水芭蕉の尾瀬(^^♪ 御池側から至仏山荘泊
- GPS
- 11:06
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 676m
- 下り
- 856m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:13
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:48
天候 | 1日目:晴れのち雨のち晴れときどき曇りのち雨(なんだそりゃ) 2日目:曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
【駐車場】 御池駐車場(1,000円/回) 【バス】 会津バス 御池→沼山峠(600円) https://www.aizubus.com/sightseeing/bus/oze →御池〜沼山峠はマイカー規制のため公共交通機関でしか通れません。 この日は6時半が始発でした。 30分〜40分間隔で随時運行しており、沼山峠までは約20分の乗車です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース概況】 1)沼山峠〜尾瀬沼 比較的緩やかな坂で峠を超えます。 木道が整備されています。 残雪は数か所ありましたが、短いし傾斜が緩いので、チェーンアイゼンなどは使いませんでした。 2)尾瀬沼〜沼尻休憩所 沼の北岸を沿って歩く道ですが、軽いアップダウンはあります。 危険個所は特になし。 今年は沼尻休憩所とトイレは休業していて使えません。 3)沼尻休憩所〜見晴 沼尻休憩所からは、間もなく白砂峠への登りになります。 白砂峠への登りには残雪があり、下る人が難儀していました。 踏みぬいた後もあります。 白砂峠を越えると、緩やかな下りと平坦な道とが交互に続くような感じで、見晴に高度を下げていきます。 樹林の中で視界は利きません。 右手から、燧ヶ岳へと至る見晴新道が合流してくると、見晴は近いです。 4)見晴〜山ノ鼻 尾瀬ヶ原のメインロードのため、よく整備されていて危険個所なし。 5)見晴〜三条の滝 温泉小屋までは緩やかに登ります。 温泉小屋を過ぎて、右手に段吉新道を見送ると、三条の滝へ向けて標高を下げていきます。 段差の大きいところがあったり、泥濘が酷かったりで、なかなか歩きにくい道です。 右手から、燧裏林道へと連絡する道が合流してくると、三条の滝までは200mとなります。 6)三条の滝〜御池 三条の滝から燧裏林道へは急登が続きます。 幸い、足を大きく持ち上げるような段差は少ないので、ゆっくり登ればOKです。 燧裏林道は部分的に木道が整備されていますが、その多くは老朽化しており、樹林の中のためか乾きにくいので、滑りやすいところは避けたほうがいいです。 沢に出る度に下って登ってを繰り返すので地味に小刻みなアップダウンが多く、天神田代までの登り勾配でじわじわ体力を削られているところに、追い打ちをかけるように体力を減らしにかかってきます。 なお、一ヵ所だけ、沢にスノーブリッジが出来ており、踏み抜きの怖いところがありました。 そのような残雪は数か所ありましたが、短いし傾斜があまりないので、チェーンアイゼンは使いませんでした。 姫田代を過ぎると道が下りに転じます。 右手から燧ヶ岳への登山道が見えると、間もなく御池に付きます。 【トイレ】 御池・尾瀬沼ビジターセンター付近・見晴・竜宮小屋・山ノ鼻・温泉小屋 ※尾瀬のトイレは基本的に協力金制のため、100円玉が必要です。 【水場】 尾瀬沼ビジターセンター前・見晴・竜宮・山ノ鼻 【宿泊】 至仏山荘 https://www.tokyo-pt.co.jp/oze/mountain-villa/shibutsu TEL: 0278-58-7311 1泊2食9,500円/人(相部屋) ※受付時に、600円でおにぎり弁当を頼めます。 弁当は翌日の朝食時に配られます。 |
その他周辺情報 | 【日帰り温泉】 アルザ尾瀬の郷 https://www.aizu-concierge.com/spot/885/ 大人700円 ※リニューアルが終わって利用できるようになりました。 【その他参考情報など】 ○尾瀬横断バス https://www.aizubus.com/sightseeing/bus/oze_over ※福島側から尾瀬に入って群馬側へ抜ける、または群馬側から福島側へ抜ける、尾瀬をたっぷり楽しめる横断ルートに最適のバス乗車券とのこと。 ○尾瀬保護財団 https://www.oze-fnd.or.jp/ ※残雪や登山道、花の状況などを更新しているほか、尾瀬全般の情報を仕入れるのに便利です。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
折畳傘(1)
1/25
000地形図(1)
ゲイター(1)
シルバコンパス(1)
ダウンジャケット(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料水
ポケットティッシュ(1)
医薬品類(1)
タオル(1)
レインウェア(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
ウェットティッシュ(1)
腕時計(1)
携行食糧
サバイバルシート(1)
携帯用簡易トイレ(3)
熊鈴(1)
予備靴紐(1)
シュラフ(1)
シュラフマット(1)
枕(1)
マグカップ(1)
トイレットペーパー(1)
軽アイゼン(1)
ツェルト(1)
ツェルト用ロープ(1)
アルミペグ(4)
サバイバルシュラフ(1)
行動食
|
---|---|
共同装備 |
調理用バーナー(1)
コッヘル(1)
バーナー用ガス(1)
|
感想
夏がくれば 思い出す
はるかな尾瀬 遠い空
霧のなかに うかびくる
やさしい影 野の小径(こみち)
水芭蕉の花が 咲いている
夢見て咲いている水のほとり
石楠花色に たそがれる
はるかな尾瀬 遠い空
尾瀬とくれば水芭蕉を思い浮かべるのは、他ならぬ江間章子の唄、「夏の思い出」の影響だろう。
優美なメロディーに謳われれば、その光景を思い浮かべるだけでウットリしてしまう。
しかし、これまで何度か尾瀬には足を運んでいても、そのいずれも水芭蕉のシーズンではなかった。
それはそれで素晴らしく、印象のある山行なのだが、尾瀬に行ったことがありながら、その水芭蕉を見たことがないのは、肝心な要が抜け落ちているようで、どこか忸怩たる思いが拭い去れなかった。
まして、自分は尾瀬を擁する福島県の人間だ、一度は見ておきたい。
そんなわけで、思い立って尾瀬に行ってきました。
尾瀬に行くならどこか一泊で、と決めているので、前もって至仏山荘を予約しておいたのです。
土日は混むだろうと思って、金曜日の宿泊です。
しばらく尾瀬は雨が続いていたようでしたが、私のいった日は、午前中は天気がもってくれて、連日、雲と傘のマークが続く日の中でアタリの日に行けたんじゃないかなと思います。
相部屋だろうと思っていた至仏山荘は個室で使えたし、ラッキーな行程になったと思います。
泊まったおかげで、初めて研究見本園に足を踏み入れたのですが、水芭蕉の数がすごいこと!
尾瀬ヶ原の中は、正直、「こんなものなのかな?」と感じて、大江湿原のほうが多いくらいだったのですが、打って変わっての群生を目に出来て、山ノ鼻で泊まって正解だったと思います。
尾瀬、やはりすごいところですね。
山の神様に感謝です。
◎レイヤリング
■上半身
【ベースレイヤー】
mont-bell スーパーメリノウールLW
山小屋で買った化繊Tシャツ
【アウターレイヤー】
mont-bell ライトシェルパーカ
■下半身
【ベースレイヤー】
ワコール CW-X
【アウターレイヤー】
Mountain Hardwear ユニオンポイントパンツ
■手袋
ホームセンターで買ったヤツ
■シューズ
mont-bell ツオロミーブーツ
■トレッキングポール
グリップウェル カーボンスーパーライト
■予備のウェア
mont-bell ノマドパーカ
mont-bell ストームクルーザージャケット
mont-bell サンダーパスパンツ
mont-bell スペリオダウンパンツ&ジャケット
尾瀬水芭蕉の歌の題名は、「夏の思い出」なのですね。
忘れていました。
感想/記録の冒頭から、即歌詞が始まり、頭の中で自然にメロディーを再生しながら読み進めると、同時に光景も想像してしまいます。
引き込まれる文章構成が見事ですね。
私も、どこか歌が有名な所に行った時、歌詞を用いてみたいと思います。
また、研究見本園の水芭蕉の規模驚きました。
まだ研究見本園の水芭蕉は見たことが無いため、次回訪れてみようと思います。
せっかくなので、以前から持ち続けいる素朴な疑問も挙げてみます。
「夏の思い出」の歌詞の中では、「夏のシーズンに水芭蕉が咲いている」と読み取れますが、なぜ夏なのでしょうか?
可能であれば、感想をお聞かせ下さい。
偶然見つけたのですが、「夏の思い出」の水芭蕉が夏なのは、尾瀬の水芭蕉をイメージしたのではなく、江間章子が少女時代を過ごした、岩手での水芭蕉をイメージしたためと見聞きしました。
とある縁で、舞台を尾瀬にしたようです。
感想でなくて恐縮ですが。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する