【日の出】羊の放牧なるか!?リベンジ竜ヶ岳!!(熊谷〜遠足)
- GPS
- 05:24
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 957m
- 下り
- 949m
コースタイム
距離: 約13.8km、約5時間22分 *ランチなし、停止時間含む
往路:約7.5km、2時間56分 *停止時間含む
復路:約6.3km、2時間10分 *停止時間含む
往路:熊谷旧道〜小峠〜表道
06:50観光案内所発 - 07:19熊谷旧道峠道入口 - 07:30天狗谷出合 - 07:54平角石 - 08:20旧道降り口
08:24小峠 - 08:41石榑峠 - 09:11重ね岩09:24 - 09:37尾根 - 09:46山頂
(滞在約17分)
復路:遠足尾根
10:03山頂発 - - 10:20治田峠分岐 - 10:25金山尾根降り口
10:32裏道降り口 - 10:40湿地 - 10:48木登り - 10:58展望良好 - 11:13大鉢山分岐 - 11:22新道分岐
11:32岩山展望台 - 11:55遠足尾根入り口 - 12:13観光案内所
区間タイム
往路
観光案内所 - 熊谷旧道峠道入口 約29分(東海自然歩道経由)[+1]
旧道入口 - 小峠 約65分 [+10]
小峠 - 石榑峠 - 約17分 [-3]
石榑峠 - 重ね岩 約30分 [±0]
重ね岩 - 山頂 約22分 [-13]
復路
山頂 - 治田峠分岐 約17分 [+2]*冬季ルート
治田峠分岐 - 金山尾根降り口 約5分
金山尾根登り口 - 裏道降り口 約7分
裏道降り口 - 大鉢山分岐 約41分 [+11]
大鉢山分岐- 新道分岐 約9分 [-6]
新道分岐- 遠足尾根入口 約33分 [-7]
遠足尾根入口 - 観光案内所 約18分 [-2]
天候 | 曇り時々晴れ 下山後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
二輪車 : 200円 自転車 : 無料 駐車料金に環境保全協力金が含まれてる。 車1台\500を払えば同乗者の分は不要。1名でも8名でも1台\500 3名以上で相乗りする場合は有料駐車場を利用した方がお得。 有料駐車場を利用せず無料駐車場を利用した場合や自転車、タクシーで訪れた場合で登山をする人は環境保全協力金200円が一人ずつ必要。BBQ利用の場合は協力金は不要。 最寄り駅:三岐鉄道大安駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場にある観光案内所と石榑峠に登山ポストあり。 東海自然歩道 特に問題なし。 登竜荘付近の崩落箇所は復旧済みだった。 熊谷旧道 *平角石すぐそばの丸太橋が崩れてきた木によって崩落。通行困難。 全般的に目印、位置確認Noが少ない。 崩れてきた土砂によって登山道が埋もれてたり倒木が道を塞いでたり通行が困難な箇所が多々ある。 天狗谷の出合で迷いやすい。自分も迷ったし迷った人も見かけた。 N0.102付近の丸太橋外れてる。通行は可。 迷うのを標識が少ないせいにしたり倒木が邪魔とか言う人が入るべきルートではない。 小峠〜石榑峠 旧国道421号線。 コンクリの道で幅もあり歩きやすい。登山らしくないけど。 表道 ロープ場、ザレ場がある。 深くえぐれた登山道は滑りやすいので登山道のすぐ脇の踏み跡をたどった方がいい。 遠足尾根 上半分はバカ尾根で歩きやすく見晴らしがいい。 下半分は樹林帯で木漏れ日が気持ちいい。一部やせ尾根あり。 新道分岐から遠足尾根入り口までの急登は杉林で景色の変化に乏しく心が折れやすい。ここで体力を消耗しないように時間をかけて歩くといい。 足元をよく見ると小さな草花が生えてる。そういった草花を楽しみながら登れば少しは気分も救われるかも。 飲食店はおうどんのみどりさん、カフェ&ギャラリーコナラさん、グリーンハットさん、寿司小料理の春美さん、涼風軒さん。 営業時間、定休日が決まってない店がほとんど(笑 気になった店の戸を開けて、開かなかったら営業してないって事(笑 最初は入りづらいと思うかも知れないけど思い切って入ってみてどれも素敵な店だから。 温泉 いなべ市内に「阿下喜温泉 あじさいの里」車で10分 http://ajisainosato.com/ 滋賀県に「永源寺温泉 八風の湯」車で30分 http://www.happuno-yu.com/ 菰野町内に湯ノ山温泉。例「アクアイグニス」車で40分 http://aquaignis.jp/ |
写真
感想
俺の熊谷。
去年初めて熊谷を降下した時の衝撃を忘れ…
あれ?れれれ?
いつだっけ?笑
なんにしてもそれ以降何度もヘビロテするほどのお気に入りルート。
案内所では案内されず荒れ放題で整備もされないままの忘れ去られたルート。
渓谷を進むそのルートはうっそうとした木々に覆われてるが、だからこそ強い日差しを浴びると深緑と日差しと照らし出される蒼い沢が活き活きと輝きだす。
素晴らしい渓谷美のルートをみんなにも知ってもらいたい反面、登山客であふれるのは願うところではない。
誰とも会わない静かなルートであってこその熊谷。
俺の熊谷。
初めて迷ったのも熊谷。下りでも登りでも迷った。だから地図のありがたみを痛感した熊谷でもある。
初めてトレランぽく走って(バッテリーが切れかけてたからという理由)下ったのも熊谷。
唯一誰も案内してないルートもここ熊谷。
積雪期を迎えて以降は通らなくなってしまったけどいよいよ熊谷ルートを再開する。
前回、5/19に登った時は曇り。重ね岩すぎた辺りから雨に降られ山頂はガスの中。
シロヤシオも満開ではなく羊の放牧を拝むことなくヒルに歓迎された山行だった。
という事でリベンジ!!
しかも熊谷から!!
今回は二ヶ月ぶりのソロで。
チャリで宇賀渓キャンプ場へとりつくのも久しぶり。
せっかくだからご来光からと思ってこれまた久しぶりに夜明け前の出撃。
ご来光は1/27以来。
残念ながら厚い雲に覆われてたし、晴れてたとしても日の出の位置がかなり北にずれてたおかげで日の出の位置が山の陰になってしまってた。ご来光は冬場限定かなあ。
一旦駐車場に戻ると駐車場には10台近い車が。準備しなおしてる間も次々に車が滑り込んできてた。みんな羊の放牧狙いかな?
では改めて出発!山頂は晴れてる!
今回は去年の12/29に下りで使って以来の熊谷旧道。登りだと10/27以来か。
山頂への登山道は遠足尾根(金山尾根)、中道、表道の3本で熊谷旧道は表道へ接続する南回りのルート。
案内所でも案内されないせいもあって訪れる人が少なく整備は行き届いてなく崩落箇所も多々あり一般向けではない。
そんな危険度の高いルートでも無いんだけどね。荒れてるって意味で一般向けではないって事。
熊谷旧道に取り付くにはまず国道を歩いて石榑トンネルのもう少し先、鵜峠橋まで行きます。
が、普通に国道を歩いたんじゃ味気ない。
国道のすぐ脇に東海自然歩道が通ってるからそれを歩く。
とはいえ国道がすぐ近くで車の騒音が聞こえるし妙に整備されてて少し風情に欠ける。とはいえアスファルト舗装の道を歩くよりはマシか。
石榑大橋の手前で強制的に国道に出なければいけないけど登山道なのかどうかあやしい踏み跡から這い上がる(笑
ここからはアスファルトの上を歩かねばならない。
水晶橋からは小さな滝が見える。小さな滝だけど好きだなあ。
しばらくすると石榑トンネルの入り口が見えるからそこのすぐ脇に延びる旧国道へ進む。
すぐに鵜峠橋があるから渡ってすぐ右が旧道峠道入り口。
枝が生い茂って登山道を隠してて初めての人なら絶対に気づかないだろうな(笑
旧道に入ってものの1分で白竜神社の道に出る。
旧道の入り口が分からなくても白竜神社の道から来ればいいんだけどね。
そこから奥へ進むとヤケヤマ谷に架かる青い橋がありそれを過ぎると堰堤が見えてくる。
そこが天狗谷出合。
ここは目印がほとんど無くて迷いやすい。
初めて来た時も下りだったけど迷った。
別の日に下りで使った時も先行してた人が同じく迷ってた。
地図をちゃんと見ればおよその事は分かる。
基本的に熊谷の右岸を歩くから。
迷った人は地図を持ってなかった。天狗谷へ進もうとしてた。地図さえあればそんな間違いは防げるんだって事を実感した瞬間だったなあ。
かくいう自分も天狗谷へ進もうとしてたもんな。
案内所でもらえる地図は等高線もない簡易地図だけど役に立った。
無料でもらえるし地図は登山の必須アイテムだから携行しなきゃね。
ちなみに天狗谷出合は沢渡りですお。
天狗谷出合を越えたら1本目の丸太橋登場〜
熊谷の丸太橋で一番落差があるかな。短いけどね。
熊谷の沢は透明感が抜群で気持ちいいんだよね。
だからこの秋口はこのルートを好んで通ってた。強い日差しであればあるほど気持ちいい。
と、平角石を過ぎたところで
!?
丸太橋崩落してるジャマイカ!?
長谷に架かる丸太橋が斜面の木、しかも2本一緒に根っこごと崩落して丸太橋を直撃したっぽい。
「く」の字の丸太橋だったけど両方とも共倒れ。
すっぽり長谷の沢にハマって堰き止めてるかの様だったけど水は流れてた。
右岸も左岸も切り立ってて迂回できそうになかったからその2本の木を踏み越えて進んだ。
崩落した原因が分からないけど安全とは言い切れないよね。
それを言ったらどこの登山道もそうだけど。
ちなみに位置確認N0.102の丸太橋も去年初めて通った時から落ちてる。
沢が小さいおかげで橋が無くても渡れるけどね。
何本も支流があるからどっちか本流か間違えないようにしないと気づいたら支流に入ってて迷うって事態になり兼ねない。
実際に初めて登りで使った時は間違えて支流に入って、でも本来なら無いはずの堰堤が現れたおかげですぐに間違いに気づけたけどね。
これも地図を確認してれば間違えずに済むけど。
最終的に小峠の手前にでる。
ここには谷道から続く登山道も接続する。
山頂が見えるんだけどガスってる!?
前回と同じパターンな悪寒。。。
小峠から石榑峠までのコンクリ道路は登山としては味気ないけど色んな花に出会えた。
ピンクのタニウズキ、紅色のヤマツツジ、藤、マムシグサ…
前回は白い花も咲いてたな。
石榑峠に到着するとタクシーがいた!
誰かがタクシーでここまで乗りつけたのかな?
ここからは表道。再び登山道を進みま〜す。
表道はイワカガミ、ベニドウダン、アオダモも咲いてた。
重ね岩付近からシロヤシオも咲いてたけど今回も満開という感じではなかった。
重ね岩を過ぎればシロヤシオの通り抜けのはずなんだけどあいにく満開じゃないから次回に持ち越し〜
そして尾根にでるとそこはガス…
視界は数メートルというところか。
視界が悪いってだけで山頂までのこの稜線がやたらと長く感じる…
山頂に到着するとこんな天気にも関わらず10組近くいた。
みんな羊の放牧なんだろうな。
じゃなきゃこんな天気の日に来ないもんな。
視界がないから長居しても意味がないからさっさと降下開始〜
下山は遠足尾根から。
本当なら眼前に羊の放牧が広がってるはずなににとか思いながら滑るように足早にちゃっちゃか下る。
下って鞍部まできたらルートを外して冬季ルートへGO!!
だってその方が山頂がよく見られるんだもん。
遠回りだしアップダウンも余分にあるけどいきまっせ!
振り返ったら〜
キタコレ!ガスの山頂〜(泣
でもちょっと待ったらガスが晴れよったわ!青空が広がるほどではないけどね。
そしたら急登にいる登山者がみんな下を見てる。
何かいなと思ったら遠足尾根もガスが晴れてきよった!!
羊の放牧ショー!!!
でも
満開じゃないし。
でも
数匹いらっしゃる。
これが全面に広がったら壮観なんだろうな。
下ってる途中も多くの登山客とすれ違った。
みんな羊の放牧を楽しみに登ってきたんだろうな。
アカヤシオもまだ咲いててシロヤシオと紅白の共演を魅せてくれる箇所もあって初夏の竜ヶ岳を楽しませてもらった。
位置確認No.128〜129の間の展望良好ポイントからようやくふもとを眺める事ができたけどこの時期は水田と麦畑の競演だった。
いつ見ても雄大だねー
ここは山頂にはない手に届きそうな距離感が好きだわ。
遠足尾根最後の九十九折の急登でユキモチソウってマムシグサにそっくりな花を撮ったんだけど、後日花の名前を調べてたら別の方がこの花をしかも構図まで同じで撮影されてた(笑
スズカカンアオイって花も葉っぱが綺麗だなと思って撮ってたんだけどそれも載ってた(笑
しかも葉っぱの下に花が隠れてたみたいで…
春先に比べて花の種類が増えたね。
初めての初夏の竜ヶ岳を楽しませてもらえた。
あとは天気が良ければなあ(笑
またリベンジするけどw
下山後は春美さんでランチでっせ〜
いつも迷う。
おうどんのみどりさん、がっつり春美さん、軽くオシャレにコナラさん。
こないだコナラさんに行ったから今回は春美さん!
贅沢にもしーすー頂きました!お値段千円ポッキリ!!
千円定食はほかにもあるけど寿司が一番贅沢な気分にさせてもらえる。
いいね〜
春美さんは奥がバルコニーで玄関から心地よい風が吹き抜けて気持ちいい。
6月にはバルコニーにも席を設けて川床が楽しめるそうな。楽しみ♪
食後はサイフォンで淹れたコーヒーと手作りシフォンケーキをいただいて満足満足♪
またくるよー!!
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