八ヶ岳-赤岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 1,430m
コースタイム
赤岳山頂-赤岳展望荘-地蔵尾根-行者小屋-南沢-美濃戸山荘-美濃戸口
タイムはラッセル等が多かった為表示しませんでした。合計時間は美濃戸口を午前4時に出発し、戻ってきたのが午後4時ですから12時間かかりました。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは美濃戸口にある八ヶ岳山荘にあります。 登山道状況は雪が付いた為、斜度のある登山道は危険という他ありません。これから増々状況は悪くなるので装備はしっかり持参ですね。 下山後は原村のもみの湯で入浴しました。 料金は¥500です。 |
写真
感想
前日までが悪天候だったので予定していた山行を変更して最終的に八ヶ岳の赤岳へ行ってきました。
当初予定は、南アルプスの仙丈ケ岳か北アルプスの燕岳でしたが、仙丈ケ岳は15日で北沢峠行のバスが運行終了となり、燕岳は登山口の中房温泉までの県道が雪の為通行止めとなり、1日遅らせ赤岳にしました。結果的に1日遅らせ大正解。悪天候の狭間の穏やかな快晴になりました。
前日までの雪の量が心配でしたが、八ヶ岳なら大勢の登山者がいて大丈夫と勝手に決め込んで出掛けました。平日でも数十名は入山されてると・・・
京都を午後10時に出発、美濃戸口に到着したのは翌日午前2時半。八ヶ岳山荘手前の駐車場に入ると何と1台しかありません。それも数日前からあるような雰囲気・・・まさかとは思いつつ登山準備を終え一睡もせず午前4時に出発しました。
北沢から赤岳鉱泉目指し快調に登ります。やはり一人歩きは熊の恐怖との戦いです。何度か引き返し明るくなるのを待とうかと考えましたが、何とか奮い立たして黙々歩きました。赤岳鉱泉手前で明るくなり、山を見上げるとかなり白くなってます。熊の恐怖の次は雪山の恐怖です(笑)。赤岳鉱泉ではテントが一張りあるだけでシーンとしてます。硫黄岳登山者もいないの???おかしいなと思いつつ行者小屋へ向かう。トレースも昨日の雪で消えかかっている。足も膝まで入る所があり大変。段々不安が・・・。
行者小屋に到着。誰もいない!!!テン場にも何もない!!!地蔵尾根取付きは足跡すらない!!!もう笑うしかなし。
行けるところまで行ってダメなら撤退覚悟で登り始めました。鎖、階段が何とか使え、雪の状態も重くなくどんどん登る。2700m手前でアイゼン装着、上部核心部も鎖がそこそこ使えたので非常に助かりました。途中何度かラッセル中に足が攣りそうになりましたが何とか堪え地蔵の頭に到着。ここで登り詰めた充実感と360℃大パノラマの景色が今までの不安を一蹴。
あとは山頂往復するのみ。山頂までも鎖を所々使う事が出来て非常に助かりましたが、吹溜りは股まで入り頂上が遠く感じられる。何とか頂上に到着しすぐさま360℃大パノラマの撮影とセルフでの撮影を終え下山の準備にとりかかる。
頂上から赤岳展望荘までの下りで初めて1人の登山者に会いました。後にも先にもこの方だけでした。
地蔵の頭から行者小屋まで滑落しないよう慎重に下山、何とか無事に行者小屋へ下りれました。南沢ルートで美濃戸口へ向かいましたが、この南沢は北沢に比べて非常に歩きづらく、疲れた足に止めの一撃を喰らわされました(笑)。
最後に絶好の登山日和に登山者のいない八ヶ岳って信じられませんでした・・・。
絶好のお天気
北も南もアルプスの素晴らしい眺望
ありがとうございます
やっぱり雪景色ってきれいですね〜***
P.S いつも私の拙い低山山行に拍手いただき恐縮です パソコンが壊れスマホで拝見してます。
美しい雪山の写真の1つ1つに拍手したいところですが、スマホでは操作上できないのでゴメンなさい。
気持ちは雪景色*雪山の写真全部に拍手です
山には高い低いも無いと思います。
山に向かう気持ちが一番大切だと思うのです。
人それぞれがそれぞれの思いで向かっていく山が一番素晴らしいと・・・
皆さんが行かれた山行で撮られた写真には、色んな思いがあると思います。載せられた写真は皆素晴らしい思いが詰まってると思うので・・・
kuurinさん、いつも見ていただきありがとうございます
金曜に赤岳にこられたのですね。
ちょうど、このぐらいの中途半端な冬山は、八ヶ岳も登山客がもっとも減るシーズンかと思います。夏の登山客はもう来ないし、冬の登山客が来るのはもうちょい積もってからです。しかも平日。
素晴らしい天気で赤岳を堪能されてなによりです。お疲れ様でした。
信州はもう完全に冬山でしすね!
すばらしいの一言です!
それにしても快晴の絶好の登山日和、
いい時に行かれましたね!
初冬の八ヶ岳赤岳登頂おめでとうございます。
しばらく山に行かれていなかったので気になっていたのですが・・
素晴らしいお天気に恵まれましたね。
ずるーい
って気分ですよ
撮影した山々全てが微笑んでいるようです。
こんな風景にいつか出会いたいものです。
八ヶ岳お疲れ様でした。
久しぶりの山行でしたが、相変わらずハードですね。
こちらは秋を楽しんでいる間に、一気に冬を楽しんでますね。
うらやましい。
同じ金曜日に登山してたようですが、私のガッツリ歩きよりもっと歩いて満足でしたでしょ。
私は、冬は近場の低山しか登らないので、またこのようなすばらしい景色を見せてください。
編笠山お疲れ様でした。同じ山域でも天気が違えば豹変することを実感致しました。今年の2月に硫黄岳に登った時に稜線付近の強風を体験しましたが、まさしく苦行でした。冬山は気象条件が登頂を左右すると思うので、出来る限り条件のいい日を選んで山行するようにします。
人がいない理由はよく分かりました。夏から冬の変わり目の時期なんですね。ついつい八ヶ岳はいつでも満員御礼状態と思っていました
次回は厳冬期にやさしいルートを選んでトライしてみます。
信州北アルプスはもう完全に冬状態だと思います。当初は燕岳を予定してましたが、前日にかなり雪が積もったらしく断念しました。1日遅らせて八ヶ岳にしたのは大変良かったと思います。トレースが無かったため、登頂出来るかどうかの不安はありましたが、何とか登頂出来て無事下山出来ました。
akipapaさんの歩かれている距離に比べればまだまだ足元にも及びませんが、この冬に一度金剛山にも訪れてみたいと思っています
急遽、山に行ける時間が取れたのでどの山にするか迷いましたが、仙丈ケ岳も燕岳も日帰りは無理だと判断し、八ヶ岳に行ってきました。
本当にお天気 だけは最高で、これだけ視界が良好だったのは今年初めてだと思います。八ヶ岳という立地はある意味眺望には最高の場所なのかもしれませんね。富士山 が間近に見えるのがいいですね。
またしばらく山行予定も無いので、忘れた頃にアップしますね(笑)
いつもレコ拝見させていただいてます。
同じ日に明智越から愛宕山に歩かれているんですね。
今年の冬は、京都北山、比良山地、金剛山、六甲山などの関西の名山に行かせてもらおうかと思案中です。
tanosikuさんのレコ参考にさせていただきますね。
私も高山の冬山は自信が無い ので、行けそうな山がありましたらまた冬山の景色アップさせていただきますね。
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