燕岳(北アルプスデビューはガスのち雨)


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,465m
- 下り
- 1,465m
コースタイム
7:17 第三ベンチ → 7:42 富士見ベンチ → 8:08 合戦小屋/8:18 →
9:11 燕山荘/9:25 → 9:50 燕岳 →(途中うろうろ) 11:00 燕山荘
2日目 6:10 燕山荘 → 7:13 合戦小屋 →9:13 中房登山口
天候 | 9月7日曇→雨、9月8日雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし。 下山は雨でしたが、第三ベンチより上は岩質がざらついてるので滑りにくい印象です。 第二ベンチから登山口までは、泥と木の根が多く滑りそうになりました。 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
装備
個人装備 |
インナー(半袖) 1
インナー(長袖) 1
ウィンドブレーカー 1
フリース 1
インナーダウン 1
レインウェア 1
コッヘル&バーナー 1
水筒 1
マルチツール 1
ファーストエイドキット 1
エマージェンシーキット 1
地図&コンパス 1
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感想
初めてのアルプスに選んだのはアルプス初心者向けと言われる燕岳。
その割りに北アルプス三大急登などとも言われていたりして、不安を煽ります。
当日までは天気予報を睨みながら一喜一憂の日々。
台風が当たりそうだったり、台風が消えたかと思ったら前線がふらふらしたりで落ち着きません。
何しろ、登山口までのバスは事前予約制ですから、おいそれと日程を動かせないのです。
結局、「快晴は望めない、せめて一目だけでも山容が望めれば」と覚悟の上で出発。
登山口までの夜行バスは便利ですが、「走行中にトイレに行きたくなったら」の不安(トイレ休憩は2時間に1回)と眠りが浅くて熟睡できない状態で夜を明かすので、イマイチな体調での登山開始になってしまいますね。(あくまで私の場合)
登山口からの道に急登はいくつかありますが、それでも危険なところはありませんでした。曲がり角の先が見えないところが多いので、前から来る下山者と角で鉢合わせてびっくりする程度です。鎖も一箇所、岩を巻く道に張ってありましたが、掴まなくても十分歩けます。
第一ベンチから富士見ベンチまで、立ち休みだけで登りきり、合戦小屋へ。
楽しみにしていたスイカにかぶりついて一休みです。もうすこしゆっくりしていても良かったのですが、団体ツアーらしい大勢の方々が行動し始めようとしていたので、そそくさと先に出発。まもなく稜線に出ます。
森林限界を超えたら本来なら広々とした展望と思われるのですが、今回はほとんど見えませんでしたね。残念です。
ガスのせいで先が見通せない中を歩いて、急に目の前に現れたような印象の燕山荘。ここでいったん休憩。天気を聞くと「今日はこれから悪くなる予報」とのこと。振り出す前に上ってしまおうと、頂上に向かいます。
燕山荘から頂上までの道はそれまでと違い、奇岩が並び立つ砂浜のような風景になります。ハイマツと花崗岩とガスだけの世界、なかなか印象的でした。ライチョウに会えなかったのは今回もう一つ残念だったところ。
頂上付近は登山道らしい道がなくなり、岩の群れを縫って進む感じになります。踏み跡が幾通りもあって、どれがメインルートなのか全然分かりません。とりあえずどれをたどっても頂上に行けますが、風化しやすそうな岩だったのであちこち通るとどんどん削られて行っちゃう気がしますね。
頂上からの帰り道、ふと振り返るとサーッとガスが流れてほんの1分だけ燕岳の山容が見られたのは幸運でした。山荘に帰り着いた途端に雨が降り始めたのも間一髪だったのかもしれません。
翌日の下山は雨の中せっせと下るだけだったので特記事項なし。特記事項というほどではないですが、ライチョウの代わりにサルの群れには出会いました。威嚇もなにもされずに逃げられましたけどね。
登山口から1kmほど下って有明荘で温泉につかって帰りのバスに。
(ちなみに中房登山口発のあるぺん号と、有明荘発のあるぺん号は別便です。そのことを知らずに「登山口乗車の切符だけど途中の有明荘で拾ってもらおうか」と一瞬考えましたが考え直して正解でした。)
今回はガスと雨だった燕岳。
いつか快晴のときにもう一回上りに行きたい山リストに追加です。
※あと今回、初対面でありながら山荘でいろいろ話をしてくれたTさんありがとうございました。
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