硫黄岳〜横岳<華を見知り>
- GPS
- 07:58
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 1,259m
コースタイム
1010赤岩の頭
1027硫黄岳1050
1110硫黄岳山荘1120
1157横岳1215
1234日ノ岳1253
1320横岳1333
1450ヒュッテ夏沢
1557駐車場
天候 | 曇りのちたまに晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
桜平Pから登山道を歩いて10分弱のところに簡易トイレ、夏沢鉱泉に登山ポスト 桜平〜夏沢鉱泉 幅広の林道めいた道。一部簡易舗装してあり歩きやすいが急勾配 夏沢鉱泉〜オーレン小屋 樹林帯。コケが綺麗な道 オーレン小屋〜赤岩の頭 前半は樹林帯。後半は低木になり見晴らしが利くが勾配がきつくなる。足元は若干ガレてくる 赤岩の頭〜硫黄岳 火山帯特有の砂礫の道から急登が始まるとガレた石くずの道に。山頂もガレた岩で覆われている。爆裂火口は切れ落ちた崖なので転落注意 硫黄岳〜台座の頭周辺 さらに大きな岩くずのガレた道。浮石多く怪我注意。硫黄岳山荘から石くずが混ざった砂礫混じりの道に。 台座の頭〜日ノ岳 横岳山頂までは鎖場(かにの横ばい)や鉄はしごなどの岩場。切れ落ちた崖も通るので滑落注意。横岳から先はガレと砂礫混じりの道になる。高山植物が多く咲いている。 |
写真
感想
今週、初の八ヶ岳、天狗岳に登り、下山中に大雨にやられ、これっきり、これっきりもう、これっきりですね、と始まったばかりの「八ヶ岳ストーリー」に終止符を打つ。
。。。こともなく、ちょっと待ってプレイバック、と「八ヶ岳パート2」という訳もなく山口百恵の歌に絡めて八ヶ岳第2弾、しかも同週に。
今日は南八ヶ岳の硫黄岳、そして事前に調べていてレコに多く載せられていた「ツクモグサ」「ウルップソウ」を見るため横岳まで足を伸ばしてみる事に。
オーレン小屋周辺までの樹林帯では苔やシダ植物などの湿気を帯びた森の雰囲気に酔いしれ、赤岩の頭に出るまでほ低木地帯ではまだかまだかと稜線歩きを渇望した。
硫黄岳への稜線、そして山頂では残念ながらガスが濃くなり本当にこれから景色が堪能できるのかいささいか不安であったが、不安的中(^_^;)
爆裂火口は視界ゼロで真っ白。やるせない思いのたけを炭酸飲料がぶ飲みに当てているうちに見事ガスが晴れる。きっと自分が炭酸ガスでゲップするほどの飲みっぷりだったからだろう。
すぐまたガスってきた道を横岳方面へ進む。途中さえずる鳥に目を向けイワヒバリの姿を写真に何度も写したり、硫黄岳山荘でトイレを済ましまたひたすら登る。山頂手前では「かにの横ばい」と説明されている鎖場や不安感ありありの鉄はしごなどを進み到着。
ここで先着していたハイカー2名とお会いして記念写真を取り合う。
このハイカーさんたちはもう仕事を引退され山歩きに日々没頭されている方たち。
地元の山岳会に所属しているそうでいろんな山の話や山選びのアドバイスなどを聞いてるうちに自分らが「ウルップ・ツクモを見たい」と話すと帰りが同じ方向で登山中に見つけたということで案内してもらうことに。
道中、高山植物が多く咲き、それらいくつかの花の名前を伝授してもらったあとお目当ての花を見つけることができた。ガスがどんどん濃くなり足場も岩場の中でとても助かり、楽しいひと時を過ごせた。
ガスもいよいよ濃くなり計画よりだいぶ多くの時間を過ごしてしまったため横岳で昼食。ここでようやくガスが一気に晴れ赤岳や阿弥陀岳が姿を現した。そしてそれは幻であったかのようにガスの向こうに溶けて消えた。
下山は夏沢ヒュッテ経由で下山。ガレた足場に苦戦しながらも最後まで天に裏切られることなく帰路につく。
とにもかくにも山頂でお会いした「歩く植物図鑑」と自称されていた(笑)年配ハイカーさんたちに花の咲く場所、花の名前、花の覚え方など、見ず知らずの我々に教えていただいて大変有意義かつ楽しい山行になった。
家へ帰り撮った写真を元にさらにいくつかの花の名前を調べ知ることができた。花を見て、知り、調べて深まる。顔見知りでなくとも華を見知ることができた。
以前から約束していたbo-tyu-zaiさんとの硫黄岳登山。
彼は火曜日に天狗岳で、八ヶ岳を嫌いにならないか心配する大雨下山…。
そして今日も曇天。桜平に向かう道中では、雨もポツポツ…。
行き先の山すら変更しようかとも。
ひとまずダートな道を桜平にさらに進めると、雨はやむが曇天。
それでもいつになく、芸術的な話?をしながら歩みを進めると時々、ガスが切れる。
硫黄岳山頂。
あれ~、爆裂火口もガスガス…。うーむと思っているとガスが切れ、爆裂火口がお目見え。
良かった~!これで彼が八ヶ岳を嫌いになることはないだろう。
さてさて、今日の我々の目的は「ウルップソウ」「ツクモクサ」。横岳付近に咲いているとの情報をもとに、さらに歩みを進める。
横岳山頂で出会った熟練登山者2名に、親切にもウルップソウの咲いている場所まで同行していただきました。ありがとうございます。
その他にも登山道整備の方も爽やかな方で、整備に感謝です。
来週、「キタダケソウ」を見に行こうと思っていたら、今年は雪解けがはやくキタダケソウももうピーク過ぎとのレコを拝見しました。うーむと最後にまたうなる。
7月の単独行はトレーニングメインに決定しましたとさ。
では、おしまい。
八ヶ岳お疲れ様でした。
横岳でガスが切れて素晴らしい展望が印象的ですね。
これぞ高山って感じで綺麗です
道中ではヒバリ達や高山植物がお出迎え
これまたかわいいですね
これから高山も夏に向けて様々な動植物が楽しめそうですね
蒸暑い下界からも逃避でき、素晴らしい景色に、可愛い動植物…一石三鳥ですね
neko-tamaさん、(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪
週2で八ヶ岳に行ってしまいましたが今回はなかなか楽しい山行になりました。
もともと天気予報が曇りだったので花を見に行く登山がテーマだったのですが、こういうタイミングで歩く植物図鑑さん(ホントに自称してたので)にお会い出来てラッキーでした。
イワヒバリの他に硫黄岳の爆裂火口ではイワツバメが群れで高速で飛び回り、羽音が聞こえたりなんかしてすごかったです
遠景は見られず残念でしたが、それでも色々楽しめる八ヶ岳。高山ゆえに2600mあたりから酸欠気味のせいか眠気が出てきてあくび山行したりと、思い出してもちょっと笑える山行になりました
bo-tyu-zaiさんとの6月2発目の山行は、レコの通りギリギリ景色を楽しめました。
今まであまり花を愛でないというか、花の名前を覚えない登山をしてきました。しかし「植物図鑑」おじさん達との出会いをきっかけに、この夏の夏山は花の名前を覚えようと思います(笑)
次月もbo-tyu-zaiさんとのコラボは決定済みです。
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