ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 377854
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
比良山系

比良山系日帰り縦走 〜平-権現山-蓬莱山-武奈ヶ岳-蛇谷ヶ峰-朽木〜

2013年11月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
26.7km
登り
2,009m
下り
2,213m

コースタイム

平バス停7:15
林道分岐7:20
登山道入口7:30
権現山8:05-8:10
蓬莱山8:55-9:00
木戸峠9:30
比良岳標識9:50
葛川越10:00
烏谷山10:10
南比良峠10:25
金糞峠10:50
北比良峠11:15
八雲ヶ原11:25
武奈ヶ岳12:10-12:20
釣瓶岳12:55
イクワタ峠13:10
ササ峠13:25
地蔵峠13:40
横谷峠14:10
須川峠14:20
蛇谷ヶ峰14:55-15:10
くつき温泉てんくう15:55
天候 曇り後晴れ
風弱く穏やかな天候
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
●駐車場
 大津市葛川坊村町、葛川市民センター駐車場を利用
 6時15分頃到着で1番乗り
 南からですと、国道367号を左折、橋を渡ったところが駐車場です
 国道沿いにトイレあり
 コンビニ等は近辺になし
 坊村バス停、国道367号沿いすぐ近く

●行き:平登山口へ
 江若バス堅田駅行き
 坊村発6:56
 平着7:09

●帰り:車の回収
1.くつき温泉てんくうのシャトルバス
  温泉発16:15
  所要5分程度で朽木学校バス停へ
2.京都バス京阪出町柳行き
  朽木学校発17:00
  坊村着17:21

※朽木学校前バス停付近は、道の駅やローソンがあります
 バス待ちの間、夕方の寒さをしのげました
 道の駅は17:00まで営業
コース状況/
危険箇所等
●全般的に・・・
・危険箇所はないかと思います
・アップダウンはありますが、これぞ縦走の醍醐味ですね
 やせ我慢ですが(笑)
・落ち葉で踏み後が消え、わかりにくい場所がたくさんありました
・比良山系は道迷い遭難のニュースをよく聞きます
・このエリア初めての私も、何度もルートを外しました
・標識が少なめだったり、古くて見にくいのだと思います
・赤テープやリボン、ペンキマークは必ずあります
・後は、方角や地形に敏感になり、地図・コンパス・GPS等を駆使して・・・

●ササ峠〜地蔵峠〜横谷峠
・この区間、下調べ段階でかなりの迷走スポットと知りました
・地図にない林道が縦走路にまとわりついてきます
・油断していると(注意していても)、ふと気付くとルートを外れ林道に・・・
・さらに、落ち葉でルートを見失いやすかったです
・しかし、正規のルート上に必ずテープ、リボン等のサインはあります
・蛇谷ヶ峰を目指す場合、目指す方角は北東寄りになります
・林道に惑わされず、尾根の上を右寄りに進むイメージで、ルート維持できました
・地蔵峠の迷走ポイントについては、釣瓶岳ですれ違った方がお詳しくて、
 丁寧にご指導いただきました
 黄色のモンベルのジャケットの方、本当にありがとうございました
・また、事前にiphoneアプリ「山と高原地図、比良山系」を購入しておき、
 この区間で利用
 これはとても有効でした
 GPSのおかげで、ルートを外れかけても、自分の位置が分かりすぐに修正できます
 なかったら、やばかったかもです・・・

●途中の補給スポット
・全くありません
・びわ湖バレイが冬の準備で営業休止中でした
・水分・行動食を十分に用意しておく必要があります

※消費したもの
・おにぎり 4個
・1本満足バー 3本
・VAAMゼリー 1個
・飴玉 5個
・水分2リットル


●下山後の温泉
 くつき温泉てんくう 600円
 立派な設備です
 食事もできます
 下山後はシャトルバス出発まであまり時間なく、車回収後に改めて立ち寄り
坊村バス停の壁画
色々なアニメが一同に・・・
微笑ましいです
思わず見入ってしまいます
2
坊村バス停の壁画
色々なアニメが一同に・・・
微笑ましいです
思わず見入ってしまいます
江若バスに乗り、平バス停で下車
江若バスに乗り、平バス停で下車
国道367号を歩き、林道との分岐点へ
国道367号を歩き、林道との分岐点へ
林道を進み、権現山登山口
林道を進み、権現山登山口
植林帯を登っていきます
1
植林帯を登っていきます
落ち葉が多いので、道を見失わないようにします
落ち葉が多いので、道を見失わないようにします
権現山に到着
琵琶湖の眺めが素晴らしい
3
琵琶湖の眺めが素晴らしい
琵琶湖を眺めながらの快適な縦走路
琵琶湖を眺めながらの快適な縦走路
ホッケ山
蓬莱山が見えてきました
蓬莱山が見えてきました
琵琶湖の沖島が分かります
1
琵琶湖の沖島が分かります
京都市街方面
木々の枝が凍って白くなっています
木々の枝が凍って白くなっています
小女郎峠付近
水たまりには氷が張っています
水たまりには氷が張っています
蓬莱山に到着
要するに、ここはびわ湖バレイスキー場ですね
2
要するに、ここはびわ湖バレイスキー場ですね
立派な鐘
あれが武奈ヶ岳かな?
2
あれが武奈ヶ岳かな?
ゲレンデを下って登り返します
霜のおかげで滑ります
3
ゲレンデを下って登り返します
霜のおかげで滑ります
ゲレンデ風景
打見山
すなわち、びわ湖バレイロープウェイ山頂駅
1
打見山
すなわち、びわ湖バレイロープウェイ山頂駅
木戸峠の標識に従い、ゲレンデを下ります
木戸峠の標識に従い、ゲレンデを下ります
この辺りでスリップして大転倒
スキーなら楽なのに
この辺りでスリップして大転倒
スキーなら楽なのに
汁谷キャンプ場
味のある標識
比良ロープウェイはもうありませんが・・・
1
味のある標識
比良ロープウェイはもうありませんが・・・
踏跡がはっきりした道はいいものの・・・
踏跡がはっきりした道はいいものの・・・
落ち葉が多い場所は道が分かりにくい
一瞬ルートを見失いました
サインをよく探して・・・
落ち葉が多い場所は道が分かりにくい
一瞬ルートを見失いました
サインをよく探して・・・
比良岳標識
本当のピークは離れているようです
1
比良岳標識
本当のピークは離れているようです
南比良峠
堂満岳かな?
歌川広重が浮世絵にしたといわれる風景
歌川広重が浮世絵にしたといわれる風景
北比良峠上の展望台
北比良峠上の展望台
北比良峠
開けた眺めが素晴らしい
1
開けた眺めが素晴らしい
八雲ヶ原
旧比良スキー場のゲレンデ?を登ります
ゲレンデ直登はキツイ!
旧比良スキー場のゲレンデ?を登ります
ゲレンデ直登はキツイ!
コヤマノ分岐付近
武奈ヶ岳が近づいてきました
コヤマノ分岐付近
武奈ヶ岳が近づいてきました
ついに武奈ヶ岳山頂に到着
比良山系最高峰です!
3
ついに武奈ヶ岳山頂に到着
比良山系最高峰です!
通過してきた蓬莱山が遙か後ろに
通過してきた蓬莱山が遙か後ろに
そして目指す蛇谷ヶ峰
1
そして目指す蛇谷ヶ峰
琵琶湖の反対側
長浜市方面
奥に雪化粧した伊吹山が見えます
琵琶湖の反対側
長浜市方面
奥に雪化粧した伊吹山が見えます
北陵を進み釣瓶岳
北陵を進み釣瓶岳
イクワタ峠
眺めがいい縦走路
1
眺めがいい縦走路
ササ峠
ここからよく聞く道迷いゾーンの始まり
ササ峠
ここからよく聞く道迷いゾーンの始まり
このような地図にない林道が出現
山作業用でしょうか・・・
以後、横谷峠付近までまとわりついてきます
油断していると、いや、注意していても、いつのまにかこの林道を歩いていたりします
厄介なものです
このような地図にない林道が出現
山作業用でしょうか・・・
以後、横谷峠付近までまとわりついてきます
油断していると、いや、注意していても、いつのまにかこの林道を歩いていたりします
厄介なものです
でも林道は縦走ルートとは全く別物
赤テープなどのサインを確認し、なるべく尾根の上を進みます
でも林道は縦走ルートとは全く別物
赤テープなどのサインを確認し、なるべく尾根の上を進みます
そして問題の地蔵峠
これが有名な、迷走を誘う標識か・・・
この標識を無視し、右に行くのが正解とも聞きますが・・・
ここでも林道の誘惑
そして問題の地蔵峠
これが有名な、迷走を誘う標識か・・・
この標識を無視し、右に行くのが正解とも聞きますが・・・
ここでも林道の誘惑
敢えて標識通りの方角へ・・・
すぐ近くにお地蔵様
その奥の木の裏側に標識らしき物体が・・・
※黄色い○の部分です
敢えて標識通りの方角へ・・・
すぐ近くにお地蔵様
その奥の木の裏側に標識らしき物体が・・・
※黄色い○の部分です
それがこの標識
完全に裏向きです
これでは・・・
しかしこの標識は正解でした
それがこの標識
完全に裏向きです
これでは・・・
しかしこの標識は正解でした
その先は、テープやリボンを見失わないように
色は、赤・黄・白と様々・・・
その先は、テープやリボンを見失わないように
色は、赤・黄・白と様々・・・
落ち葉でルートが分かりにくく、時々幻惑します
そしてふと気付くと、例の厄介な林道が・・・
落ち葉でルートが分かりにくく、時々幻惑します
そしてふと気付くと、例の厄介な林道が・・・
横谷峠に到着
ここから先は道がやや分かりやすくなります
一安心でした
横谷峠に到着
ここから先は道がやや分かりやすくなります
一安心でした
こんなテープやリボンが頼りです
こんなテープやリボンが頼りです
蛇谷ヶ峰への急登
短いけど、急で・・・
もう太腿が上がらない・・・
蛇谷ヶ峰への急登
短いけど、急で・・・
もう太腿が上がらない・・・
ついに蛇谷ヶ峰に到着
3
ついに蛇谷ヶ峰に到着
武奈ヶ岳が遙か後ろに
1
武奈ヶ岳が遙か後ろに
再び琵琶湖の反対側
長浜、伊吹山方面
1
再び琵琶湖の反対側
長浜、伊吹山方面
リトル比良
下山開始
標識に忠実に、グリーンパーク想い出の森を目指していきます
下山開始
標識に忠実に、グリーンパーク想い出の森を目指していきます
丸太階段が多かったです
疲れた脚に段差が響きますが、最後なのでガンガン?行きます
丸太階段が多かったです
疲れた脚に段差が響きますが、最後なのでガンガン?行きます
心地よい沢に出ました
心地よい沢に出ました
そしてもう少々歩き・・・
そしてもう少々歩き・・・
林道に出ました
ゴールが近づいてきました
グリーンパーク想い出の森です
ゴールが近づいてきました
グリーンパーク想い出の森です
くつき温泉てんくうに到着
今回の旅の終着点です!
くつき温泉てんくうに到着
今回の旅の終着点です!
坊村バス停
奥の車庫に止まっているのが出町柳行きバスになります
1
坊村バス停
奥の車庫に止まっているのが出町柳行きバスになります

感想

登山を始めて3年目
滋賀県に住んでいながら、比良山系はずっと後回し。
今回が初めてです。

惹かれたのが、南から北への縦走コース。
昭文社の地図ではコースタイム15時間以上。
この時期、もう日照時間がかなり短く、夕方5時には真っ暗になります。
朝出発して、コースタイム半分で行く必要があります。

結局決めたのは平から蛇谷ヶ峰を目指すルート。
坊村に車を止めてバスで移動。
平から山に入り、途中、武奈ヶ岳到着時間で判断することに。
無理なら縦走をあきらめ、車を止めた坊村に下山するプランです。

いざスタート。
縦走ならではのアップダウン、道迷いスポット等色々ありましたが、
快調に進み、無事1日で踏破することができました。
これまで、比良山系というと、玄人好みの地味な印象がありました。
確かにそんな印象も受けました。

しかし、稜線では広大な琵琶湖の眺め。
落葉した樹林帯では、初冬の優しい日差し。
素晴らしかったです。
個人的には、権現山から蓬莱山にかけての縦走路、蛇谷ヶ峰からの展望が気に入りました。

終わった後の筋肉痛はひどいですが、思い出に残る山行となりました。
今回は駆け足でしたが、気に入った場所をまたのんびりと再訪したいものです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2690人

コメント

やっぱりヤマレコさん!
帰りのバス、坊村で一緒に降りてお話させていただきました(*^▽^*)
いつも後日のレコでヤマレコさんだと知るのですよ〜。
思いきって聞けば良かったと毎回反省。

比良はよく行くので、今度はお声かけますね!
2013/12/2 19:27
初めまして
こんにちは。

私も最近このあたりのルートを歩いたのですが、
非常にわかりやすく丁寧なレコで、縦走路のイメージも
よくわかり、
そうそう!と思いながら拝見しました。

比良の縦走楽しいですね。

またどこかでお会いしたらよろしくお願い致します。
2013/12/3 7:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら