奈良倉山〜西原峠

2022年07月02日(土) [日帰り]

• GPS: 04:38
• 距離: 20.9km
• 登り: 461m
• 下り: 1,383m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:17
• 休憩: 0:21
• 合計: 4:38

11:00 松姫峠
11:28 11:31 奈良倉山
12:01 12:03 佐野峠
12:07 12:08 佐野山
12:25 12:29 西原峠
12:40 12:42 西原峠
13:29 13:36 佐野峠入口
13:37 13:37 小寺バス停
14:13 14:13 杉平入口
14:18 14:19 富岡バス停
14:33 14:33 浅川入口バス停
14:47 14:47 奈良子入口バス停
14:53 14:53 田無瀬バス停
15:05 15:06 福泉寺前バス停
15:38 猿橋駅

天候

晴れ→曇り→雨→曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
上野原駅から松姫峠行きの富士急バスに乗車。
終点の松姫峠で下車して徒歩。

■帰り
猿橋駅まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

西原峠〜小寺バス停間のルートは、植林から10年程度の明るい植林地の脇を通るため、藪っぽく蜘蛛の巣の多い道が続きます。

写真

7/2 10:59

今日のスタート地点は標高1200m以上の松姫峠ですが...かなり暑いです(汗)

7/2 11:00

晴れているものの、遠くにはかなり雲がかかっていて、しかも遠雷も聞こえてきました...

7/2 11:03

スタートしてすぐに見つけた未熟なブナの実。未熟な実が大量に落ちていたので、今年はブナが豊作なのかもしれません。

7/2 11:04

奈良倉山のすぐ手前まで林道歩きですが、とても良い雰囲気です。

7/2 11:05

カジカエデ。透過光を生かして撮ろうとしましたが、微妙な仕上がりです(笑)

7/2 11:10

明るいカラマツの植林地も見られました。

7/2 11:12

マルバダケブキ。シカが食べないので奥多摩周辺では爆増しています...

7/2 11:15

この辺りは標識も多いので安心です。

7/2 11:21

林道の脇に奈良倉山への入口を発見。ここから山道に入ります。

7/2 11:23

奈良倉山直下の坂道。この写真だと急坂に見えますが、実際は緩い坂です(笑)

7/2 11:26

奈良倉山の富士見展望台に着きましたが、富士山は全く見えませんでした...

7/2 11:28

トレランの4人組が奈良倉山の標識の前でずっと話していて撮れなかったので、ここで昼食を取ることにしました。

7/2 11:30

パンを食べ始めたらすぐに標識前が空いたので、急いで記念撮影(笑)

7/2 11:31

昼食もそこそこに、佐野峠・西原峠方面に下っていきます。

7/2 11:34

少し下ると林道に出て、再び長い林道歩きが続きます...

7/2 11:35

もう少しで花が咲きそうなガガイモ。

7/2 11:42

これはシカの角研ぎ痕ですね。被害木にはかなりのダメージだと思います...

7/2 11:48

下草がシカに食べ尽くされているらしく、明るい林でもササ類は皆無でした。

7/2 11:49

ウツギ。まだ咲いているとは思いませんでした。

7/2 11:58

「2-9」というのは森林の区分け（小班）の番号でしょうか？

7/2 12:01

幹が空洞になっても生きている「ど根性ミズナラ」。

7/2 12:04

コアジサイの花も終盤を迎えているようでした。

7/2 12:09

いつの間にか標識が大月市の仕様に変わっていました。

7/2 12:10

この辺りはシカ柵をしっかり整備していますが、下草はそれほど回復していないようです。

7/2 12:17

ここで坪山への道には入らず、林道を歩き続けます。

7/2 12:21

ノイバラさん、もう黄葉ですか？

7/2 12:25

西原峠。ここから小寺山・大寺山へ行くつもりでしたが...

7/2 12:32

スタート時点から気になっていた遠雷が鳴りやまず、上空に雲が広がってきました...

7/2 12:34

ここからスイッチバックするように尾根へ登り詰めようと思ったのですが、雨が降ってきたので急遽撤退することにしました。

7/2 12:40

雨が強くなってきましたが、どうにか西原峠まで戻ってきました。

7/2 12:42

西原峠からの下り道は、藪っぽくて何度も蜘蛛の巣を顔面ブロックしました(笑)

7/2 12:55

尾根を真っすぐ下る場所はほとんどなく、九十九折れの道を下っていきます。

7/2 13:04

西原峠からの道はハイカーが少ないらしく、落ち葉がどっさり積もっていました。

7/2 13:10

晴れてきましたが、怪しげな雲が広がってますね。

7/2 13:18

打ち捨てられたバイク。こんな山奥までわざわざ捨てに来るなら、普通に処分した方が楽だと思うのですが...

7/2 13:25

ようやく麓の集落が見えてきて一安心。

7/2 13:27

...と思ったら、廃屋の裏に差し掛かったところで再び雨が降り出しました！

7/2 13:29

中風呂橋。ここに着いた時には、小雨とは言えないほどの勢いで雨が降っていました。

7/2 13:30

中風呂橋の下を流れる葛野川。幅の狭い川ですが、水量は豊富です。

7/2 13:32

ここで国道139号線に出ました！

7/2 13:36

小寺バス停。バスが来るまで1時間以上あるので、大月駅へ向かって歩くことにしました。

7/2 13:40

大月市街まで12km...この暑さだと無理でしょうね。

7/2 13:43

マタタビ。白い葉が特徴的ですが、訪花昆虫へのディスプレイ効果を狙ったものなのでしょうか？

7/2 13:45

オモレバス停。「オモレ」ってどういう意味なのでしょうか？

7/2 13:59

雨なのに気温が29度...

7/2 14:05

百番供養塔とは、西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所、秩父三十四ヶ所（＝合計百ヶ所）を巡礼してきた人達が記念に建てる石碑だそうです。

7/2 14:08

暑いので自販機で補給します(汗)

7/2 14:16

ヤブカンゾウ。一輪だけぽつんと咲いていました。

7/2 14:18

富岡バス停。いずれは権現山・麻生山からここまで赤線を繋ぎたいですね。

7/2 14:31

ネムノキ。もっと花が沢山咲いていると見栄えが良かったのですが...

7/2 14:32

浅川入口バス停。バスが来るまでまだ時間があるので、結局歩き続けることにしました(笑)

7/2 14:36

コマツナギ。道路脇の一ヶ所に固まって生えていました。

7/2 14:37

斜面が大崩壊している箇所は、対岸からワイヤーで資材を運んで工事していました。

7/2 14:43

新旧のアスファルトの境目が気になって撮った一枚(笑)

7/2 14:44

オカトラノオ。花期が終わりかけでちょっと残念な姿でした。

7/2 14:51

長い竿を持っている方は、おそらく鮎釣りをしているのでしょう。

7/2 14:51

暑さでバテていたので、登り返しのない猿橋駅へ向かうことにしました。

7/2 14:55

猿橋駅に近付くと、住宅がどんどん増えてきます。

7/2 15:06

岩殿山（左）と笹平（右）。手前には耕作放棄地が広がっていますが、何とか農地として活用して欲しいですね。

7/2 15:14

ちょっと色が濃い目のヤマホタルブクロ。

7/2 15:19

トウモロコシ畑の後ろに聳える岩殿山。

7/2 15:29

まずは葛野川を渡って南下します...

7/2 15:32

続いて桂川を渡れば、猿橋駅はもう目の前です。

7/2 15:37

猿橋駅に無事にゴールイン！

撮影機器：

PENTAX K-3 Mark III Premium Kit ペンタックス

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット ナイフ ウェットティッシュ 保険証 携帯電話 予備乾電池 モバイルバッテリー 時計 小銭入れ タオル ストック カメラ クマ鈴

感想

ardisia

[ルート]
今回は奈良倉山まで伸びている赤線をさらに伸ばすべく、松姫峠から南下して奈良倉山〜西原峠〜小寺山〜大寺山〜三ツ森北峰を縦走するルートを計画しました。
スタート地点では予想以上の暑さに加えて、晴れているのに遠雷が鳴りやまない不穏な状況でしたが、林道歩きが中心だったので西原峠まではサクサク進めました。
西原峠から小寺山への尾根通しの道は草深かったので、巻き道（林道）経由で登ろうとしたところ、途中で雨が降ってきたので西原峠から下山することにしました。
その後は雨が降ったり止んだりを繰り返す中を下山して、小寺バス停近くから猿橋駅まで歩き通しました。

[展望・景色]
・奈良倉山：山頂の南側に富士山の展望台がありますが、今回も雲が多くて何も見えませんでした。
・西原峠：木々に囲まれていて展望はほとんどありませんでした。

[動植物]
林内にはシカの角研ぎ痕が見られたものの、シカは見つけられませんでした。
下山後には葛野川沿いで運良くカワガラスを見ることが出来ました。

[飲食・お土産]
特になし。

[その他]
奈良倉山から西原峠へ至る道はずっと林道が続くだけでなく、展望も全くないため、赤線繋ぎが目的でなければお勧めしづらいルートだと感じました。

コメント

yamaonse

ardisiaさん、こんばんは。夏のロングトレイル、お疲れさまでした。このあたりの赤線もずいぶんと繋がってきたのではないでしょうか。そして距離もさることながら、舗装路エリアとかは暑くて大変だったのでは。梅雨は明けたはずなのに気難しい空模様のことも多く、遠雷が聞こえてきたりすると身構えちゃいますね。私ごとですが、先日歩いた弥彦山も海沿いは青空なのに内陸部からは遠雷が響いて聞こえました。蒸し暑いのにトレラン姿の方は多く、暑いと高い山に避難？ｗｗしてしまう山ノボラーとは人種が違うんだなと感じました（爆）耐暑訓練はしたくないけど、簡単には熱中症にならない体力は準備しておきたいものですね（＾＾）

ardisia

yamaonseさん、こんばんは。

今回は「遠雷に怯えつつ、少し速足でスタート」という珍しい山行の幕開けでした。
ルート中盤で小雨が降ってきたところで撤退しましたが、その後に天候が大きく崩れる可能性もあったため、無理せずに撤退しておいて良かったのだと思います。
特に今回の場合は単独行&マイナールートですし...

後半の車道歩きはそれなりに蒸し暑さがありましたが、雲の多い天気だったので直射日光が少なく、さらに周囲の山や沢から噴き出す冷気？でそこまで酷い暑さではありませんでした。
それでも途中で2ヶ所の自販機に助けられつつ猿橋駅まで歩いたので、もしピーカンだったら途中でバスを待つことにしていたと思います(^_^;)