伯耆大山(大ノ沢 右岸稜〜弥山〜七合沢)
- GPS
- 06:40
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 990m
コースタイム
09:32 ロックシェード手前(取り付き個所)
11:42 森林限界地点
12:51 前衛峰(ジャンダルム)基部
13:28 頂上台地到達
13:48 山頂避難小屋
13:53 弥山三角点
14:31 七合沢上部
15:14 元谷
15:46 大山情報館
合計時間: 6時間40分
合計距離: 8.45km
累積標高(上り): 996m
累積標高(下り): 933m
天候 | 曇り後晴れ 頂上台地はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この時期二駆の車はチェーン必要かと |
コース状況/ 危険箇所等 |
大ノ沢から頂上台地へは 一般的登山道ではありません。 七号沢〜元谷避難小屋へも 同様です。 ルートファインディング必須。 地図、コンパス、アイゼン(10本以上)、ピッケル必携 積雪の状況により雪崩れる危険あり 雪の状態を随時チェックしたい。 七合沢下部は雪崩が頻繁に起こるようだ。 |
写真
感想
今冬の目標の一つにしていた伯耆大山 大ノ沢。
その右岸稜を登って来ました。
ボーダーの友人の車に同乗させて貰い、
桝水高原スキー場へ。
私はここで下車、友人たちは大山ホワイトリゾート方面へ。
合流は大山情報館に16時。
9:07 スキー場出発
環状道路から大ノ沢へ。
道路にはスキーのトレースのみ。
天気は曇り、山頂はガスで観えない。
ロックシェード手前から取りつく。
ここで少し迷い、時間をロス。
堰堤は埋まっておらず左側を進む。
新雪は軽く、下には締まった雪。
歩きやすいが灌木、ヤブが煩わしい。
横手道への取りつきが今回最も難儀しました。
ヤブが埋まっておらず、雪も軽い。
10:32 横手道合流
思いの他時間がかかっています。
ここからは向かって左の雑木の中を進む。
次第に雪が深くなって来る。
底には締まった雪。
このあたりでアイゼン、ピッケルを装備。
晴れ間も覗くようになりました。
11:42 森林限界到達
ここから観る大ノ沢は素晴らしい。
遠く前衛峰(ジャンダルム)、ピナクルが観える。
空は青、風も弱く言う事なし。
ここから右岸稜に取りつく。
前衛峰を目指し歩き始める。
沢側は先日、先々日降った雪が深くなっており、
腰辺りまで沈む。
反対側は灌木が顔を出しており場所によっては
岩が露出している個所も。
一人雪を漕ぎながら黙々と進みます。
12:51 前衛峰基部に到達。
当初の予定ではここを向かって右に巻き、
再び取り付くはずでしたが
雪が深く腰まで沈む。
予定変更、
前衛峰を直登し、
そのまま尾根を上がりました。
アイゼンの下はすぐに岩。
歩きづらい。
休憩がてら振り返ると
弓ヶ浜までくっきりと観える。
晴れて良かった。
しかし1500メートルを過ぎたあたりから
俄かにガスって来る。
あっという間に周りが見えなくなる。
しかし尾根筋はしっかり観えており、
不安はない。
気温が下がり風も強くなる。
グローブが凍って行く。
喘ぎ登ること数十分、
ふと気付くと尾根が終わった。
あれ?
13:28 頂上台地に到達。
意外にあっけなく右岸稜は終り、
台地はまたもホワイトアウト。
ガスの切れ間に木道が見えたので
そこを目指す。
何人かの登山者の姿も。
ここまでノントレース、
一人だったのでほっと一息。
山頂碑から弥山三角点にはしっかりトレース。
剣まで...とも思いましたが
ガスが濃いので止め。
次回のお楽しみにすることにします。
13:53 弥山三角点
三角点は埋まっていてどこか分からない。
雪庇が大きくなってきていました。
14:31 七号沢下降
下山は夏山道を降り、七号沢を下降。
途中、八号尾根を登攀している単独の方が。
七号沢から弥山尾根を観ると数名のパーティが登攀中。
元谷では数十人が何かの研修中のようです。
今日の大山は大賑わい。
そう言えば今日は休日だった事を思い出す。
七号沢下部で4名のパーティと出会い。
これから七号尾根を登られるという。
暫くお話をしてから私は元谷へ。
大神山神社では明日 弥山尾根を登られるというパーティと出会い。
ここでも少しお話。
自分には登攀技術が無いので羨ましく感じます。
アルパインクライマー、格好いい響きです。
15:46 無事に大山情報館帰着。
友人らと合流、
帰途につきました。
大山は懐の深い山です。
雪山ハイキング、スノートレッキング、
山スキー、ボーダー、アルパインクライミング、
様々な要望を受け止めて呉れます。
日帰りで行ける距離に大山があって良かった。
帰り道、大山遠景を眺めながら思いました。
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