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Yamareco

記録ID: 2647395
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士山・吉田ルート(富士スバルライン五合目〜吉田口八合目元祖室)

2016年07月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
hadzuki その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
13:40
距離
12.4km
登り
1,112m
下り
1,130m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:44
休憩
5:39
合計
13:23
3:25
0
3:42
3:42
24
5:26
5:30
4
5:34
6:07
5
6:12
6:12
7
6:19
6:29
3
6:32
6:48
15
7:03
7:08
4
7:12
7:44
2
7:46
7:54
17
8:11
8:11
2
8:13
8:17
6
8:23
9:05
0
9:05
9:08
14
9:22
9:28
30
9:58
10:20
7
10:27
11:57
141
14:18
15:04
1
15:05
15:05
54
16:22
16:22
25
16:47
16:47
1
16:48
富士スバルライン五合目
本ルートは富士山の吉田口ルートを利用しています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
起点:富士スバルライン五合目(前泊地:雲上閣)
終点:富士スバルライン五合目(バスで富士急行 河口湖駅へ)
富士山駅から北口本宮冨士浅間神社でお詣りし、1合目手前の中の茶屋から吉田口登山道で富士スバルライン5合目まで登ってきたウサクマ。明日は朝から午後に向けて、どんどん風が強くなる予報に変わってきたので、宿の雲上閣さんで美味しい夕食を頂いて、コインシャワーを浴び、さっさと寝床へ。
2016年07月01日 19:09撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/1 19:09
富士山駅から北口本宮冨士浅間神社でお詣りし、1合目手前の中の茶屋から吉田口登山道で富士スバルライン5合目まで登ってきたウサクマ。明日は朝から午後に向けて、どんどん風が強くなる予報に変わってきたので、宿の雲上閣さんで美味しい夕食を頂いて、コインシャワーを浴び、さっさと寝床へ。
・・・で、丑三つ刻に起き出して、外の様子をチェック。食堂のテラスに登ると、満点の星空ですが、もう少し風が出始めてるから、やっぱり早めに出発ですね。星空の下で、塩ドーナツをガッツリ食べて、出発準備に入ります〜
2016年07月02日 02:08撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 2:08
・・・で、丑三つ刻に起き出して、外の様子をチェック。食堂のテラスに登ると、満点の星空ですが、もう少し風が出始めてるから、やっぱり早めに出発ですね。星空の下で、塩ドーナツをガッツリ食べて、出発準備に入ります〜
3:15 雲上閣を出発です。折しも登山客を満載した深夜バスが到着したけど、彼らはいろいろ手続きでもあるのか、全然出発しないな〜仕方ない、先に行くぜ!と、ヘッドランプを装着して、いざ出発〜
2016年07月02日 03:23撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 3:23
3:15 雲上閣を出発です。折しも登山客を満載した深夜バスが到着したけど、彼らはいろいろ手続きでもあるのか、全然出発しないな〜仕方ない、先に行くぜ!と、ヘッドランプを装着して、いざ出発〜
星明りの下、ヘッドランプを頼りに昨日歩いてきた道を15分ほど戻って6合目への登山口(吉田口)のある「泉ヶ滝」に到着〜後ろを振り向くと、バスで来た登山客集団のヘッドランプが金魚の糞状態・・・オマエらな〜
2016年07月02日 03:41撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 3:41
星明りの下、ヘッドランプを頼りに昨日歩いてきた道を15分ほど戻って6合目への登山口(吉田口)のある「泉ヶ滝」に到着〜後ろを振り向くと、バスで来た登山客集団のヘッドランプが金魚の糞状態・・・オマエらな〜
「泉ヶ滝」から入って6合目を目指すと、道はしっかり整備されていて夜間の登山でも、ヘッドランプがあれば問題なし。東の空に目を向けると、さすがにこの標高。3:45でもうこんなに暁光です。
2016年07月02日 03:46撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 3:46
「泉ヶ滝」から入って6合目を目指すと、道はしっかり整備されていて夜間の登山でも、ヘッドランプがあれば問題なし。東の空に目を向けると、さすがにこの標高。3:45でもうこんなに暁光です。
さらに15分登ると標高2,380m付近。だいぶ空が明るくなってきて、いよいよ下の様子が見えてきました〜おおお‼一面の雲海ですね〜
2016年07月02日 04:02撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 4:02
さらに15分登ると標高2,380m付近。だいぶ空が明るくなってきて、いよいよ下の様子が見えてきました〜おおお‼一面の雲海ですね〜
4:05 6合目(標高2,390m)に到着〜富士山安全指導センターの前で富士登山のパンフレットを頂いていきます。
2016年07月02日 04:08撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 4:08
4:05 6合目(標高2,390m)に到着〜富士山安全指導センターの前で富士登山のパンフレットを頂いていきます。
山頂を見上げれば、吉田ルート沿いに点在する山小屋の灯火がウサクマをいざなってくれます。
2016年07月02日 04:08撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 4:08
山頂を見上げれば、吉田ルート沿いに点在する山小屋の灯火がウサクマをいざなってくれます。
たくさんのご同道とともに、ウサクマも元気よく6合目をスタート。
2016年07月02日 04:09撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 4:09
たくさんのご同道とともに、ウサクマも元気よく6合目をスタート。
吉田ルート下山道との合流点です〜帰ってくるときには、左手側からココに出てくるはずです。
2016年07月02日 04:09撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 4:09
吉田ルート下山道との合流点です〜帰ってくるときには、左手側からココに出てくるはずです。
振り返ると、おお〜これは素晴らしい‼一面が碧い雲海で、ところどころに高山の頂が突き抜け、その上空は夜明け前の暁光です。まさに「天と地の狭間」ですね。
2016年07月02日 04:10撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 4:10
振り返ると、おお〜これは素晴らしい‼一面が碧い雲海で、ところどころに高山の頂が突き抜け、その上空は夜明け前の暁光です。まさに「天と地の狭間」ですね。
6合目からは幅の広いつづら折れのザレ道です〜ここからは完全に森林限界を超えて、お山の様相は昨日の1合目からここまでとはまったくの異世界となりました。
2016年07月02日 04:15撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 4:15
6合目からは幅の広いつづら折れのザレ道です〜ここからは完全に森林限界を超えて、お山の様相は昨日の1合目からここまでとはまったくの異世界となりました。
少し登ると雲海がいっそう見渡せるポイントに。碧い雲海とオレンジ色の6合目施設の灯火が綺麗に映えます〜
2016年07月02日 04:15撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 4:15
少し登ると雲海がいっそう見渡せるポイントに。碧い雲海とオレンジ色の6合目施設の灯火が綺麗に映えます〜
東の地平線がいよいよ茜に染まってきました。
2016年07月02日 04:24撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 4:24
東の地平線がいよいよ茜に染まってきました。
4:32 雲海の彼方にご来光が〜山頂とはいきませんが、標高2,450mで見る日の出も十分に美しく感動的でした。
2016年07月02日 04:33撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 4:33
4:32 雲海の彼方にご来光が〜山頂とはいきませんが、標高2,450mで見る日の出も十分に美しく感動的でした。
雲海から顔を出したお日様に感謝を込めて、ギュイーーンとパノラマ撮影〜右端に日の出を見つめるウサさんが写りました。
2016年07月02日 04:34撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 4:34
雲海から顔を出したお日様に感謝を込めて、ギュイーーンとパノラマ撮影〜右端に日の出を見つめるウサさんが写りました。
日が昇ると、もう陽射しを遮るものはありません。
2016年07月02日 04:39撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 4:39
日が昇ると、もう陽射しを遮るものはありません。
周囲は一気に明るくなって、つづら折れの登山道を形成する路肩のフェンスの隙間からは、可愛い路傍のいのちが顔を覗かせ、朝のご挨拶です。
2016年07月02日 04:41撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 4:41
周囲は一気に明るくなって、つづら折れの登山道を形成する路肩のフェンスの隙間からは、可愛い路傍のいのちが顔を覗かせ、朝のご挨拶です。
鉄のフェンスをこじ開けて〜って感じで力強いのは、オンタデですね。
2016年07月02日 04:41撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 4:41
鉄のフェンスをこじ開けて〜って感じで力強いのは、オンタデですね。
雲海が一瞬、広範囲に黄金色の輝きを見せてくれました〜
2016年07月02日 04:57撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 4:57
雲海が一瞬、広範囲に黄金色の輝きを見せてくれました〜
朝の陽射しを浴びて、雲海もめまぐるしく色彩を変えます〜いまは朝日の黄色と雲海本来の白色のせめぎ合いって感じです。
2016年07月02日 04:57撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 4:57
朝の陽射しを浴びて、雲海もめまぐるしく色彩を変えます〜いまは朝日の黄色と雲海本来の白色のせめぎ合いって感じです。
この状況をパノラマで撮ると、おお、なんか神々しい気がします〜
2016年07月02日 04:58撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 4:58
この状況をパノラマで撮ると、おお、なんか神々しい気がします〜
朝日の中で路傍の草花も煌めきます。
2016年07月02日 05:08撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 5:08
朝日の中で路傍の草花も煌めきます。
朝日を浴びたばかりで、まだ花が開かないのでよく分からないのですが、フジハタザオでしょうかね。
2016年07月02日 05:08撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 5:08
朝日を浴びたばかりで、まだ花が開かないのでよく分からないのですが、フジハタザオでしょうかね。
何とも言い難い、幻想的な眺めです。
2016年07月02日 05:19撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 5:19
何とも言い難い、幻想的な眺めです。
ご来光を拝んでから1時間。5:30に7合目最初の山小屋・花小屋さん(標高2,700m)に到着しました。
2016年07月02日 05:32撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 5:32
ご来光を拝んでから1時間。5:30に7合目最初の山小屋・花小屋さん(標高2,700m)に到着しました。
6合目から7合目のここまで80分。コースタイムが70分だから、ウサクマ的にはまずまずのペースかな。花小屋さんは名前の如く、プランターに植えられたお花に飾られていました〜まだ登りはじめで余裕があるので、ここはこのまま通過します。
2016年07月02日 05:33撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 5:33
6合目から7合目のここまで80分。コースタイムが70分だから、ウサクマ的にはまずまずのペースかな。花小屋さんは名前の如く、プランターに植えられたお花に飾られていました〜まだ登りはじめで余裕があるので、ここはこのまま通過します。
あれ?雲の中が光ってる。なんだろう〜あれは・・・それにしても、日の光といい、雲の影といい、こういう風景を眺めていると「神々しさ」というものが、確かに世の中には存在すると思えてきます。
2016年07月02日 05:34撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 5:34
あれ?雲の中が光ってる。なんだろう〜あれは・・・それにしても、日の光といい、雲の影といい、こういう風景を眺めていると「神々しさ」というものが、確かに世の中には存在すると思えてきます。
さて、花小屋さんの前を通り過ぎて、行く手の登山道の先を眺めると「マジかーー‼オマエ、いきなり性格変わってないか?」って感じ。花小屋から先は今までとは一変して、鎌岩(神満岩)と呼ばれる急な岩場地帯を登ることになります。
2016年07月02日 05:35撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 5:35
さて、花小屋さんの前を通り過ぎて、行く手の登山道の先を眺めると「マジかーー‼オマエ、いきなり性格変わってないか?」って感じ。花小屋から先は今までとは一変して、鎌岩(神満岩)と呼ばれる急な岩場地帯を登ることになります。
3分ほど登ると7合目2つめの山小屋、日の出館さん(標高2,720m)に到着〜
2016年07月02日 05:38撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 5:38
3分ほど登ると7合目2つめの山小屋、日の出館さん(標高2,720m)に到着〜
日の出館さんは、江戸時代には不動尊室とも呼ばれていたそうで、下の花小屋さんと共に不動明王がり祀られていました。
2016年07月02日 05:39撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 5:39
日の出館さんは、江戸時代には不動尊室とも呼ばれていたそうで、下の花小屋さんと共に不動明王がり祀られていました。
ここの売店はとっても元気ですね〜メニューも結構豊富だし、ゴーグルまで売ってるらしい。あれ?バナナも⁉
2016年07月02日 05:41撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 5:41
ここの売店はとっても元気ですね〜メニューも結構豊富だし、ゴーグルまで売ってるらしい。あれ?バナナも⁉
5合目の宿ではあまりたくさんの朝ごパンやランチをゲットできなかったウサクマ。このバナナを見逃す手はありません。この標高で1本200円とは、正直破格の安さですよね〜
2016年07月02日 05:42撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 5:42
5合目の宿ではあまりたくさんの朝ごパンやランチをゲットできなかったウサクマ。このバナナを見逃す手はありません。この標高で1本200円とは、正直破格の安さですよね〜
さっき見た謎の光の方角を見ると、あ、やっぱり光ってる〜
2016年07月02日 05:49撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 5:49
さっき見た謎の光の方角を見ると、あ、やっぱり光ってる〜
ここは女子高生による登山をテーマとするストーリー漫画/アニメである「ヤマノススメ」の聖地、との貼り紙もありました〜
2016年07月02日 05:57撮影
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7/2 5:57
ここは女子高生による登山をテーマとするストーリー漫画/アニメである「ヤマノススメ」の聖地、との貼り紙もありました〜
バナナのエネルギーが体にしみわたるのを感じながら、眺望を楽しみます。
2016年07月02日 06:04撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 6:04
バナナのエネルギーが体にしみわたるのを感じながら、眺望を楽しみます。
ほお〜どうやら朝日が湖面に反射していたらしいですね。これは・・・山中湖らしい。
2016年07月02日 06:24撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 6:24
ほお〜どうやら朝日が湖面に反射していたらしいですね。これは・・・山中湖らしい。
日の出館さんから先は、しばらく厳しい岩場の連続で、写真撮ってる場合じゃなかったです。で、30分ほど登って6:35。7合目の5つ目の山小屋、富士一館さん(標高2,800m)に到着〜
2016年07月02日 06:35撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 6:35
日の出館さんから先は、しばらく厳しい岩場の連続で、写真撮ってる場合じゃなかったです。で、30分ほど登って6:35。7合目の5つ目の山小屋、富士一館さん(標高2,800m)に到着〜
さらに20分。GPS高度で2,875mまでくると、赤い鳥居が出迎えてくれました。7合目の6つ目の山小屋、鳥居荘さんです。あ、赤い鳥居、撮影し忘れた〜
2016年07月02日 06:58撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 6:58
さらに20分。GPS高度で2,875mまでくると、赤い鳥居が出迎えてくれました。7合目の6つ目の山小屋、鳥居荘さんです。あ、赤い鳥居、撮影し忘れた〜
このあたりになると、雲海もだいぶ切れてきて、ふもとの樹海と遠方の山なみが見渡せるようになりました。
2016年07月02日 06:59撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 6:59
このあたりになると、雲海もだいぶ切れてきて、ふもとの樹海と遠方の山なみが見渡せるようになりました。
すぐ足元を見下すと、一つ手前の山小屋が見えます。あれ?こんなに近いの?やっぱり見下ろす感覚と登る感覚は違うね〜ここで20分ちょっと休憩を取りました。
2016年07月02日 06:59撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 6:59
すぐ足元を見下すと、一つ手前の山小屋が見えます。あれ?こんなに近いの?やっぱり見下ろす感覚と登る感覚は違うね〜ここで20分ちょっと休憩を取りました。
鳥居荘さんを7:00に出発〜この先は山小屋の間隔がぐっと広くなって、クマにはかなりキビシーー!さらに、この辺りから風が非常に強くなって時折風速10mは軽く越えてる突風が叩きつけます。ウサさんは元気だけど、クマは遅れ気になってきました。
2016年07月02日 08:12撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 8:12
鳥居荘さんを7:00に出発〜この先は山小屋の間隔がぐっと広くなって、クマにはかなりキビシーー!さらに、この辺りから風が非常に強くなって時折風速10mは軽く越えてる突風が叩きつけます。ウサさんは元気だけど、クマは遅れ気になってきました。
この1時間あまり全く写真を撮っていないことで クマのへばり具合は明白ですね〜
2016年07月02日 08:13撮影 by  iPhone SE, Apple
2
7/2 8:13
この1時間あまり全く写真を撮っていないことで クマのへばり具合は明白ですね〜
8:14にようやく写真です。ちょっと腰を下ろせる岩があったので、雲の流れと山中湖をバックにお写真撮りました。いったいどのくらい登ったの?GPS高度は・・・おおお!3,004m‼これまで一度も2,000mを超えたことがなかったウサトレが、ついに3,000mを超えました〜
2016年07月02日 08:14撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 8:14
8:14にようやく写真です。ちょっと腰を下ろせる岩があったので、雲の流れと山中湖をバックにお写真撮りました。いったいどのくらい登ったの?GPS高度は・・・おおお!3,004m‼これまで一度も2,000mを超えたことがなかったウサトレが、ついに3,000mを超えました〜
遮るものの何もない岩場で、ビュービュー強風が吹きすさぶ中、頑張って這い上がって「是より八合目」の標識。8:30に8合目の最初の山小屋、太子館さん(標高3,030m)に到着です。7〜8合目はコースタイムの2倍近くかかってしまいました。
2016年07月02日 08:32撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 8:32
遮るものの何もない岩場で、ビュービュー強風が吹きすさぶ中、頑張って這い上がって「是より八合目」の標識。8:30に8合目の最初の山小屋、太子館さん(標高3,030m)に到着です。7〜8合目はコースタイムの2倍近くかかってしまいました。
さすがに3,000mを超えると、雲が近いな〜周囲の山なみを見渡すと、やっぱりかなり強い風が吹いていることをうかがわせるお空です。この高度だと空の「青」がいちだんと「藍」に近くなるよね〜
2016年07月02日 08:34撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 8:34
さすがに3,000mを超えると、雲が近いな〜周囲の山なみを見渡すと、やっぱりかなり強い風が吹いていることをうかがわせるお空です。この高度だと空の「青」がいちだんと「藍」に近くなるよね〜
山中湖も、この高度から見ると、まるでジオラマみたい〜綺麗に澄み渡った展望も素敵だけど、こういう風景もなんか迫力があって好きです。
2016年07月02日 08:34撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 8:34
山中湖も、この高度から見ると、まるでジオラマみたい〜綺麗に澄み渡った展望も素敵だけど、こういう風景もなんか迫力があって好きです。
太子館で少しお休みして、さらに先へ。登山道の様子がまたまた一変して、滑りやすいザレザレの砂礫の急斜に。クマも風よけのフートをすっぽりと被っています。
2016年07月02日 09:13撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 9:13
太子館で少しお休みして、さらに先へ。登山道の様子がまたまた一変して、滑りやすいザレザレの砂礫の急斜に。クマも風よけのフートをすっぽりと被っています。
これを登って、9:15に8合目の蓬莱館さん(標高3,075m)に到着〜
2016年07月02日 09:17撮影
7/2 9:17
これを登って、9:15に8合目の蓬莱館さん(標高3,075m)に到着〜
これまで東方面ばかりに目が行っていたけど、ここで北方面が見えました〜手前には足和田山と河口湖。北ってことは、そのはるか向こうに見える峰々は南アルプスかな?
2016年07月02日 09:38撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 9:38
これまで東方面ばかりに目が行っていたけど、ここで北方面が見えました〜手前には足和田山と河口湖。北ってことは、そのはるか向こうに見える峰々は南アルプスかな?
岩場も大変だけど、こういうザレザレの坂道は足が滑って、別の意味でキツイ〜みんな頑張って登っていきます。やっぱりこう見ると、地上より空の方が近いって実感します。
2016年07月02日 09:39撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 9:39
岩場も大変だけど、こういうザレザレの坂道は足が滑って、別の意味でキツイ〜みんな頑張って登っていきます。やっぱりこう見ると、地上より空の方が近いって実感します。
見渡す限り岩と空。昨日、1合目の馬返で出会った開山祭取材中の記者オジさんが語ってくれた「富士山は登るほど石ばかりになるから、自分のベースで登らないと辛いだけの登山になる」という言葉が、ヒシヒシと染み込んできます〜
2016年07月02日 09:44撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 9:44
見渡す限り岩と空。昨日、1合目の馬返で出会った開山祭取材中の記者オジさんが語ってくれた「富士山は登るほど石ばかりになるから、自分のベースで登らないと辛いだけの登山になる」という言葉が、ヒシヒシと染み込んできます〜
さらに30分、ザレザレの斜面に貼り付くように立っている白雲荘さん(標高3,200m)〜日本で2番目に高い山・北岳(標高3,193m)山頂よりも高い位置に、ウサクマも遂にに到達しました〜バテてるのはクマだけじゃないようです。
2016年07月02日 10:10撮影
7/2 10:10
さらに30分、ザレザレの斜面に貼り付くように立っている白雲荘さん(標高3,200m)〜日本で2番目に高い山・北岳(標高3,193m)山頂よりも高い位置に、ウサクマも遂にに到達しました〜バテてるのはクマだけじゃないようです。
もう時刻は10時を20分ほど過ぎました。10分ほど休んで、いかにも火山性の赤い山肌がむき出しになったザレザレの斜面を登ります〜
2016年07月02日 10:22撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 10:22
もう時刻は10時を20分ほど過ぎました。10分ほど休んで、いかにも火山性の赤い山肌がむき出しになったザレザレの斜面を登ります〜
さらに40分登って11:05。8合目の元祖室さん(標高3,250m)に到着です〜
2016年07月02日 10:35撮影
7/2 10:35
さらに40分登って11:05。8合目の元祖室さん(標高3,250m)に到着です〜
日本国内の何処へ行っても、この場所よりは低い。ここよりも高い場所はここ(富士山)にしかない。ウサクマも、日本で一番高い領域に入りました〜
2016年07月02日 11:01撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 11:01
日本国内の何処へ行っても、この場所よりは低い。ここよりも高い場所はここ(富士山)にしかない。ウサクマも、日本で一番高い領域に入りました〜
3,000m超えても元気いっぱいのウサさん。
2016年07月02日 11:05撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 11:05
3,000m超えても元気いっぱいのウサさん。
ばてばてへろへろVサインのクマ。シューーーパーーーー(元祖室で1500円で売ってた携帯酸素。効果のほどはわからんけど、富士登山記念ってボンベに書いてあるから、お土産です)
2016年07月02日 11:24撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 11:24
ばてばてへろへろVサインのクマ。シューーーパーーーー(元祖室で1500円で売ってた携帯酸素。効果のほどはわからんけど、富士登山記念ってボンベに書いてあるから、お土産です)
20分ほど休憩して 11:30に元祖室さんを出発〜ウサさんは相変わらずバリバリ元気なのです。すげーな、うちのヨメは。
2016年07月02日 11:27撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 11:27
20分ほど休憩して 11:30に元祖室さんを出発〜ウサさんは相変わらずバリバリ元気なのです。すげーな、うちのヨメは。
日本のすべての山の頂きが、自分の足元よりも下にあると思うと、なんとも不思議な気分ですね〜
2016年07月02日 12:00撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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7/2 12:00
日本のすべての山の頂きが、自分の足元よりも下にあると思うと、なんとも不思議な気分ですね〜
そして、ついに出ました〜吉田ルート下山道への分岐標識。GPS高度で標高3,287m。時刻は11:36。無理をすれば行けるかもしれない……などと初心者がタカを括ってはいけない。今まで2,000mを越えたことがなかったウサクマが、日本で一番高い領域まで到達できたのだから、これを是として、今回はここで撤収‼️下山に移ります〜
2016年07月02日 11:58撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 11:58
そして、ついに出ました〜吉田ルート下山道への分岐標識。GPS高度で標高3,287m。時刻は11:36。無理をすれば行けるかもしれない……などと初心者がタカを括ってはいけない。今まで2,000mを越えたことがなかったウサクマが、日本で一番高い領域まで到達できたのだから、これを是として、今回はここで撤収‼️下山に移ります〜
吉田ルートの下山道はブルドーザー道。幅の広い真っ赤なザレ道になります。時に2016年7月2日 12:01。ウサクマ8合目より下山開始します〜
2016年07月02日 12:01撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
7/2 12:01
吉田ルートの下山道はブルドーザー道。幅の広い真っ赤なザレ道になります。時に2016年7月2日 12:01。ウサクマ8合目より下山開始します〜
目指す富士スバルライン5合目まで5.6Km、コースタイム170分。5合目からの帰りバスの最終時刻を考えると、これは決して余裕のある時間ではないね。それにしても、なんなのよ〜この傾斜。垂直な標識に対して、40度はあるんじゃねーの⁉️ これをブルドーザーで昇降する道だもの、そりゃ〜めいっぱいジグザグになるわな〜
2016年07月02日 12:03撮影
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目指す富士スバルライン5合目まで5.6Km、コースタイム170分。5合目からの帰りバスの最終時刻を考えると、これは決して余裕のある時間ではないね。それにしても、なんなのよ〜この傾斜。垂直な標識に対して、40度はあるんじゃねーの⁉️ これをブルドーザーで昇降する道だもの、そりゃ〜めいっぱいジグザグになるわな〜
下山先は前方に見える河口湖です。もともと富士スバルライン5合目からスタートする吉田ルートは、以前は「河口湖口」と呼ばれていたとのこと。なので、河口湖へのアクセスが良いです。
2016年07月02日 12:07撮影 by  iPhone SE, Apple
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下山先は前方に見える河口湖です。もともと富士スバルライン5合目からスタートする吉田ルートは、以前は「河口湖口」と呼ばれていたとのこと。なので、河口湖へのアクセスが良いです。
ウサさんがザレ道を下ります〜でもウサはこのザレ道の下り坂が「大の苦手」でした。足元を砂利にすくわれ何度もスッテンコロリン。逆にクマはザレた下り坂がけっこう得意でズササーズササーと、わざと滑ったりして・・・登りとは完全に形勢が逆転しちゃっいました。
2016年07月02日 12:08撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 12:08
ウサさんがザレ道を下ります〜でもウサはこのザレ道の下り坂が「大の苦手」でした。足元を砂利にすくわれ何度もスッテンコロリン。逆にクマはザレた下り坂がけっこう得意でズササーズササーと、わざと滑ったりして・・・登りとは完全に形勢が逆転しちゃっいました。
赤い山肌、緑の樹海、白い雲、碧い空・・・なんか自然の色がここには全部ある、って感じです。
2016年07月02日 12:55撮影 by  iPhone SE, Apple
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赤い山肌、緑の樹海、白い雲、碧い空・・・なんか自然の色がここには全部ある、って感じです。
標高3,144m。 壮大なる「何にもないのニャ〜」ですね〜
2016年07月02日 12:56撮影 by  iPhone SE, Apple
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標高3,144m。 壮大なる「何にもないのニャ〜」ですね〜
日々ブルドーザーが山小屋に荷を運び上げてくれているんだろうね〜このキャタピラーの跡がそれを物語っています。ありがたいことです。
2016年07月02日 13:04撮影 by  iPhone SE, Apple
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日々ブルドーザーが山小屋に荷を運び上げてくれているんだろうね〜このキャタピラーの跡がそれを物語っています。ありがたいことです。
山中湖の南側一帯、御殿場辺りはすっかり分厚い雲の下に覆われました。あの雲の下ではたくさんの人が急に降り出した雨に慌てたり、雨宿りの場所を探して走り回ったりしているのかも〜高い山から地上を見下ろすと、宇宙から地球を見た宇宙飛行士にも似た気分を、少しだけ味わえますね〜
2016年07月02日 13:11撮影 by  iPhone SE, Apple
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山中湖の南側一帯、御殿場辺りはすっかり分厚い雲の下に覆われました。あの雲の下ではたくさんの人が急に降り出した雨に慌てたり、雨宿りの場所を探して走り回ったりしているのかも〜高い山から地上を見下ろすと、宇宙から地球を見た宇宙飛行士にも似た気分を、少しだけ味わえますね〜
上空は相当に強風が吹いていそうな雲で、この下山道でも時々つむじ風のように突風が襲ってきます。その風が山肌の砂利を飛ばして、マシンガンのように襲いかかる〜イテテテテテ!
2016年07月02日 13:19撮影
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上空は相当に強風が吹いていそうな雲で、この下山道でも時々つむじ風のように突風が襲ってきます。その風が山肌の砂利を飛ばして、マシンガンのように襲いかかる〜イテテテテテ!
北方面を展望すると、見事に地平線が円弧を描いていますね〜やっぱり地球は丸いんだね。この光景を目の当たりにした昔のひとは、知識ではなく、直感で「地球は丸い」ことを感じ取ったでしょうね。
2016年07月02日 13:26撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 13:26
北方面を展望すると、見事に地平線が円弧を描いていますね〜やっぱり地球は丸いんだね。この光景を目の当たりにした昔のひとは、知識ではなく、直感で「地球は丸い」ことを感じ取ったでしょうね。
GPS高度で標高2,920mに頑丈な造りの緊急避難所。さすが活火山の富士山。これは登山用の避難小屋ではなく、噴火災害対策の避難所でしょうね。でも、ネット情報では「下山道は長いのに山小屋がないから設置された」という見方もあるようです。
2016年07月02日 13:32撮影
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GPS高度で標高2,920mに頑丈な造りの緊急避難所。さすが活火山の富士山。これは登山用の避難小屋ではなく、噴火災害対策の避難所でしょうね。でも、ネット情報では「下山道は長いのに山小屋がないから設置された」という見方もあるようです。
GPS高度で標高2700m以下まで下りてきました〜前方の樹海の上に、みるみるうちに、まるで白い炎のように雲が沸き上がってきました!こんな雲、初めて見た〜
2016年07月02日 14:17撮影 by  iPhone SE, Apple
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GPS高度で標高2700m以下まで下りてきました〜前方の樹海の上に、みるみるうちに、まるで白い炎のように雲が沸き上がってきました!こんな雲、初めて見た〜
標高2640mの7合目公衆トイレに到着。ふ〜〜ようやく一息つけます。この辺りになると、まだまだ少ないけど、お山の斜面に緑が戻ってきました。
2016年07月02日 14:21撮影
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標高2640mの7合目公衆トイレに到着。ふ〜〜ようやく一息つけます。この辺りになると、まだまだ少ないけど、お山の斜面に緑が戻ってきました。
ウサ〜おトイレだよ〜早くおいで〜あ、転んだ・・・
2016年07月02日 14:21撮影 by  iPhone SE, Apple
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ウサ〜おトイレだよ〜早くおいで〜あ、転んだ・・・
やっとここで、ゆうべ雲上閣の売店で買ったお菓子「富士の白雪」をいただくま〜ぽわんぽわんの柔らかおもちにしっとりチョコレートと甘酸っぱいフランボワーズソースの2種類が入った「もちブラン」とやら・・・あ、おいしい♪
2016年07月02日 14:38撮影 by  iPhone SE, Apple
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やっとここで、ゆうべ雲上閣の売店で買ったお菓子「富士の白雪」をいただくま〜ぽわんぽわんの柔らかおもちにしっとりチョコレートと甘酸っぱいフランボワーズソースの2種類が入った「もちブラン」とやら・・・あ、おいしい♪
「富士の白雪」に舌鼓を打っていたら、なにやらガラガラと大きな音が・・・あ、ブルドーザーだ〜ご苦労さまです。
2016年07月02日 14:38撮影 by  iPhone SE, Apple
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「富士の白雪」に舌鼓を打っていたら、なにやらガラガラと大きな音が・・・あ、ブルドーザーだ〜ご苦労さまです。
公衆トイレから100mほど下ると、あのマシンガンのように砂礫を投げつけてくる強風も収まって、緩やかな傾斜の下り道が6合目に向けて御中道のように山の周囲を巻いていきます。
2016年07月02日 15:11撮影
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公衆トイレから100mほど下ると、あのマシンガンのように砂礫を投げつけてくる強風も収まって、緩やかな傾斜の下り道が6合目に向けて御中道のように山の周囲を巻いていきます。
崩落しやすい斜面下の登山道には、落石を避けるためのトンネル型シェルターが設置されていました。
2016年07月02日 15:13撮影 by  iPhone SE, Apple
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崩落しやすい斜面下の登山道には、落石を避けるためのトンネル型シェルターが設置されていました。
GPS高度で標高は2,500mを割り込み、登山道の周囲には樹木が生い茂ってきました。森林限界まで下りてきたのですね。
2016年07月02日 15:36撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/2 15:36
GPS高度で標高は2,500mを割り込み、登山道の周囲には樹木が生い茂ってきました。森林限界まで下りてきたのですね。
それにしてもこの空。「筆舌に尽くしがたい」とはまさにこの情景だな〜
2016年07月02日 15:39撮影 by  iPhone SE, Apple
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それにしてもこの空。「筆舌に尽くしがたい」とはまさにこの情景だな〜
15:48 ついに6合目の下山道合流点に戻ってきました。今朝ここを右手に登って行ったのは、夜明け前4:10。ということは6合目から8合目をぐるっと廻ってきただけで、12時間近くも掛かったってことやね〜こりゃあ、山頂に辿り着くには、まだまだ鍛錬が必要ですね。
2016年07月02日 15:48撮影
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15:48 ついに6合目の下山道合流点に戻ってきました。今朝ここを右手に登って行ったのは、夜明け前4:10。ということは6合目から8合目をぐるっと廻ってきただけで、12時間近くも掛かったってことやね〜こりゃあ、山頂に辿り着くには、まだまだ鍛錬が必要ですね。
夜明け前に登ったときにはよく分からなかったけど、6合目の登り始めって、こんなつづら折れだったんだのですね。
2016年07月02日 15:50撮影 by  iPhone SE, Apple
7/2 15:50
夜明け前に登ったときにはよく分からなかったけど、6合目の登り始めって、こんなつづら折れだったんだのですね。
これも朝は暗くて気づかなかった「砂ふるい」の説明版。昔からこのあたりで下山してきた登山者が、体やわらじに付いた砂を掃ったんだそうな〜ということは、ここでようやく下山道も終了って感じかな。
2016年07月02日 15:58撮影 by  iPhone SE, Apple
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これも朝は暗くて気づかなかった「砂ふるい」の説明版。昔からこのあたりで下山してきた登山者が、体やわらじに付いた砂を掃ったんだそうな〜ということは、ここでようやく下山道も終了って感じかな。
16:23 富士スバルライン5合目から6合目への登山口となる「泉ヶ滝」に戻ってきました〜夜明け前に通った時には気づかなかったかど、小さな滝がありました。これが泉ヶ滝なのかな?
2016年07月02日 16:23撮影 by  iPhone SE, Apple
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16:23 富士スバルライン5合目から6合目への登山口となる「泉ヶ滝」に戻ってきました〜夜明け前に通った時には気づかなかったかど、小さな滝がありました。これが泉ヶ滝なのかな?
16:45 富士スバルライン5合目に戻ってきました〜今朝ここを出発してから、ほぼ13時間。でも怪我も高山病もなく無事に帰ってこられて何より。まずはプレ下山祝いに名物コケモモソフトをいただきます〜甘酸っぱいて美味しい♪
2016年07月02日 16:51撮影 by  iPhone SE, Apple
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16:45 富士スバルライン5合目に戻ってきました〜今朝ここを出発してから、ほぼ13時間。でも怪我も高山病もなく無事に帰ってこられて何より。まずはプレ下山祝いに名物コケモモソフトをいただきます〜甘酸っぱいて美味しい♪
バスで無事に河口湖駅に下山して、さあ打上げだ!駅前の「ほうとう不動」さんへ。閉店時間間際だったけど、笑顔でOK。アツアツのほうとうをハフハフ、うまい〜こうしてウサクマの富士山初挑戦は、未踏ながら、ホッコリと終了しました〜
2016年07月02日 19:12撮影 by  iPhone SE, Apple
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バスで無事に河口湖駅に下山して、さあ打上げだ!駅前の「ほうとう不動」さんへ。閉店時間間際だったけど、笑顔でOK。アツアツのほうとうをハフハフ、うまい〜こうしてウサクマの富士山初挑戦は、未踏ながら、ホッコリと終了しました〜

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想



本記事の内容は、2016年のものです。

今年に入ってから順調にハイキングを続けてきたウサトレ。小仏城山〜陣馬山、和田峠〜笹尾根で距離の長さに耐性をつけ、焼山〜姫次、丹沢表尾根で1000m超の標高差もなんのその・・・いやバカ尾根の1200m下りは快復に3日かかったけど。そして、次なる目標は・・・やっぱり日本一のお山、富士山は如何でしょう〜ということで、今年(2016年)の第21回ウサトレは、当初計画をかなり前倒しにして「富士山に初挑戦」となりました。これは登山初心者のウサクマには、かなりな挑戦ですが、クマの勤続30周年イベントにふさわしいかも〜ということで採用に。

富士スバルライン5合目に一泊することにして、1日目の7月1日(吉田口開山日)に0合目の北口本宮冨士浅間神社を参拝した後、1合目への途中にある中の茶屋(0.5合目くらい?)からスタート。吉田口登山道を歩いて0.5合目から5合目まで登り、富士スバルライン5合目の雲上閣さんに宿泊することに。(1日目の様子は、別途ヤマレコ登録しています)

「天気とくらす」の山天気予報によれば、7月2日の富士山は朝から午後に向かうと、どんどん風が強くなる予報に変わってきていました。ならば、できるだけ早く登り始めた方がいいね〜ということで、3:15に雲上閣を出発しました。

折しもちょうどそのタイミングで深夜の登山バスが到着〜かなりの人数の登山客が到着。初めての富士登山で、しかも夜間とあっては、これはかなり心強いな〜と、漁夫の利攻勢でグループの後をぬくぬくついて行こうと思ったのに、こやつら全然出発する気配ない。もういい! ?3:24 ヘッドランプONでウサクマ出発〜?

まずは昨日確認した6合目への登り口・泉ケ滝に向かいました。当然灯火なんてないので滑落防止のためにできるだけ山側に沿って歩きます〜右手を見上げれば満天の星空に黒々とした山の斜面がそそり立ってます。考えてみれば、この黒い三角が富士山そのものなんですよね。道を振り返ると、後続のグループのヘッドランプが、金魚の糞みたいに長々とつながっています。さっさと抜いてくれていいんですよ〜

泉ケ滝へは20分ほどで到着〜昨日の夕方に確認した分岐から6合目に向かいます。まだまだ暁光は差さないけど、道幅も広くてしっかり整備された登山道なので、ヘッドランプ行軍に問題なし?? 遠くに見える灯りは佐藤小屋かな。あそこからも今、たくさんの登山者が出発してるだろうね〜ここでようやくお兄さんが一人、ウサクマを追い抜いてくれました。ふ〜〜少し肩の荷が下りました。

3:45、見事に開けた富士吉田方面のその先、下限の月が残った東の空に暁光が差し始めました。この標高だと、もうこの時間で明るくなってくるんですね。おお、どんどん空が暗藍色から、透き通るような青色、そしてご来光を予感させるオレンジ色に変わっていきます。でも、まだ足元の山麓は暗くてよく見えないから、見通しが効くのかは分からない・・・

4:05 6合目(標高2,390m)に到着。おお??暁光の空の下は一面の碧い雲海ですね〜これはこれは見ごたえのある景色。写真じゃなくて、ぜひ肉眼で見たい景色。あんまり素晴らしい眺めなので、ここで撮った写真でさっそくSNSへ投稿しちゃいました。

山頂方向に目を向けると、もう山容もしっかり見えていて、ジグザグの登山道と7合目、8合目あたりと思われる山小屋の灯りが見えます。富士山安全指導センターの前で簡単な登山道案内のリーフレットをもらって、いよいよ富士登山の開始です〜

幅の広いジグザグなザレ道を、石を落さないように気を配りながら登って行くと、10分ほどで下山道との合流点。へぇ、下りてくるときにはここに出てくるんだ〜そして登り始めて15分。振り返ると、おお、ご来光です。ところどころに山々の頂が顔を出した雲海の向こうに日が昇ります。なんか雲海がカオス(混沌)のように見えて、聖書の天地創造のシーンを見ているようですね〜

そして、さらに1時間ほど登って7合目最初の山小屋・花小屋さん(標高2,700m)の脇を抜けると、登山道の様子が一変しました。ゴツゴツした岩場の急登。いよいよ噂の7合目の岩場かな〜でも、ここは3分ほど登るとすぐに山小屋・日の出館さん(標高2,720m)に到着。ここはお食事処とかもあって、なかなか賑やかでした。なんと売店でバナナ売ってました〜1本200円。これは嬉しい♪もちろん即購入にてエネルギー充填です??

ここから麓方面に目をやると、雲海の上に登ったお日様の光が雲海を照らしています〜あれ?あの雲海の真ん中ですごく光っているのは何?不思議な光景だな〜どうやら雲海の隙間から覗いていた山中湖の水面に朝日が反射していたらしい〜こんな風景、意図して出会えるもんじゃないので、まさに一期一会ですね。

ここから先はしばらく、岩場の急登を少し登っては山小屋、の繰り返しで4軒の山小屋を通過しました。登りはキツイけど小まめに休憩できるので、まだそれほど苦にならない状態。4軒目の富士一館さん(標高2,800m)にたどり着いたのが6:35。この頃になると雲海もだいぶ晴れてきて、山中湖や河口湖、関東山地(個々のお山の名前は分からないのですけど)の山並みが見渡せます〜

でも、この辺りから風が非常に強くなってきました。時折風速10mは軽く越えてるよね〜って突風が叩きつけます。「天気とくらす」の予報どおりだね〜7合目の残り2つの山小屋・鳥居館さんと東洋館さんを越えて、さらに1時間。吹きすさぶ強風の中をクサリの連なる岩場を登っていくと、やった〜!「是より八合目」の標識。8:30に8合目の山小屋・太子館さん(標高3,100m)に到着です。ついにウサトレが標高3,000mを越えました〜

ここがおおよそ5合目から頂上までの約半分らしい。しかし、ここまで来るとさすがに空気が薄いのか、もともとエネルギーが足りないのか、クマのペースががっくり落ちました。ウサさんは元気いっぱいなんだけどね〜

ここから標高3,200mの山小屋・白雲荘さんまでは山小屋が少なくて、かつ強風と息切れでツライ〜でも、ここから登ってきた登山道を下るのは(下っている外人さん結構いましたが)かえって危ないし、なによりこのルートは登るためのルートで、それに逆らって下るのは他の登山者もけっこう迷惑に感じているのがヒシヒシ。だから下山道に入れるまで、頑張って登ります〜

太子館を出てからの岩場急登で2時間も掛かり、10:30 標高3,250mの山小屋・元祖室さんに到着〜 

標高3,250mと言えば、日本で2番目に高いお山・北岳(標高3,193m)よりも高い位置。つまり、日本国内の何処へ行っても、ここより低いってことですね。ウサクマは今、日本で一番高い領域に入った〜と感慨ひとしお♪

効くかどうかは怪しいけど、ここに酸素缶が売ってた(1本1500円!)ので、クマは試しに買ってみました〜
シュパーーーー、ふ〜〜〜
シュパーーーー、ふ〜〜〜
・・・効いてるのか〜? 
でも缶に「富士登山記念」って印刷してあるから、良いお土産ってことで〜

ここからの眺めも素晴らしいものでした。結局ここで50分も休憩してしまいました。ところで、ここには江戸時代に富士山巡礼の火付け役となった食行身禄様が祭られていて、巡礼登山の聖地として知られているそうな〜次回来た時には、余裕を持ってそういうところもチェックしたな〜

元祖室から先は岩場ではなくザレた坂道になりました〜そこを10分ほど登って行くと、下山道への最初の分岐です。時刻は11:36。山頂まではまだ500m近くあります。強風はさらに激しくなっていて、風速は瞬間的には風速20m近いかも〜そんなお天気と今のクマの調子だと、無理して山頂まで行けても下山が危うい!何せ、下山道には山小屋がない!一気に標高2,640mの7合目まで下るから、その時間を侮れない〜ということで、今回のウサトレ富士山初挑戦は、ここで下山に転じることにしました。また次回挑戦すればいいもんね〜富士山は逃げない、それこそ「動かざること山の如し」です。この分岐に立っていると、同じようにここで下山を決断する登山者がたくさんいることに気づきました。まあ、勇気ある撤退だってことで、とお互い笑って下山します。

吉田ルートの下山道は、赤茶けた幅の広いザレのつづら折れで、山小屋へ荷揚げするブルドーザー道になっているみたい。坂の砂利道って感じで、とにかくよく滑ります。ウサさんはあの岩場急登よりも、こっちの下りの方が苦手みたいで、クマの体調だけでなく、ウサの下り速度も考えると、やっぱりあそこで下山に転じたのは正解でした。

何せ森林限界をとっくに超えるから、展望は素晴らしいけど、赤茶けた溶岩性のザレの続く砂利道以外、何にもないのニャ〜

しかも、強風に巻き上げられた砂や砂利が容赦無く全身に叩きつけられ、顔ばかりか、耳の穴、鼻の穴まで真っ黒。恐るべし、富士山の風。

ただ、遮るものが何もないのでパノラマ展望はさすが。地球が丸いことを、理屈じゃなく感じることができます。

下山を開始して2時間、標高2,900mのところに7合目下山道緊急避難小屋がありました〜石室と通称されているようで、おそらく通年、24時間利用可能なようです。ネット情報では、トイレはないものの、内部は6畳ほどで寝台が2基あるそうで、ならば下山で日没になったら、ここに泊まるってのも手か?ただし、そのネット情報では内部写真とともに、かなり荒れた状態であることが報告されてました。

「石室」を過ぎたころから山の斜面にチラホラと小さな雑草のような路傍のいのちが現れ始めました〜やっぱり緑があると歩く気力になります。

ザ、ザ、ザザ、ザザ、ズザサ〜〜

更に下ること1時間。標高2,640mの吉田口下山道7合目公衆トイレに到着です〜コンクリード建造物の立派なトイレです。ここはバイオトイレなのでウンチとオシッコはしっかり分別。男でも座りオシッコするように指示が書いてありました。

ここでようやくザレのつづら折れも終わり〜あとは緩やかな下りで、下山道に入ってから4時間あまりで6合目に戻りました〜

帰りのバスの時間もあるので、休憩返上で再び泉ケ滝経由、富士スバルライン5合目に。今朝の出発から13時間半。ようやくウサトレ富士山初挑戦が終了しました〜山頂には届かなかったけど、絶対に登って良かったと思います。

帰りは富士山5合目バス停から河口湖に出る予定ですが、まずは下山祝いに富士山名物こけももソフトクリームをいただくま〜冷たくて甘酸っぱくて美味しい〜

バス停に着いてみると、結構な人数の登山客がバス待ち。そして、バス到着〜整列してどんどん登山客がバスの中に吸い込まれく〜もうすぐだ。と、その時バス会社の職員さんらしきオジサンが現れて・・・
「あ〜〜すいませ〜ん、もう満員でこれ以上乗れませ〜ん、次のバスに乗ってくださ〜い」
「次のバスはいつ来るんですかぁ?」
「だいたい1時間後です〜」
「(全員)・・・マジですかあ?」
臨時バスとか出ないらしい。乗り切らなかった客はみんなバス停前に体育座りで座り込んでバス待ちです。そうか〜昨日このバス停前にいっぱい人が座り込んでたのは、みんな乗り切らなかった人たちだったんだ〜納得。

ウサの隣りには短パンTシャツ姿の外国人オジサンが1人。そのオジサンが持ってる金剛杖を見てビックリ!ここから山頂までの焼印が綺麗にビッシリ押されてました。これはすごいな〜

オジサン曰く「very tired」
そりゃそーでしょ〜お疲れくま〜

さすが山に登るみなさんは我慢強いな〜騒ぎもせず1時間整然と待って、ようやく来たバスに大人しく乗り込んで行きました〜

45分バスに揺られてやって来たのは河口湖駅。この駅前にほうとうのお店「ほうとう不動」さんがあるんだけど、ネット情報では19時までの営業。でも夕べほうとう食べそこなったから、ぜひ食べたいな〜ダメもとでお店行ってみよう。あ?まだのれん出てる。あ、先にお兄さんグループが入って行った〜あれ?なんかまだまだやってそう。すみませ〜ん、2名なんですけど、あ、大丈夫らしい。やった〜ほうとう食べられる!

美味しいほうとうを各自1鍋食べて(隣りのカップルは2人で1鍋、普通はそうなのかな?でも1,000mくらいは登って下ったんだから食べちゃうよね〜このくらい)、大満足な富士山初挑戦の幕引きででした〜

余談)どうやらウサさんは、このお店に手袋とか忘れてきてしまったのですが、翌日電話したら「閉店間際に来た登山のカップル」として覚えていてくれて、忘れ物をちゃんと送っていただきました。最後に「なしっこ」の優しさが、身に沁みました〜ありがとうございま〜す。

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