北鎌尾根で地震
- GPS
- 21:54
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 2,716m
- 下り
- 2,579m
コースタイム
- 山行
- 0:541
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:633
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 0:00
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗の腰掛けまでは変わらずと思います。 |
写真
感想
2回目の北鎌尾根でしたが、皆さんご存知の通り19日17時18分に地震がありました。天狗の腰掛けに到着しテントを張り終え、ウィスキーの水割りを飲みながら景色を楽しんでいたところ突然の地震。そこらじゅうで落石、土砂崩れの音が響きました。50mさきくらいの岩が崩落するのを目の当たりにして、自分の居る所が崩落するのではないかと言う恐怖を感じました。余震も続き、その度に土砂崩れの音がしました。
天狗の腰掛け上部には私以外に、男性1名、女性3名の3組5名、天狗の腰掛け下部に男性2名(YouTuber)1組がいました。この2名は地震後、岩の崩落を恐れて私達の居た上部に移動してきました。独標手前下部に幕営した3名(救助要請)、独標頂上に3名ほど翌日、独標超えた下部付近に2名いました。独標を超えたところ居た2名は幕営も出来ずビバークしたようでした。これらの人達と情報交換(近い人とは大きな声を出すと聞こえる)したところ、独標の先が崩れているようでした。槍ヶ岳までのはっきりした情報も無く、余震が続く事もあり、進むよりは戻った方が良いのではないかと3組5名の意見となりました。YouTuber2名の方はドローンを飛ばして状況確認した結果、槍ヶ岳に向かいました(当日に無事下山)。私は山岳会に所属していませんが、他の2組の方は山岳会に所属している現役バリバリで、ザイル等の準備が万端でした。下山ルートは特に地震の影響は無かったと思います。途中、難所がありましたが、さすが山岳会に所属している方々なので適切な判断 、そして適切な安全確保を行い無事に下山できました。
今回の地震、そして、山岳会の方々と行動して色々な事を考えました。登山では特にバリエーションルートや危険を伴うルートに行く時は、何かトラブルが起きることを想定した準備及び技術が必要だと思いました。自分ではある程度で、出来ていると思っていましたが、山岳会の人達と比べると不十分だと感じました。どこまでのリスクに対する準備が必要かは難しいと思いますが、私はかなり足りなかったと猛省しております。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
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