膝が壊れた。でも奥穂高岳♪（白出沢往復）。

2013年08月12日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.1km
• 登り: 2,271m
• 下り: 2,252m

コースタイム

5：00深山荘無料駐車場⇒5：50穂高平小屋⇒7：05重太郎橋⇒10：46穂高岳山荘⇒11：40奥穂高岳山頂（休憩）12：10⇒12：50穂高岳山荘⇒15：20重太郎橋⇒17：23無料駐車場。

天候

快晴☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉　深山荘無料駐車場。

コース状況／危険箇所等

・白出沢には斜度のある雪渓が残っており私では恐かった。
・新穂高温泉の「深山荘」の無料駐車場は大変混んでおり、
　朝5：00ではすでに満車であった。
・第1・2新穂高有料駐車場（観光客専用）
ロープウェイ乗場の近くにありますが、観光客専用のため登山者は
利用できない様子です（←wazao様からの情報をお借り致しました）

写真

8/13 13:11

前日に甲府を通過した時、40℃超えを体感した後の上高地付近の気温は川崎で言う"初冬"の様な感じだった。冷やり。

8/13 13:11

ようやく明るくなった駐車場。超満車だった。今日は私的にだが無謀にも奥穂高岳の往復をしようと思う。

8/13 13:14

この日のために「ヤマテン」にも登録した。予報では一日通して☀になっているが・・。

8/13 13:15

深山荘無料駐車場のほかに画像の有料駐車場がある様子。ですがロープウェイを利用する観光客専用らしいです。

8/13 13:16

まだ開いていないが、こちらの登山ポストへ本日の工程を投函。"登山届けはあなたの生命を左右するザイルです！" どこかで聞いた？

8/13 13:17

窓の柵にお花を生けてるなんてスイスのホテルみたい♪。（テレビで見た）

8/13 13:18

ロープウェイなんて乗った記憶ないです。乗ってみたいなぁ。

8/13 13:20

今回のルートは、先ほどの駐車場掲示板を起点に「行き約9時間」とか「山と高原地図」に書いてありました・・。また林道が長いです。

8/13 13:24

どれどれ。

8/13 13:22

渓谷の流れが速い。けっこう轟音。

8/13 13:26

ふーん。夏道ね。

8/13 13:23

夏道を抜けると穂高平小屋の前に出た。

8/13 13:27

この小屋の前にテント張れるみたい。

8/13 13:28

何山か分かりませんが山頂付近に☀が当り始めました。

8/13 13:30

結構古い道標ですね。歴史がありそう。

8/13 13:31

今回は岐阜県側からの登頂を試みてみました。結構深いんですよ。川崎からは。でも凄く素敵な森でした！また涼しい！！

8/13 13:32

何岳かは分かりません。今日は「ヤマテン」の予報通りスッキリ晴れそうな予感。

8/13 13:32

この穂高だからこその生態系なのでしょうか？

8/13 13:33

何度も深呼吸♪

8/13 13:34

重太郎橋ですか？橋と言っても角材を渡してあるだけですが、その先のはしご。私ハシゴ苦手なんです。

8/13 13:35

何か人もいないし「蜀の山道」ですか？そんな崖っぽい淵を歩いて行きます。恐い。

8/13 13:36

ナスみたい。モグモグ。

8/13 13:38

私みたいな性格ですと、通る場所を頭に焼き付けて置かないと帰り分からなくなりそうです。

8/13 13:37

ダブルストックの御主人が追い上げてまいります。物凄く集中されて登って来られます。

8/13 13:38

恐い崖っぽい場所をクリアしてようやく広い場所に出て来ました。

8/13 13:39

こちら側（岐阜県側）はまだ陽が当らないです。

8/13 13:40

後を振り返ると何山かはわかりませんが素晴らし景観です♪

8/13 13:41

だんだんと斜度が上がって参りました（汗）。山の切れ間から太陽☀が！！

8/13 13:43

おっ！？　雪渓です。こんな事もあろうかと軽アイゼン持って来てます！

8/13 13:44

でも何か斜度がキツいんですがっ！？

8/13 13:45

先ほど休憩中にお話しした先輩（先輩と言わせて頂きます）はザックザックと軽快に登って行かれます。

8/13 13:46

私はと言うと、後を振り向いたしまったがために恐怖感が増し、急斜面で硬直状態でございます（汗）。白馬大雪渓の斜度とは比較出来ません。

8/13 13:47

ヤバイ！！もし滑落したら・・とマイナスな事ばかり考えてしまい、さらに足が動きません。写真なんか撮ってる場合じゃありません。横を下山していく4人組は互いにロープで結び合っておりますが・・。

8/13 13:48

いや〜、ようやく雪渓から解放されました。まだ朝早いから雪も固い。"登りたい山より登れる山"
・・てなるとあのお山しかないでしょ。

8/13 13:50

結構な斜度でございますでしょ？

8/13 13:51

なっかなか近づかないんですよ。要塞に。

8/13 13:52

岐阜県側のヘリでしょうか？「頑張って登ってまーす！！安全第一のかずろうでございまーす！！」

8/13 13:53

こんな荒涼としたガレ場にも可愛い命が・・。たくましいです。

8/13 13:54

まだか！？　要塞は！！　もう脚が限界・・。

8/13 13:55

途中上がって来る場所を間違えてしまいどうもすいませんでした。ご指示を受けてようやく山荘前に到着しました。

8/13 13:58

実は私、小学校の山登りを除く社会人になってからの初登山は、この穂高が初めてだったんです。もう十何年前の話ですけど。帰って来たよ・・。

8/13 13:59

あと、あの"決死のゴーロ帯？"でタオル落とされた方！穂高岳山荘に届けてあります！お問合せ下さい！

8/13 14:00

憧れの穂高岳！！山頂も直下も大賑わいみたいです！！すでに脚はズッシリと疲れておりますが、この穂高へ登るために食いしばって頑張って来たんだ！！

8/13 14:01

何山だかわからないが今度調べてみよう。

8/12 11:05

風車が勢いよく廻ってる。

8/13 14:02

十何年前にもここに来たのは覚えてるけど増築したのかな？　

8/13 14:03

穂高岳への途中から顔を覗かせた槍ヶ岳！みんな「おー！？」と思う瞬間じゃない？　そして・・・

8/13 14:06

ついに来た。私だけの静かな山頂へ・・。これがあの奥穂高岳なのですね。しんみり・・。

8/13 14:50

ホントは大賑わいだったんですが。

8/13 14:07

今私は雄大な北アルプスと一体になった・・。槍ヶ岳！！おみ君、岩本さん来たよ！！（十何年前に一緒に登った同僚）感無量。

8/13 14:13

その槍ヶ岳を・・。

8/13 14:16

ズーム！！画像では縮小して見えないかも知れませんが、槍の方も人が凄かった。山頂に人も見えるでしょ？

8/13 22:50

この三角形のお山は何山でしょうか？

8/13 14:04

こちらはジャんダルムですね！！　

8/13 14:05

その頂上部を拡大！！この後行ってみますか。えっ？無理？(スキル:奥穂のハシゴ下の岩場で、すでに恐い状態)

8/13 14:09

気持ちいいです。あの下界の酷暑が嘘のようです。で、私も登った焼岳君はどこに？

8/13 14:17

ムムっ！？　以外に穂高岳から見ると低いのですね。でも感動♪

8/13 14:11

険しそうだな。

8/13 14:18

ありがとう・・。

8/13 14:19

とてもお名残惜しいのですがもう一度、槍ヶ岳を写して・・。

8/13 14:20

おーい！！今から降りますよー。シーン・・。

8/13 14:21

眩し過ぎる☀。

8/13 14:22

あちらはあの北穂高岳ですね。十何年前に泊まりました！！でも臆病な僕がよくこの時、縦走なんか出来たなぁと思いますよ。

8/13 14:23

涸沢ですね。テントがカラフルです。こちらからの人出が100としたら白出沢からは1くらいでしょうか・・。

8/13 14:25

すいません。今日は涸沢岳は無理です・・。

8/13 14:26

ゆっくりしたいけど日帰りだからもう降りますね。絶対今度はゆっくり来たい！！上高地から。

8/13 14:26

ホントそうでしたね。雪渓の時に体感しましたが、疲れた脚ではバランスも崩しやすいですしね。

8/13 14:27

岐阜県警の方々がパトロールに降りて行かれました。私も追随します！！

8/13 14:28

ふ〜ん。たぶん不明瞭な場所にペイントしながら降りて行かれてるんじゃないかと思います。

8/13 14:29

さようなら。穂高。またきっと来るよ。上高地から。

8/13 14:30

パトロールの方たち（丸印）は、すでにあんな下の方まで降りておりました・・。

8/13 14:32

午後はこちら側にもサンサンと☀が当ってますので雪も柔らかくなってました。注意深く下山しました。

8/13 14:33

美しい風景。ですがもう膝がヤバそうです・・。このゴーロ帯の石、膝に来ます・・。

8/13 14:34

先ほど通った「蜀の山道？」みたいなとこ、落石も多いみたい。注意して素早く通過したいですね。

8/13 14:33

覚えたんだけど。なんでしたっけ？何とか草なんですけど。

8/13 14:35

これが重太郎橋でしたっけ？結構険しい渓谷でした。

8/13 14:36

もう写真なんか撮っている余裕がなくなって来ました・・。膝の違和感と脚先が痛い・・。

8/13 14:36

長ーい林道歩きが苦行でございました・・。「終わったー！！」なんて、もしここでお風呂に浸かりお食事まで済ませられたら幸せだろうなーと思いました。

8/13 14:37

無言（ようやく辿り着きました。キツかった・・）。おわり。

9/9 1:25

《追記》
今日、もらって来ました！「奥穂高岳へ登る」と言う事は「初心者の壁を破る事」って書いてありました！！壁を破れたとは思いませんが、穴は開けたと思います。その穴から皆さんを覗いてます。

撮影機器：

DMC-GF5 Panasonic

感想

kazuro

十何年前の記憶を辿り
奥穂高岳へ行って参りました。

上高地からの穂高は私の予算的には
なかなか出向けないエリアでもございました。

ですが "北アルプスと言ったらやはり穂高"
ひと時でも皆様と "賑やかな穂高の夏を楽しみたい"
ここ最近連日の様に川崎に流される
"光化学スモッグ注意報"から解放されたい。

と言う事もあり、私で可能な限りの
「節約穂高行き」を実現致しました。

ですがこのルートは私ごときでは
なかなか手ごわいコースのようで、
急登部に残る雪渓に苦難を味わいました。
雪渓を終えた後は安堵とともに、
口の中も妙にカラカラでございました・・。

注意深く安全意識も高め、
ついに穂高岳山荘に到着した時には
深い感動が湧きあがりました。

天候も眩しすぎるほどの
快晴に見舞われ、
奥穂高岳山頂は沢山のハイカーさんで
順番待ちをしなければならない
程の大盛況ぶりでした。

憧れの山頂部からの
展望は360度大パノラマで「ついに来たか！」
と両手を広げ、小栗君のようにまったりと伸びでもしようと
思いましたが、次にお待ちの方も大勢いますので
、なかなかその余裕と勇気はございませんでした。

一応、日帰りでの登頂が目的ですので、
キツい行程となりましたが、無事、下山出来てホッと致しました。
特に今回下りはあの岩のゴーロ帯ですか？
足を下す時の衝撃で膝を痛めやすいのではと思いました。

私は今回ストックは一本、それも下りでしか
使いませんでしたが、こういう場合は無理せず二本使い
下られた方が、のちのダメージが全く違うのかも知れませんね。

距離よりも白出沢の斜度で参りましたが
素晴らしい気候にも恵まれ、大変気持ちのいい
山たびが行えました。

途中ルート上でお話をさせて頂いた皆さん、
また下山時にお会いしたジャンダルム往復まで
され戻って来た青年ハイカーさん。

またいつかどこかのお山で是非お会い
致しましょう！！どうも有難うございました！！

PS：あと残りの8月はしっかり休息に当てたいと
　　　思います・・。

コメント

yasyas

夏山、満喫していますね
kazuroさん、こんばんわ

すっかり夏山を満喫していますね
最近の皆さんのレコを見ているとアルプス方面が多く、自分の中でもとても身近になってきましたが、やっぱり千葉県から遠いんですよね〜

それにしても、高低差2,000mに歩行時間12時間ですか
しかも山頂直下の急斜面、何なんですか
気を許したら転がっていっちゃいそうですね
いや〜本当にお疲れ様でした
頑張ったご褒美にあの山頂からの360度大パノラマと槍ヶ岳の姿が待っていると思うと頑張れちゃいますね
それと涸沢のテントの写真はジオラマみたい
いつかあの仲間に入りたい

最近、行きたい山リストがパンク状態でありまして・・・
向こう5年位は行きたい山に困らなそうです

その後、膝の調子はどうですか？
次の山行に向けてゆっくりお休みください。
私の次のレコは来週末になりそうです。
kazuroさんが、そわそわするような素晴らしいレコになるよう頑張ります

kazuro

yasyasさん こんばんは！！
いつもお世話になります！！

今回の奥穂高岳。
私の場合、冬山が出来る訳でもないので
やはり「夏の時期に涼しく長く
歩きたい」「でも山の中で連泊は厳しい」
と言う事になると、「アルプス日帰り」的な
歩き方になっちゃいます。

ホントは私も何日か掛けて
yasyasさんの仰る様にテント泊などで
ゆったり過ごす事に憧れるのですが。

今回の奥穂高岳往復は
現状の自分を知る上では大変勉強 に
なったところもあります。

とても賑わう涸沢方面とは違い、
新穂高からの登頂は時間の短縮には
なると思いますが、人は極端に少ない感じでした。

その理由として急峻な岩場歩きや
標高差もあると思いますし、
落石地帯での歩行、滑落、また急な天候変化による
沢の氾濫など、アクシデントも
あり得たかも知れません。

やはり単独登山で人気のない
山歩きをする時はグループ登山以上に
注意しなければ行けないと思いました。

是非yasyasさんも「涸沢テン泊デビュー」
を実現させて下さい！
特に日本屈指の紅葉シーズンなどは
とても素晴らしいと思います。

今回、急峻なゴーロ帯下山により
膝に違和感が出ましたが 、それ以外は
結果、大満足な山たびでした（林道歩きは苦手ですが）。

次回のyasyasさんのレコをとても楽しみに
しております。私も一緒に歩いている気持ちに
なって楽しませて頂きますね！！

和竿🐟wazao

ガッツでタフな山行
kazuroさん、こんにちは！

ガッツでタフな山行です
地図のコースタイムを見ると中々チャレンジ
しにくいコースですネ

それをクリアーしてしまう所に日頃の鍛錬が
うかがえます

このコースのレコを拝見したことがありますが
皆さんいずれの方も豪脚ぞろい

いつかチャレンジできたらと思えるコースです

kazuro

ご訪問有難うございます！！
wazao様

"ガッツでタフな山行" カッコいいコメントです！！
凄く嬉しいです！！

もちろん私には技量はないものの、
長く歩く事は大好きなのです！！
ですが昨年の今頃では、憧れてはいたものの、
まだ甲斐駒、穂高岳などを登って帰って来ようなどとは
思いもしませんでした。

昨年から冬の間もモクモクと
近場で少し長い距離を歩き続けて
いられたのが多少生かされているのかも知れません。

wazao様もあの常念岳三股コースからの
とんでもない巨岩のゴーロ帯を登られてたり、
冬の時期も定期的に登られているご様子なので
白出沢からの奥穂高岳など何ら問題ないと思います。
（私ごときの発言ですいません）

またちょくちょく「甲斐駒ズーム」の
写真も拝見しますのでお伺いさせて頂きます ！！

「この山の頂上に立ったんだぜ ！！」って人に言いたい時には「甲斐駒ズーム」の写真
をベースに是非、自慢？したいです（笑）。
私に絵心あるなら手前の稜線から
描きたいくらいです。