定山渓から中山峠へ 長尾山〜喜茂別岳縦走
- GPS
- 08:38
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:39
定山渓〜長尾山 22.5+10% (13km, 0.95km, 0.0km, 硬雪)
長尾山〜喜茂別岳 17.5+10% (9km, 0.55km, 0.60km, 氷化した雪)
喜茂別岳〜中山峠 13+10% (9km, 0.15km, 0.50km, 硬雪〜腐れ雪)
( )は左から行動距離、累積↑、累積↓、積雪状態で、累積↑↓は等高線読みの概算
EK度数=距離[km]+(累積↑[km]×10)+(累積↓[km]×5)
+○%は積雪状態を考慮した割増
EK度数/脚力=おおよその行動時間
脚力は夏道で距離1km or 上り100m or 下り200mを1とした1時間あたり行動量で標準は4程度。
天候 | お昼は薄曇りでしたが、それ以外は晴れ。無意根山付近ではやや風あり |
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過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
地下鉄真駒内駅より定山渓温泉行(じょうてつバス、12系統) 朝一は7:00、温泉街までは45分程度 帰り: 道南バス(洞爺湖温泉〜札幌)、中山峠BSより札幌駅まで 中山峠発は18:25、薄別まで670円、札幌駅まで1500円 電話にて要予約(名前、連絡先、乗降車バス停が必須事項)で前日までに行うことを推奨。当日は当該バス発車まで予約可 上記バスは17:05に始発BSを発車します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
長尾山〜喜茂別岳までは比較的カリカリの雪面 喜茂別岳〜中山峠は時間帯と気温の影響で腐り気味の雪質になりました。 |
その他周辺情報 | 時間を持て余したときは、峠の茶屋または望羊中山でのんびりできますが、 17:30くらいで閉店となります。 バス停から100mほど札幌よりの開発局公共駐車場の建物(トイレあり)で 寒さをしのぐことができます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ソフトシェルジャケット
タイツ
ソフトシェルパンツ
ズボン(中綿入り)
靴下
ソフトシェルグローブ
アウター手袋(中綿入り)
予備手袋
ゲイター
マフラー
耳あて
毛帽子
防寒靴
ザック
輪かんじき
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
保険証
携帯
サングラス
ストック
カメラ
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感想
薄別・中山峠を通過するバスがあり、いつかは中山峠から帰る山行も
と思っていましたが、ようやく実行することができました。
早朝便があれば1日楽しんで帰りも、ということができそうですが、
朝一で中山峠に着くのは11:30のため、これでは不十分。
帰りの18:25中山峠停車のバスを狙うしかありません。
ルートは2つ準備していましたが、天気のよさで今回は長尾〜喜茂別ラインとしました。定山渓のバスを降りるのが7:45頃なので、タイムリミットは10時間程度です。
今回のコースはEK度数でみると合計で50台中盤〜後半くらいで、自身の脚力では9時間半くらいが目安になりますが、長尾山までは過去の実績から30分ほど時間を稼げることを見越し、9時間くらいを目標タイムとしました。
ちょっと押してしまったときは、925m峰(ポン山)以降の遠回りコースを林道歩きに切り替えて20〜30分の短縮を見込んでいます。
薄別からの長尾山は宝来小屋手前のヘアピンカーブを沢の東側から取りつきます。
沢に近づきすぎず、北から北西に進めば、北のほうが開けてきます。
今回、柳沢(1023m)へ寄り道し、引き返すように長尾山へ向かいました。
定山渓天狗岳〜余市岳を右手に見ながら、予定よりも若干早く長尾山に到着。
一息入れて、今日のメイン区間へ。
次の無意根山は途中の馬の背をはさみ、緩い上りが続きます。
雪面は氷に近い状態で、かんじきでは若干滑りやすいところもありましたが、難しいところは特にありません。東側に大きく張り出した雪庇に気を付けるくらいです。
思ったより雪が融け、埋もれていた木々も顔を出していて、シーズンの終盤を感じました。1時間弱で無意根山に到着し、ほぼ休まずに中岳へ。
無意根山〜喜茂別岳は、コルまで一度標高を落としてからの上り返しを繰り返します。中岳は直下の崖地形が特徴的で、この日も10名くらい山頂近くで休んでいました。
風通しの良いところはハイマツが頭を出していて、もうしばらくすると踏み抜きやすくなるかもしれません。
丁度お昼を過ぎたので、ここでちょっと長めに休憩し、並河岳以降の未経験ルートに備えます。
中岳の南側は崖が東西に広がっており、地形を頼りに標高を下げて並河岳へ100mほど登り返します。途中の痩せ尾根っぽいところはそれほど気になりませんでした。
このあたりから西側に青空が広がりはじめ羊蹄山もきれいに見えるようになりました。
並河岳から見る喜茂別岳は、尾根が東西に延び、どこに取りつくにも急登は避けづらいように感じます。並河岳からの下りポイントは分かりづらく、ちょっと急なところを強引に下りました。そのまま尾根に取りつけば、ちょっと東に山頂の標識があります。時間も十分あり、ちょっと休んで寄り道しながら中山峠へ向かいました。
喜茂別岳から中山峠へはおおむね東へ進み、途中のアンテナを経由して林道を遠回りするように点在する小ピークをいくつか通過しました。
雪が腐って午前中のように楽に歩ける状況ではありませんでしたが、風来山と境岳では見晴らしのいいところもあり、いい締めになりました。
たっぷり時間を残して中山峠に到着し、日没を眺めつつのんびり休憩しました。
バスを逃すと帰れませんので、体力と時間計画は万全に。
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