笹子雁ヶ腹摺山
TELA
体力度について
- GPS
- 08:57
- 距離
- 37.7km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 1,345m
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初狩駅6:35〜唐沢橋6:55〜白野下宿7:10〜吉久保入口7:30〜笹子駅7:40/7:45〜追分8:05〜新中橋8:15〜矢立の杉入口(下)8:45〜矢立の杉8:55/9:00〜笹子隧道(大月側)9:25〜笹子峠9:35〜笹子雁ヶ腹摺山10:15/10:25〜笹子峠11:15〜笹子隧道(甲州側)11:20〜清水橋11:45〜甲斐大和駅12:35〜大善寺13:40〜等々力14:15〜日川橋南詰14:45〜石和温泉駅15:35
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
【帰り】石和温泉〜相原 (1,450円) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【コース状況】 不明路はありませんでした。 唯一、笹子峠からカヤノキビラノ頭方面はトレース薄い。 【危険箇所】 アイゼン(スパイク)がないとツライと思います。 笹子峠から笹子雁ヶ腹摺山方面は、尾根が細くなっている場所があります。 |
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感想
今回は、峠越えの第三弾「笹子峠越え」(甲州街道)です。
第三弾と言っても、第一弾は「後付け」第二弾は「峠じゃなかった…」なんて訳で、今回が初のちゃんとした峠越えになりました。
【ヤマレコ】
スタート地点は笹子駅を予定していたのですが、笹子餅を持たずに笹子峠に行くのは、残念な気がします。
それなら初狩駅をスタートにして、笹子餅屋が営業しているとの情報がある7時半以降に笹子駅を通る計画にしてはどうか？？
よし、初狩駅スタートに変更です。
ところが初狩駅から笹子駅までって結構あるんですね。コースタイムをみたら約2時間になっています。
さすがにそこまで掛かりませんでしたが、だいぶ時間を喰いました。
しかも、笹子餅屋で何時からやっているのか尋ねてみると、7時前からやっているとの事。
……なんだったのだろう、この無駄歩き……。
まぁ、笹子餅はゲットしたし、気を取り直して笹子駅からスタートです。
まずは笹子トンネルの手前まで国道20号を歩きます。右に大きくカーブする場所が笹子峠(左)への分岐になっています。さらに笹子雁ヶ腹摺山の登山口も近くにありますが、今回の目的は峠越えなので、そのまま車道を行きます。その後、右に曲がり小道に入るとだいぶ近道が出来ます。
矢立の杉の下の入口には「上に近い入口がある」と書いてありますが、車の人向けの看板なので、徒歩なら山道を行く方が近いと思います。
再び車道が近くなった辺りに「矢立の杉」があります。この杉の木、中が空洞になっていて、上で突き抜けているようです。大月市は、この観光資源に、ずいぶん力をいれているみたいですね。でっかい看板、新しいお地蔵様、ゼンマイで歌や解説が聞ける装置などがありました。
矢立の杉から少し上がった所で、車道は冬季通行止になっています。
トンネルの少し手前まで山道でも行けるようですが、一度車道に出てしまったので今回は車道を歩く事にしました。通行止だけあって、道には雪が積もりっ放しになっています。
意外と滑るので、さっさとスパイクを装着した方が楽に歩けるかも知れません。(私は登りの内は面倒臭がって着けませんでしたが、逆にロスタイムだったかも知れません)
車道をくねくねと登って行くと、やがてトンネルに着きました。
これが有名な笹子隧道ですね。
心霊スポットだったりしませんよね？……まぁ、通らないから関係ないですけど。
トンネルを写真に収めたら、右の山道から笹子峠まで上がります。
急登ですが、すぐに峠まで上がれます。
峠に到着して、感動！！
ちょうど山と山の間の一番低い所を抜けるようになっています。
これぞ、まさに峠と言った感じですね。
右(北東)へ行くと笹子雁ヶ腹摺山。
左(南西)へ行くとカヤノキビラノ頭。
まっすぐ(北西)に行くと峠越えです。
ここで一度、峠道を外れて笹子雁ヶ腹摺山に寄り道します。
笹子峠から笹子雁ヶ腹摺山方面へは、いきなりかなりの急登です。
昔の人は、峠越えのついでに山登りなんてしなかったでしょうね。
急登を登り切ると、道は右に曲がりながら二手に分かれます。県界の尾根道と巻き道。尾根道の方は、さらに急登を登らされます。巻道は比較的、緩やかです。二つの道は山頂まじかの急登手前で再び一つの道になります。やっぱり巻道の方が楽ですよね。景色的には尾根道かな。
で、急登を登り切ると、お待ちかねの山頂です。
笹子雁ヶ腹摺山。
大月秀麗富嶽十二景とやらの一座ですね。なぜか同番の山があり、全部で十九座あります。十九座から見える十二の景色と言う事なんですかね？？何にしろ、やっぱり十二景全部を集めたくなっちゃいますよね。大月市、頑張ってるなぁ〜。でも「富士の眺めが日本一美しい街」と言うキャッチコピーは、どうなんですかね？他にも「凄い所」沢山ありますからね (ーー;)
さて、後は下るだけです。
山頂で念のためスパイクを着けました。あった方が断然歩きやすいです。
笹子峠から甲州市側の隧道入口まで下りると、また車道と山道を交互に歩きます。
北面だけあって、かなりの残雪がありました。
清水橋まで行くと、後は車道のみで、雪もほとんど無くなりました。
甲斐大和駅まで歩いて、峠越えは、おしまいです。
【ミチレコ】
さて、最後に甲斐大和駅から石和温泉駅まで歩きます。
実は「御坂峠越え(前々回)」と「笹子峠越え」には、深い関わりがあるようなのです。
どちらも甲府を目指す道なんですね。
さらに主道が整備の度合いによって「笹子峠」→「御坂峠」→「笹子峠」と移り変わった歴史があるようなのです。こう言う事を調べて行くと楽しいですね。
なので今回も甲府まで……は省略して、合流点である石和温泉駅まで歩きました。
で、次も「峠越え」を計画。
やっぱり甲州街道に関わりの深い「大菩薩峠越え」(甲州裏街道)です！！
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