白馬岳（1泊・大雪渓〜蓮華温泉）

2021年07月14日(水) 〜 2021年07月15日(木)

• GPS: 12:32
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,857m
• 下り: 1,615m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:38

7:33 猿倉荘
7:34 7:34 猿倉登山口駐車場
8:26 8:26 白馬尻荘
8:29 8:29 白馬尻小屋
10:49 10:54 岩室跡
11:28 11:29 避難小屋
12:22 12:55 白馬岳頂上宿舎
13:11 白馬山荘

2日目

• 山行: 4:58
• 休憩: 1:06
• 合計: 6:04

6:04 白馬山荘
6:21 6:26 白馬岳
7:07 7:08 三国境
8:09 8:20 小蓮華山
8:47 9:02 船越ノ頭
9:31 9:57 白馬大池山荘
10:55 11:03 天狗ノ庭
12:08 12:08 蓮華温泉
12:08 ゴール地点

大雪渓終了地点で20分ほど休憩。

天候

朝のみ晴れ。上空の寒気の影響で天気が不安定。前々日までは11時頃から雷雨？14時過ぎにまた晴れるというパターンだった。それが前日から夕方まで天気がもって夜に雷雨という感じに。山行当日も雷雨は16時頃からだった。そして19時前には晴れて素晴らしい夕焼けを望むことができた。翌日も夜明け前は晴れ。ただし6時になると雲が湧き、8時30分にはガスに包まれる時間が多くなってきた。雨が降り出したのは下山後の13時30分ごろだった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車両回送を利用。とても親切な会社だった。
和牛こうべ家 白馬カーサービス（株SKY.m&m）
0261-72-5382（090-8565-3316直井）
白馬村北城2443-1

コース状況／危険箇所等

特になし。大雪渓は涼しい風が吹いて心地いい。たまに落石があるが、よほど運が悪くなければ当たらないだろう。。

写真

7/14 7:25

猿倉駐車場。事実上の梅雨明けだったが、まだ全国的に上空に寒気が残り、局地的な大雨が降る状態だったため車はほとんどない。

7/14 8:08

猿倉から白馬尻まではほぼ林道歩き。軽トラの先、山道に。

7/14 8:13

この道が現れたら、白馬尻はすぐそこ。

7/14 9:22

白馬尻のすぐ先から大雪渓へ。雪は豊富な気がする。アイゼン＋冬用ストック。

7/14 10:35

大雪渓終了地点まで約2時間。アイゼンを外す。この頃にはガスに包まれる。

7/14 10:44

少し登って大雪渓を見下ろす。今日はまだ人が少ない。

7/14 11:15

さらにちょいと登って小雪渓。雪を切った跡はあるけれど、雨で流れている。念の為アイゼンをもう一度。

7/14 12:43

村営の白馬岳頂上宿舎。最後の標高差200メートルがきつかった。。ガスガス。

7/14 13:54

白馬岳頂上宿舎から15分。白馬山荘に到着。チェックインを済ませてスカイプラザへ。

7/14 14:24

一瞬の晴れ間。稜線が見える。

7/14 17:04

白馬山荘の夕食。夕食前から猛烈な雷雨。ほぼ予定通り。

7/14 18:40

18時30分ごろ、雨が上がると急速にガスが消えていく。

7/14 18:56

雲の切れ目ができる。そして、なんと夕焼け！

旭岳の右手に日本海の海岸線が見える。剱岳も顔を現す。

7/14 19:16

白馬山荘の窓に映る夕焼け。

7/14 19:10

剱岳も見えてきた。おやすみなさい。

7/15 4:40

翌朝。朝食前に白馬岳の山頂へ。

7/15 4:33

白馬村側は眼下に雲海。富山側は雲なし。ちなみに小学生の頃、母親に連れられてきた白馬岳でみたこの景色は今も頭にくっきり残っている。

7/15 4:41

小屋に戻らずそのまま稜線を行く人々。今日はそれが正解。雲がすぐにかかってきそう。

7/15 4:51

ハクサンイチゲ。

7/15 4:54

花の写真を撮りながら、ゆっくり小屋に戻る。

7/15 4:59

ミヤマシオガマ。花が上向きなのが特徴。葉の切れ込みも大きい。

7/15 5:01

ウルップソウ。

7/15 4:56

5時から朝食なので小屋に戻る。杓子岳と白馬鑓がくっきり。遠くに剣岳と雄山。

7/15 6:11

朝食を食べて6時スタート。小屋を出ると、もう雲が上がってきている。。。

7/15 6:15

再度、白馬岳山頂へ。雲がどんどん広がっていく。。

7/15 6:21

薄いガスに覆われた山頂。

7/15 6:26

さて、蓮華温泉に向けて出発。どこまで視界があるだろうか。。

7/15 6:30

白馬岳周辺は花が素晴らしい。

7/15 6:32

空高く咲く、ハクサンイチゲ。

7/15 6:43

山頂近くからこれから向かう小蓮華をみる。実は本当は朝日岳へ縦走予定だったが、朝日小屋に電話したところ「道はまだ未整備で、しかもまだ誰も来ていない」とのことで今回は諦めた。

7/15 6:38

「ミヤマコキャベツ」と名付けた「イワベンケイ」。

7/15 6:42

ミヤマアズマギク。

7/15 6:45

まだ天気がいい。でも写真を撮っていて、ほとんど進んでいない。

7/15 6:47

ウルップソウ。

7/15 6:56

この牛柄模様がたまらない。朝日岳方面。

7/15 7:06

コマクサも咲いていた。

7/15 7:08

新潟、富山、長野県境。

7/15 7:27

この葉っぱはミヤマダイコンソウだろうか。

7/15 7:32

小蓮華に向かう途中でどんどんとガスが濃くなってくる。

7/15 7:49

大きくなったコキャベツもかわいい。イワベンケイ。

7/15 7:50

シナノキンバイ。

7/15 7:45

あぁ、覆われる。。

7/15 7:58

新潟県最高峰の小蓮華岳から。たまに雲が切れて遠望が開ける。朝日岳方面。美しい。

7/15 7:57

山頂にて。

7/15 8:04

道がない尾根だけど、美しい。

7/15 8:20

コイワカガミ。

7/15 8:23

雷鳥。かわいい。ちょっと離れた場所にもう一羽。

7/15 8:48

小蓮華から船越ノ頭まではガスで何も見えず。この区間、稜線、気持ちいいのになぁ。

7/15 8:54

と、思ったらガスが一瞬切れて、全貌が。

7/15 9:00

そしてまたすぐにガスで覆われる。。

7/15 9:07

白馬大池を目指す。あちこちで花の写真を撮ってなかなか進まない。

7/14 10:48

シナノキンバイ。

7/15 9:37

コバイケイソウ。

7/15 9:27

白馬大池山荘が見えた。白馬岳から大池までは残雪なし。大池山荘の手前にちょいと残るだけ。ここはツボ足で余裕。

7/15 9:53

白馬大池山荘。

7/15 9:40

大池山荘前。チングルマ。

7/15 9:44

ピラフとコーヒー。ちょっと休憩。

7/15 10:01

白馬大池から蓮華温泉まではずっと樹林帯。空が見えるのは最初だけ。花ともほぼお別れ。

7/15 10:52

ゆるい坂をひたすら降る。途中、天狗の庭という場所でちょっと頭上が開ける。

7/15 10:38

シラネアオイ。

7/15 11:22

最後の標高差200メートルがしんどい。野天風呂は見えるものの小屋に着かない。。早く着かないかなぁ。。。

7/15 12:07

小屋が見えた。

7/15 14:21

新潟県の誇る最高の露天風呂、蓮華温泉。

7/15 13:01

入浴料は800円。まずは内湯のシャワーで汗を流す。内湯も最高。

7/15 12:37

湯の花が舞う、乳白色のにごり湯。

7/15 14:12

仙気 ノ湯に向かう。途中の三国一の湯。ここまで約10分。さらに奥へ5分。

7/15 14:08

仙気 ノ湯。ポツポツ降ってきたけれど、最高。

7/15 13:38

湯口からは温泉がドバドバ。

7/15 14:16

駐車場に戻る。幻想的なブナ林。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

toruiwasa

12日から15日まで日程を作り、天候と睨めっこしながら登った。当初予定は12日に登る予定だったが、2日ほど前から昼前に猛烈な雷雨が降る天候だったため断念。2時間で止むとはいえ、あの雷雨に登山中にやられたらたまらない。13日には天候が少し安定して夕方に雷雨が降る上空寒気に。ということで14日に登ることにした。2日日間ともに行動中は雨に降られることもなく下山。ガスに覆われていた時間も多かったが、いい山行になった。