尾瀬/中ノ岐沢小淵沢
- GPS
- 07:48
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 916m
- 下り
- 693m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:38
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大清水第二駐車場に駐車。7:45に着いたがあと10台未満で満車。駐車料金は500円/日。8時前には係員がいないので帰りに大清水休憩所で支払い。 ◆一ノ瀬休憩所→大清水: 帰路の一ノ瀬休憩所から大清水間はバスを利用した。700円/人。16:00発のバス(定員11名)に乗車したが2台運行された。最終バスは16:30とのこと。 https://www.pref.gunma.jp/01/e2300369_00001.html 一ノ瀬はキャリアの電波が届かないが、一ノ瀬休憩所ではフリーWiFiがありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・大清水〜小淵沢田代登山口: 林道であり特に問題はない。 ・小淵沢田代〜大江湿原: 想像していたよりも波線ルート的だった。所々に残雪もあり注意していないと迷う可能性あり。 ・大江湿原〜尾瀬沼〜三平峠〜一ノ瀬: 危険箇所は無い。 ◆登山ポスト 大清水(休憩所の対面の建屋壁面)にあり。 |
その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 寄ってはいないが尾瀬戸倉、老神等温泉は多い。 |
写真
感想
梅雨の合間の一日、スダレ滝が美しい小淵沢とミズバショウが咲き乱れる初夏の尾瀬とを楽しんできました。一挙両得と言うか、一石二鳥と言うか、二倍楽しめました。晴天に恵まれなかったのは残念ですが、そこまで求めるのもねぇ。また晴れた日に尾瀬を訪れましょう。
今回は「新版東京起点沢登ルート100」(山と渓谷社,2020年刊)のトポを参考にした。中ノ岐と言うとてっきり平ヶ岳の方面かと思ったらあちらは川でこちらは沢な訳なんだ。でも沢の詰めが湿原と言う辺りとか、雰囲気は多少似ている気もする。スケールは大分違うけれど却って日帰りにはちょうど良い塩梅と言う感じだ。ほぼ全ての滝は直登できるし、スダレ状の滝はどれも美しいし、詰めも楽ちんと三拍子揃っている。湘南からのアクセスも3時間程度と良好だし。ただ、Aki-CLさんが起きたら腰が痛かったと言うのが懸念材料だったけれども特定の角度以外ではそれ程影響が無かったみたいで良かった。流石Aki-CLさんですな。まあダメそうな時はダメだと言ってくれるんで大丈夫だろうと予想はしていたけれど。
湘南を4:30に出発して大清水着は7:45。第二駐車場がほぼ満車に見えたのには焦った。実際は数台分は残っていたのだけれど、流石に尾瀬、もう少し早く来た方が安心と言う訳だ。登山ポストで山行計画書を提出して奥鬼怒林道からスタート。1時間で林道の分岐でそこから更に30分で入渓点に到着。ここまでの林道歩きでも路傍の花々は目を楽しませてくれた。オモジロの滝も美しい滝だった。ネマガリタケに捕まりながら斜面を降りて小淵沢に入渓すると赤いナメ床が延びている。1580m辺りのスダレ状6m滝に出合うまで楽しく登れる滝が続く。どの滝もスダレ状と言えばスダレ状で美しいが、水は流石に雪解け水が入るので冷たい。6m滝では念の為ロープを出して行く。
釜を湛えた滝が多いのも恋ノ岐と似ている。大体真ん中はそこそこ深いので右隅か左隅からのアプローチになり、そのまま直上して登った。1650m辺りのスダレ状15mは下段を登って上段のテラスからロープを出して行く。1700m手前の二俣で小休止を入れたがなんとここでミズバショウと遭遇。尾瀬なんだなぁ。この後の連瀑帯もなかなか楽しい所だ。直滝3条10mを高巻いて越えると源頭の雰囲気だ。緩やかに林の中に収まって行き、水も涸れる。最後はネマガリタケの藪漕ぎで登山道に出るが、恋ノ岐や西ゼンのことを考えれば全然大した苦労じゃない。優雅な詰めだ。ただ登山道のワイルドさには尾瀬にそぐわない印象で少し驚いた。
ほんの数分で数分で小淵沢田代に出たが、ここも木道は極小、と言うか無いところもある等、後で訪れた大江湿原とは随分と扱いが違う感じだった。確かに誰にも会わなかったが。小淵沢田代から尾瀬沼へ向かうには最短距離ではP1911の脇を抜けるルートだけれど腰痛のAki-CLさんも登りは嫌(実はみんなもう登りは嫌)とのことなので大江湿原経由とした。このルートは所々にまだ残雪もあった。大江湿原に出るとどっと人が増える。燧ヶ岳も望めて気分の良い湿原だった。大江湿原のベンチで小休止をした後は尾瀬沼、三平峠から一ノ瀬までまっしぐら。一ノ瀬休憩所まで来たら乗合バスが待っていたので途端に歩く気を失い、安直に乗車することにした。まあ大人の解決方法ですな。乗合バスの定員は11名と言うことで全員乗れるかな?と思っていたら応援の2号車もやってきた。大清水まで3kmなので元気の良い若者は歩いて行く。
沢登りに尾瀬逍遥がおまけに付いてくると言うちょっと美味しげな山行計画だったが、実際憧れのミズバショウが群れ咲く尾瀬を堪能することも出来たし、良い山行だった。梅雨の最中とは言え今年はまだついているかもしれない。
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