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Yamareco

記録ID: 321440
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南ア南部テン泊(光岳〜イザルヶ岳〜茶臼岳〜上河内岳〜聖平)易老渡から周回

2013年07月13日(土) 〜 2013年07月15日(月)
 - 拍手
Pengin22 その他1人
GPS
56:00
距離
27.7km
登り
3,017m
下り
2,915m

コースタイム

7/13(土)0625易老渡→0740面平0747→0825平な広場0840→0945二二五四ピーク0955→1013易老岳→1145静高平1200→1220光岳小屋(テント設営)1300→1310光岳→1320光石1325→1245光岳小屋<テント泊>

7/14(日)0525光岳小屋→0540イザルガ岳0550→0600イザルガ岳分岐0605→0725易老岳0735→0840希望峰→0920茶臼岳→0935茶臼小屋分岐→1040上河内岳の肩→1049上河内岳1055→11:00上河内岳の肩11:05→1130南岳→1225聖平小屋<テント泊>

7/15(月)0455聖平小屋→0515薊畑0518→0600苔平0610→0730西沢渡渉点0736→0808便ヶ島登山口<end>
天候 7/13(土)曇り→ガス(到着後雨)、7/14(日)高曇り→ガス&暴風(到着後雨のち晴れ)、7/15(月)雨→曇り(下山後に晴)
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
「梨元ていしゃば」に駐車。タクシーで易老渡まで(\13,000)、復路は聖光小屋からタクシーで「梨元ていしゃば」まで(\10,000)
コース状況/
危険箇所等
<易老渡〜易老岳分岐>眺望無いが歩きやすい。危険箇所なし。
<易老岳分岐〜光岳小屋>静高平までの登りが、やや歩きにくい(滑る)。
<易老岳分岐〜聖平小屋>樹林帯がメイン、快適なルート。
<聖平小屋〜便が島>急坂ではないが、滑りやすい。
0625易老渡の駐車場手前にある赤い橋を渡って、いよいよ出発!
2013年07月13日 06:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 6:23
0625易老渡の駐車場手前にある赤い橋を渡って、いよいよ出発!
柔らかな緑に包まれて・・・。でも急登。
2013年07月13日 07:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 7:00
柔らかな緑に包まれて・・・。でも急登。
0740面平に到着。
2013年07月13日 07:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 7:40
0740面平に到着。
うっそうとした木々
2013年07月13日 08:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 8:41
うっそうとした木々
2254ピークで、待ちくたびれていた妻。
2013年07月13日 09:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 9:52
2254ピークで、待ちくたびれていた妻。
本日デビューのイーサー60!イイ感じです。
2013年07月13日 09:52撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 9:52
本日デビューのイーサー60!イイ感じです。
1013易老岳。ようやく稜線に出ました。
2013年07月13日 10:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 10:13
1013易老岳。ようやく稜線に出ました。
視界が開けると、少しテンションアップ!
2013年07月13日 10:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 10:35
視界が開けると、少しテンションアップ!
白樺?並木
2013年07月13日 10:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 10:36
白樺?並木
枯れ木も、それなりに風情があります。
2013年07月13日 10:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 10:38
枯れ木も、それなりに風情があります。
徐々にガスが充満しつつ・・・
2013年07月13日 11:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 11:39
徐々にガスが充満しつつ・・・
イワカガミ。
2013年07月13日 11:50撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 11:50
イワカガミ。
静高平でまたもや待ちくたびれていた妻。
2013年07月13日 11:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 11:54
静高平でまたもや待ちくたびれていた妻。
静高平の水場。標識すぐそば&10m程先に計2か所あり。上の水場の方が水量豊富でした。(標識すぐそばの水場は、この日はチャンと水が流れていたのに、翌朝通った時には、すっかり涸れ果てていました。たった1日で何故???)
2013年07月13日 11:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 11:54
静高平の水場。標識すぐそば&10m程先に計2か所あり。上の水場の方が水量豊富でした。(標識すぐそばの水場は、この日はチャンと水が流れていたのに、翌朝通った時には、すっかり涸れ果てていました。たった1日で何故???)
給水に勤しむ、ぺん夫。
2013年07月13日 12:00撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 12:00
給水に勤しむ、ぺん夫。
イザルガ岳分岐。ガスガスなので、登頂は明日にする。
2013年07月13日 12:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 12:08
イザルガ岳分岐。ガスガスなので、登頂は明日にする。
光岳小屋
2013年07月13日 12:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 12:45
光岳小屋
本日のテン場に一番乗り!(小屋番さんに「今日は混雑するかも知れないので、なるべく端に張って!」と指導されました)
2013年07月13日 12:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 12:49
本日のテン場に一番乗り!(小屋番さんに「今日は混雑するかも知れないので、なるべく端に張って!」と指導されました)
休憩後、雨の降らないうちに早速光岳へ。
2013年07月13日 12:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 12:58
休憩後、雨の降らないうちに早速光岳へ。
1310光岳。
2013年07月13日 13:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 13:11
1310光岳。
もう1つの標識。
2013年07月13日 13:12撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 13:12
もう1つの標識。
何も見えない「展望台」
2013年07月13日 13:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 13:13
何も見えない「展望台」
せっかくの機会なので、テカリ石まで散歩。
2013年07月13日 13:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 13:18
せっかくの機会なので、テカリ石まで散歩。
山頂から約10分、いきなり白い巨岩が眼の前に!
テカリ石だ。
岩好きなぺん妻が駈け上る!!
2013年07月13日 13:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 13:21
山頂から約10分、いきなり白い巨岩が眼の前に!
テカリ石だ。
岩好きなぺん妻が駈け上る!!
眺望皆無ですが、ごきげんなぺん妻。
2013年07月13日 13:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 13:22
眺望皆無ですが、ごきげんなぺん妻。
テカリ石に咲いていた青いお花。
2013年07月13日 13:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 13:22
テカリ石に咲いていた青いお花。
岩場好きならではの、良く判らないピースサイン・・・
2013年07月13日 13:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 13:23
岩場好きならではの、良く判らないピースサイン・・・
1350テン場に戻ってきました。まだ誰もいません。
(結局この日は、計30張位のテント数でした。小屋もそれなりに賑わった模様)夕方から夜にかけて、それなりに雨が降り、期待した景色はお預け・・・
2013年07月13日 13:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 13:47
1350テン場に戻ってきました。まだ誰もいません。
(結局この日は、計30張位のテント数でした。小屋もそれなりに賑わった模様)夕方から夜にかけて、それなりに雨が降り、期待した景色はお預け・・・
翌朝0450、雨音が止んでいたので外に出ると、丁度日の出&富士山が!!!
2013年07月14日 04:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 4:50
翌朝0450、雨音が止んでいたので外に出ると、丁度日の出&富士山が!!!
上河内岳&聖岳方面も見えます。
2013年07月14日 04:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 4:50
上河内岳&聖岳方面も見えます。
何も言うことの無い、絶景!
2013年07月14日 04:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 4:51
何も言うことの無い、絶景!
富士山!
2013年07月14日 04:52撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 4:52
富士山!
日の出だ!
2013年07月14日 04:52撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 4:52
日の出だ!
0525出発!(後方は、イザルガ岳)
2013年07月14日 05:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 5:24
0525出発!(後方は、イザルガ岳)
とても良い雰囲気だった光小屋。また再訪したい!
2013年07月14日 05:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 5:24
とても良い雰囲気だった光小屋。また再訪したい!
光小屋&光岳
2013年07月14日 05:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 5:27
光小屋&光岳
センジが原の木道
2013年07月14日 05:28撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 5:28
センジが原の木道
0540イザルガ岳。かろうじて眺望がありました。
2013年07月14日 05:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 5:41
0540イザルガ岳。かろうじて眺望がありました。
富士山が良く見えています。
2013年07月14日 05:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 5:42
富士山が良く見えています。
茶臼、上河内岳方面
2013年07月14日 05:44撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 5:44
茶臼、上河内岳方面
綺麗・・・
2013年07月14日 05:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 5:45
綺麗・・・
山々の連なり。
2013年07月14日 05:47撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 5:47
山々の連なり。
イザルガ岳分岐
2013年07月14日 06:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 6:00
イザルガ岳分岐
これから向かう山々が良く見えています。
2013年07月15日 20:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 20:22
これから向かう山々が良く見えています。
易老岳。
2013年07月14日 07:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 7:25
易老岳。
0725易老岳山頂標識。(分岐のすぐ奥にあったのですが、昨日は気付かず)
2013年07月14日 07:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 7:26
0725易老岳山頂標識。(分岐のすぐ奥にあったのですが、昨日は気付かず)
イイ感じの縦走路。
2013年07月15日 20:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 20:22
イイ感じの縦走路。
ドンドン進みます。
2013年07月15日 20:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 20:23
ドンドン進みます。
0840希望峰。ガスガスで何も見えず。
2013年07月15日 20:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 20:23
0840希望峰。ガスガスで何も見えず。
ところどころに木道が。
2013年07月14日 08:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 8:54
ところどころに木道が。
綺麗なシャクナゲ。
2013年07月14日 08:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 8:59
綺麗なシャクナゲ。
0905仁田池。
2013年07月14日 09:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 9:03
0905仁田池。
0920茶臼岳。ガスガス&横殴りの防風で、全く何も見えず・・・
2013年07月14日 09:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 9:19
0920茶臼岳。ガスガス&横殴りの防風で、全く何も見えず・・・
山頂の方位番も全く役立たない天候、そそくさと通過・・・
2013年07月14日 09:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 9:35
山頂の方位番も全く役立たない天候、そそくさと通過・・・
0935茶臼小屋分岐。暴風で飛ばされそう・・・(ぺん夫愛用の「船窪小屋てぬぐい」が暴風の犠牲になって飛んでゆきました・・・シクシク)
2013年07月14日 09:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 9:36
0935茶臼小屋分岐。暴風で飛ばされそう・・・(ぺん夫愛用の「船窪小屋てぬぐい」が暴風の犠牲になって飛んでゆきました・・・シクシク)
唐突に広々とした場所に出ました。ガスが垂れこめています。
2013年07月14日 09:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 9:51
唐突に広々とした場所に出ました。ガスが垂れこめています。
気持ちのいい道。
2013年07月14日 10:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/14 10:04
気持ちのいい道。
上河内岳はガスの中・・・
2013年07月15日 20:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 20:23
上河内岳はガスの中・・・
富士山が一瞬見えた!
2013年07月14日 10:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 10:05
富士山が一瞬見えた!
上河内岳の稜線。聖岳も一瞬見えた!
2013年07月14日 10:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 10:14
上河内岳の稜線。聖岳も一瞬見えた!
2013年07月14日 10:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 10:14
もうすぐ分岐。
2013年07月14日 10:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 10:18
もうすぐ分岐。
岩場好きのぺん妻が、猛ダッシュ中。
2013年07月14日 10:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 10:29
岩場好きのぺん妻が、猛ダッシュ中。
1040上河内岳の肩分岐。
2013年07月14日 10:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/14 10:40
1040上河内岳の肩分岐。
2013年07月14日 10:40撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 10:40
2013年07月14日 10:40撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 10:40
1050上河内岳。
2013年07月14日 10:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 10:49
1050上河内岳。
眺望良し!
2013年07月14日 10:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 10:49
眺望良し!
またまた見えた富士山。
2013年07月14日 10:51撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/14 10:51
またまた見えた富士山。
お花を撮る妻。
2013年07月14日 10:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 10:57
お花を撮る妻。
綺麗なお花。
2013年07月14日 10:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 10:58
綺麗なお花。
1105分岐に戻って、聖平小屋目指して再スタート。
2013年07月15日 20:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 20:24
1105分岐に戻って、聖平小屋目指して再スタート。
ガスの中にお花畑。
2013年07月14日 11:15撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 11:15
ガスの中にお花畑。
1か所だけ残っていた雪渓。
2013年07月14日 11:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 11:19
1か所だけ残っていた雪渓。
1130南岳。
2013年07月14日 11:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 11:29
1130南岳。
1220分岐。聖平小屋までもう一息。(ここから茶臼岳方向に20メートル程戻った場所が、Docomo携帯が通じる場所でした。←小屋番さんに聞きました)
2013年07月14日 12:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 12:22
1220分岐。聖平小屋までもう一息。(ここから茶臼岳方向に20メートル程戻った場所が、Docomo携帯が通じる場所でした。←小屋番さんに聞きました)
1225聖平小屋。フルーツポンチを頂きました、とっても美味!
2013年07月14日 12:30撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 12:30
1225聖平小屋。フルーツポンチを頂きました、とっても美味!
早速、濡れたテントを設営しつつ乾燥作業に没頭・・・
2013年07月14日 13:34撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 13:34
早速、濡れたテントを設営しつつ乾燥作業に没頭・・・
お腹が空いたぺん妻。(カップヌードルのチリトマト味、妻が編愛しています)
2013年07月14日 13:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/14 13:39
お腹が空いたぺん妻。(カップヌードルのチリトマト味、妻が編愛しています)
漸くテントが乾いたので、家財道具一式を持ち込みます。
2013年07月14日 14:17撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 14:17
漸くテントが乾いたので、家財道具一式を持ち込みます。
ベンチも物干し竿もある、特等地!
まったりを決め込む。
2013年07月14日 14:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 14:50
ベンチも物干し竿もある、特等地!
まったりを決め込む。
夕方、聖岳の東尾根がクッキリ見えました。(何と、尾根を登っているパーティーが見えました)
2013年07月14日 17:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 17:37
夕方、聖岳の東尾根がクッキリ見えました。(何と、尾根を登っているパーティーが見えました)
大賑わいのテン場。1500過ぎから小一時間夕立がありました。
2013年07月14日 17:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 17:37
大賑わいのテン場。1500過ぎから小一時間夕立がありました。
1800夕暮れの空に「彩雲」が!
2013年07月14日 18:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 18:02
1800夕暮れの空に「彩雲」が!
一瞬の美しさに、忘我状態・・・
2013年07月14日 18:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 18:03
一瞬の美しさに、忘我状態・・・
夕暮れ時のまったりタイム!(この後、夜半から大雨&強風に見舞われ、テント内に浸水・・・ザックの中身も大半がビッショリ・・・)
2013年07月14日 18:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 18:09
夕暮れ時のまったりタイム!(この後、夜半から大雨&強風に見舞われ、テント内に浸水・・・ザックの中身も大半がビッショリ・・・)
翌朝0455、今日も雨のスタート(テント撤収作業で既にびしょ濡れ・・・)
2013年07月15日 04:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 4:55
翌朝0455、今日も雨のスタート(テント撤収作業で既にびしょ濡れ・・・)
雨に加えて強風!
2013年07月15日 05:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 5:18
雨に加えて強風!
西沢渡に向けて降下開始!このルートは200M毎に高度表示板がありました。(今回は1時間で600Mのペースで降下出来ました。)
2013年07月15日 05:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 5:48
西沢渡に向けて降下開始!このルートは200M毎に高度表示板がありました。(今回は1時間で600Mのペースで降下出来ました。)
霧の中を、ドンドン降下します。(途中から「蛭」が出現したので、ビビりながら歩いています)
2013年07月15日 06:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 6:14
霧の中を、ドンドン降下します。(途中から「蛭」が出現したので、ビビりながら歩いています)
沢が見えてきました。(相変わらず「蛭」に怯えていて、景色も堪能出来ません・・・)
2013年07月15日 06:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 6:59
沢が見えてきました。(相変わらず「蛭」に怯えていて、景色も堪能出来ません・・・)
造林小屋跡?
2013年07月15日 07:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 7:26
造林小屋跡?
0730徒渉点。ロープウェイは重くて・・・
2013年07月15日 07:31撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 7:31
0730徒渉点。ロープウェイは重くて・・・
水量が少なかったので、すぐそばの木橋をムリヤリ渡ります。ツルツルで滑りやすく、とても怖かった・・・(怖くて写真撮る余裕無し)
2013年07月15日 07:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 7:35
水量が少なかったので、すぐそばの木橋をムリヤリ渡ります。ツルツルで滑りやすく、とても怖かった・・・(怖くて写真撮る余裕無し)
聖光小屋手前のトンネル。
2013年07月15日 08:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 8:05
聖光小屋手前のトンネル。
便ヶ島登山口にある聖光小屋。
2013年07月15日 08:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 8:10
便ヶ島登山口にある聖光小屋。

感想

海の日の三連休はいつもテン泊と決めている。今年東京は猛暑続きなので早く山に逃避したい!しかし、三連休の天気は芳しくない・。つくづく海の日をもうちょっと後ろにずらして欲しいと思う。
が、どこへ行こうか?
少しでも天気がマシそうな南アか。妻が、「易老岳から光岳の辺り」と提案。確かに南アではここだけ未踏。アクセスが遠いのでいつかはと思いつつ行きそびれている場所。
昨年は易老渡への道は通行止めになっていたし、よい機会か。
と合意したところ、張りきった妻が、「易老渡へ行く道路は手前の下栗集落のゲートが開くのが8時半だけど、指定タクシーを予約して乗り換えれば5時半に通れるって
と調べてきた。タクシー料金はかかるが、朝早く通れるのと道が悪いと聞いているところをマイカーで走らなくてすむというメリットがある。妻にGOサインを出す。ところが既に予約で一杯とのことでこれはもう無理かと思ったが、妻があらゆるところへ電話をかけまくって捕まえてくれた。(道路の崩壊が酷いので、監視員のいない時間帯は、講習を受けたタクシー運転手のみ通行許可あり)
ということで、連休初日の朝5時に「梨元ていしゃば」にタクシーが迎えに来てくれることとなった。ここには綺麗なトイレあり。
ここで各々予約していたタクシーに乗り込む。全部で6台。指定車両はこれで全てらしく、予約がすぐ埋まる訳だ。
先頭車両がゲートの鍵を持ってスタート。
ところが、ゲート前にはゲートがあくのを待ってるマイカーが溢れていた!!
一般マイカーが通行できるのは8時半からで、まだ3時間もある。タクシーが通れるのになぜマイカーは通してくれないのかで一触即発状態!!警官も出動して鎮静化にあたり、えらい騒ぎに。
運転手さんたちは出ていってしまったので、タクシー車内で固唾を飲んで状況を見守る。
結局、警察が説得して暴動は回避されたが、30分近く足止めされた。やれやれ。
指定タクシーがゲートを通り抜けたあと、またゲートに鍵がかけられた。

というなかなか凄い出だしであったが、無事に易老渡到着。既に昨日のうちから入っているマイカーで満員であり、さっきのゲート前で待機していた車が停められる余地はなさそうである。

さて、いよいよ登山開始。まずはいきなり急登。テン泊は二ヶ月ぶりであり、ずしりと重い。
しかし、かねてより妻に「テン泊ザックが大きすぎる」と指摘を受けていたが、「大は小を兼ねる」と切り返していたものの、前回GWでよれよれになったので、愛用していた「カリマー クーガー70-95」ではなく、ついに「イーサー60」を購入し、今日がデビュー戦。ザックの自重自体が1キロ違うのはやはり大きい。

さて、出だしから急登、いかにも妻が好きそうな斜度であると思ったとおり、快調に飛ばしている。「あまり早く行くと熱中症になるぞ」と牽制。
妻に合わせると酷い目にあうのでマイペースで。それでも結構早いペースで面平。そこから平らな広場へ。妻がそこで休憩していたグループとおしゃべりしていた。
「昨日、隣で車中泊してた方よね?」と話し掛けられ、「今朝来たので違いますよ」と返事したら「だってまだゲート開かないでしょ」と言われたとのこと。指定タクシーのみ早朝通れることを説明。
そうか、指定タクシーに乗ってきた登山者の中では先頭だったので、今登っている人たちは皆さん昨日の夕方までにゲート内に入っていた人達なんだ。
ここから先も急登。妻は「易老渡からの登りってきついとか辛いとかよく聞くけど登りやすくていいね!」などと言ってずんずん行ってしまった。・・十分キツイんですけど・・。
遥か遠くで「おねーさん、一人?テント?元気いいねぇ。」などという声と妻のなにやら返事しているのが微かに聞こえる。おねーさん??、それに一人じゃなくて、よれ旦那がここにいるんですが・・。
そのうち姿が全く見えなくなってしまった。。
汗が止まらず暑い・・。ゼーハしながら一人寂しく登っていったら少し開けたところで、おむすびを平らげて待っていた妻を発見!
こっちは疲れて食欲無し。
妻が凍らして持参していたかち割レモンがほどよくシャーベット状になっていたので分捕る。
今日は水3リットル持参したが結構飲んでしまった。妻は2リットルだがほとんど消費してないということなので、いざとなればまた妻から分捕ろう。
暫くして易老岳到着!樹林に囲まれた静かな山頂。やれやれ。ここからは稜線歩きだから楽になるかと思ったが、結構アップダウンがあるではないか〜。
三高平で団体が休憩していた。今朝早く下から登ってきたのかと思ったら茶臼発とのこと。
静高平に出る登りが非常にキツクてまた妻をかなり待たせたようだ。静高平はお花咲く気持ちのよい場所であるが、霧が深くなってきた。ここの水場は二カ所。上の方が豊富に出てるという情報を妻が行きあった登山者から得ていたので、ここで食事用の水をたっぷり仕込む。そこから程なくイザルガ岳への分岐。なんとなく異国調の響きのする憧れの頂きであるが、霧が深くなってきたので雨にならぬうちにテント設営したいので明日寄ることにして先を急ぐ。センジが原の木道を過ぎたら霧の中から突然光小屋が出現した!
南アルプスの南端にあるとは思えぬ綺麗な小屋である。
まずはテント受付。
「テント?早いねえ。2人でこれだけ背負って歩ければ、どこでも行けるからいいね!」と暖かく出迎えてもらう。
小屋の管理人さんご夫妻?は、とても感じが良かった。本日テン泊者一番乗り!小屋のすぐ上の真っ平ないい場所に張る。
雨の降り出さないうちに張り終えて一安心。

休憩した後、まだ雨も大丈夫そうであるので、光岳山頂へ向かう。
静かな山頂。ここで妻が「せっかくなので光石まで行ってこようよ」と言い出す。
地図を見ると反対側に下りなきゃならないし、いつ雨になるか判らないので、「行きたくない」とゴネてみたが、「ここまで来て行かないなんて信じらんない!!じゃ、私だけ行ってくるからテントに戻ってていいよ。」と妻はあくまで行く気満々なので、渋々後を追う。しかし、どんどん下っていくので登り返すのを考えると嫌になり、妻の後ろから「どこまで下るんだよ!ずっと下りじゃないか!」とブツクサ言い続けていたら、「そんなの私だって初めて行くんだから判るわけないでしょ!うるさいから行きたくないんだったら戻ってていいよっ!!」とえらく怒られました・・・・。
と、そこへ妻が「あった!」と叫んで光岩に出た。
妻は岩の上に登ってニコニコ。
想像していたのよりとても大きい岩であった。
山頂まで登り返してからテン場に戻る。

後はテントでのんびりまったり。
ここの小屋は、食事は「50歳以上で15時までに到着した人」にしか提供しない。何かの本で、「若いうちは自力で全部持ち運ぶのが当たり前」という小屋番さんの信念を読んだことがある。
いかにも山ヤらしくて筋が通っているよね、と妻はいたく共感したとのこと。
貼り紙にも「静高平に水が出ている場合は、そこで水を補給してくること。」と明記されている。
でもちゃんとそれを守っていれば、「足りなくなったら分けてあげるよ」と親切であった。タップリ過ぎる程汲んで持ってきているので足りなくなることはなかったですが。
小屋番さんによれば、静高平の水場は、例年8月上旬になると涸れてしまうとのこと。その場合、小屋から片道20分程のところにある水場(うわさによると結構急?)まで往復しないといけないらしい。

14時半位から雨になり、結構強く降ってきた。びしょ濡れの登山者が続々と到着。テン場もあっという間に一杯に!ここは「テン場8張」という少なさが懸念であったが、正規の場所は8張にしても、いくつかのところに分散して張れるので、この日は最終的に30張位になった模様であった。

夜も結構風が強く、雨が降り続いた。
予定では、翌日聖まで縦走しようと思っていたが、雨だったら止めて下山することにする。
翌朝。起きだすとまだ雨が降っている。妻に「下山しよう」と提案し、妻も「こんな雨じゃ仕方ないね」と同意。縦走するなら早出しようと思っていたが、下山するなら急ぐことはないので、まったりとコーヒーを沸かして朝ごはんにする。
のんびりしているうちに雨は止んだようだ。雨の止んでいるうちにテントを撤収。
下山するならまたタクシーを呼んでおかねばならないので、妻に電話を頼む。小屋付近じゃないと電波が通じないと思われるため、ここで電話しておかねばならない。
しかし、妻が電話したところ、「誰も電話に出ないよ。コール音がするだけ。」と言う。
妻が「イザルガ岳の山頂で携帯通じるかもしれないから、そこでもう1回電話してみる」と言うので、とりあえず出発。
と、なんか眺望がクリアで富士山がどどーんっと目の前に見えるではないですか!
これはイザルガ岳からの眺望も期待できそう。
ということで、分岐にザックを置いてイザルガ岳へ。
広い山頂は貸切で、気持ちのいい眺望が広がる!富士山の圧倒的な存在感を見せ、聖への稜線が綺麗に連なるのも見え、テンションアップ!!
妻が再度タクシー会社へ電話をするが、やはり通じないとのこと。
なんか眺望が見えて天気も今のところ持ってるし、テンション上がったので、下山は止めて、やはり聖平まで縦走することに再々変更^^;

そうと決まればこの先水場は無いので、また静高平でたっぷり水を補給し、縦走にかかる。驚いたことに昨日は出ていた下の水場の水がもう涸れていた!!1日しか経っていないのに!
雨で濡れた急な岩の道は非常に滑りやすくなっているので、転ばない様注意しながら進む。途中、妻は同じく聖まで行くという男性と喋りながら調子よくすたすたと行ってしまった。
本日も妻は快調なようである。妻に必死についていったら、なんだかあっという間に易老岳に着いてしまった。早いよ。
易老岳の山頂で休憩し、茶臼への縦走に向かう。シダ類の多そうな独特の道。妻はなんだかとっても気に入った模様であった。
そして希望峰到着。ここから先、上河内岳肩付近までものすごい暴風となった!
本来気持ち良さそうな茶臼への稜線もまさに吹き飛ばされそうで、ウィンドブレーカーの袖口から入った風がものすごい音を立てる。軽い妻は1歩前に進もうとして左から吹きつける暴風に右に3歩位煽られ、1歩進んで右に3歩よろけて、踏ん張って2歩左へ戻るという繰り返しで、暴風の中進む。一度妻の帽子がハイマツの茂みの中に飛ばされてしまい行方不明になった!
妻は「こんな強風じゃ見つからないからいいよ!別の帽子もあるし」と言っていたが、茂みの向こうに赤いものがあるのを発見し別段崖でも無さそうだったので取りに行った。
茶臼の山頂は、もう立っていられないほどの暴風で、標識に捕まりつつ通過。茶臼小屋への分岐もモノスゴイ強風であったので、茶臼小屋に寄るのはやめ、そのまま稜線を進む。竹内門を過ぎ、ようやっと耐えられる風速になった。
しかーし、お気に入りだった船窪小屋の手拭が飛ばされてなくしてしまった!
3枚同じ手拭は持っているが、やはり使いこんでいたので悲しい。

この辺りからガスが晴れてきて眺望が効くようになり、妻は勇んで上河内岳に向かう。
上河内岳は、大きくて優美であった。聖や赤石に劣らない風格もある。
縦走路は肩を通っているので、山頂は肩からピストンしないと行けない。
ちょうど。さっきまでの暴風も収まり、展望も効いていたので、チャンスとばかりにザックをデポして上河内岳を往復する。
山頂からの眺めは本当に素晴らしかった。来てよかったなとつくづく思う。
肩に戻り、あっけなく南岳到着。
そして沢の音が聞こえ始め、聖平に到着!!
下山しようと思っていたので出発時間がゆっくりであった割には早く着いた。
天気がよければ聖往復してもいいかと思ったが、これからひと雨きそうだし、聖は何回も行っているので、もうテントを張ってまったりを決め込むことにする。

昨日も今日も山行終了時間が12時半前であり、雷雨の懸念のあるこの時期としてはナイスな時間であった。

聖平は水場もあるし、トイレも綺麗なお気に入りのテン場。
なんと、テント泊の登山者にも、到着時にフルーツポンチが振る舞われた!妻は受付もそこそこに、フルーツポンチにかぶさっていた。
「ここの名物だよ」とおじさんに言われるが、妻が「えっ?でも何度も来てるけど初めて頂いた。」と返事したら、「売切れちゃってたんじゃない??」とのこと。
そうかなあ??
昔はお茶とクッキーを提供してくれたような気もする。

いつも張るお気に入りのベンチのある場所が空いていたのでテント設営。
晴れてきたので、テント前のベンチでまったり。
15時頃一旦ひどく雨が降ってきたが、30分程度で止み、夕方は青空に彩雲も見えた!
光も聖も、日帰りする人も結構いるが、やはり山で過ごすゆったりした気持ちのいい時間はなにものにも代えがたい。
気持ちのよい時間を満喫する。

しかし、寝ようとしていた19時頃、ものすごくうるさい方が到着して、隣で大声でしゃべりながらガンガンとペグを打ってテントを張り始めたのには閉口した・・・。

夕方はあんなに晴れていたのに、夜中の1時頃から暴風と雨になり、ペグが1個飛んでしまった。雨は音を立てて降り続き、朝になっても止まず。
おまけにこのテント結構古いので、浸水してしまった!!
渋々起きだし、カッパを着込んで、大雨強風の中、テント撤収。
まあ、下りるだけだし。
雨で滑りやすくなっている道を、注意しながらひたすら下山。
静かで誰もいない。

しばらくすると雨は止んだので、カッパを脱ごうとしたら、なんとカッパのズボンに蛭がいた!まだ吸血はされていなかったので、ストックで払い落す。
「蛭だっ!」と叫んだら、妻は「やっぱり」と言っていた?
「やっぱり」とは??

聞けば、妻はこの西沢渡ルートに蛭が出ると言う話をちゃんと知っていたとのこと。但しそれを夫に知らせてしまうと、絶対ここへ来ないと言うと思ったので言わなかったとの
しかし、妻は蛭対策として塩を大量に持って来ており、靴にまいておいてくれたらしい。
ここで3人グループと4人グループの下山者を抜いたが、それぞれ皆さん蛭にやられたとのこと!(コワイ・・・)

西沢渡で有名な滑車出現。重いので、普通に木橋を渡って渡渉。雨で水量が増えていたし、木橋も滑って危なかった!

ここからの林道が崩落箇所が非常に多くて、ザレのトラバースごと谷底に落ちそうなところが何箇所かあり、ここが一番危険ではないかと思われた。

ということで8時8分、便ヶ島到着!
実はタクシーを呼ぶ時間について、自分は「10時」と言い、妻は「そんなに時間かかる訳ないでしょ!9時でいい」とお互い譲らず、間をとって9時半で予約していたが、こうしてみれば妻が正解であった。
うーん1時間半近く待ち時間があるな・・・・。
東屋で食事作成し、なんだかみるみる晴れてきたので、濡れたもの干しを開始。
そうこうしているうちに、予約していたタクシーが9時に来てくれた。
良かった。

そして無事「梨元ていしゃば」に戻り、遠山温泉のかぐらの湯(たいへんいい温泉でした!)に浸かって、帰宅。

いや、思っていたのより遥かに楽しいルートであった。
もっともっと暑苦しくて地味なルートではないかと想像していただけに、いい意味で裏切られ、妻などはまたすぐ来たい!とすっかりファンになったようだ。

天気も1日、2日目とも山行中は雨に降られなかったし、ポイントポイントで眺望も楽しめた。

そして、これで黒戸尾根から光岳までの稜線が線で繋がった!
そう思うとまた感慨もひとしおの良い山行であった。




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コメント

おーー
行ったんだ〜〜〜
あの予報の中、度胸あるねえ〜〜〜
写真見てるだけだと、結構晴れ間ゲットで良さそうだけど、テント浸水ですか〜〜〜

いつもながらペン妻さんの情報収集力はさすがです。
朝の暴動に巻き込まれて流血の事態にならなくて良かったねえ。
手ぬぐいはご愁傷様でした。ちーん

三連休は動けなかったからうっぷん晴らしに行くわよ!!
そのうちテントコラボしましょう
2013/7/18 1:13
基調な情報です。
深南部お疲れさまでした〜

予報と比べれば天候は恵まれたようですね〜
ルートの選択もPenさんならではという感じです。
キツイ・不便・小屋が・・・など条件が厳しいので

私もズ〜っと調べて、いつ行くか考えてました。
情報が少ないのと、 便ヶ島に入る時間とリスクや登山道が崩壊しているとか・・・
ソロだと熊と暑さ、迷い道が怖いので、考えていました。

Penさんの詳しいご説明でかなり見えてきましたよ。
聖と光は行きたいです〜狙いは9月かと
2013/7/18 8:25
Pengin22 さん、こんにちは。
「指定タクシー」とは知りませんでした。

マイカーの方は、周知徹底されてないと抗議するのもわからないでもないです。
しかし、易老度が通行止めになった経緯が経緯だけに、行政も神経質。苦肉の策なんでしょうね。
(経緯:林道修復作業を行っていた方のトラックに、巨大な落石が激突して、亡くなられた)

地滑り監視装置が設置されてる状態ですので、止むなしですね。
今日は、一帯に大雨警報が発令されたりで、南南アのアプローチ道が大丈夫か、気が気じゃないです。

ありゃ、林道の話ばかりですみません。

日本最南端のハイ松、どうでしたか〜。
2013/7/18 10:09
こんにちは〜(=^・^=)
三連休、確かに北アに比べれば南アはお天気若干ましかな?って思いましたけど、
でもそれでも決行する気持ちにはなれませんでした〜(-_-;)
その中をテン泊なんて、やっぱすごいな〜
2日目の夜明けの写真がとても素敵で、三日間の悪天候もふっとんでしまいそうです
うちは今週末はオットがまたもや仕事で山行けないんですけど、
来週こそは
2013/7/18 13:08
いよっ! かっとび22
コンニチワ。

私が、2回続けて敗退しているところを・・・。
あっさり、いかれますな〜。
スゴイスゴイ。

思い起こせば、初めてお会いした時もズンズン置いていってくださいましたよねエ。
あのペースだからでしょうね。

ロープウエーは、「野猿」と言うんだそうです。
重かったでしょ。
作りはがっちりでしたが、頑丈すぎてねエ・・・。
2013/7/18 16:48
ゲスト
お疲れちゃんでした。
南ア南部は、僕もまだ未踏なんですよ。
この前、塩見しくじったし。

光は蛭出るって良く聞くけど、まさか本当に出るとは・・・
蛭対策勉強になります。

僕も、そろそろ同じ山ばっかりじゃなくって未踏の地に踏み出すかなぁ。
2013/7/18 18:45
teku姐さん、
1日目も2日目も午前中で山行終了したので、山行中は雨に降られず、良かったです
3日目の朝の雨は余計でしたが〜

やっぱダンロップはかなり長年使いこんでいる古強者なので、もう寿命ですかね〜

姐さんは連休ですね〜、 鬱憤晴らしてきて下さい
テントコラボもぜひしたいところですが、
姐さんと妻にタッグ組まれるとコワイっす
2013/7/18 21:08
Carolさん、こんばんは!
やっぱり、ここに行く一番の問題点は、
道路状況と「アクセス」 に尽きるかと思います!

特に道路の崩壊で、「登山口まで行く」のが一番大変かと思います
が、道に迷う心配は、ほぼ無いかと思います
山の懐が広く、森林限界が高いので緑も多いので、何か癒されますから、ぜひ行かれて下さい
2013/7/18 21:25
ricalojpさん、こんばんは!
通行止めの被害に遭われたのは、
林道修復作業の方だったのですね
そんな経緯があったとは知りませんでした

道の状況はまだかなり悪そうな感じでしたので、
通行時間帯制限を設けているのは、やむを得ないかと思いました。
南ア南部はアプローチが本当に大変なところですよね。
東海フォレストさんも常に修復を進めてくれていますが、崩落とのイタチごっこなんでしょうね〜

そうそう、日本最南端のハイ松、堪能してきました
もっと暑苦しいジャングルのようなルートを想像していたのですが、そんなことは無く、ほどよい異国調の景色に魅せられました!
2013/7/18 21:35
CATさん、こんばんは!
2日目は予想より天気が良く、
時折ガスが晴れれば、眺望も楽しめました

設営するときに に降られるのはものすごく嫌いで(濡れたものは乾かないと、その後の山行にも支障をきたしますし
帰るだけのときに降られるのはやむなしって感じですかね

設営時点で大雨だと、テン泊止めて小屋に転げこむことも結構あります。
ただし、ベストシーズンの小屋はどこも満員なのが嫌ですよね〜
2013/7/18 21:40
BOCHIBOCHIさん、こんばんは!
BOCHIさんが挑まれてるのは春ですから、
全然状況が違いますよ〜。

あのロープウェイ、名前がついていたんですね
「野猿」っっていうんですね〜

木造りかとばかり思ってましたので、
ガッチリしていたのにはビックリしました !
2013/7/18 21:47
Footさん、こんばんは!
丹沢の夏は避けているので、
蛭を見たのは初めてでした
ビビリましたよ〜

我々も同じところに何度も出かけちゃいます
でも、今回は、聖平はお馴染のところでしたが、
それ以外は未踏なところで、楽しかったです
2013/7/18 21:52
亀コメばかりで…こちらでしたか(^^ゞ
南アの南はアプローチがホント考えものですね
タクシーを使う…フムフム
100名山ハンターの仲間と光岳日帰りを考えて
いたので参考になりました。

それとも50歳になってから小屋泊で行こうかな

7年前、聖に登って南アの重厚で長大な連なりを
見てから随分時間が経ちましたが行きたくなりました
近くて遠い南アの南!今年は…仕事の山で行けないかな
2013/7/20 17:51
こんにちわ〜
相変わらずの高速ですね。
なんと同じ日程で同じコースでびっくりです
(スピードは全然違いますが(笑))

同じコースなのに、いる時間が違うので興味深く写真を拝見!
イザルガ岳や上河地だけで眺望があったんですね〜。
いいないいな〜

あと、光石っていうのがとっても気になりました。
再訪したらいってみたいです
2013/7/21 16:15
忘れた頃のコメントでごめん!
相変わらずバタバタしておりまして
お友達のレコに訪問する事も難しく今頃になってしまって・・・

お盆休みに出来れば南アの南部をやってみたいと考えてます。
まだ気持ちの余裕がなく具体的なルートも未定なのですが。

と云うより、ずっと山から遠去かっているままで
果たして南ア南部縦走なんて出来るのか不安なところもあるのですが。

Penさんのレコ、かなり参考になるようなのでお気に入り登録させて下さいね。

休日の歩荷トレーニングもやらなくなって既に1月半経過、
お盆の縦走まであと3週間チョイ、今更ジタバタしても意味ないかな・・・

こんな焦りは初めてです!
2013/7/21 17:08
naotosasさん、こんばんは!
光、日帰りできますけど、ここまで来て日帰りでは実に勿体ないと思います
ご事情が許せば、この南部の深さはぜひ泊まりで味わって頂きたいです

この日も数人の光・日帰りの方とお会いしましたが、この山の良さは「じっくり泊まって」こそ、出てくるような感じがします。
小屋番さんも感じよくて小屋もとても綺麗でしたので、ほんと、ぜひお泊りになって下さい
2013/7/22 19:46
tamaoさん、こんばんは!
同じ日に同じコースでしたね
一昨日、妻から聞いてビックリでした。
tamaoさんの方にもお邪魔しますね!

ほんと、もうちょっと天気が良かったら良かったのですが、でも、とても満足した3日間でした
2013/7/22 19:48
noboさん こんばんは!
相変わらずお忙しいようですね

三連休の飯豊はやはりお天気悪くて中止でしたのでしょうか??

南アルプス南部は、本当にどこも深くて懐深くていいところですので、お盆にぜひ!
noboさんでしたらブランクなぞ全然大丈夫ですよ
2013/7/22 19:50
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技術レベル
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無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [日帰り]
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