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Yamareco

記録ID: 322413
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

裏道復旧〜竜ヶ岳

2013年07月16日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:39
距離
12.8km
登り
1,497m
下り
1,482m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

GPSロガー:Garmin GPSmap 62SCJ
距離: 約12.8km、約6時間半 *停止時間含む
往路:約6.5km、約4時間10分
復路:約6.3km、約1時間55分



往路:裏道
8:23観光案内所発 - 8:43裏道入口 - 9:48ホタガ谷出合(No.33手前) - 10:34分れ滝
11:19分れ滝上部水場(No.20) - 11:32ホタガ谷森林限界(No.18) - 11:59裏道降り口
12:07金山尾根降り口 - 12:11治田峠分岐 - (冬季ルート,1053m) - 12:31竜ヶ岳山頂
(滞在約30分)

復路:金山尾根
13:00竜ヶ岳山頂発 - 13:09治田峠分岐 - 13:12金山尾根降り口 - 13:16裏道降り口
13:24ホタガ谷森林限界(No.18) - 14:34裏道入り口 - 14:55観光案内所着


区間タイム
往路
観光案内所 - 裏道入口 約20分[-5]
裏道入口 - ホタガ谷出合 約65分[+35]
ホタガ谷出合 - 分れ滝上部水場 約91分[+51]
分れ滝上部水場 - 裏道降り口 約40分[+10]
裏道降り口 - 治田峠分岐 約12分[-8]
治田峠分岐 - 竜ヶ岳山頂 約20分[±0] *冬季ルート

復路
竜ヶ岳山頂 - 治田峠分岐 約9分[-6]
治田峠分岐 - 裏道降り口 約7分[-8]
裏道降り口 - 裏道入口 約78分[+3]
裏道入口 - 観光案内所 約21分[+1] *自由テント村経由
天候 曇り時々晴れ(山頂で一瞬だけ時雨れた)
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
普通車 : 500円
二輪車 : 200円
自転車 : 無料
駐車料金に環境保全協力金が含まれてる。
車1台\500を払えば同乗者の分は不要。1名でも8名でも1台\500
3名以上で相乗りする場合は有料駐車場を利用した方がお得。
有料駐車場を利用せず無料駐車場を利用した場合や自転車、タクシーで訪れた場合で登山をする人は環境保全協力金200円が一人ずつ必要。BBQ利用の場合は協力金は不要。

最寄り駅:三岐鉄道大安駅
コース状況/
危険箇所等
【北河内林道】
林道だけあって車一台分の幅あり。
部分的にアスファルト舗装だったりコンクリだったり砂利だったり。
全般的に歩きやすいけど一部で湧水があり足元が濡れやすい。

【裏道】
去年の9月18日の豪雨で通行禁止になってから10ヶ月、7月14日にようやく復旧。
10ヶ月間ほとんど人が入ってなかったため登山道には落ち葉が堆積してて滑りやすい。
また登山道の石や丸太橋にも苔がむして滑りやすくなってる。
基本的に沢に沿ったルートのため崖っぷちのルートが多く踏み外すと危険。
何度も沢を渡る必要があり濡れた石が滑りやすい。
裏道上部は涸れ沢を歩くが石ころだらけで足場が不安定。
裏道の下部から中腹にかけてヒルにとりつかれやすい。

裏道の9割は樹林帯の中を歩くため夏の強い日差しを避けるにはもってこい。
8割ほどは沢がそばを流れてるのでせせらぎが気持ちいい。


【裏道降り口〜山頂】
登山道は粘土質なため雨上がりは特に滑りやすい。
朝の竜ヶ岳。空は晴れてた。
2013年07月16日 07:51撮影 by  iPhone 4S, Apple
7/16 7:51
朝の竜ヶ岳。空は晴れてた。
14日に復旧開通したばかりの裏道登山道へ。
2013年07月16日 18:14撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 18:14
14日に復旧開通したばかりの裏道登山道へ。
石には苔がむして趣がある。が滑りやすい。
2013年07月16日 18:14撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 18:14
石には苔がむして趣がある。が滑りやすい。
沢沿いのルートのため崖っぷちを歩かされる。
2013年07月16日 18:14撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 18:14
沢沿いのルートのため崖っぷちを歩かされる。
丸太橋も多数。
2013年07月16日 18:14撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 18:14
丸太橋も多数。
崩落箇所かな?
2013年07月16日 18:14撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 18:14
崩落箇所かな?
荒れた沢を進む場合も。
2013年07月16日 18:14撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 18:14
荒れた沢を進む場合も。
苔が滑りやすい
2013年07月16日 22:39撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 22:39
苔が滑りやすい
遠足尾根を思わせる杉林の急登
2013年07月16日 10:24撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 10:24
遠足尾根を思わせる杉林の急登
分れ滝?
2013年07月16日 21:53撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 21:53
分れ滝?
紅葉が始まってる?
2013年07月16日 10:50撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 10:50
紅葉が始まってる?
崩落箇所。登山道を塞いでる倒木を切断して通れるようにしてくれてる。
2013年07月16日 21:55撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 21:55
崩落箇所。登山道を塞いでる倒木を切断して通れるようにしてくれてる。
水平で撮影してこの状態。丸太橋が斜めになってしまってる。
2013年07月16日 10:54撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 10:54
水平で撮影してこの状態。丸太橋が斜めになってしまってる。
黒い岩ばかりだったのが一変して白くなる。
2013年07月16日 21:55撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 21:55
黒い岩ばかりだったのが一変して白くなる。
石ころだらけのエリア。
2013年07月16日 21:58撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 21:58
石ころだらけのエリア。
裏道の樹林帯を抜けたところ。うっそうとした樹林帯を抜けた時のこの開放感がたまらない。ただ足元は石っころだらけで歩きにくい。
2013年07月16日 21:58撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 21:58
裏道の樹林帯を抜けたところ。うっそうとした樹林帯を抜けた時のこの開放感がたまらない。ただ足元は石っころだらけで歩きにくい。
ふと右に目をやると鹿が二匹も!
2013年07月16日 21:58撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 21:58
ふと右に目をやると鹿が二匹も!
涸れ沢を歩く。足元が不安定で歩きにくい。
2013年07月16日 22:11撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 22:11
涸れ沢を歩く。足元が不安定で歩きにくい。
金山尾根を過ぎた1042ピーク付近。山頂は雲に隠れてた。
2013年07月16日 22:20撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 22:20
金山尾根を過ぎた1042ピーク付近。山頂は雲に隠れてた。
最初は雲に隠れてた山頂が徐々に姿を現してくれた!定点観測でのこの眺めが拝めた事が何よりも嬉しい!シロヤシオが色づき始めてる。
2013年07月16日 21:33撮影 by  NEX-5, SONY
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7/16 21:33
最初は雲に隠れてた山頂が徐々に姿を現してくれた!定点観測でのこの眺めが拝めた事が何よりも嬉しい!シロヤシオが色づき始めてる。
山頂付近は赤とんぼがたくさん飛んでた。
2013年07月16日 12:18撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 12:18
山頂付近は赤とんぼがたくさん飛んでた。
雲は多かったけど強い日差しも、強い風もなく過ごしやすかった。
2013年07月16日 21:33撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 21:33
雲は多かったけど強い日差しも、強い風もなく過ごしやすかった。
藤原岳方面。
2013年07月16日 18:43撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 18:43
藤原岳方面。
薄っすらとふもとも見えた。
2013年07月16日 21:34撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 21:34
薄っすらとふもとも見えた。
帰路の1042ピーク付近。立ち去るのを見届けてくれたかのように山頂はまた雲の中へ。
2013年07月16日 22:28撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 22:28
帰路の1042ピーク付近。立ち去るのを見届けてくれたかのように山頂はまた雲の中へ。
定点観測。この付近はまだ緑一色。
2013年07月16日 22:32撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 22:32
定点観測。この付近はまだ緑一色。
裏道を下り始めたすぐ。右に延びてるのは獣道。涸れ沢沿いに進まなきゃいけないけど登りで使ってなかったら獣道へ進んでたかもしれない。
2013年07月16日 13:22撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 13:22
裏道を下り始めたすぐ。右に延びてるのは獣道。涸れ沢沿いに進まなきゃいけないけど登りで使ってなかったら獣道へ進んでたかもしれない。
下山したら春美さんとこへ〜
2013年07月16日 22:47撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 22:47
下山したら春美さんとこへ〜
流しそうめんが楽しめるようになってた!700円と安いし!別の機会に利用させてもらおうっと。
2013年07月16日 18:46撮影 by  NEX-5, SONY
7/16 18:46
流しそうめんが楽しめるようになってた!700円と安いし!別の機会に利用させてもらおうっと。
撮影機器:

感想

去年の9月に竜ヶ岳に大人になって初めて訪れたとき、通行禁止になった登山道があった。それが裏道。

竜ヶ岳と言えば裏道というほど良く聞く名前だったけど直前の豪雨により登山道が一部崩落してしまい通行禁止になってしまってた。

何度も登った竜ヶ岳で唯一登ってないのがこの裏道。ようやく念願叶って初トライ!!


いつになくワクワクしていたけど現実は厳しかった。


苔がむしてたりすごく静かだったりとーっても雰囲気は良かったんだけどね。
源流トレッキングって言葉がふさわしい登山道ではあるけど。


でもね、


ゲンジツはとってもあぶなっかしい。


10ヶ月近く利用者がいなかったため登山道には落ち葉が堆積してて滑りやすいという事を管理人さんが教えてくれた。
確かに落ち葉が堆積してて滑りやすかった。現に滑ったし。

登山道の石も誰にも踏まれなかったため苔が生えてて滑りやすく、おまけに登山道は崖っぷちで踏み外したらやばい箇所ばっか。

足元が不安定すぎて歩きにくいったらありゃしない。


それでも深い森の静けさやせせらぎ、滝のマイナスイオンに癒されながら進む。


荒廃してる、というよりこれが本来の姿なのかな。
人には優しくないけど一番自然に近い環境なのかもしれない。
人工物もたくさんあるけど(笑
でもその人工物が廃れた感じが良かったりする。


今後たくさんの登山客が入って登山道が踏み固められたら少しは歩きやすくなるだろうけどそれは自然の後退であって今の幻想的な風景は失われているんだろうね。


登りはたっぷり4時間かけたのに下りは2時間足らず。
いかに余裕がないかが分かる。

裏道から下る事は最初から決めてたけど土壇場で迷った。
下山にどれくらいかかるか知りたかったのもあって予定通り裏道から下ったけどさっさと抜けてしまいたかった。そんな気持ちになったのは初めて。
それだけ歩きにくい登山道なわけ。


また登りたいかって?
悩むな(笑


人にオススメできるかって?
否。
見てもらいたい風景もあるけど、余りに歩きにくく難易度が高くてね。
何か起こるとしたらこの裏道かもって思えてしまうほど。


ただでもうっそうとしてるけど雰囲気はいーよねー
水源がかなり高い位置まであるから水分補給で助けられたし。


普段は500ml持ってっても半分も飲まないのに今回は空になりそうだったから沢の水をくませてもらった。位置確認No.20くらいだっけ?
もち快腸〜♪


かなりうっそうとしてるから樹林帯を抜けた時がすごい開放感!
気分爽快って思ってたら鹿がお出迎えしてくれてたみたいで。


金山尾根の降り口までは急登が続くけどそれを越えたらなだらかな尾根道だし愛して止まない竜の山頂が顔を出すしね♪


ところがどうした、山頂は雲に隠れてるじゃないの。
ちとガックリしながら歩いてるとどうしたどうした、だんだん雲が切れて竜が顔を出してくるではないか!!


いつも通り冬季ルート(積雪時のルートだから踏み跡はないよ)で1.053ピークに寄り道。
ここからの山頂の眺めが抜群にいい!
タイミングよく雲も晴れて嬉しいねえ。
山頂で晴れてふもとの眺望が楽しめる事よりもここで山頂が見られる事の方が嬉しいんだよね。


山頂が見えなくなる頃にはまた雲に隠れてしまった。
わざわざ顔を出してくれたんだね。
ありがとう。


初の裏道だったせいで余裕がなかったけど何度も通ればもっと楽しめるのかなあ?
2回目は印象が変わるかな?


いずれにせよまた登る事にはなるかな。

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