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Yamareco

記録ID: 250303
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢

大山〜鐘ヶ嶽 (谷太郎林道終点から)

2012年12月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:13
距離
14.6km
登り
1,468m
下り
1,458m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

谷太郎林道終点10:58→不動尻→唐沢峠12:26→ネクタイ尾根→大山北尾根と合流(標高約1150m地点)13:28→大山→見晴台(989m)→唐沢峠→不動尻→鐘ヶ嶽16:10頃→谷太郎林道終点17:07

移動時間…6時間9分
移動距離…14.6km
平均時速…2.37km/h
天候 晴れ→曇り→雹・雪・雨

気温(海老名) スタート6.3℃(11:00)→ゴール6.0℃(17:10) 最高7.6℃(推定13:40頃)
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
自転車です。

行き…2時間44分
帰り…3時間24分

丹沢方面は大部分が登りか下りで、平らな所がほとんどない印象。麓の標高が高くなくても疲れる。

帰りが激遅の理由
・宮ヶ瀬湖周辺は人が住んでいない地域が多く 外灯がないため、下りでも安全上スピードが出せなかった。ちなみにこの辺りの外気温は3℃でした(道路に表示が有った)。
・行きの最後でかなり下ったので、帰りはその部分の登りが大変だった(距離約2.8km,平均斜度約5.6度)。自転車をこいで登る体力は既になく、自転車を押しながら歩いて登った。
・お腹が減って、おやつ休憩した。
・雪や雨が降って(特に宮ヶ瀬湖周辺ではかなり降られた)、体温調節をこまめにする必要が有った(その都度止まって服を脱いだり、着たり。手袋の着脱も面倒)。
・後半疲れた…。最後の方では、あまりにも疲れたため、疲労回復休憩をした。

おまけ
宮ヶ瀬湖でイルミネーションをやっていて、綺麗でした。結構人がいました。
コース状況/
危険箇所等
【谷太郎林道終点→不動尻】
川沿いの道を進む。最初の部分で木橋が数箇所あり。続いて川沿いの斜面に付いた道が多いので少し危険(慎重に行けば問題なし)。舗装路の二の足林道に出てからは舗装路を不動尻まで歩く。国土地理院の地図には、一旦舗装路に合流後もすぐ川沿いに黒破線(以下、黒破線)があるが、今は廃道になっている様子(取り付き部にロープが張ってあり踏み跡もない)。

【→唐沢峠】
登り開始。結構急登なので序盤は九十九折。一気に約400m登る。

【→ネクタイ尾根→大山北尾根と合流(標高約1150m地点)】
来た方へ折り返すように一旦沢へ下り(かなり急 九十九折)、涸れ沢を渡り、左(南)へ行くとネクタイ尾根。ネクタイ尾根はその名の通りネクタイが木にくくり付けてある。尾根道なので迷わないが踏み跡はほぼない。見かけたネクタイの数は計6本で上部に集中していた。※ネクタイはもっと有るようです。
下部…1本
中部…1本
上部…2本
稜線合流地点のモノレール近辺…2本

【→大山】
なだらかな尾根で、今までの急登からほっと一息できる。大山手前で梯子を使って柵を乗り越える。この梯子はかなり急。

【→見晴台(989m)】
少し下って、分岐を左(北東)へ行く。更に少し下ると、広い場所に出て展望が開ける。

【→唐沢峠】
細い場所が3〜4箇所ぐらい有った。両側斜面で道に転落防止の鎖有り。道は細いがそれほど危険ではない。

【→不動尻】
行きに来た道。

【→鐘ヶ嶽】
舗装路(二の足林道)を進むと標識がありそこから登る。傾斜は特に急ではない。広沢寺方面への分岐地点の紅葉は綺麗だった。標高も低いので、鐘ヶ嶽へはそれほど急でもなく、今日前半の登りと比べると楽な道。

【→谷太郎林道終点】
鐘ヶ嶽の近くから直接下りる黒破線道が見つからず(踏み跡無し)、来た道を戻る。


消費飲料水…この時期2ℓは多いかと思ったが、自転車の行程も入れると完飲してしまった。
谷太郎川林道終点です。
by  IS01, SHARP
谷太郎川林道終点です。
序盤は木橋の応酬
by  IS01, SHARP
序盤は木橋の応酬
そのうち川沿いの斜面に道は続き、そこからの景色です。紅葉というか橙色。緑もまだある。
by  IS01, SHARP
そのうち川沿いの斜面に道は続き、そこからの景色です。紅葉というか橙色。緑もまだある。
高い所にある木橋
by  IS01, SHARP
高い所にある木橋
黄葉 ここら辺はまだ色づきが少ない
by  IS01, SHARP
1
黄葉 ここら辺はまだ色づきが少ない
川沿いの道が一旦終わり 林道に合流する地点
by  IS01, SHARP
川沿いの道が一旦終わり 林道に合流する地点
不動尻を過ぎて登り開始
道はこんな感じ
by  IS01, SHARP
不動尻を過ぎて登り開始
道はこんな感じ
登り切った標高840〜850m地点
by  IS01, SHARP
登り切った標高840〜850m地点
すぐに唐沢峠に着きます
by  IS01, SHARP
すぐに唐沢峠に着きます
折り返して涸れ沢に下りたところ。一気に50m下ります。
by  IS01, SHARP
折り返して涸れ沢に下りたところ。一気に50m下ります。
ネクタイ尾根
最初のネクタイ
by  IS01, SHARP
ネクタイ尾根
最初のネクタイ
尾根道
ちょっと狭いのが難点 傾斜も急
by  IS01, SHARP
尾根道
ちょっと狭いのが難点 傾斜も急
稜線(標高1150〜1160m)に合流
モノレールが有ります。
by  IS01, SHARP
稜線(標高1150〜1160m)に合流
モノレールが有ります。
大山への尾根道はこんな感じです。

この後21枚写真を撮ったのですが、誤って消してしまいました… ガク orz
by  IS01, SHARP
大山への尾根道はこんな感じです。

この後21枚写真を撮ったのですが、誤って消してしまいました… ガク orz
撮影機器:

感想

今日は蛭の居ない時季を見計らって大山に突撃です。

自転車の行程を約2時間と見積もるも、かかった時間は2時間44分。早くも予定変更で、広沢寺温泉の方までぐるっと周回する予定でしたが、大山と鐘ヶ嶽を周回するコースに変更。まずは谷太郎林道終点から鐘ヶ嶽を目指します(国土地理院の地図には黒破線がある)。

いきなり道が二手に分かれるが標識なし。左へ進んでしばらくすると『大山』の標識が登場。すでに道を間違えています…。しょうがないので、大山→鐘ヶ嶽の順に変更します。

川沿いの道を進み舗装路の二の足林道と合流。黒破線の山道を進もうとすると、それらしい入口はロープで通せんぼ。少し奥へ進むも踏み跡なしで、廃れたものと判断し、大人しく二の足林道を進みます。

しばらく歩いて林道終点の不動尻に到着。ここから山道突入で本格的な登り開始。大山まで約1000m登るので結構な傾斜です。登り切って唐沢峠に到着。

ここからネクタイ尾根に向かいます。まずは来た道へ折り返すように、急坂を沢へ下ります。沢は涸れていてそのまま横断。向かい岸に渡ると左右に道が分かれていますが、それぞれ違う尾根を登ります。ネクタイ尾根は左(南)。踏み跡はないですが、尾根伝いの道なので、迷わず登ります。傾斜はきついです。一応黒破線ですが、趣は完全にバリルート。ネクタイは6本見つけました。で、この尾根を登っている最中に雪のような、極少の雹のようなものが降り始めます。それでも登りでは汗をかきます。

ひーひー言いながら何とか登り切り、大山へ続く稜線と合流。モノレール沿いに大山へ向かいます。起伏の少ない楽な尾根を束の間楽しむと大山到着。柵が有るので、梯子を使って乗り越えます。

人気スポットだけあってこの寒空の下 大勢の人で賑わっています。まずは写真を撮りながら あちこち行って観光します。必見はやはり展望ですね。富士山は今日も見えませんでしたが、すぐ近くに有る海は良く見えました(雲の下ですし)。山の上から これだけすぐ近くの海を見下ろすのは初めてなので感動しました。このアングルで海を見るのもいいですねぇ〜。天気のいい日にもっと遠くまで見たかったですが、これはしょうがないですね。


大山山頂からの展望(海方面)




山頂は寒いので、観光が終わるといそいそと下山を開始します。ところが、狭い道にファミリーがのんびりを歩いており、渋滞が発生。パパさんは家族にしか目がいっておらず、一度も後ろを見ませんでした。結局分岐点まで大名行列のまま。

分岐点から不動尻コースへ行く人は少なく、そこからは快調に歩きます。見晴らし台では10人以上の人がフリスビーを楽しんでいました。それを横目に見つつ進みます。893m峰手前の分岐点から梅ノ木尾根で鐘ヶ嶽へ向かうつもりでしたが、気が付けば唐沢峠に到着。そういえば、道らしき分岐点にロープが張られてたな…。あそこがそうだったのかと思いながらもロープが張られているぐらいだから廃道だろうと思い諦めることに。[追記]比較的最近の山行記録があったので、梅ノ木尾根はまだ通れるようです。

再び計画変更で違うルートで鐘ヶ嶽へ向かいます。二の足林道を歩くと鐘ヶ嶽への標識が有り、そこから山道へ入ります。そこそこ歩いて分岐点に到着。このポイントは紅葉がきれいです(写真撮ったが誤って消してしまいました…。偶然にも同日に他の人が撮った写真が載った山行記録がヤマレコに有りましたので、そちらをご参照して下さい)。鐘ヶ嶽山頂の石像と60m離れた神社を観光して、いざ下山開始です。

おあつらえ向きに出発地点へ直接降りる黒破線が山頂近くに有ります。しかし、そのポイントに行ってみても、全く踏み跡は有りません。見える限りでは灌木が少なく降りることはできますが、万が一途中で進めなくなり引き返す羽目になると悲惨なので、その黒破線は諦めて来た道を戻ります。これで今日も日没確定…。もう日没はしまいと思っているのですが、あまり余裕のない計画を立ててしまうんですね…。

最後の川沿いの道が斜面についており 暗くてやや危険ですが、慎重に歩き無事帰って来られました。これで念願の大山も制覇! 大変疲れましたが(自転車で)、満足のいく山行でした。

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