南大菩薩周回〜再訪!展望と癒しの草原を結ぶ道 が、時の流れも
- GPS
- 08:32
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,656m
- 下り
- 1,647m
コースタイム
11:38大蔵高丸-12:05湯ノ沢峠-12:39白谷丸12:58-13:25湯ノ沢峠-13:59林道-14:49六本杉橋-15:25景徳院
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所:なし トイレ:景徳院駐車場、湯ノ沢峠下林道終点 |
写真
感想
南大菩薩は近郊ではお気に入りの山塊。大菩薩周辺に比べ静かで、緩やかな尾根道に時折草原が広がり、南アの展望も。特に、湯ノ沢峠周辺は、山行きを控えていた頃や、日常生活に疲れた時、癒しを求め、山歩きというより逍遥しに訪れていた。久しぶりにしっかり歩きに出掛けてみた。
景徳院駐車場の桜の樹の下にスクータを駐めると、頭上でちょこちょこ動くコゲラに見送られて出発。道標に導かれ車道を行くと、民家の庭先のようなところを左折する。今年初のイカリソウが一株咲いていた。神社を見送り山道に入るとガスの中杉林の急登。傾斜が緩むと新緑が気持よく、ヤマツツジも咲いている。とここでデジカメのメモリーエラーに気付き、メモリーを入れ直しOKとなったが、コゲラ君やイカリソウの写真が・・・・。ヒキガエルに気を取られ、子狸を撮り逃がし、キジが横切るも捉えきれず、ちょっと欲求不満気味だったが、気持ちいい尾根を大鹿峠(本当の峠ではない)で左折する頃からガスが切れ、日が差し始める。オッ立(しかしなんという名前!)は縦走路からちょっと外れていて立ち寄ったことはなかったので登ってみたが、気持ちいいピーク。
気分いい尾根も、コンドウ丸からはしばし荒れたカラマツ林でテンションが下がり、滑りやすい急登にあえぎながら大谷ヶ丸に辿り着いた。頂上は樹に覆われているが、ふと西をみると、枝の間から南アの巨峰達が!一気にテンションアップ。
ここからは、みるみる広がる青空のもと、所々草地も開けるお気に入りの尾根歩き。ところが、・・・・暑いです。ハマイバ丸直下の笹の斜面は風もなく夏を感じる暑さ。ハマイバ丸直下で今日初めて登山者にあった。ハマイバ丸からはほんとに散歩道。大蔵高丸まで展望を愉しみながら行く。
大蔵高丸で大休止後、湯ノ沢峠に降りてゆくが、お花畑手前の丘には昨年はロープだけだったのに異様なフェンスが新しく設置されていて驚く。フェンスの周りは植生がバッサリ刈り取られていて殺伐とした雰囲気。なんとなく後味が悪く、時間も早いので、白谷丸まで足を伸ばす。白谷丸山頂は、記憶のままののびやかな草原が広がっていた。湯の沢峠から下って、車道を汗ばみながら歩いていると、もう夏の気配も感じられるようです。
お気に入だった南大菩薩、随所でみられる大展望は変わりませんが、林道開発の影響が少しずつ忍び寄ってきています。密かに再会を期待した花にも会えず、ちょっと眉根を寄せながら帰途についたのでした。
コメント
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odaxさん こんばんは☆
「富士は古葉監督状態」思わず吹き出してしまいました
花の時期はまだまだこれからという感じですね。
晩秋と冬の様子しか見たことがないので、
緑の草原を楽しみにしています。
が!近々そのあたりに出没予定だったりします
週末のお天気が気になります…
こんばんは、clioneさん。
はるばる南から尾根を辿ってきて、お花畑手前の丘で突然張り巡らされた頑丈なファンスを目にした時、立ったまましばらく逝っちゃってました。我に帰り、思わず口にした言葉は、
「よくも『オッ立』てやがったな!」(←うそです)
<閑話休題>
古葉監督ネタ、気に入っていただき光栄です。応用はいくらでも効きますので、clioneさんもよろしければどうぞ(笑)。もっとも、小生の故郷広島県での有名人の1人ですので、笑いに使っちゃまずいですかね?
今週末の関東の天気、現在のところ芳しくない様ですね。でも、先週も事前の予報では土日とも雨でしたが、半日位ずれたお陰で、小生も出掛けることができましたし。まだ、希望を捨てる必要はないと思いますよ 。
まあ、どっちにしても、今週末小生は関東にはいません(※)ので関係ないですが・・・・、と行き先を見ると関東より天気悪そうなんですけど!
※:山登りではないです
なお、本日も遠方に出掛けてました(今帰ってきたところです)が、ちょっと時間があったので、つい悪の道に・・・・ 。その次第は、なんらかの形でアップするやもしれません。
古葉監督ネタ、イイですね。
仰るように応用がいくらでも効きます。
広島県では伝説の人物ですが、もうさすがに知名度は
低くなってきてますよね。
笑いのネタにされるのはある意味、尊敬の裏返しとも
言えますのでよろしいのではないでしょうか。
私もどこかでコッソリ使わせていただきます。
山行に関係のない話ばかりで失礼いたしました。
こんばんは、navecatさん。
navecatさんにまで、ハナマルを戴くとは、古葉さんネタ、スマッシュヒットでしたかね 。
navecatさん達と違い、odaxは歩きが平凡で芸がないので、その分コメントでひねってます、とか 。
その時の大蔵高丸からの は、下に雲があるものの、頂上がすっきり見えそうになっては、また引っ込むが、完全には見えなくならないで一部がちらちら見えている状態。しょうがなくその状態で1枚撮りました。 のコメントを書く時、その状態を思い出してふと思いついたものです。
故郷の伝説の人物を宣伝できるなら、こっそりではなく、そういうシチュエーションでは積極的に使うのもありですかね 。
でも、同じように伝説となっている、達川の”当ってる”は、山登りには応用しにくいですね(笑) 。
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