小蓮華山-白馬岳-鉢ヶ岳-雪倉岳-朝日岳周回 紅葉ピーク!
- GPS
- 10:52
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,955m
- 下り
- 2,956m
コースタイム
- 山行
- 10:39
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 11:46
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
蓮華温泉までの林道は長い、狭い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<蓮華温泉〜白馬岳> 登山道明瞭。暗闇でも迷いなし。 <三国境〜鉢ヶ岳> 鉢ヶ岳は登山道が整備されていないため稜線の踏み跡をたどった。通常は巻き道で雪倉岳へ行ける。 <鉢ヶ岳〜雪倉岳> 雪倉岳避難小屋にトイレあり。危険個所なし。 <雪倉岳〜朝日岳> 赤男山の巻き道に沢あり水の補給可能。朝日岳の最後の登りはキツい。危険個所なし。 <朝日岳〜蓮華温泉> 木道が多い。途中崩落個所のトラバースがあるが、ロープがつけられており問題なく通れる。水は至る所で汲める。 |
その他周辺情報 | 蓮華温泉 内湯800円 |
写真
装備
備考 | 豆大福を車に置いてきた |
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感想
この日の山は常念岳か白馬岳あたりで迷っていたが、山好きの友人に白馬の紅葉いい感じなんじゃない?と言われたので白馬の王子になることにした。今回は一人なのでピストンでは勿体無いと思い、師のレコを参考にさせてもらい周回することにした。
金曜の仕事が延びて9時前に石川発。蓮華温泉までの林道をヒイヒイ言いながら運転して12時頃到着。1時間ちょい仮眠をとってレッツゴー。
月がきれいで足もサクサク進むと思いきや、かなり重い。3日前のチャリバトルの影響だろうか。。急登少なく歩きやすい登山道だと感じた。白馬大池山荘に到着するとテントが張ってある。金曜休みだったのだろう、羨ましい。山荘まで誰ともすれ違わなかったが、ここで休んでいると何人か白馬に向けてヘッドライト付けて出発していった。さすが人気の山だ。ここから稜線歩きになると風が強く冷たい。ゴアテックスを身にまとっていく。暗闇で展望もなく寒いので小蓮華山まではかなり遠く感じた。
小蓮華山を過ぎると徐々に明るくなってきて、白馬岳までの美しい稜線が見えてきた。明るいうちに通らないと勿体無い道だろうな、と感じながら足を進める。白馬岳山頂手前で夜が明け、ご来光。分厚い雲海に遠方の山も見えて、今日も素晴らしい朝を迎えることができた。朝日が山肌にあたると紅葉の具合がここで初めて分かる。
山頂まで行くと穂高方面もきれいに見えた。白馬山荘が山頂直下すぎた。
山頂は寒くて長くいられないのでそそくさと次に向けて足を進める。次に行くのは白馬岳の北西にあたる鉢ヶ岳、雪倉岳、朝日岳。見ると日が当たっておはようしていた。分岐点にあたる三国境で行く道を見てみると誰もいない。まあ行くしかないですね。少し行ったところで振り返ると白馬岳の西面がいい感じに紅葉していた。今日も山に来てよかった。
風のあたらないハイマツの陰で朝食をとって鉢ヶ岳にゴー。鉢ヶ岳は登山道が整備されていないが、稜線に踏み跡があるのでそこをたどっていく。岩場も少しあるが難易度は易しめ。頂上には石が積み上げられているだけだった。次に向かう雪倉岳を見る。そんなに遠くないな。何故か地面の色が変色している雪倉避難小屋へ向かう。
避難小屋の中はきれいで、トイレもあった。小休憩を挟み雪倉岳の登りにさしかかる。それなりにキツイ。後ろを振り返ると白馬の白い稜線が美しい。
雪倉岳山頂をゲットすると、見えていなかった朝日岳までの道のりがあらわになる。メチャ遠い。。今回のルートはこのあたりでちょうど中間点であった。ここは長野県かと思っていたが富山県らしい。富山は本当に山が豊富でいいですな。
朝日岳に行くには一度標高を下げなければならない。そのせいで今まで紅葉は遠くに見えていただけであったが、それがグッと近くなる。紅葉に囲まれて足を進めた。この最高の場所を独り占めしていたが、赤男山の巻き道で分岐以降初めて登山者とスライドした。お一人のトレラン風の女性だった。このあたりから木道が出てきていい雰囲気の道になってくる。小さな沢も現れて水を補給した。朝日岳への準備はできた。
朝日岳への登りに差し掛かると標高300mの登りとなり、今回で一番きつい急登だった。ゼーゼー言いながら登る。休憩で後ろを振り返ると来た道がいい感じだった。
朝日岳山頂に到着すると、寒い!ハイマツの陰で小さくなって休憩。白馬岳を見るとかなり遠くになっていた。寒すぎて休憩も短めに出発した。
ここから蓮華温泉まで約10kmの看板をみつけ、遠くを眺めると遥か彼方に蓮華温泉の赤い屋根が見える。絶望するが、今から行く道を見ると紅葉が最高そうであったので何とか発狂せずに済んだ。
その読み通りここからの紅葉は素晴らしかった。赤、オレンジ、黄色に染まった植物が至る所に。秋の山に登るのは今年が初めてなので、終始感動しながら歩いた。この道は木道がかなりの距離で整備されているにも関わらず人が全然いない。2名のペアの方々しかすれ違わなかった。その方々に早朝出発して白馬から来たと伝えたら驚かれていた。2時発はまあオカシイ部類ですよね。。
最後に登り返しがあることは承知していたが、なかなか切り返し点となる沢に出ない。長い長い道のりだった。沢に出た後も登っているのか下っているのか分からなくなるアップダウンが続き、翻弄された。ドM向けのコースだった。二つ目の沢にかかる橋「瀬戸川橋」以降にやっとで最後の登りとなった。蓮華温泉まで300mの登りとなる。ここもゼーゼー言いながら登る。兵馬の平の木道に来ると蓮華温泉まで60分のコースタイムの看板を見つけ、終わりが見えてきた。
キャンプ場が見えて間もなく蓮華温泉到着。最後の最後でドロ道で靴を汚して萎えるも、トイレ前の洗い場で洗えたので良かった。蓮華温泉の内湯のみ入ってさっぱりして終了。1日歩く距離としては長めだったが、紅葉もゲットできて充実した山行で大満足の1日となった。
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