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記録ID: 412826
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雪山ハイキング
丹沢

【鍋割山】寄バス停から栗ノ木洞〜鍋割山〜塔ノ岳〜大倉バス停

2014年02月26日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:06
距離
16.8km
登り
1,524m
下り
1,511m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:05寄バス停-9:15櫟山-9:35栗ノ木洞-10:00後沢乗越-10:50鍋割山-12:05塔ノ岳-(休憩30分)-14:10大倉バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
小田急線新松田駅から富士急湘南バスで寄バス停下車
コース状況/
危険箇所等
2月14日の大雪による積雪はいまだ多く残っており、吹き溜まりでは50センチほどの雪が積もっていた。
山行当日および前日の気温は平地で10℃を超えており、山域も融雪が進んでいた。
特にバカ尾根は沼地のようになっている地点が数多くあり、防水性のある登山靴+ゲイターがないとかなり不快な思いをすることになると思う。
なお、栗ノ木洞〜後沢乗越間の急斜面は凍結しており、アイゼンがないと(特に下りは)危険と感じた。

※アップが遅くなってしまったのであまり参考にならないかも知れないが…
空は快晴。寄(やどりき)バス停で降車したのは自分の他に1名のみ。その人物はピッケルを片手に明らかに登山スタイルだったが、鍋割山とは逆方向の大寺集落方面へ向かって歩き去った。お目当てはシダンゴ山かな?
2014年02月26日 08:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 8:12
空は快晴。寄(やどりき)バス停で降車したのは自分の他に1名のみ。その人物はピッケルを片手に明らかに登山スタイルだったが、鍋割山とは逆方向の大寺集落方面へ向かって歩き去った。お目当てはシダンゴ山かな?
宇津茂集落から土佐原集落へ向かう坂道を登って行くと、途中に古ぼけた自然遊歩道の看板を発見。この辺りはロウバイ祭りの時期には賑わうらしいが、祭りはすでに終わっているし、この雪だし、入り込む必要性はないな。
2014年02月26日 08:16撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 8:16
宇津茂集落から土佐原集落へ向かう坂道を登って行くと、途中に古ぼけた自然遊歩道の看板を発見。この辺りはロウバイ祭りの時期には賑わうらしいが、祭りはすでに終わっているし、この雪だし、入り込む必要性はないな。
導票に従って歩いていくと、途中にこんな分岐が出現。なぜかここには導票がない。正解は右の坂道を進み、茶畑の脇を登って行くルート。間違って直進する人は、まあ、少ないだろうが…
2014年02月26日 08:18撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 8:18
導票に従って歩いていくと、途中にこんな分岐が出現。なぜかここには導票がない。正解は右の坂道を進み、茶畑の脇を登って行くルート。間違って直進する人は、まあ、少ないだろうが…
登山口近くにあった道標。この寄という地域は現在は松田町の一部だが、昭和30年までは寄村だった。明治9年に萱沼村、弥勒寺村、中山村、土佐原村、宇津茂村、大寺村、虫沢村が合併して(寄り合って)誕生したので「寄」村という名前になったそうだ。現在でも村々の名前が集落の名前として残っている。
2014年02月26日 08:23撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 8:23
登山口近くにあった道標。この寄という地域は現在は松田町の一部だが、昭和30年までは寄村だった。明治9年に萱沼村、弥勒寺村、中山村、土佐原村、宇津茂村、大寺村、虫沢村が合併して(寄り合って)誕生したので「寄」村という名前になったそうだ。現在でも村々の名前が集落の名前として残っている。
丹沢でよく見かける対シカ防衛線。閉め忘れたら大顰蹙だろうな。ヒモが短めなので結ぶのにちょっと手間取った。もう少し長いヒモをかけてくれると結びやすいんだが。
2014年02月26日 08:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 8:25
丹沢でよく見かける対シカ防衛線。閉め忘れたら大顰蹙だろうな。ヒモが短めなので結ぶのにちょっと手間取った。もう少し長いヒモをかけてくれると結びやすいんだが。
観音様。明治四年未年と読める。…ということは、寄村誕生の5年ほど前からここに鎮座しておられるということだ。当時はこの道を使って秦野方面との往来をしていたのかも知れない。
2014年02月26日 19:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 19:55
観音様。明治四年未年と読める。…ということは、寄村誕生の5年ほど前からここに鎮座しておられるということだ。当時はこの道を使って秦野方面との往来をしていたのかも知れない。
櫟山山頂。ちょっとした広場になっている。立派な松が青空に映える。
2014年02月26日 19:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 19:55
櫟山山頂。ちょっとした広場になっている。立派な松が青空に映える。
積雪は多めだが、まだ気温が低いので雪は締まっていて歩きやすい。たまにかなり深い踏み抜き跡がそのまま凍って地面に大穴を空けている。
2014年02月26日 19:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 19:55
積雪は多めだが、まだ気温が低いので雪は締まっていて歩きやすい。たまにかなり深い踏み抜き跡がそのまま凍って地面に大穴を空けている。
栗ノ木洞山頂。見晴らしが無く面白味もない。栗の木の代わりに見渡す限りの杉林。標高908.3メートルピークで、三等三角点(点名:栗之木道)がある。点名は道なのに山名は洞で、読みは同じ。たぶん。
2014年02月26日 19:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 19:55
栗ノ木洞山頂。見晴らしが無く面白味もない。栗の木の代わりに見渡す限りの杉林。標高908.3メートルピークで、三等三角点(点名:栗之木道)がある。点名は道なのに山名は洞で、読みは同じ。たぶん。
何かの道標が埋まっている。掘り起こさなかったので何かは不明。「9へ続く」…かな?
2014年02月26日 09:34撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 9:34
何かの道標が埋まっている。掘り起こさなかったので何かは不明。「9へ続く」…かな?
標高832メートルピークへ続く急斜面の下り。北側斜面なので凍っている。ここで満を持してアイゼンを装着。6本で十分。
2014年02月26日 19:56撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 19:56
標高832メートルピークへ続く急斜面の下り。北側斜面なので凍っている。ここで満を持してアイゼンを装着。6本で十分。
後沢乗越で登山口以降本日初めての登山者と出会う。県民の森方面からは結構人が入ってきており、登山道は急に賑やかになる。ここからは南向き斜面なので、融雪が進み道のコンディションは劣悪に。貼り付いた雪もシャーベット状になっており、非常に歩きづらい。
2014年02月26日 19:56撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 19:56
後沢乗越で登山口以降本日初めての登山者と出会う。県民の森方面からは結構人が入ってきており、登山道は急に賑やかになる。ここからは南向き斜面なので、融雪が進み道のコンディションは劣悪に。貼り付いた雪もシャーベット状になっており、非常に歩きづらい。
振り返るとそこには富士の姿が。気温が高くなってきたのでだいぶ靄が出ている。ちょっと残念。
2014年02月26日 19:56撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 19:56
振り返るとそこには富士の姿が。気温が高くなってきたのでだいぶ靄が出ている。ちょっと残念。
鍋割山荘は雪に埋もれていた。ここでは名物の鍋焼きうどんが食べられる。この時はまだ空腹という感じでもなかったので、注文はしなかった。
2014年02月26日 10:53撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 10:53
鍋割山荘は雪に埋もれていた。ここでは名物の鍋焼きうどんが食べられる。この時はまだ空腹という感じでもなかったので、注文はしなかった。
山頂標識も埋もれていた。標高1,272.5メートルピークで、三等三角点(点名:三之萱)が埋設されているはずだが、この状態ではしばらくは出てこないだろうな。ちなみに三之萱というのは、鍋割山の別名。その昔は萱刈り場として重宝された山だったそうだ。
2014年02月26日 10:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 10:54
山頂標識も埋もれていた。標高1,272.5メートルピークで、三等三角点(点名:三之萱)が埋設されているはずだが、この状態ではしばらくは出てこないだろうな。ちなみに三之萱というのは、鍋割山の別名。その昔は萱刈り場として重宝された山だったそうだ。
鍋割山稜より。蛭ヶ岳、不動の峰、丹沢山など、この山域の「主役」たちが顔を並べる。どの山も結構な量の雪を被っているようだ。道のコンディションが悪いので今日は行かない。
2014年02月26日 11:05撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 11:05
鍋割山稜より。蛭ヶ岳、不動の峰、丹沢山など、この山域の「主役」たちが顔を並べる。どの山も結構な量の雪を被っているようだ。道のコンディションが悪いので今日は行かない。
小丸手前より鍋割山。低地がガスっているので、まるで富士山が雲の上に浮いているように見える。
2014年02月26日 19:56撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 19:56
小丸手前より鍋割山。低地がガスっているので、まるで富士山が雲の上に浮いているように見える。
小丸付近より。正面は大倉尾根(別名バカ尾根)。登山者の姿がチラホラ見える。
2014年02月26日 11:21撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 11:21
小丸付近より。正面は大倉尾根(別名バカ尾根)。登山者の姿がチラホラ見える。
塔ノ岳山頂まであと一息。あまり疲れは感じなかったが、とにかく暑かった。レイヤー1枚減らしても良かったかな。
2014年02月26日 11:58撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 11:58
塔ノ岳山頂まであと一息。あまり疲れは感じなかったが、とにかく暑かった。レイヤー1枚減らしても良かったかな。
山頂到着。やはり道が悪いと時間がかかる。この山はおそらく丹沢山地で1,2を争う人気の山だ。この日も平日だというのに結構な数の登山者がいた。標高1,490.9メートルピークで、大変立派な山頂標識のほかに、三等三角点(点名:塔ケ岳)が埋設されている。
2014年02月26日 12:09撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 12:09
山頂到着。やはり道が悪いと時間がかかる。この山はおそらく丹沢山地で1,2を争う人気の山だ。この日も平日だというのに結構な数の登山者がいた。標高1,490.9メートルピークで、大変立派な山頂標識のほかに、三等三角点(点名:塔ケ岳)が埋設されている。
尊仏山荘。雪かきは大変だっただろうなぁ…ちなみに、尊仏山というのは塔ノ岳の別名。この山頂にはその昔「尊仏岩」という大岩があって、信仰の対象となっていたそうだ。大正時代の地震で転げ落ちたらしいが。
2014年02月26日 12:09撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 12:09
尊仏山荘。雪かきは大変だっただろうなぁ…ちなみに、尊仏山というのは塔ノ岳の別名。この山頂にはその昔「尊仏岩」という大岩があって、信仰の対象となっていたそうだ。大正時代の地震で転げ落ちたらしいが。
雪に埋まったベンチを利用して、素敵な隠れ家が造られていた。
2014年02月26日 12:09撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 12:09
雪に埋まったベンチを利用して、素敵な隠れ家が造られていた。
雪のレンガと、浮かぶ富士。
2014年02月26日 12:10撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 12:10
雪のレンガと、浮かぶ富士。
雪に埋まった山頂。同じアングルで夏に写した写真と比較してみると面白いかも知れない。いろいろと埋まっているぞ…
2014年02月26日 12:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 12:12
雪に埋まった山頂。同じアングルで夏に写した写真と比較してみると面白いかも知れない。いろいろと埋まっているぞ…
バカ尾根はドロドロのグチャグチャで苦行だったので割愛。洗い場で靴とアイゼンとゲイターをゴシゴシ洗ってリフレッシュ。次に来るのは、秋かな…
2014年02月26日 14:10撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2/26 14:10
バカ尾根はドロドロのグチャグチャで苦行だったので割愛。洗い場で靴とアイゼンとゲイターをゴシゴシ洗ってリフレッシュ。次に来るのは、秋かな…
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