【美濃】市島(1082m)大洞山(1035m)
- GPS
- 09:20
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 969m
- 下り
- 967m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
<大月の森〜大洞山>
大月の森公園まで行きたかったのに、林道が凍ってガリガリ君だ。あきらめて、カワラ谷林道の分岐に車を止める。大月橋を渡ると花崗岩の採掘現場。広場にある建物は、どうやら(有)龍興山の現場事務所らしい。
雪が深い。予定の「かんばざくらの道」を歩くのは大変そうだった。ルートを変えて、・916へのダイレクト尾根を選ぶ。アスナロやマキの尾根は難なく・・・と言いたいけど、・916直前の急斜面で、あっけなくガス欠になった。
行動食を口にしてから、白山ピークに移動。高賀山や瓢ヶ岳がのぞく。植林尾根が、少しずつ面白くなってくる。今回の主賓、御嶽や乗鞍が樹間から手招きするようになると、いよいよ大洞山の山頂だった。一等三角点なのに、地形図では無名峰。なんて殊勝な心がけだろう。
展望は満足レベル。御嶽・乗鞍・槍・穂・笠・黒部五郎・薬師・・・木々を透かして烏帽子岳・鷲ヶ岳。白山はお預け?あれが荒島岳で、あれが能郷白山で・・・御嶽の左に御前山、右には小秀山・中央ア・恵那山・・・
<大洞山〜市島>
さあ、市島へ。その市島が、不敵な表情でにらみつけてくる。居並ぶ連山のうち、本峰は右奥のあれか。
尾根のラインを生真面目にたどるうち、タイムアウトが現実味を帯びてくる。やむなく、林道に逃げる。林道歩きは結構、鬼門。残念ながら、心配していた通りのシナリオになった。林道は流されたり、地滑りで荒れていた。模範生のような雪のすべり台が現れる。しかも、崖上からいきなりの落石。逃げ惑うシカが岩を蹴落してくる。こら〜
なんとか、市島の取りつきに到着。沢地形を登ると、前方に尾根線のコルが目に入った。正面は、雪庇をなだめるのに手間がかかりそう。
緊急避難で右の凹地にルートを伸ばす。雪質サラサラで、一歩進んでは二歩下がる。我慢に我慢を重ねて尾根に届いた。ようやく市島への直行便に乗る。
ヤッタ!山頂だ!!もちろん、展望なし(笑)
<市島〜大月橋>
帰路は林道通し。途中から四駆のわだちを踏む。雪の中に血だまりがある。猟師だ。動物たちにとっても、厳しい季節なんだな。
しかし、私たちも、大きな試練に生きねばならない時代の真っただ中にいる。
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