岡山県鏡野町 人形仙〜人形仙峠〜人形峠 マダニ界の葛飾北斎現る
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 04:57
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 536m
- 下り
- 541m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 4:55
歩行距離12km、歩行時間4時間30分、歩行数18,900歩、消費カロリー2,160Kcal
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。湿地帯があるので、なるべく土が乾いているときがおすすめです。スタート地点から人形峠＜写真53＞までは舗装道路です。 人形仙登山口＜写真03＞からしばらくは湿気の多い地帯が続きます。今回は大丈夫でしたが、木道のない箇所もぬかるみやすそうです。湿地帯には木道があります。固定されていないので足を置く位置によってはパタパタ動きますが、靴の中は濡れずにすみました。 人形仙＜写真14＞と母子地蔵＜写真28〜31＞との分岐から人形仙までは、次第に傾斜もきつくなりますが、ステップが切ってあるので歩きやすいです。 人形仙と母子地蔵との分岐から母子地蔵へは、なぜか木道が一部途切れており、道標の裏側を抜けてなんとか湿地帯を回避して母子地蔵への道に入りました。最初は木道ですがすぐに乾いた歩きやすい土道になりました。母子地蔵周辺は開けており、人形仙まで県境尾根を辿ってみたくなりますが、相変わらずヤブのようなのでピストンしました。 |
| その他周辺情報 | 人形仙登山口から吉井川沿いに南下すると道の駅奥津温泉があります。温泉亭ではランチバイキング＜写真66,67＞が楽しめる他、売店では地元の新鮮な野菜やお土産などが購入できます。 |
写真
01オククルマムグラ人形仙登山口西のスペースに自動車を停めました。周辺はちょっとした花畑で、ムラサキサギゴケ＜写真02＞やカキドオシ＜写真36＞と一緒に咲いていました。クルマムグラなどに似ていますが、葉は6枚セットで先端がつまんだように尖ります。
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人形仙登山口西のスペースに自動車を停めました。周辺はちょっとした花畑で、ムラサキサギゴケ＜写真02＞やカキドオシ＜写真36＞と一緒に咲いていました。クルマムグラなどに似ていますが、葉は6枚セットで先端がつまんだように尖ります。
トキワハゼに似ていますが、花の長さは2�冂�と少し大きいです。周辺に群生していました。
03人形仙登山口「人形仙 標高1004m」のプレートよりも「母子地蔵 美作、伯耆の国境分水嶺標高800mの地」のプレートのほうが気になりました😦母子地蔵の北東の県境尾根のことでしょうか。
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「人形仙 標高1004m」のプレートよりも「母子地蔵 美作、伯耆の国境分水嶺標高800mの地」のプレートのほうが気になりました😦母子地蔵の北東の県境尾根のことでしょうか。
04「人形仙母子地蔵」説明板人形仙登山口に設置されていました。人形仙峠で寝ていた女性が目を覚ますと赤ちゃんが人形にすりかわっていたため、我が子を探して迷い行方不明になったという伝説があります。文化5年（1808年）の母子地蔵＜写真28＞はその供養のため作られたものではないかと言われています。
人形仙登山口に設置されていました。人形仙峠で寝ていた女性が目を覚ますと赤ちゃんが人形にすりかわっていたため、我が子を探して迷い行方不明になったという伝説があります。文化5年（1808年）の母子地蔵＜写真28＞はその供養のため作られたものではないかと言われています。
05ウスバシロチョウシロチョウ科ではなく、アゲハチョウ科です。そのため、ウスバアゲハともいいます。鱗粉が少なく、翅が透けて見えます。北方系のチョウで、北のほうでは翅全体が黒っぽい黒化型も見られます。足元にいたので、踏まなくてよかったです。
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シロチョウ科ではなく、アゲハチョウ科です。そのため、ウスバアゲハともいいます。鱗粉が少なく、翅が透けて見えます。北方系のチョウで、北のほうでは翅全体が黒っぽい黒化型も見られます。足元にいたので、踏まなくてよかったです。
06青虫をくわえたオオルリ♀？
サメビタキの仲間3種類やキビタキのメスなど、似た野鳥が多くややこしいです。くちばしは基部までほぼ真っ黒、喉元はほとんど茶色で胸部も明瞭な斑点があるようには見えないことから、オオルリのメスのような気がしました。
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オオルリ♀？
サメビタキの仲間3種類やキビタキのメスなど、似た野鳥が多くややこしいです。くちばしは基部までほぼ真っ黒、喉元はほとんど茶色で胸部も明瞭な斑点があるようには見えないことから、オオルリのメスのような気がしました。
07キョロキョロするオオルリ♀？
動画を撮っていると、青虫をくわえたままずっとキョロキョロしていました。巣がバレると困るのでこちらの動きを観察していたのでしょう。大丈夫と判断したらしく、この後、飛び去りました。
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オオルリ♀？
動画を撮っていると、青虫をくわえたままずっとキョロキョロしていました。巣がバレると困るのでこちらの動きを観察していたのでしょう。大丈夫と判断したらしく、この後、飛び去りました。
サトキマダラヒカゲに似ていますが、後翅裏側の付け根に近い3つの黄色い斑点が等間隔に並ばないなどの特徴があります。
09ヨツメトビケラパタパタ動く木道の上を歩いていると、湿地の上を飛んでいましたが、やがて草にしがみつきました。横から見ると翅の先端近くから少し上に角度がついているのがわかります。蛾のように見えますが、トビケラ目はチョウ目から分かれて進化した昆虫グループです。オスには4枚の翅それぞれに紋があるものがいます。
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パタパタ動く木道の上を歩いていると、湿地の上を飛んでいましたが、やがて草にしがみつきました。横から見ると翅の先端近くから少し上に角度がついているのがわかります。蛾のように見えますが、トビケラ目はチョウ目から分かれて進化した昆虫グループです。オスには4枚の翅それぞれに紋があるものがいます。
10レンゲツツジ湿地帯の真ん中にポツンと小さな木が生えていました。ヤマツツジ＜写真23＞よりも大きなオレンジ色の花は直径6〜7�僉⇒佞眤腓�く色が薄くやわらかそうに見えます。咲き始めなのか、花はこれだけでした。
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湿地帯の真ん中にポツンと小さな木が生えていました。ヤマツツジ＜写真23＞よりも大きなオレンジ色の花は直径6〜7�僉⇒佞眤腓�く色が薄くやわらかそうに見えます。咲き始めなのか、花はこれだけでした。
11人形仙＆母子地蔵分岐より北方面
周辺は湿地帯です。オレンジ色はレンゲツツジ＜写真10＞、右に見えているのは人形仙母子地蔵＜写真28＞に向かう木道です。以前は足場となる丸太などが少なく、湿地帯を歩くと靴の中が濡れてしまいましたが、今回はここから母子地蔵へと向かう道に入る箇所だけ気をつければすみました。
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北方面
周辺は湿地帯です。オレンジ色はレンゲツツジ＜写真10＞、右に見えているのは人形仙母子地蔵＜写真28＞に向かう木道です。以前は足場となる丸太などが少なく、湿地帯を歩くと靴の中が濡れてしまいましたが、今回はここから母子地蔵へと向かう道に入る箇所だけ気をつければすみました。
12シオヤトンボ♂メスは黄色です。シオカラトンボやオオシオカラトンボに似ていますが、腹部の先端の黒い部分が短く、翅の付け根周辺はうっすら茶色を帯びる程度です。また、羽化する時期が早く、6月頃には見られなくなります。ここは6月末くらいまで見られるかもしれません。
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メスは黄色です。シオカラトンボやオオシオカラトンボに似ていますが、腹部の先端の黒い部分が短く、翅の付け根周辺はうっすら茶色を帯びる程度です。また、羽化する時期が早く、6月頃には見られなくなります。ここは6月末くらいまで見られるかもしれません。
13ハナニガナ急ですがステップが切ってあるので歩きやすい道が続きます。両サイドはハナニガナロードでした。細長く少し鋸歯のある葉はニガナに似ていますが、花弁のように見える舌状花が多く、8以上あります。
急ですがステップが切ってあるので歩きやすい道が続きます。両サイドはハナニガナロードでした。細長く少し鋸歯のある葉はニガナに似ていますが、花弁のように見える舌状花が多く、8以上あります。
14人形仙頂上三角点「人形仙」
標高1,003.8m頂上三角点です。周辺は少し開けていますが、木の間から南東に花知ヶ仙（はなちがせん）＜写真19＞が見えるだけです。下山しながら東尾根で展望を楽しむことにしました。
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「人形仙」
標高1,003.8m頂上三角点です。周辺は少し開けていますが、木の間から南東に花知ヶ仙（はなちがせん）＜写真19＞が見えるだけです。下山しながら東尾根で展望を楽しむことにしました。
15タニギキョウ直径1�冂�の小さな花です。花弁には青紫色の筋模様が入りますが、白っぽく写ってしまいました。ここよりも下の日陰のほうが多かったです。
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直径1�冂�の小さな花です。花弁には青紫色の筋模様が入りますが、白っぽく写ってしまいました。ここよりも下の日陰のほうが多かったです。
人形仙南南西尾根
左は人形仙南南西の1,030m峰です。右に人形仙頂上が見えるはずですが、木々に隠れているかもしれません。
17人形仙東尾根より湯岳南方面に大きく湯岳が見えました。根曲がり竹（チシマザサ）の間の細道で登頂を躊躇される方が多いようですが、「新岡山の山100選」に選ばれるのも納得の存在感です。
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南方面に大きく湯岳が見えました。根曲がり竹（チシマザサ）の間の細道で登頂を躊躇される方が多いようですが、「新岡山の山100選」に選ばれるのも納得の存在感です。
上齋原集落＆泉山
南南東方面を望みました。左手前が上齋原（かみさいばら）集落、右奥半分は泉山（いずみがせん）山系です。
19人形仙東尾根より花知ヶ仙＆三ヶ上＆妹山
南東方面をズームしてみました。もっとも高いのが花知ヶ仙（はなちがせん）、右に小さく尖った頂上だけが見えているのが妹山（いもやま）、その手前は三ヶ上（さんがじょう）です。
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花知ヶ仙＆三ヶ上＆妹山
南東方面をズームしてみました。もっとも高いのが花知ヶ仙（はなちがせん）、右に小さく尖った頂上だけが見えているのが妹山（いもやま）、その手前は三ヶ上（さんがじょう）です。
20人形仙東尾根よりギラガ仙＆恩原高原スキー場
北東方面を望みました。右の少し色が薄く見えているのは恩原高原スキー場のゲレンデの一部、左に延びる稜線上に見えるフタコブの左側がギラガ仙です。ここから動画も撮りました。
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ギラガ仙＆恩原高原スキー場
北東方面を望みました。右の少し色が薄く見えているのは恩原高原スキー場のゲレンデの一部、左に延びる稜線上に見えるフタコブの左側がギラガ仙です。ここから動画も撮りました。
21人形仙東尾根より南南東方面
左端の花知ヶ仙（はなちがせん）から中央の泉山（いずみがせん）、右端の湯岳までがドーン😍もちろん、肉眼ではもっと広範囲に見えました。
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南南東方面
左端の花知ヶ仙（はなちがせん）から中央の泉山（いずみがせん）、右端の湯岳までがドーン😍もちろん、肉眼ではもっと広範囲に見えました。
22ノアザミ総苞片が粘るのが特徴です。アザミの仲間では花期が早いほうで、5月から見られます。ここはつぼみばかりでしたが、復路でやっと咲いている1輪を見つけました。
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総苞片が粘るのが特徴です。アザミの仲間では花期が早いほうで、5月から見られます。ここはつぼみばかりでしたが、復路でやっと咲いている1輪を見つけました。
23ヤマツツジ朱色がほとんどです。葉や花の色、花期も違うのですが、なぜかコバノミツバツツジをヤマツツジと間違える人が多いようです。樹高が低く埋もれそうな木が多かったのですが、登山道周辺に点在して見られました。咲き始めが多かったようです。
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朱色がほとんどです。葉や花の色、花期も違うのですが、なぜかコバノミツバツツジをヤマツツジと間違える人が多いようです。樹高が低く埋もれそうな木が多かったのですが、登山道周辺に点在して見られました。咲き始めが多かったようです。
人形仙母子地蔵
これから訪問する母子地蔵＜写真28＞をズームしてみました。周辺は開けており、目につきやすいです。
25ヤブデマリ遠目にはムシカリ（オオカメノキ）などに似ていますが、装飾花は均等に5裂せず、1つだけが妙に小さいです。動画も撮りました。人形峠に向かう舗装道路沿いでもよく見かけました。
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遠目にはムシカリ（オオカメノキ）などに似ていますが、装飾花は均等に5裂せず、1つだけが妙に小さいです。動画も撮りました。人形峠に向かう舗装道路沿いでもよく見かけました。
ナツグミに似ていますが、萼筒と花柄の長さがほぼ同じで1�兢�々です。この1本だけでしたが、満開でいい香りがしていました。
27アサヒナカワトンボ交尾中縁紋はオスは赤、メスは白です。ニホンカワトンボにとてもよく似ています。縁紋にかかる横脈の数は、オスの場合は6以上ならニホン、4以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。子孫繁栄を目指す彼らにエールを送りながら動画を撮りました。
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縁紋はオスは赤、メスは白です。ニホンカワトンボにとてもよく似ています。縁紋にかかる横脈の数は、オスの場合は6以上ならニホン、4以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。子孫繁栄を目指す彼らにエールを送りながら動画を撮りました。
28人形仙母子地蔵いわれなど詳細は、登山口の説明板＜写真04＞に書いてありました。以前は人形仙峠と呼ばれ、伯耆（ほうき）国と美作（みまさか）国との往来が盛んでした。ここから人形仙頂上までの県境尾根は相変わらずヤブらしいので、今回も往路を引き返すことにしました。
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いわれなど詳細は、登山口の説明板＜写真04＞に書いてありました。以前は人形仙峠と呼ばれ、伯耆（ほうき）国と美作（みまさか）国との往来が盛んでした。ここから人形仙頂上までの県境尾根は相変わらずヤブらしいので、今回も往路を引き返すことにしました。
29ニホンマムシ母子地蔵の台座の周辺に咲き残っていたアカモノ＜写真30＞を覗き込んで北側に移動したところ、まだとどまっていた連れが「マムー！」と嬉しそうな声を上げました。台座の上にいるマムシと連れとの距離はわずか30��😱マムシは落ち着いて台座の隙間に入ろうとするものの、頭がつっかえて一苦労😄動画撮影後、無事に隙間に入り込み、出てくることはありませんでした。
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母子地蔵の台座の周辺に咲き残っていたアカモノ＜写真30＞を覗き込んで北側に移動したところ、まだとどまっていた連れが「マムー！」と嬉しそうな声を上げました。台座の上にいるマムシと連れとの距離はわずか30��😱マムシは落ち着いて台座の隙間に入ろうとするものの、頭がつっかえて一苦労😄動画撮影後、無事に隙間に入り込み、出てくることはありませんでした。
母子地蔵の台座を囲むように生えていましたが、これで見納めでした。登山道のは咲き終わっていたので、見られてよかったです。
人形仙東斜面
母子地蔵は母子が行方不明になった人形仙のほうを向いているようです。いつの時代の伝説かわかりませんが、合掌。
32ミズタビラコ直径3�仭宛紊硫屬魯�ュウリグサやハナイバナに似ています。花の中心部の副花冠が黄色ではなく白であることでキュウリグサと、葉や茎がそれほど毛深くなく花が並んで咲くことでハナイバナと見分けられます。
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直径3�仭宛紊硫屬魯�ュウリグサやハナイバナに似ています。花の中心部の副花冠が黄色ではなく白であることでキュウリグサと、葉や茎がそれほど毛深くなく花が並んで咲くことでハナイバナと見分けられます。
33カントウマムシグサ？草丈1mの大物😱茎葉2、小葉は全縁、舷部には光沢がありました。この少し東でニホンアナグマのメスが倒れていました。交通事故でしょうか。成仏をお祈りしましたが、そのときに彼女についていたマダニがこちらに移動してきたのかもしれません。お持ち帰りしてしまいました😓詳細は感想にて。
草丈1mの大物😱茎葉2、小葉は全縁、舷部には光沢がありました。この少し東でニホンアナグマのメスが倒れていました。交通事故でしょうか。成仏をお祈りしましたが、そのときに彼女についていたマダニがこちらに移動してきたのかもしれません。お持ち帰りしてしまいました😓詳細は感想にて。
ウスバシロチョウ
翅の模様には個体差があり、＜写真05＞とは少し違いました。この時期にしか見られないので出会えてよかったです😊
35人形仙三十七人墓明治12年、この周辺にあった人形仙国一山（くにいちやま）鉄山の関係者62人がコレラに感染、37人が亡くなりました。鉄山経営者が建てた供養塔や小さな墓石のようなものが複数あり、ここだけが妙にひっそりとして空気が違いました。これだけ致死率が高いと、高梁市の木野山神社にすがりたくもなるでしょう。近年の状況と重ねてしまい、他人事とは思えませんでした。
明治12年、この周辺にあった人形仙国一山（くにいちやま）鉄山の関係者62人がコレラに感染、37人が亡くなりました。鉄山経営者が建てた供養塔や小さな墓石のようなものが複数あり、ここだけが妙にひっそりとして空気が違いました。これだけ致死率が高いと、高梁市の木野山神社にすがりたくもなるでしょう。近年の状況と重ねてしまい、他人事とは思えませんでした。
36カキドオシ三十七人墓周辺に群生していました。垣根を通り抜けるほど蔓が伸びるという繁殖力の強さが名前の由来といわれています。この花のように強い生命力があったらと思わずにはいられません。
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三十七人墓周辺に群生していました。垣根を通り抜けるほど蔓が伸びるという繁殖力の強さが名前の由来といわれています。この花のように強い生命力があったらと思わずにはいられません。
37サワフタギ直径1�兮�らずの花は長いおしべが目立ちタンナサワフタギに似ています。葉はそれほど丸っこくなく、先端もそこまで細長く尖りません。また、県北のほうが多いそうです。
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直径1�兮�らずの花は長いおしべが目立ちタンナサワフタギに似ています。葉はそれほど丸っこくなく、先端もそこまで細長く尖りません。また、県北のほうが多いそうです。
後翅裏側の茶色い筋模様は、上から3つめの蛇の目模様に向かってから下に延びます。
花の直径は2〜2.5cmです。別名をジシバリといい、オオジシバリに似ていますが、葉は丸っこいものが多いです。群生していました。
40タニウツギ登山道でも舗装道路でもよく見かけました。花は傷みかけが多かったのですが、これはまだピンク色が濃いめできれいでした。もっと赤みを帯びたヤブウツギは、葉にびっしり毛が生えています。
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登山道でも舗装道路でもよく見かけました。花は傷みかけが多かったのですが、これはまだピンク色が濃いめできれいでした。もっと赤みを帯びたヤブウツギは、葉にびっしり毛が生えています。
ノダフジ＜写真42＞よりも花穂が短く丸みを帯びて見えます。まさかまだ咲いているとは思いませんでした。
木の間から奥に満開の花が見えました😄一般に藤というとこちらを指します。
登山道も舗装道路でも咲き始めでしたが、唯一、見頃でした。動画も撮りました。
一枚岩です。連れに側に立ってもらいました。こりゃデカ岩（いわ）😄
45ノイバラミヤコイバラよりも花期が早く、托葉の切れ込みが深いです。また、花の直径は2cm程で少し小さめです。ここのは大きめで2.5�冂�でした。
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ミヤコイバラよりも花期が早く、托葉の切れ込みが深いです。また、花の直径は2cm程で少し小さめです。ここのは大きめで2.5�冂�でした。
46ウツギ岡山県内に自生しているのはウツギとヒメウツギで、マルバウツギは植栽です。もっともよく見かけるのがこのウツギで、やたら毛深いのが特徴です。この木は毛がないように見えましたが、葉がガサガサでいかつい感じでした。ヒメウツギは県内では中部の岩場などに生えており、毛はほとんどなく葉もほっそりと整った感じです。
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岡山県内に自生しているのはウツギとヒメウツギで、マルバウツギは植栽です。もっともよく見かけるのがこのウツギで、やたら毛深いのが特徴です。この木は毛がないように見えましたが、葉がガサガサでいかつい感じでした。ヒメウツギは県内では中部の岩場などに生えており、毛はほとんどなく葉もほっそりと整った感じです。
47コウゾリナ直径2.5cm程の花は帰化植物のキバナコウリンタンポポに似ています。どちらも似たような毛深さですが、キバナコウリンタンポポの総苞外片は合着し、コウゾリナのほうは少し外に開くような気がします。また、花はよりまばらにつきます。
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直径2.5cm程の花は帰化植物のキバナコウリンタンポポに似ています。どちらも似たような毛深さですが、キバナコウリンタンポポの総苞外片は合着し、コウゾリナのほうは少し外に開くような気がします。また、花はよりまばらにつきます。
直径1�兢�々の花はこれ以上開きません。手作り人形の髪の毛のようで可愛いです😊
49エゴノキ登山道も舗装道路も花が終わった木ばかりで、なぜかこの木だけが開花中でした。花はハクウンボクに似ていますが、花柄が長く5�冂�あります。また、葉はハクウンボクのほうが丸っこく見えます。動画も撮りました。
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登山道も舗装道路も花が終わった木ばかりで、なぜかこの木だけが開花中でした。花はハクウンボクに似ていますが、花柄が長く5�冂�あります。また、葉はハクウンボクのほうが丸っこく見えます。動画も撮りました。
50アサヒナカワトンボ♀交尾中の個体＜写真27＞とは体色が違いますが、光の加減でかなり変わって見えます。この東、舗装道路が北上する辺りでサワフタギ＜写真37＞の動画を撮りました。
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交尾中の個体＜写真27＞とは体色が違いますが、光の加減でかなり変わって見えます。この東、舗装道路が北上する辺りでサワフタギ＜写真37＞の動画を撮りました。
舗装道路の脇です。標高740.2mの三角点は草に埋もれ気味でした。
この辺りが鳥取と岡山の県境です。以前は打札越と呼ばれていました。前方に840m峰の南東斜面が見えています。
54高清水トレイル「高清水高原ルート」入口
まだ未踏の高清水トレイルの高清水高原ルート側の入口です。まだ流行っていそうなので、もうしばらくお預けです。
「高清水高原ルート」入口
まだ未踏の高清水トレイルの高清水高原ルート側の入口です。まだ流行っていそうなので、もうしばらくお預けです。
55シロツメクサ人形峠駐車場の東にある広場のような一角に群生していました。こうして拡大してみると、マメ科らしい小さな花の集合体であることがわかります。
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人形峠駐車場の東にある広場のような一角に群生していました。こうして拡大してみると、マメ科らしい小さな花の集合体であることがわかります。
直径2.5�冂�の花は、ひょろひょろと長く伸びた茎の先端に1つずつつくので目立ちます。葉は地面に張り付くように生えています。
光沢のある直径2�冂�の花です。上部の葉は細長く、下部の葉は深く切れ込みます。花畑状態でした。
人形峠駐車場にいました。夏羽はオスは喉元が黒く、メスは白っぽい個体と黒くなる個体がいます。
人形峠駐車場のトイレの前です。登山者用駐車場は企業と反対側のスペースで、4台停まっていました。
60人形峠観測用箱？百葉箱ではないようです。以前はウラン採掘が行われていたため、様々な環境への影響を定期的に調査しています。これはその際に使用されていたものかもしれません。
百葉箱ではないようです。以前はウラン採掘が行われていたため、様々な環境への影響を定期的に調査しています。これはその際に使用されていたものかもしれません。
くちばしに幼鳥のしるしがあります。腹部には黒い筋模様がなく、喉元の広範囲が黒いので、最初はヒガラの幼鳥かと思いました。
62虫をくわえたヤマガラ幼鳥小さな虫ですが、丸呑みは難しいらしく、あっちこっちつついて少しずつ食べていました。顔や腹部がうっすらオレンジ色を帯びているのがわかったので、ヤマガラの幼鳥と判断しました。動画にはご馳走をつつき回して一生懸命食べている可愛い様子が映っています😍
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小さな虫ですが、丸呑みは難しいらしく、あっちこっちつついて少しずつ食べていました。顔や腹部がうっすらオレンジ色を帯びているのがわかったので、ヤマガラの幼鳥と判断しました。動画にはご馳走をつつき回して一生懸命食べている可愛い様子が映っています😍
63コナスビ地面を這うように生育し、直径1cm程の花がまばらにつきます。直径数mmの丸い実はナスというよりもミニトマトに見えます。ナス科ではなくサクラソウ科です。登山道にも咲いていましたが、ここのは大株でした。
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地面を這うように生育し、直径1cm程の花がまばらにつきます。直径数mmの丸い実はナスというよりもミニトマトに見えます。ナス科ではなくサクラソウ科です。登山道にも咲いていましたが、ここのは大株でした。
64タニウツギ＆ミヤマカラスアゲハ春型♂
前翅の表側に一段と黒い斑紋があるのでオスです。カラスアゲハに似ていますが、後翅の裏側に白い筋模様があります。また、前翅表側の白く光って見える筋模様は幅がほぼ一定です。春型は後翅の裏側の白い筋模様がよりはっきりと見え、後翅の赤斑が多いです。
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＆ミヤマカラスアゲハ春型♂
前翅の表側に一段と黒い斑紋があるのでオスです。カラスアゲハに似ていますが、後翅の裏側に白い筋模様があります。また、前翅表側の白く光って見える筋模様は幅がほぼ一定です。春型は後翅の裏側の白い筋模様がよりはっきりと見え、後翅の赤斑が多いです。
65蜜を吸うミヤマカラスアゲハ春型♂
おいしい蜜を選んで飛び回るのでなかなか動画撮影ができませんでした。見ているうちに道の駅奥津温泉の「温泉亭」ランチバイキング＜写真66,67＞を思い出し、急に空腹を感じました😅
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ミヤマカラスアゲハ春型♂
おいしい蜜を選んで飛び回るのでなかなか動画撮影ができませんでした。見ているうちに道の駅奥津温泉の「温泉亭」ランチバイキング＜写真66,67＞を思い出し、急に空腹を感じました😅
66「温泉亭」ランチバイキング1
14時前に並ばずに入店できました。上段は紅白なますや卯の花、切り干し大根の煮物など、下段は春雨の酢の物や肉じゃがなどです。野菜たっぷりのヘルシー料理が多いです。ドリンクバーは野草をブレンドしたオリジナルの神農茶や黒豆麦茶などのお茶のみです。
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ランチバイキング1
14時前に並ばずに入店できました。上段は紅白なますや卯の花、切り干し大根の煮物など、下段は春雨の酢の物や肉じゃがなどです。野菜たっぷりのヘルシー料理が多いです。ドリンクバーは野草をブレンドしたオリジナルの神農茶や黒豆麦茶などのお茶のみです。
67「温泉亭」ランチバイキング2
上段は野菜の天ぷらやアマゴの甘露煮など、下段はこんにゃくやごぼう入りの名物田舎カレーなどです。味噌汁はいつも具だくさんなのですが、今回は底に沈んだ野菜類がなくなってしまった後でした😓写真には写っていませんが、デザートはゼリー2種類とユスラウメの実でした。サクランボに似た赤い実は少し酸味が強くさっぱりしていました。
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ランチバイキング2
上段は野菜の天ぷらやアマゴの甘露煮など、下段はこんにゃくやごぼう入りの名物田舎カレーなどです。味噌汁はいつも具だくさんなのですが、今回は底に沈んだ野菜類がなくなってしまった後でした😓写真には写っていませんが、デザートはゼリー2種類とユスラウメの実でした。サクランボに似た赤い実は少し酸味が強くさっぱりしていました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
虫よけスプレー
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感想
【人形仙と人形峠の歴史を探る】
岡山県鏡野町と鳥取県三朝（みささ）町の境にある人形仙の名は、人形仙越（人形仙峠）に由来します。この“人形”という言葉には諸説あります。
一つめは、巨大な蜘蛛にまつわる話です。旅人を食べる巨大な蜘蛛を退治しようとおとりの人形を峠に設置、弓矢で射殺することができました。それ以来、この峠を人形峠と呼ぶようになったということです。
二つめは、巨大な蜂にまつわる話です。旅人の血を吸う巨大な蜂を退治するためお坊さんが峠におとりの人形を設置、人形に何度も襲いかかって力尽きた巨大な蜂の死骸と人形を峠に埋めて守り神とし、この峠を人形峠と呼ぶようになったということです。
三つめは、母子にまつわる話です。人形仙峠で寝ていた女性が目を覚ますと赤ちゃんが人形にすりかわっていたため、我が子を探して迷い行方不明になりました。人形仙母子地蔵＜写真28＞は、その供養のために建立されたと伝えられています。
伯耆（ほうき）国と美作（みまさか）国を結ぶ3つのルートのうち、母子地蔵＜写真28＞のある人形仙越（人形仙峠）を経由するルートがメインでした。その東にある打札越は遠回りであるため脇道扱いでしたが、その後、人形峠と呼ばれることになりました。
人形峠付近には1955年に発見されたウラン鉱床があり、関連施設もありましたが、現在は採掘は中止され、施設も2040年度までに順次解体される予定です。その一方で、人形峠〜伯州山〜赤和瀬を縦走する約8.7kmの「高清水トレイル」＜写真59＞は、人気トレッキングコースとなっています。天邪鬼な自分たちは高清水トレイル入口でUターンしましたが・・・😅
【人形仙山域の生物どうしのつながり】
6年前の8月下旬には湿地帯でオタカラコウの群生が見られました。
2016年08月21日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-946265.html
今回も湿地帯の花を期待していましたが、早すぎたのか特に見られませんでした。しかし、そこ以外では多種多様な花が見られました。特に人形仙登山口から人形峠までの道はタニウツギとヤブデマリが絶えることなく見られました。
植物が多いと花や葉目当ての虫たちが活発に動き、それらを狙う野鳥たちの捕食行動が見られます。この時期はこうした生物どうしのつながりがリアルなシーンとなって、我々の目の前で繰り広げられます。
当然、動物のほとんどは我々が近づくと慌てて逃げ去っていきますが、母子地蔵の主と思われるニホンマムシ＜写真29＞はこの日何匹も見かけたヘビの中で唯一、我々を見ても堂々としていました。ところが、母子地蔵の台座の隙間に入ろうとして、頭がつっかえて苦労していました。最終的には無事に隙間に隠れましたが、お茶目さんに思わず微笑してしまいました😄
【避けて通れない温泉亭】
今回、山行を終えたのは13時30分頃でした。山行の余韻も束の間、脳が急にランチモードに切り替わりました。人形峠から4�卍�東に進むと、「うたたねの里いっぷく亭 」があります。ここは「ミシュランガイド京都・大阪＋岡山2021」で紹介された郷土料理店です。「囲炉裏でヤマメを焼きながら優雅に食事を！」と一瞬考えました。しかし、我々の中では鏡野町でランチといえば、道の駅奥津温泉にある温泉亭。帰宅途上にあるので、結局は温泉亭に向かうことになりました。
13時50分頃でしたが待たずに入店でき、8割くらいの入りでした。4月より少し値上げして一人1,350円（税込み）でしたが許容範囲です。昆布や高野豆腐の煮物、青菜の卵とじなどの家庭料理は地元の野菜が豊富でヘルシーです。煮込みハンバーグやチキンナゲットなど、子供も喜ぶメニューが増えていました。デザートの種類は減りましたが、今回はこの時期ならではのユスラウメの実がありました。「なつかしの」とメニューに書かれていましたが、初めて食べたのでうれしかったです。
【マダニ界の葛飾北斎現る😱】
今回はヤブがなかったので、衣類などのマダニチェックは簡単に済ませました。しかし、翌日、二人ともかゆみや虫刺されの跡に気づきました。もう小さな水ぶくれができており、周辺は1〜2�僂里�なり強い赤みがあるだけ。とりあえず市販の薬を適当に塗りましたが、いつまで経ってもかゆく、次第に数を増します😨イエダニを疑い、布団を干したりシーツを洗濯したりしても効果なし。とにかくかゆいので夜も目が覚めひっかいてしまい、とうとう傷になって痛くなりました。
山行から3日後、連れが左足首の赤みが広がって腫れているのに気づき、カサブタを適当にひっかいてとってみると、赤い足がバタバタ😱なんと、原因は体長1�个離泪瀬砲任靴拭９�い、連れのほうはこの1匹に2箇所やられていただけでした。
帰宅後、連れに話をきき、一番かゆい左肩を見てもらうと、やはり体長1�个離泪瀬�😱もはや駆除はプロ並みの連れ、生きたまま捕獲し、セロハンテープに磔の刑にしていました。全身を見てもらうと、なんと、このチビ1匹だけ😮
入浴後、連れが以前病院で処方された薬を塗りながら刺し跡をチェック、その数44箇所😱普通は好きな箇所が見つかるまで2〜3日うろうろすることがありますが、ここと決めたら後はずっとそこに食いつきっぱなしです。連れによれば、チビ助はなかなか血管がわからなかったらしく、見当違いの箇所もあっちこっち刺しまくりすぐにやめていたようです。そのせいで、すぐに赤みも腫れもひくものの、被害箇所が増え、なかなか居場所がつかめませんでした。お前、どんだけ引っ越し好きやねん。葛飾北斎か。ちなみに、北斎は90歳の生涯のうち93回引っ越ししたといわれています。マダニの寿命はよくわかりませんが、3日で44箇所もなかなかのものだと思います。MDN44にしたろか。いや、そんなグループいらんわ。薬が効いたのか、まだ数カ所にかゆみと1箇所に小さな膿があるものの、夜はちゃんと眠れました。
今回の原因は、おそらく舗装道路で車にひかれていたニホンアナグマのメスでしょう。しばらく立ち止まってしまったので、彼女についていたマダニが移動してきた可能性があります。衣類の上にしがみついている状態では、歩く振動で自分から落ちていくこともあるのですが、今回は出遭った場所が駐車地点のすぐ側で、そのまま急いで車に乗ったのが悪かったようです。要注意なのはヤブだけではなさそうです。以後、気をつけたいと思います。
今までの経験から、マダニ対処法についてまとめてみたいと思います。
なるべくツルツルした長袖長ズボンを着用し、できれば振動を大きくして歩くと、途中で落ちていくことがあります。虫除けスプレーはあまり効果を実感できませんでした。地面から這い上がってくることが多いようなので、立ち止まったり座ったり、地面に手をついて登ったり、荷物を地面に置いたりするのはなるべく控えたほうがいいようです。山行中もたまに衣類をチェック、素手ではなく木の枝などで払い落とします。
山行後は車に乗る前にチェックし、できれば着替えたほうがいいでしょう。靴は履き替えて袋に入れておくと、帰宅後に見つけやすいです。衣類についたマダニは、洗濯してもかなり生き残りますが、外に干せば大丈夫でした。
帰宅後は足首や腕など手足を中心にチェック、少し茶色っぽい盛り上がりは小さくても可能性があります。最初は多少かゆいだけで気づくのが遅れ、1週間も一緒に湯船に浸かりましたが、ピンピンしていました。
最初の2回は総合病院に行き、1回目は皮膚の切除前のアルコール消毒で出てきました。2回目は、別の総合病院で皮膚科が休診だったため内科にまわされ、何事もなかったことにされました。結局、手指消毒用のアルコールでは出てきてくれなかったので、ピンセットで潰してとりました。
潰さないようにピンセットではなく指先でつまんだほうが安全です。少し痛いですが、引っ張っていると諦めて放してくれます。小さくてつまめない場合は、適当にあっちこっちひっかいているとやはり放してくれます。体は意外にも固めでなかなか潰れないので、セロハンテープなどに貼り付けたほうが楽です。
刺された跡は、すぐに気づけばかゆみもなく、1�伉�の水ぶくれだけですみます。少し刺してやめた箇所は、1〜2�僂里�なり強い赤みと1�伉�の水ぶくれが残り、腫れはありませんがマダニを見つけるまではずっとかゆいことが多いです。マダニが血を吸い続けている箇所は、色の薄い赤みと腫れがもう少し広範囲に見られ、かゆいです。
マダニを駆除しない限りは病院で処方された薬でも効果はあまりなく、駆除後は市販の薬でも次第にかゆみも腫れも収まり、1週間もすれば跡だけになります。ただし、跡が完全に消えるまでは、マダニに刺されると跡も同じようにかゆくなるので、マダニがいることだけはすぐにわかります。
マダニにやられ続けている奴が言うのもなんですが、多少なりとも参考になればと思います。
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