ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 257236
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

蕎麦粒山から鳥首峠(道元禅師のお導き[?]で禅寺の門前へ)

2013年01月03日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
17.8km
登り
1,482m
下り
1,565m

コースタイム

川乗橋7:41――9:33笙ノ岩山9:40――10:46蕎麦粒山11:13――11:37有間山分岐――12:17仁田山(1211m)12:27――13:00有間山(タタラの頭)13:05――13:30橋小屋の頭――13:50 1100m峰――14:30鳥首峠14:35――15:03白岩――15:30名郷バス停
天候 晴れのち曇り。気温は低く、時折風花が舞った
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路は奥多摩駅からバスで川乗橋まで行った
復路は名郷からバスで飯能に出た。名郷からのバスは、休日ダイヤを調べていったのだが、1月3が日は特別ダイヤで運行しており、1時間近く待つことになった。
コース状況/
危険箇所等
川乗橋から笙ノ岩山経由で蕎麦粒山に向かう鳥屋戸尾根は全体にいい道だが、取りつき付近は急な個所があり、雪がつくと多少厄介かもしれない。初めて登ったが、笙ノ岩山へののぼりは一気にではなく何段かに分けて登り、そのあと多少上下があるので思ったより時間がかかった。

蕎麦粒山から有間山分岐までも一か所急な登りがある。

年末の12月30日ごろ暖かい雨が降ったおかげで、このあたりの雪は全部溶けてしまっていたが、有間山分岐からの下りだしの箇所だけ、踏み固められた雪が氷になって残っていて、簡易アイゼンを装着した。なくても下れたと思うがすべりやすかった。

その個所を過ぎるとすべりやすい個所はなかったが、有間山の稜線はいくつもの峰を登り降りしていくので意外と体力と時間を使う。

鳥首峠への下りにも二か所ほど登りがあり、そして峠への最後の下りは非常に急で、雪がついたら厄介だろう。

鳥首峠からは歩きやすい道で、最初20回ジグザグを切って下り、その後山腹を巻き気味に下って廃屋ばかりの白岩集落を過ぎ、石灰石の切り出しをしている鉱山に降りつく。そこから名郷までは舗装路を30分位。
川乗橋のバス停。ここを右に入る
2013年01月03日 07:39撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1/3 7:39
川乗橋のバス停。ここを右に入る
100mほど行くと左手にややわかりにくいが鳥屋戸尾根の登山道入り口がある
2013年01月03日 19:30撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1
1/3 19:30
100mほど行くと左手にややわかりにくいが鳥屋戸尾根の登山道入り口がある
樹間に望む雲取山。このあたりから見るとなかなか奥深く高い山に見える。10時過ぎからは雪雲に覆われて見えなくなった。
2013年01月03日 19:30撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1/3 19:30
樹間に望む雲取山。このあたりから見るとなかなか奥深く高い山に見える。10時過ぎからは雪雲に覆われて見えなくなった。
何のキノコだろう。赤茶色のキノコ
2013年01月03日 19:30撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1/3 19:30
何のキノコだろう。赤茶色のキノコ
笙ノ岩山の山頂は樹林の中だが、この時期葉がすべて落ちて明るい雰囲気だった。
2013年01月03日 09:35撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1/3 9:35
笙ノ岩山の山頂は樹林の中だが、この時期葉がすべて落ちて明るい雰囲気だった。
長沢背稜の天目山は三ッドッケともいうが、三つの尖峰(トッケ)に見える箇所は多くない。このあたりから見た三ッドッケはその名の通りの形に見える。
2013年01月03日 19:25撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1
1/3 19:25
長沢背稜の天目山は三ッドッケともいうが、三つの尖峰(トッケ)に見える箇所は多くない。このあたりから見た三ッドッケはその名の通りの形に見える。
蕎麦粒山の頂上。雪雲から風花が舞って寒かった。富士山や丹沢、両神山や御荷鉾山、榛名山、赤城、筑波は見えたが、それ以外の北関東の山は雪雲の中だった。
2013年01月03日 19:25撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1/3 19:25
蕎麦粒山の頂上。雪雲から風花が舞って寒かった。富士山や丹沢、両神山や御荷鉾山、榛名山、赤城、筑波は見えたが、それ以外の北関東の山は雪雲の中だった。
有間山の分岐点。
多少下った送電線ピークから振り返る
多少下った送電線ピークから振り返る
正面には大持山、小持山の稜線。武甲山も見えていた。
正面には大持山、小持山の稜線。武甲山も見えていた。
日向沢ノ峰から棒ノ折山につながる稜線。
2013年01月03日 19:26撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1/3 19:26
日向沢ノ峰から棒ノ折山につながる稜線。
蕎麦粒山はその名の通りきれいな三角形をしている。
2013年01月03日 19:26撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1
1/3 19:26
蕎麦粒山はその名の通りきれいな三角形をしている。
有間山の最高峰、タタラの頭。何の変哲もないピークで面白味はない。
2013年01月03日 19:26撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1/3 19:26
有間山の最高峰、タタラの頭。何の変哲もないピークで面白味はない。
有間山は見どころに乏しい山だが、一部にみられる笹(ミヤコザサ?)の群生は奥武蔵ではあまりみられないものだ。
有間山は見どころに乏しい山だが、一部にみられる笹(ミヤコザサ?)の群生は奥武蔵ではあまりみられないものだ。
矢岳(奥の右下がりの稜線の頭)を望む。2年ほど前の1月3日に登った。
2013年01月03日 19:27撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1/3 19:27
矢岳(奥の右下がりの稜線の頭)を望む。2年ほど前の1月3日に登った。
鳥首峠。浦山郷と名栗村を結ぶ峠として、かつてよく歩かれた道だ。
鳥首峠。浦山郷と名栗村を結ぶ峠として、かつてよく歩かれた道だ。
やや、正夢か!山行前日に偶然テレビで見た禅寺の看板が眼前に現れた!
2013年01月03日 19:27撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1/3 19:27
やや、正夢か!山行前日に偶然テレビで見た禅寺の看板が眼前に現れた!
正覚寺は曹洞宗の寺で、宿坊に泊まって修行体験ができるらしい。
正覚寺は曹洞宗の寺で、宿坊に泊まって修行体験ができるらしい。
名郷バス停脇の店先。木のベンチは下山してきた登山者の憩いの場だ。
名郷バス停脇の店先。木のベンチは下山してきた登山者の憩いの場だ。
付近には立派な公衆トイレもある。
2013年01月03日 19:28撮影 by  u15D , OLYMPUS CORPORATION
1/3 19:28
付近には立派な公衆トイレもある。

感想

2013年の最初の山行として、奥多摩の蕎麦粒山に登り、鳥首峠まで歩きました。

山行前日の1月2日の夕方、何気なく見ていたBSの番組で、埼玉県の山の中にあるという正覚寺という禅寺が紹介されていました。
http://www.bs-j.co.jp/program/detail/22003_201301021700.html

一般の人を宿坊に受け入れ、修行体験をさせている寺とのことで、修行の様子もなかなか本格的で、ちょっとやってみたい興味がわきましたが、特にそれ以上深く調べはしませんでした。

蕎麦粒山は今までにも数回登っていて、静かで明るい山頂が好きなのですが、今回は寒気が入ったせいか曇って風も冷たく、あまり頂上ではゆっくりできませんでした。

蕎麦粒山から鳥首峠に抜けたのは、奥多摩と奥武蔵をつなぐ稜線のうち、有間山と鳥首峠の間をまだ歩いていなかったからですが、有間山自体も、鳥首峠への稜線も、細かい上下が多く、急で滑りやすい登り降りがあり、きついわりに華やかなところの少ない渋いコースだと思います。

蕎麦粒山頂上で二人連れの登山者にあったほかは、名郷のバス停に降りるまで誰にも会わない静かな山行でした。

ところが名郷に降りてくると、バス停のすぐ近くに、前日テレビで見た正覚寺があるではありませんか!これはひょっとして、「お前はたるんどるから修行に来い!」というメッセージかもしれない、と思い、門前まで行って一礼してきました。今年の春あたり、ことによると修行に行ってしまうかもしれません。正覚寺の宿坊、テレビで見る限りなかなかよさそうでしたよ。興味のある方は検索してみてください。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1153人

コメント

tanno1967さん こんにちわ!
初めましてー というか、昨日名郷BSでご一緒になったdoppo634です。

tanno1967さんは川乗橋から蕎麦粒山を経てのハイクだったのですね
鳥屋戸尾根は気になっているルートなので参考にさせていただきます

昨日は寒かったですが、空気は澄んでいて静かなハイクが楽しめましたね。

名郷での長い待ち時間は、お疲れ様でした。

またどこかでお会いしましょうpaper
2013/1/4 14:42
コメントありがとうございました!
doppo634さん、こんにちは!

最近山で他の登山者の方に会うと、「この人もヤマレコされているのかな」などと思うことが多く、昨日も実はそんなことをふと考えたのですが、やはりそうでしたか!

doppo634さんの記録は拝見させていただいたことがあり、つい先日、「美しい標高グラフ」の記録に拍手させていただいたばかりでした。世の中狭いものですね。

現住所が千葉なので、日帰りで行ける場所となるとやはり奥多摩や奥武蔵が中心になります。またどこかの山でご一緒できるのを楽しみにしています。
2013/1/4 18:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら