奥多摩/生藤山・陣場山

2021年02月28日(日) [日帰り]

• GPS: 06:46
• 距離: 17.3km
• 登り: 1,301m
• 下り: 1,547m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:07
• 休憩: 1:35
• 合計: 6:42

8:26 井戸バス停
9:40 9:45 熊倉山
9:49 9:50 軍荼利山
9:54 9:56 軍刀利神社元社
10:05 10:08 三国山
10:10 10:15 生藤山
10:17 10:20 丸山
10:24 10:33 茅丸
10:45 10:45 連行峰
11:06 11:06 山ノ神
11:10 11:10 大蔵里山
11:17 11:18 大蔵里山（東峰）
11:31 11:37 醍醐丸
11:46 11:47 醍醐峠
11:54 11:54 高岩山
12:07 12:08 和田峠
12:29 12:47 陣馬山
12:54 12:54 陣馬高原下方面分岐
12:58 12:59 南郷山
13:10 13:10 奈良子峠
13:14 13:14 萩の丸
13:19 13:23 明王峠
13:31 13:32 石投げ地蔵嬢ヶ塚
13:46 13:51 矢ノ音
13:58 13:59 大平小屋
14:05 14:05 大明神山
14:09 14:17 孫山
14:22 14:22 子孫山ノ頭
14:35 14:41 見晴らし台
14:45 14:50 与瀬神社
14:53 15:02 与瀬神社の鳥居
15:08 相模湖駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

◆往路
6:03茅ヶ崎発の相模線で八王子経由中央線上野原駅7:56着。
8:03上野原駅発井戸行きの富士急行バスで井戸8:27着。
https://www.fujikyubus.co.jp/regular/#section-5
◆復路
相模湖駅からJR中央線、相模線利用。

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
特に危険箇所は無かったが、地図に載っていない枝道も見られたのでルートには注意が必要。
◆登山ポスト
上野原駅の改札を出て階段を上がった正面にあった。

写真

2/28 8:00

上野原駅は初めて利用したけれどこんなモダンなルックスだったんだ。下り線ホームで改札を出たら正面に上り線の改札があって思わずSUICAで抜けて行ってしまうところだった。こんなホームと改札の配置も珍しい。

2/28 8:24

8:03発の井戸行きバスに乗り、終点井戸で下車。ここでは4人の登山者が下車し、そのうち3人が熊倉山へ向かった。

2/28 8:24

バス停から少し歩くともうこんな絶景が見えてくる。

2/28 8:24

富士山の手前に重なって見えるのは杓子山とか九鬼山とかなんだろうか？

2/28 8:26

正面の尾根が熊倉山の尾根だな。解りやすい。

2/28 8:32

軍刀利神社の鳥居がある。地図を見ると本殿は500m以上も先のようだ。

2/28 8:32

ここで振り返るとやっぱり富士山の絶景。

2/28 8:36

集落を離れてコンクリートスラブの道を登ると三界萬霊寺だろうか？Googleマップだと長泉寺。

2/28 8:37

お寺からすぐに登山道入口の標識があった。

2/28 8:38

突然鬱蒼とした林になる。

2/28 8:40

尾根に取り付いた所にもう一つ道標。これ以降山頂まで道標は無かったが尾根通し登るので迷うことは無いだろう。

2/28 8:40

クルミの実がたくさん落ちていたけれど、誰が綺麗に割って食べてるのかな？

2/28 8:44

暫く急登が続く。松の木が目立つ。

2/28 8:47

左上に尾根が見えてきた。多分自然歩道が通って三頭山まで続く尾根だろう。この辺りで上着をウィンドブレーカーに着替えて小休止。

2/28 9:07

再び樹間を透かして富士山が望めるようになってきた。

2/28 9:07

あれが熊倉山？と思ったが意外と偽ピークが色々とあった。

2/28 9:08

この辺りは落葉広葉樹林。少しくぼんだ登山道には落ち葉が吹き溜まっている。

2/28 9:08

まるで落ち葉の沢を遡行するようだ。

2/28 9:17

あそこで尾根に出る。朝陽が射して美しい。

2/28 9:21

富士山の展望も益々良くなる。ちょっと木の枝が煩いですが。

2/28 9:32

尾根に出ると南側は落葉広葉樹林、北側は檜の林だ。

2/28 9:38

本日最初のピーク熊倉山に到着。山頂周囲は木が多く展望は良く無い。

2/28 9:52

たおやかな尾根が続き広い山頂に出た。

2/28 9:52

軍刀利神社元社だ。ぐんだりと読むらしい。名前の通り軍神とのことだ。

2/28 9:54

南側に開けていて富士山の絶好の展望台。

2/28 9:55

生藤山の尾根越しに望めるのは丹沢の山並。

2/28 10:03

ベンチが沢山ある広場。

2/28 10:04

と思ったら三国山だった。

2/28 10:04

展望は木の枝が邪魔しているけれど純白の南アルプスも見えてきた。

2/28 10:10

更に少し下って巻道を左に分けて登ると。

2/28 10:11

生藤山の山頂に出た。ベンチもある。

2/28 10:12

生藤山山頂からの富士山。

2/28 10:23

巻道もあって走るにも良さそう。やっぱり夜通しじゃなくて日中富士山を横に見ながら走る方が気持ち良いだろう。

2/28 10:26

茅丸からも大きな富士山。

2/28 10:27

本日の最高峰1019mなり。

2/28 10:27

ここまで来ると丹沢の山々も一つ一つはっきりと解る。

2/28 10:44

連行山。北側に下る登山道がある分岐点だ。

2/28 10:55

生藤山と醍醐丸の中間地点。まだ午前中だけれどもう疲れた。

2/28 11:09

ここが大蔵里山？

2/28 11:10

あれに見えるが醍醐丸。もう少しだ。

2/28 11:13

和田峠巻道の誘惑。

2/28 11:22

しかし誘惑に打ち勝って登る。

2/28 11:28

左を見ると大岳山。

2/28 11:30

ようやく醍醐丸。ここで小休止。

2/28 11:57

路傍に祠。

2/28 12:02

林道に出た。昔はここに関所があったそうだが和田峠はもう少し先。

2/28 12:05

和田峠。陣馬山和田峠峠の茶屋があり、クルマも多い。

2/28 12:06

小屋の脇からの直登ルートは工事中。巻道から陣馬山へ向かう。

2/28 12:08

途中の二俣は左へ。

2/28 12:19

陣場街道からの合流点か。

2/28 12:27

そこからひと登り。山頂が見えた。

2/28 12:28

結構大規模に工事をしているんだ。

2/28 12:30

陣場山頂の標識の左右は大岳山と御前山だろう。

2/28 12:30

富士山も真っ正面。

2/28 12:31

南アルプス。赤石、荒川辺りか？手前のが扇山で右奥が滝子山から甲州アルプス、左が三ツ峠か。山頂のひと時が楽しい山だ。

2/28 12:31

こちらは来し方。右隅に三頭山が見えている気がする。

2/28 12:32

生藤山の肩越しにも微かに白い山が見えるが金峰山だろうか？

2/28 12:39

信玄茶屋。

2/28 12:41

生藤山。

2/28 12:42

こちらには清水茶屋。こちらも絶景ですね。

2/28 12:43

陣馬山に来たらこれ？

2/28 12:45

丹沢連山を眺めながら下ります。

2/28 13:10

たおやかな尾根が続く。

2/28 13:15

明王峠まで来た。

2/28 13:16

早咲きの桜。

2/28 13:18

しばし小休止。景信山に向かうと+2時間なのでここから相模湖に下る。

2/28 13:22

英語でも道案内あり。

2/28 13:30

明王峠から10分下って石投げ地蔵嬢ヶ塚に出合うが、説明が途中で終わってるようでその先を知りたくなる。

2/28 13:40

矢ノ音まで300mの道標。こう言う手製の道標の誘惑には弱いんだよねぇ。

2/28 13:41

ほぼ平坦な径を歩く。

2/28 13:43

石像もある。

2/28 13:44

吉野矢の音、藤野町十五名山の一峰のようだ。山頂標識の後ろには気象観測装置らしきものがある。ここでも小休止。

2/28 13:45

標識の裏側に大平小屋への道標があったのでここを下ることにする。

2/28 13:50

最初のうちは素敵な小径だったが。

2/28 13:52

そのうちに今日一番のゲキサカになった。

2/28 13:55

元の登山道に合流。

2/28 13:57

大平小屋。雨をしのぐ位かな。

2/28 14:01

あちらこちらに古い林道が見られる。

2/28 14:11

尾根を巻いて下って来たがテープのマーカーがある。この尾根を登ると大明神山かも？

2/28 14:15

尾根を登るとイバラが多い林道跡が山頂まで続く。山頂には枯れ枝を集めた櫓があるのみだった。

2/28 14:19

この分岐は与瀬へ。

2/28 14:28

相模湖が見下ろせるようになってきた。でもまだ高速の音は遠い。

2/28 14:30

これが山中からの最後の富士山の眺め。

2/28 14:36

途中に展望台があった。相模湖越しに石老山。

2/28 14:38

足元に何か銀色に光るものがあると思ったら鉄の杭の頭に縛ってある。躓かないようにだろう。ありがたい。

2/28 14:48

与瀬神社に下りてきた。これもまた立派だ。軍刀利神社と同じく日本武尊を祀っている。

2/28 14:52

中央高速の跨線橋から下りてきた山を振り返る。正面に見える社は慈眼寺で与瀬神社は左の鳥居を潜り急な階段を登って行く。つまり全然見えない。

2/28 15:09

相模湖駅に到着。ちょうど15:15の電車に乗れる。

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

moto g7 plus SIMフリー MOTOROLA

感想

tadomasa

今まで歩いていなかった神奈川県の北縁の山の連なりを歩いて来たけれど予想外に好展望で疲れたけれど癒される径でした。中央線でのアクセスと言うのが足が遠のく一因だが歩いてみると南の道志や北の奥多摩の尾根と山々が展望できてだいぶんこの辺りの地理も解った感じがする。まだまだ楽しめますね。

朝一番のバスに乗って茅ヶ崎から八王子直行の相模線に乗ればなかなか良い時間に中央線の駅に辿り着けることが解った。それにしても朝の相模線は極寒だった。単線で上り下りの待ちが多いのだが全部のドアを開け放しで数分間とか、寒風が吹き抜ける車内では寒くて眠れもしない。寒くて眠れないってしばらく経験してないぞ。十何年か前の厳寒期の八ヶ岳とかかな。今度乗る時には一番暖かいダウンを着てこなければ。

上野原から富士急行のバスに揺られて終点の井戸まで来てそこから先ずは熊倉山を目指す。今日の目的は生藤山から陣馬山までの尾根を歩くことだけれどちょっと先から歩いてみたくなったんで熊倉山。破線ルートではあるがポイントとなる分岐には道標があり踏み跡もしっかりと付いていた。三頭山から陣馬山へと続く尾根に出るとそれまでとは一変してたおやかなそして展望の良い尾根が続く。最初のピークは熊倉山、その後も幾つも山が続く。山行記録の下に登った山がリストになっているが20にも上る。生藤山も富士山の展望は良かったが茅丸は更に好展望だった。

でも一番の展望台は陣馬山だろう。何しろ全周の展望が楽しめるし、南アルプスまで望める。展望を楽しむも良し、食事を楽しむも良し、昼寝を楽しむも良しと言う感じののどかな山頂だ。余裕があれば景信山まで足を伸ばそうかとも思っていたがそんな余裕は醍醐丸で失せてしまっていた。明王峠から相模湖へと下った。途中で矢の音を指す手製の道標を見て立ち寄ったが地味な山頂が藤野十五名山の一峰とは意外だった。ここから大平小屋への下りはまたすごい急坂だった。相模湖が眼下に望めるようになり、中央高速の騒音も届くようになればゴールも近い。下り切ると与瀬神社に出た。

ここのところ毎週歩いてはいるけれど随分と草臥れるもんだ。とは言え気持ち良い尾根歩きだった。ここから見渡せた山々ももっと歩いてみたい気になった。

コメント

ぼっけもん

熊倉山に行かれたんですね♪
tadomasaさん、初めまして。
上野原から井戸に向かうバスでご一緒だったようですね。軍刀利神社の鳥居のところで別れたので、どちらに行かれたのかなと思っていました。熊倉山だったんですね 。その後、元社のところでお会いしたようで 、 を眺める後ろ姿が、tadomasaさんの に・・ 。ご挨拶もせずに失礼しました。

tadomasa

Re: 熊倉山に行かれたんですね♪
こちらこそ勝手に写真を使って失礼しました。富士山を眺めるシルエットが素敵だったので。南郷の福寿草は見事ですね。