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Yamareco

記録ID: 264481
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

雪に誘われ鷹ノ巣山、快晴無風

2013年01月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:30
距離
16.2km
登り
1,573m
下り
1,836m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:00 東日原バス停発
9:10 稲村岩ふもと
10:57 ヒルメシクイノタワ
11:38 鷹ノ巣山頂
12:24 発
13:25 将門馬場
13:54 六つ石山分岐
14:37 三つ木戸山そば
15:38 車道に出る
15:53 三田神社そば
16:12 奥多摩駅着
天候 雲ひとつ無い快晴、なぜか頂上はぽかぽか
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JR奥多摩駅から東日原行きバス(AM7:25発)
帰り:JR奥多摩駅からホリデー快速
コース状況/
危険箇所等
東日原バス停からの車道から沢に下りるところの階段がカチカチに凍っていて結構危険。稲村岩尾根はふもとから雪が残っている。ヒルメシクイノタワから頂上までは残雪結構深い。石尾根は全般にトレースばっちりだが、日影、北斜面ではトレースはずすとずっぽり入ります。
7:25奥多摩駅発東日原行き
2013年01月27日 07:26撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 7:26
7:25奥多摩駅発東日原行き
8時ごろにバス停をスタート
2013年01月27日 22:03撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 22:03
8時ごろにバス停をスタート
夏には緑だった稲村岩
動き出しそうな
2013年01月27日 22:03撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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夏には緑だった稲村岩
動き出しそうな
一旦川まで下りるがその下りがカチンカチンで転びました
2013年01月27日 08:23撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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一旦川まで下りるがその下りがカチンカチンで転びました
一旦雪がなくなった後すぐまた雪道に
2013年01月27日 08:38撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 8:38
一旦雪がなくなった後すぐまた雪道に
チェーンスパイク装着
2013年01月27日 08:38撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 8:38
チェーンスパイク装着
急斜面です
2013年01月27日 08:45撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 8:45
急斜面です
斜面をジグザグに登る
2013年01月27日 22:04撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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斜面をジグザグに登る
9:10 尾根まで出ました
左:稲村岩、右:鷹ノ巣山
2013年01月27日 22:07撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 22:07
9:10 尾根まで出ました
左:稲村岩、右:鷹ノ巣山
稲村岩方面
夏には何人か登ってましたが
2013年01月27日 22:06撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 22:06
稲村岩方面
夏には何人か登ってましたが
鷹ノ巣山に向かう稲村岩尾根
急坂です
2013年01月27日 09:11撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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鷹ノ巣山に向かう稲村岩尾根
急坂です
雪はそれほどでもなく
2013年01月27日 22:07撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 22:07
雪はそれほどでもなく
少し緩やかなところも
2013年01月27日 22:08撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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少し緩やかなところも
ちょっと深くなってきた
しかしトレースはばっちり
2013年01月27日 22:09撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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ちょっと深くなってきた
しかしトレースはばっちり
ようやく着いたヒルメシクイノタワ
ここで深呼吸したらなぜか元気になった
2013年01月27日 11:02撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 11:02
ようやく着いたヒルメシクイノタワ
ここで深呼吸したらなぜか元気になった
後残り少し
2013年01月27日 11:04撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 11:04
後残り少し
しかしやはり雪は深くなる
2013年01月27日 11:12撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 11:12
しかしやはり雪は深くなる
もうちょっと
2013年01月27日 11:12撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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もうちょっと
道標が見えた!
2013年01月27日 11:40撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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道標が見えた!
11:38 鷹ノ巣山頂上です
2013年01月27日 11:41撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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11:38 鷹ノ巣山頂上です
ちょっと白っぽいが見事な富士
2013年01月27日 12:12撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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ちょっと白っぽいが見事な富士
アップ!雲がたなびく
2013年01月27日 12:12撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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アップ!雲がたなびく
奥多摩三山
2013年01月27日 12:13撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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奥多摩三山
こちら南アルプス
2013年01月27日 12:13撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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1/27 12:13
こちら南アルプス
北だけは分かるが右の白いのは仙丈ヶ岳か?
2013年01月27日 12:14撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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北だけは分かるが右の白いのは仙丈ヶ岳か?
鷹ノ巣山頂上の道標
2013年01月27日 22:10撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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鷹ノ巣山頂上の道標
素晴らしい稜線
2013年01月27日 22:10撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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素晴らしい稜線
メインルートしっかり
2013年01月27日 12:34撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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メインルートしっかり
稜線歩きを富士が見守る
2013年01月27日 12:38撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 12:38
稜線歩きを富士が見守る
日向は雪のないところも
2013年01月27日 13:32撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 13:32
日向は雪のないところも
あるところも
2013年01月27日 13:36撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 13:36
あるところも
北向き斜面はやはり雪が多い
一度ヘリが崩れた
2013年01月27日 13:54撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 13:54
北向き斜面はやはり雪が多い
一度ヘリが崩れた
林の中のルート
2013年01月27日 14:48撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 14:48
林の中のルート
落ち葉の道もあります
2013年01月27日 14:54撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 14:54
落ち葉の道もあります
この橋までくるともう少し
2013年01月27日 15:28撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 15:28
この橋までくるともう少し
車道が見えました
2013年01月27日 15:37撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 15:37
車道が見えました
神社の脇を通って参道を下る
2013年01月27日 15:56撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 15:56
神社の脇を通って参道を下る
16:23 ホリデー快速で帰りました
2013年01月27日 16:21撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
1/27 16:21
16:23 ホリデー快速で帰りました

感想

<テーマ>
年末に丹沢に行ったときは雪はうっすらで余り雪は楽しめなかった。せっかく月半ばにまとまって雪が降ったのに先週は用事で出かけられず。今週は高尾陣場にでも出かけようかと思っていたが、奥多摩縦走の熱いプランを聞いて刺激を受けて鷹ノ巣山へ。去年の夏に苦戦した稲村岩尾根から奥多摩駅コースにチェーンスパイクと前の日買った6本爪アイゼン持ってチャレンジです。

<道のり>
7:17に奥多摩駅に電車で着いて7:25の東日原行きのバスに乗る。優先席以外がほぼ満席。しかし半分以上は川乗橋で降りられて終点までは10人くらいだった。車道を少し歩いて川のほうに下る階段を下りる。(例によって見過ごして少し行き過ぎる)ところがここの階段に残った雪が完全に凍っていて3段降りたところで滑ってしりもち。登山開始3歩でころぶ人も珍しいだろう。前途多難を予感させる出だしだ。それでなくても去年の夏に今回と同じコースをたどったときは本格上りだしの前に2回も道を間違えがけ登りまでしてしまい、疲労困憊で奥多摩駅にたどり着いたコースである。

いったん川べりまでくだり橋を渡って少し行くと雪道が始まり先行していた若い人がアイゼンをつけているところ。私のリュックには去年散々使ったチェーンスパイクと前日買いこんだ6本爪アイゼンが入っている。どちらにしようか迷ったが、つい手は使い慣れたスパイクに。履いている靴は去年の靴より一回り大きいのでだいぶゴムを引っ張らないといけないがやはりアイゼンよりつけやすい。

去年の2月には鷹ノ巣山に峰谷側(奥多摩湖側)から登ったが、この日は去年より寒そうな予報でかつ雪も深いのではないかと予想していたのでアイゼンを新調し服も寒いときの対策を考えて持って行った。さすがに二度目なので道に迷うことも無く稲村岩のコルまでの急斜面のジグザグを登っていった。去年の夏は道を間違えてあせったこともあり、また奥多摩一の急登に始めて登ったこともあって頂上に着いたときには既に足がボロボロになっており、後のくだりがずいぶんつらかった。この日はその反省もあり、余力を残す、という心がけでペース配分したつもりだった。

しかしどうもさえない。調子が上がってこない、と思いながらじりじり登っていった。ちょっと最近飲みすぎているのかもしれない。心のどこかに晴れないところがあるのかもしれない。それとも単に坂が急なだけなのか。

下ってくる人には頂上まで2人出会った。一人は昨夜鷹ノ巣避難小屋のそばでテントを張ったという。昨夜は4張テントがあり、避難小屋の中はいっぱいだったそうだ。やはり人気の山ですね。急坂に時々立ち止まりながら、少しうっとうしい気分で登っていってようやく8合目ぐらいか、ヒルメシクイノタワに着いた。少し平坦なところでほっとして深呼吸をした。するとなぜか体の中に風が吹いたような気がしてシャキッとなり、これ以降気分よく歩けるようになった。

<鷹ノ巣山頂>
ヒルメシクイノタワから山頂までもうひと登りある。ここは結構雪が深い。大勢に踏まれているので、歩くのにさほど苦は無いが50cmぐらいは積もっているだろう。最後は「まだか、まだか」という気分で足を運んだが逆光の中に見覚えのある標識が見えてようやく頂上に着いた(11:38)。3時間ぐらいで登れないかな、と思っていたがなかなか甘くなく3時間半以上かかっている。

頂上に着いたときは3人ぐらいひとがいた。今まで(頂上4回目)で一番少ない。雲がほとんど無い快晴、しかも不思議なことに無風だ。気温もふもとよりむしろ暖かい、ぽかぽか陽気といってもいい温度。10℃近くに上がっていたようである。ふもとではマイナス5℃で強風ぐらいの予想をしていたのにびっくりだ。のぼりで一緒になった若い人が風の影響を受けないバーナーを新調したということで見せてもらったが、風のテストはお預けになったようだ。

富士山に装飾用のような雲が少しかかっているだけ、後は全天雲が無く、南アルプスもばっちり。ただ、逆光が明るすぎてモニターだけのデジカメでは絵が見えない。やはりカメラはファインダー必須だ。食事をして元気も回復、贅沢な時間を楽しむ。人も後から続々増えてくる。年配の女性だけのパーティが雲取側から大きなリュックと12本アイゼンで登ってこられたり、稲村岩側からトレランの青年が駆け上がって来たり、にぎやかさが増していく。トレランの青年に聞いたらバス停から1時間半だったという。恐れ入谷のなんとかだ。

<石尾根漫遊>
昼寝でもしたい気分だが、奥多摩駅まで歩くつもりだったので余りゆっくりもしていられない。それにここからの広い尾根歩きがすばらしい。ゆるやかなスキー場のような東向きの尾根を踏みしめて降りていく。ずっと雪があるが時々土のところもあるので結局チェーンスパイクのままだ。6本刃アイゼンは今回デビュー見送りとなった。

奥多摩駅に向かう道で前になったり後ろになったりしたやはりソロの人と話したところ、前の晩は雲取山荘に泊まったという。とても寒く部屋の中なのになんとマイナス4℃まで下がったらしい。それでも100人ほど泊まったようだ。私はテント泊もしたいなと思っていたが、相当装備を考えないと死にそうである。知り合いのパーティがやはり雲取山荘泊することになっていたが、大丈夫かちょっと心配になった。

奥多摩駅まではやはり長いが、雪があって踏み固まっているので帰って歩きやすいようにも思う。去年の夏ほどのぼりで足を消耗しなかったことも有って、また靴が固い底になっていることもあるのか、そんなに苦しまずに駅にたどり着いた。4時過ぎに着いたので結果的にはほぼ事前の計画通りだった。靴のおかげかこれまで長く歩くと痛くなっていた足の裏も特に問題が無かった。やはり足を使い切らずにコントロールすることが大切なようだ。

PM4:23のホリデー特快で三鷹まで1本で帰る。

望外の天候に恵まれ、雪山を堪能できた。鷹ノ巣山はいい山だ。感謝感謝。


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コメント

鷹ノ巣山
OKchanさん、前日鷹ノ巣山に行きましたが、避難小屋は満員でしたか。
女性の二人連れと六つ石からの下りで会ったのですが、鷹ノ巣の避難小屋に泊まると言っていました。
とても楽しそうでしたが混んでいたのですね。
テントも4張でしたか。
やはり人気ありますね。
2013/1/30 19:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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