜長尾山 22.5+10% (13km, 0.95km, 0.0km, 硬雪)
長尾山〜喜茂別岳 17.5+10% (9km, 0.55km, 0.60km, 氷化した雪)
喜茂別岳〜中山峠 13+10% (9km, 0.15km, 0.50km, 硬雪〜腐れ雪)
( )は左から行動距離、累積↑、累積↓、積雪状態で、累積↑↓は等高線読みの概算
EK度数=距離[km]+(累積↑[km]×10)+(累積↓[km]×5)
+○%は積雪状態を考慮した割増
EK度数/脚力=おおよその行動時間
脚力は夏道で距離1km or 上り100m or 下り200mを1とした1時間あたり行動量で標準は4程度。
天候 お昼は薄曇りでしたが、それ以外は晴れ。無意根山付近ではやや風あり
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:
地下鉄真駒内駅より定山渓温泉行(じょうてつバス、12系統)
朝一は7:00、温泉街までは45分程度
帰り:
道南バス(洞爺湖温泉〜札幌)、中山峠BSより札幌駅まで
中山峠発は18:25、薄別まで670円、札幌駅まで1500円
電話にて要予約(名前、連絡先、乗降車バス停が必須事項)で前日までに行うことを推奨。当日は当該バス発車まで予約可
上記バスは17:05に始発BSを発車します。
コース状況/
危険箇所等
長尾山〜喜茂別岳までは比較的カリカリの雪面
喜茂別岳〜中山峠は時間帯と気温の影響で腐り気味の雪質になりました。
その他周辺情報 時間を持て余したときは、峠の茶屋または望羊中山でのんびりできますが、
17:30くらいで閉店となります。
バス停から100mほど札幌よりの開発局公共駐車場の建物(トイレあり)で
寒さをしのぐことができます。
今日は定山渓から中山峠を目指します。すでにバスは予約済みで後には引けません。
2020年03月29日 08:09撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 8:09
今日は定山渓から中山峠を目指します。すでにバスは予約済みで後には引けません。
薄別登山口
2020年03月29日 08:22撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 8:22
薄別登山口
宝来沼。奥に見えるピークは小川峰
2020年03月29日 08:39撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 8:39
宝来沼。奥に見えるピークは小川峰
雪が緩む前にできるだけ進みたいですね。
2020年03月29日 08:52撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 8:52
雪が緩む前にできるだけ進みたいですね。
順調に進み、第2ゲートを通過。
2020年03月29日 09:02撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 9:02
順調に進み、第2ゲートを通過。
斜面の雪が消えて、春が近いことを感じさせます。
2020年03月29日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 9:14
斜面の雪が消えて、春が近いことを感じさせます。
宝来小屋手前の沢のところから、長尾山を目指します。
2020年03月29日 09:20撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 9:20
宝来小屋手前の沢のところから、長尾山を目指します。
案内はないですが、それほど迷いやすいところはありません。
2020年03月29日 09:42撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 9:42
案内はないですが、それほど迷いやすいところはありません。
2020年03月29日 09:47撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 9:47
柳沢(札幌150峰)に寄り道。
テープの巻かれた木のあたりが一番高いところに思えます。
2020年03月29日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 10:03
柳沢(札幌150峰)に寄り道。
テープの巻かれた木のあたりが一番高いところに思えます。
長尾山まで北側が落ち込む地形で、北側の見晴らしがいいです
2020年03月29日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4
3/29 10:04
長尾山まで北側が落ち込む地形で、北側の見晴らしがいいです
うまく尾根をたどれば、小川峰まで行けるでしょう。
2020年03月29日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 10:05
うまく尾根をたどれば、小川峰まで行けるでしょう。
長尾山を目指します。
2020年03月29日 10:06撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 10:06
長尾山を目指します。
真正面に取りつきポイントが見えてきました。
2020年03月29日 10:16撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 10:16
真正面に取りつきポイントが見えてきました。
余市三山(余市、朝里、白井)
2020年03月29日 10:19撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3
3/29 10:19
余市三山(余市、朝里、白井)
まだ少し距離がありますが、ここを登り切れば、すぐに長尾山です。
2020年03月29日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 10:28
まだ少し距離がありますが、ここを登り切れば、すぐに長尾山です。
白井岳〜定山渓天狗岳
2020年03月29日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 10:31
白井岳〜定山渓天狗岳
羊蹄山がしっかり出てくれています。
2020年03月29日 10:43撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3
3/29 10:43
羊蹄山がしっかり出てくれています。
白井岳に到着。ここから喜茂別岳までが今日のメインです。
2020年03月29日 10:44撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 10:44
白井岳に到着。ここから喜茂別岳までが今日のメインです。
無意根山を視界にとらえ、ちょっと休憩。
2020年03月29日 10:44撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 10:44
無意根山を視界にとらえ、ちょっと休憩。
東に見える札幌岳や狭薄山は薄曇でいまいち
2020年03月29日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 11:05
東に見える札幌岳や狭薄山は薄曇でいまいち
馬の背はすんなり通過できそうです。
2020年03月29日 11:08撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 11:08
馬の背はすんなり通過できそうです。
ちょっと振り返っての山々
手前はわずかに雪崩の跡が
2020年03月29日 11:10撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 11:10
ちょっと振り返っての山々
手前はわずかに雪崩の跡が
余市岳とぐるっと回りこむ尾根道
2020年03月29日 11:23撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 11:23
余市岳とぐるっと回りこむ尾根道
余市三山と定山渓天狗岳
2020年03月29日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 11:28
余市三山と定山渓天狗岳
モンスターもかなり崩壊して、中の木々が見え始めています。
2020年03月29日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 11:31
モンスターもかなり崩壊して、中の木々が見え始めています。
随分と発達した雪庇
2020年03月29日 11:35撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 11:35
随分と発達した雪庇
このあたりで進行方向奥に山頂が見えてきました
2020年03月29日 11:41撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 11:41
このあたりで進行方向奥に山頂が見えてきました
無意根山。やっぱり羊蹄山を背景に
2020年03月29日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
4
3/29 11:45
無意根山。やっぱり羊蹄山を背景に
積丹方面の山々
2020年03月29日 11:46撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 11:46
積丹方面の山々
休憩は次の中岳で。先へ進みます。
2020年03月29日 11:47撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 11:47
休憩は次の中岳で。先へ進みます。
中岳、並河岳、喜茂別岳は標高を落として、ちょっと上り返すの繰り返しになります。
2020年03月29日 11:50撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 11:50
中岳、並河岳、喜茂別岳は標高を落として、ちょっと上り返すの繰り返しになります。
笹やハイマツが少し頭を出しています。
もうしばらくたつと踏み抜きやすくなりそうです。
2020年03月29日 11:59撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 11:59
笹やハイマツが少し頭を出しています。
もうしばらくたつと踏み抜きやすくなりそうです。
中岳の特徴的な地形が見えてきました。
山頂近くに10名くらいいるようです。
2020年03月29日 12:15撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 12:15
中岳の特徴的な地形が見えてきました。
山頂近くに10名くらいいるようです。
そろそろっと東側から登頂しました。
2020年03月29日 12:27撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 12:27
そろそろっと東側から登頂しました。
再び、積丹方面の山々。西側から青空が広がりつつあります。
2020年03月29日 12:28撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 12:28
再び、積丹方面の山々。西側から青空が広がりつつあります。
写真を撮りつつ昼休憩。
2020年03月29日 12:35撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 12:35
写真を撮りつつ昼休憩。
この時間帯、しっかりとしたハロが出ていました。
2020年03月29日 12:42撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 12:42
この時間帯、しっかりとしたハロが出ていました。
中岳を後にして、ここからは未経験ルート。
2020年03月29日 12:48撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 12:48
中岳を後にして、ここからは未経験ルート。
地形図のとおり、西側が切れ落ちています。
東に進み、まわりこむように標高を下げます。
2020年03月29日 12:53撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 12:53
地形図のとおり、西側が切れ落ちています。
東に進み、まわりこむように標高を下げます。
今日は羊蹄山ばっかり撮ってますね。
2020年03月29日 12:56撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 12:56
今日は羊蹄山ばっかり撮ってますね。
いやらしい地形を通過し並河岳付近まできました。
後ろを振り返って、地形を復習。
2020年03月29日 13:20撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 13:20
いやらしい地形を通過し並河岳付近まできました。
後ろを振り返って、地形を復習。
並河岳の山頂付近は、ふみ抜きまで行かないもののハイマツがかなり出ています。
2020年03月29日 13:21撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 13:21
並河岳の山頂付近は、ふみ抜きまで行かないもののハイマツがかなり出ています。
ラストの喜茂別岳。時間はたっぷりあります。
2020年03月29日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 13:27
ラストの喜茂別岳。時間はたっぷりあります。
並河岳から下ったところ。これといった下りポイントがわかりづらく、すべるようにここまで。
2020年03月29日 13:34撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 13:34
並河岳から下ったところ。これといった下りポイントがわかりづらく、すべるようにここまで。
先に見えた尾根を直登気味に取り付き、尻別岳と羊蹄山。
2020年03月29日 13:49撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 13:49
先に見えた尾根を直登気味に取り付き、尻別岳と羊蹄山。
喜茂別岳に到着。さっき通過した無意根山〜並河岳をバックに
2020年03月29日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 13:56
喜茂別岳に到着。さっき通過した無意根山〜並河岳をバックに
右手前のピークが小喜茂別岳。
2020年03月29日 14:04撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 14:04
右手前のピークが小喜茂別岳。
時間はたっぷりありますが、しっかり歩ききります。
しばらくは東へ
2020年03月29日 14:20撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 14:20
時間はたっぷりありますが、しっかり歩ききります。
しばらくは東へ
ちょっと日が翳って、無意根山にも影ができ始めてます。
2020年03月29日 14:39撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 14:39
ちょっと日が翳って、無意根山にも影ができ始めてます。
このアンテナが途中のチェックポイント。
林道コースへは行かず、北東からぐるっと寄り道します。
2020年03月29日 15:01撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 15:01
このアンテナが途中のチェックポイント。
林道コースへは行かず、北東からぐるっと寄り道します。
北東に向かい、このあたりがポン山(925m標高点)のようですが、目印はついていないようです。
2020年03月29日 15:21撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 15:21
北東に向かい、このあたりがポン山(925m標高点)のようですが、目印はついていないようです。
南東へ延びる尾根伝いに歩いて、風来山
2020年03月29日 15:46撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 15:46
南東へ延びる尾根伝いに歩いて、風来山
緩やかな下り、木々も少なめで見晴らしがいいです。
2020年03月29日 15:49撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 15:49
緩やかな下り、木々も少なめで見晴らしがいいです。
右から回り込んで奥に見えるのが、今日最後の寄り道ポイント。
2020年03月29日 15:53撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 15:53
右から回り込んで奥に見えるのが、今日最後の寄り道ポイント。
問題になるところはなく、今日最後のピークとなる境岳
2020年03月29日 16:05撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 16:05
問題になるところはなく、今日最後のピークとなる境岳
漁・小漁も見えて、なかなかの見晴らしのよさ。
2020年03月29日 16:06撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 16:06
漁・小漁も見えて、なかなかの見晴らしのよさ。
尾根を下れば、建物が見え始めゴール間近。
林道入り口に出て、中山峠に到着。
2020年03月29日 16:18撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3/29 16:18
尾根を下れば、建物が見え始めゴール間近。
林道入り口に出て、中山峠に到着。
だいぶん時間を余したので、しばらくのんびりできます。
2020年03月29日 16:34撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
3/29 16:34
だいぶん時間を余したので、しばらくのんびりできます。
せっかくなので日没写真を
2020年03月29日 17:55撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5
3/29 17:55
せっかくなので日没写真を
2020年03月29日 18:05撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
3/29 18:05
バスが来る直前まできれいな空でした。
2020年03月29日 18:22撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5
3/29 18:22
バスが来る直前まできれいな空でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ソフトシェルジャケット タイツ ソフトシェルパンツ ズボン(中綿入り) 靴下 ソフトシェルグローブ アウター手袋(中綿入り) 予備手袋 ゲイター マフラー 耳あて 毛帽子 防寒靴 ザック 輪かんじき 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 保険証 携帯 サングラス ストック カメラ

感想

薄別・中山峠を通過するバスがあり、いつかは中山峠から帰る山行も
と思っていましたが、ようやく実行することができました。
早朝便があれば1日楽しんで帰りも、ということができそうですが、
朝一で中山峠に着くのは11:30のため、これでは不十分。
帰りの18:25中山峠停車のバスを狙うしかありません。
ルートは2つ準備していましたが、天気のよさで今回は長尾〜喜茂別ラインとしました。定山渓のバスを降りるのが7:45頃なので、タイムリミットは10時間程度です。

今回のコースはEK度数でみると合計で50台中盤〜後半くらいで、自身の脚力では9時間半くらいが目安になりますが、長尾山までは過去の実績から30分ほど時間を稼げることを見越し、9時間くらいを目標タイムとしました。
ちょっと押してしまったときは、925m峰(ポン山)以降の遠回りコースを林道歩きに切り替えて20〜30分の短縮を見込んでいます。

薄別からの長尾山は宝来小屋手前のヘアピンカーブを沢の東側から取りつきます。
沢に近づきすぎず、北から北西に進めば、北のほうが開けてきます。
今回、柳沢(1023m)へ寄り道し、引き返すように長尾山へ向かいました。
定山渓天狗岳〜余市岳を右手に見ながら、予定よりも若干早く長尾山に到着。
一息入れて、今日のメイン区間へ。

次の無意根山は途中の馬の背をはさみ、緩い上りが続きます。
雪面は氷に近い状態で、かんじきでは若干滑りやすいところもありましたが、難しいところは特にありません。東側に大きく張り出した雪庇に気を付けるくらいです。
思ったより雪が融け、埋もれていた木々も顔を出していて、シーズンの終盤を感じました。1時間弱で無意根山に到着し、ほぼ休まずに中岳へ。
無意根山〜喜茂別岳は、コルまで一度標高を落としてからの上り返しを繰り返します。中岳は直下の崖地形が特徴的で、この日も10名くらい山頂近くで休んでいました。
風通しの良いところはハイマツが頭を出していて、もうしばらくすると踏み抜きやすくなるかもしれません。
丁度お昼を過ぎたので、ここでちょっと長めに休憩し、並河岳以降の未経験ルートに備えます。
中岳の南側は崖が東西に広がっており、地形を頼りに標高を下げて並河岳へ100mほど登り返します。途中の痩せ尾根っぽいところはそれほど気になりませんでした。
このあたりから西側に青空が広がりはじめ羊蹄山もきれいに見えるようになりました。
並河岳から見る喜茂別岳は、尾根が東西に延び、どこに取りつくにも急登は避けづらいように感じます。並河岳からの下りポイントは分かりづらく、ちょっと急なところを強引に下りました。そのまま尾根に取りつけば、ちょっと東に山頂の標識があります。時間も十分あり、ちょっと休んで寄り道しながら中山峠へ向かいました。

喜茂別岳から中山峠へはおおむね東へ進み、途中のアンテナを経由して林道を遠回りするように点在する小ピークをいくつか通過しました。
雪が腐って午前中のように楽に歩ける状況ではありませんでしたが、風来山と境岳では見晴らしのいいところもあり、いい締めになりました。

たっぷり時間を残して中山峠に到着し、日没を眺めつつのんびり休憩しました。
バスを逃すと帰れませんので、体力と時間計画は万全に。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:800人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら