御在所 中道 捜索
- GPS
- 08:39
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 1,136m
天候 | 小雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ヘルメットよし!
ハーネスよし!
と準備だけは一人前でした。
中道から北谷側の谷を捜索するため、50Mロープが4本用意されました。
地図でざくっと、標高差で400m、距離では500m。
ウサギの耳あたりまで谷筋を捜索する計画です。
ロープをダブルで使って、10ピッチ以上の覚悟がいりました。
プルージックでバックアップしながらエイト環での懸垂下降です。
準備していた8mmのロープシュリンゲは、少し太かったようです。
みなさん、6mmでしたので、作ってみようと思います。
あと、ダブル・フィッシャーマンズノットのバックアップがすこし短かった。
直径の10倍として、8cmぐらいとっていたつもりが、短くなっていて、
大師匠から、「ちょっと、足りんなぁ。」と教えてもらいました。
結び目を緩めて、バックアップを長くしました。
最初、プルージック上、エイト環下で、セット。
ここで、大師匠、「反対やなぁ。」と。
1本目は、このまま下降しました。
これだと、すべったらエイト環にプルージックがからんで、大変なことになります。
2本目の懸垂下降では、プルージック下、テープシュリンゲで延長してエイト環上になるように変更。
勝手がかわって、うまく降りられず。
あとで、思い返すと、ロープを送れていなくて、思いっきりプルージックが効いていてました。
そりゃ、降りられないです(涙)
3本目。
大師匠から、「両方できるようになっとかないとなぁ。」
なんとか、プルージックを操作してロープを送ることができて、下降できました。
ロープの流れ方が微妙にちがうので、メッチャ緊張しました。
こんな状態なので、churaの捜索範囲は足もとだけです。
右も左もほとんど見られていませんでした。
Toshiさん、「捜索してるぅ。」
ほんとにすみません。おりているだけでした。
家に帰ってから、救助活動があったとの情報が入りました。
夜を徹しての救助活動だったのに、本日、16日の講習会では、
大師匠、M師匠のクールなお姿が、見られました。
大師匠、「次は、電話するわなぁ。」
体力・冷静な判断力・・・技術はもちろん、足りないだらけです。
会に入会したので、これから、講習会に出てしっかり学んでいきます。
よろしくお願いします。
一年前に行方不明になられた方の捜索再開です。暑い夏は捜索の効率が極めて悪いんですね・・・。
今回は中道の岩場から滑って落ちた、ということを想定して谷筋を一番下まで下りて確認するというもの。前回の釈迦の件もあり、やはり平坦地まで下らないとということで谷筋を一本一本確認していきます。
言葉で書くのは簡単ですが、一番下まで降りるのはとても大変な作業で、中道から裏道までの下降に6時間近く要しています。人数が多くやや効率が悪かったのですが、懸垂下降の場合はどうしても道具のセットと確認に時間がかかります。それが全員同時にできないので。
結果としては手がかりなしですが、これを滑落しそうな筋をすべて一本ずつ調べていく作業を雪が降るまで続けることになりそうです。
で、当日の19時頃に、前尾根ヤグラで人が倒れているという情報があり、たまたま別件で残っていたToshiさんは大師匠とともに現場に向かわれました。朝の3時に終了したとのことですが・・・メインの捜索でもかなりハードなのに、深夜のダブルヘッダー!お疲れ様でしたm(_ _)m
コメント
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churaさん、お疲れ様でした。
churaさんの場合、いきなり前尾根とか、いきなり懸垂数ピッチとかプレッシャーのかかるものが多いきがします。
これも何かの縁でしょう!(どんな縁やねん)
モモちゃん
脛の写真を見て、一瞬ヒルに逆襲を食らったのかと思ったら岩にヒットしたんですね。
大事に至らなくて良かったです。
ロープウェイ乗り場には瓶コーラの自販機があるんですか?
今時レアですねぇ。現場でプシュとやってみたいなぁ
トシさん
ほぼ24h捜索お疲れ様でした。
無事救出で何よりです。
明日はテンカラ?と思ってたらこの天気です。
今月末の前尾根の予定は取り止めて、駆け込みテンカラ
修行となりそうです。
そやけどH師匠楽しそうやなぁ!!
こんばんは よく降りますね。
上がりは、ビンコーラで乾杯!
いいですね。お付き合いさせてください。
ハイキングコースのザレ場での懸垂下降から、一気にレベルアップでした(笑)
ももちゃんの写真を見て、よく降りたと自分で思います。
セルフビレイとるまで、セットしている時、降り始め、メッチャ緊張します。
結局、降りているときが、一番ましだったかもしれません
H師匠は、ゴンドラの中からハイテンションでした^^
最初の1ピッチ目、岩が濡れてツルツル滑るので、懸垂でぶら下がったまま左右に振れて脛が岩の表面をゴリゴリ・・・でした
しかし今回くらい懸垂下降を繰り返すのは初めてでした。churaさんはそういう意味ではラッキーですよね
また同様の捜索が継続されると思いますので、懲りずに参加してください
相変わらずテンカラハマってますね〜
次は2桁でしょうか?明日の午後から天気が回復するので、乗り込んでみてはどうでしょう?水が少し濁ってて絶好のチャンスかと?
いつも捜索お疲れ様です。
手がかりが何か見つかることを祈っています。
怪我、大丈夫ですか??
これからもお気をつけて
bebebeさんコメントありがとうございます。
怪我〜と言うほどのものではないので大丈夫です
岳人10月号にも載ってましたが、「寡黙なおじさんが単独で山に入って遭難し、手掛かりもなく神隠しにでも遭ったかのよう」というのはまさにこれです。
車に乗ったらシートベルト、と同じように、山に行くなら登山届、ですよね。
もう一年ですか、早いですね・・・。
momochanさん発案の「類は友を呼ぶかも山行」もまだ実行してませんねぇ、そういえば私、御在所も鎌も未踏でした、捜索はできませんが何かインスピレーションを感じるかもしれないです、山ヒルが消えてから雪が降るまでの間に歩いてみますね!
churaさんも頑張っておられますね!物事を正面から習得される姿勢と向上心には頭が下がります。
Toshiさんお久し振りです。釣りの方はいかがですか?横山岳の山奥に岩魚の魚影が濃い〜渓流があるそうです(かなり山奥ですが)また滋賀県にも遠征して下さいね!
bebebeさん、こんばんは
早く家族のもとへ帰っていただきたいと願っています。
momochanさんがおっしゃられたように、
一つひとつ、可能性のあるところを、探していくことになります。
みなさんには、釈迦に説法ですが、
登山届は出します。
初期の捜索はずいぶん変わります。
助かるか助からないか大きく変わるということです。
家に帰ってこなくて、家族が心配して捜索願を出しても、登山届が未提出なら、
まず、家族の聞き取りからです。
何をしに、どこへ行ったのか分からなければ、
行方不明として処理されます。
どの山へ登るのか、家族が聞いていなければ、
よく登られる山は、どこですか?
鈴鹿山系ですか、比良山系ですか?どの山ですか?
こんなことから、考えていては、助かる命も助からないのではないでしょうか?
登山コースがはっきりしていても、滑落や道迷いなど、遭難の痕跡を見つけ出さなくては、現場で発見には至りません。
登山届は、出します。
こんばんは
churaの場合、願いだけで捜索力は無きに等しいのですが・・・
それでも、少しずつ力を高めていこうと思ってます。
yuconさんならではの切り口も参考になるかと思います。
お気づきのことがあれば、お知らせください。
よろしくお願いします。
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