ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4484381
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

はじめての甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳 先輩とお天気に助けられて

2022年07月12日(火) 〜 2022年07月14日(木)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:46
距離
5.1km
登り
999m
下り
95m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:48
休憩
0:01
合計
0:49
11:17
5
11:30
11:30
36
12:06
2日目
山行
7:11
休憩
1:40
合計
8:51
4:41
37
5:18
5:22
87
6:49
7:03
21
7:24
7:31
44
8:15
8:15
26
8:41
8:56
24
9:20
9:21
11
摩利支天分岐
9:32
9:40
10
摩利支天
9:50
9:51
49
摩利支天分岐
10:40
11:09
38
駒津峰
11:47
12:08
8
12:16
12:16
76
3日目
山行
5:54
休憩
0:22
合計
6:16
5:59
6:08
49
6:57
7:05
36
7:41
7:41
38
8:19
8:23
10
8:33
8:34
4
8:38
8:38
23
9:01
9:01
7
9:08
9:08
10
9:18
9:18
7
9:25
9:25
25
9:50
9:50
63
10:53
4日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
はじめての三日間のログ取りということでいくつか失敗がありました。甲斐駒ケ岳に登頂してから双児山に行くまでのログがとれておらず、記事編集の時に写真を見て記録を追加しました。あと誤って仙丈ケ岳などのログを消してしまいました。記録が残っていたのは幸いです。
天候 初日くもり、二日目晴れ、三日目雨のちくもり、のち大雨、のち曇り
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
自宅付近〜仙流荘は先輩の車に乗せていただきました。
仙流荘〜北沢峠はバスを利用しました。片道1370円(手回り品代込み)。普通のリュックは手回り品代がかかるそうです。仙流荘横のバス用駐車場は5日以内、1000円です。
コース状況/
危険箇所等
北沢峠〜仙水小屋
少し荒れていますが普通の山道。河原の岩が滑りやすいので要注意。一ヶ所段差の大きな堰堤を乗り越える箇所がありました。
仙水小屋〜甲斐駒ケ岳〜北沢峠
仙水峠から駒津峰の道はやや急登で雨の後で滑りやすかったです。一番の難所は駒津峰〜六方石の間。大きな段差の岩が多く、クサリやロープがないので行き帰りとも大変でした。六方石からは山頂まではマキ道を使いました。最初のところが道が少しわかりにくいかも。摩利支天は登りの道が少しわかりにくいです。下りの駒津峰から北沢峠は急なところはなく普通の歩きやすい山道でした。
渓流沿いと駒津峰から六方石周辺が一番花がありました。でも少なかったです。
北沢峠〜小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳
歩きやすい道。山頂に近づくにつれて花がでてきました。小仙丈から山頂の途中で雷鳥親子に会いました。
仙丈ケ岳〜馬の背〜大滝頭
藪沢重幸新道のところで渡渉あり。その後まだ雪渓が残っているために急な迂回路を通る場所がありました。要注意です。草原系の花がたくさん咲いてましたが大雨で下山を急いでいたために全く見られませんでした。
大滝頭〜北沢峠 下り
雨で多くの道が川になっていたり、水たまりだったり、滑りやすい岩だったりしました。
その他周辺情報 仙水小屋
事前に情報収集した際は、中年のおじさんばかりの気むづかしそうな小屋でお刺身が名物だったのですが、実際行ってみたら優しいおかみさんと若いお兄さんでやられているアットホームな小屋でした。食事もお洒落なハンバーグで美味しかったです。
二段ベッドつきの部屋に5人で泊めていただきました。トイレは外。
水は無料でとても美味しかったです。

こもれび山荘
やや狭目のライトつきカーテンありの個人スペースの一階でした。若いスタッフが優しく接してくれたのでとても居心地のいい小屋でした。噂のスープカレーはとても美味しかったです。朝食はビュフェ?お弁当?と2つ事前情報があったのですが普通の朝食でした。トイレは水洗、小屋内をずっと登山靴やスリッパで歩けるのが楽でした。こちらも水は無料で美味しかったです。

両方の小屋とも携帯が通じないので天気予報がわからず、小屋からの情報提供もなく苦労しました。携帯が通じたのは甲斐駒ケ岳の山頂と小仙丈ケ岳と仙丈ケ岳(不安定)でお天気のせいかdocomoが提供している地図ほどは通信できませんでした。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
仙流荘とうちゃこ。先着は元気な若い女性2名のみ。
2022年07月12日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/12 9:35
仙流荘とうちゃこ。先着は元気な若い女性2名のみ。
北沢峠着。明日泊まるこもれび山荘。
2022年07月12日 10:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/12 10:53
北沢峠着。明日泊まるこもれび山荘。
北沢峠はクリンソウ畑、終わりかけ。
2022年07月12日 10:58撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
2
7/12 10:58
北沢峠はクリンソウ畑、終わりかけ。
ここから仙水小屋へ。
2022年07月12日 11:21撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/12 11:21
ここから仙水小屋へ。
長衛小屋。ここもいい雰囲気でした。
2022年07月12日 11:29撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/12 11:29
長衛小屋。ここもいい雰囲気でした。
堰堤乗り越える大きな段差。
2022年07月12日 11:48撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/12 11:48
堰堤乗り越える大きな段差。
初日 イチヨウラン咲き残り。
初日 イチヨウラン咲き残り。
初日コイチヨウラ咲き始め、いっぱい。
1
初日コイチヨウラ咲き始め、いっぱい。
初日ヤグルマソウ
初日ヤグルマソウ
初日クロクモソウ
初日クロクモソウ
仙水小屋の水場と奥がトイレ。
2022年07月13日 04:29撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/13 4:29
仙水小屋の水場と奥がトイレ。
ツアーのみなさんが早めに出発。我々もそろそろ腰をあげます。
2022年07月13日 04:37撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/13 4:37
ツアーのみなさんが早めに出発。我々もそろそろ腰をあげます。
明日登る仙丈ケ岳。ゆったりとした感じの山ですね。
2022年07月13日 05:01撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/13 5:01
明日登る仙丈ケ岳。ゆったりとした感じの山ですね。
仙水峠付近から見えた摩利支天。雲がかぶさってました。
2022年07月13日 05:18撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/13 5:18
仙水峠付近から見えた摩利支天。雲がかぶさってました。
駒津峰からの中央アルプス。
2022年07月13日 06:45撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/13 6:45
駒津峰からの中央アルプス。
駒津峰からラスボス甲斐駒ケ岳は雲の中。
2022年07月13日 06:59撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/13 6:59
駒津峰からラスボス甲斐駒ケ岳は雲の中。
山頂まであと少し。こんな時が一番嬉しい。
2022年07月13日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
1
7/13 8:16
山頂まであと少し。こんな時が一番嬉しい。
山頂にとうちゃこ。先着は大勢のメットをつけた女性たち、マキ道分岐の時に出会った青い服の方。
2022年07月13日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
2
7/13 8:20
山頂にとうちゃこ。先着は大勢のメットをつけた女性たち、マキ道分岐の時に出会った青い服の方。
山頂から下ります。青空綺麗です。
2022年07月13日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
1
7/13 8:57
山頂から下ります。青空綺麗です。
黒戸尾根方面のピーク。駒獄大神。
2022年07月13日 09:00撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/13 9:00
黒戸尾根方面のピーク。駒獄大神。
駒獄大神にあった仏像。なぜ枠からだしてもらえないのだろうか?
2022年07月13日 09:01撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/13 9:01
駒獄大神にあった仏像。なぜ枠からだしてもらえないのだろうか?
摩利支天その1
2022年07月13日 09:34撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/13 9:34
摩利支天その1
摩利支天その2
2022年07月13日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
1
7/13 9:35
摩利支天その2
駒津峰から降ります。
2022年07月13日 11:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/13 11:09
駒津峰から降ります。
こもれび山荘の寝床。今日は下の段でした。
2022年07月13日 14:04撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/13 14:04
こもれび山荘の寝床。今日は下の段でした。
二日目 三日目もいっぱい目にした花。コガネイチゴ
二日目 三日目もいっぱい目にした花。コガネイチゴ
二日目 ホザキイチヨウラン@こもれび山荘。踏まないでください。
1
二日目 ホザキイチヨウラン@こもれび山荘。踏まないでください。
二日目 またイチヨウラン咲き残り。三日目見かけました。最盛期はすごいのかも。
二日目 またイチヨウラン咲き残り。三日目見かけました。最盛期はすごいのかも。
二日目 コイチヨウラン。
二日目 コイチヨウラン。
二日目 コフタバラン、いっぱいありました。ミヤマフタバランもいっぱいあったけど咲いてたのはわずかでした。
二日目 コフタバラン、いっぱいありました。ミヤマフタバランもいっぱいあったけど咲いてたのはわずかでした。
二日目 キソチドリ
二日目 キソチドリ
二日目 タカネコウリンカ
二日目 タカネコウリンカ
大滝頭にとうちゃこ。雨が続くようならここで下山予定でしたがほとんど止んできたので小仙丈ケ岳まで行ってみることにしました。
2022年07月14日 06:02撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/14 6:02
大滝頭にとうちゃこ。雨が続くようならここで下山予定でしたがほとんど止んできたので小仙丈ケ岳まで行ってみることにしました。
20分も登ると小仙丈ケ岳がうっすら見えてきました。このあたりから花がでてきました。
2022年07月14日 06:26撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/14 6:26
20分も登ると小仙丈ケ岳がうっすら見えてきました。このあたりから花がでてきました。
大滝頭から1時間で小仙丈ケ岳にとうちゃこ。もう雨は止んでたので気持ちを切り替えて仙丈ケ岳を目指しました。
2022年07月14日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
1
7/14 7:02
大滝頭から1時間で小仙丈ケ岳にとうちゃこ。もう雨は止んでたので気持ちを切り替えて仙丈ケ岳を目指しました。
ツアー客とすれ違ったあとに雷鳥親子と遭遇しました。
2022年07月14日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
2
7/14 7:51
ツアー客とすれ違ったあとに雷鳥親子と遭遇しました。
山頂まであと少し最後の登りです。
2022年07月14日 08:02撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
1
7/14 8:02
山頂まであと少し最後の登りです。
山頂から降りている途中にまた雷鳥親子と遭遇しました。このあたりから雨が激しくなって前の先輩が見えなくなりかけて、大急ぎで下山開始。
2022年07月14日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
1
7/14 8:30
山頂から降りている途中にまた雷鳥親子と遭遇しました。このあたりから雨が激しくなって前の先輩が見えなくなりかけて、大急ぎで下山開始。
急いで下山していたため楽しみにしていた保護柵の中ものぞけず。おまけにカメラが高湿度でダウン。あとはひたすら下るだけになりました。
2022年07月14日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
7/14 8:42
急いで下山していたため楽しみにしていた保護柵の中ものぞけず。おまけにカメラが高湿度でダウン。あとはひたすら下るだけになりました。
三日目 ハクサンイチゲ
三日目 ハクサンイチゲ
三日目 ヒメコゴメグサ
三日目 ヒメコゴメグサ
三日目 ミヤママンネングサ
三日目 ミヤママンネングサ
三日目 チングルマとイワカガミ
三日目 チングルマとイワカガミ
三日目 チングルマの綿毛の色も綺麗でした。
三日目 チングルマの綿毛の色も綺麗でした。
三日目 シコタンソウ
三日目 シコタンソウ
三日目 チシマギキョウ
三日目 チシマギキョウ
三日目 雪渓のそばで咲いていたミネズオウ。いい感じです。
1
三日目 雪渓のそばで咲いていたミネズオウ。いい感じです。
撮影機器:

装備

個人装備
雨具 iPhone ヤマレコマップ ハンカチ ウエットティッシュ 熊鈴 筆記具 コンパス JRO会員証 タオル 水ペットボトル レジャーシート ヘッドランプ ストック ファーストエイドキット ホイッスル ライター ココヘリGPS 携帯予備電池 エマージェンシーシート。
通常に加えて 花の図鑑
ボディシート(体拭き) 残す荷物用の大きな袋 濡れた物入れ多数 洗面具 つまみとウィスキー。
お昼は初日と二日目持参のおにぎり
三日目パンとようかん(行動食)。
備考 替えの上着(うまく乾燥できなっかったため)、防水スプレー塗布(事前にザックやレインカバーにも)

感想

はじめての甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳に登れるということで会社のOB会のイベントに参加させていただきました。
天気予報があまりよくなかったのでどちらかひとつでも登れればと思ってましたが甲斐駒ケ岳は晴天の中で歩けてラッキーでした。山頂付近の白砂の光景はかなり意外でした。朝の山荘から抜きつ抜かれつになったモンベルツアーの明るくさわやかな女性たちの笑顔に元気をいただきました。
仙丈ケ岳は雨の中スタートだったので二時間歩いて雨が続くようなら下山しようと考えてスタートしましたが、途中で雨もやみ山頂までは眺望は全くありませんでしたが快適に歩けました。下山時は大雨で花を見るどころではなく、足元が川になっている道をひたすら下ることになりました。雷鳥親子に二度も会えたのが救いでした。
両方の山とも自分ひとりでは歩けなかった山だったので一緒に歩かせてくださった先輩方に感謝です。今回の山行でコースのイメージや花の位置がわかったので、来年は晴れる日を選んで別々に花を楽しみに登りにこようかと思っています。そのときは甲斐駒ケ岳はいい雰囲気だった仙水小屋からのピストンかなぁと。仙丈ケ岳は今回のルートか、伊那市が今年新たに取得した馬の背ヒュッテを利用してお花畑を存分にみるのもいいかなと。
新しい楽しみができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:632人

コメント

仙水小屋の夕食にクジラのお刺身も出て驚きました。
お刺身でお腹壊さないかと心配になりましたが無事で
美味しかったです。甲府に買い物に行ってると言ってました。
また登りたい甲斐駒ですが太ってしまい厳しいです。
2022/7/15 18:22
denderoさん
甲府側からの道路が通れなくなったのでお刺身なくなったのかもですね。
ぜひ痩せて甲斐駒に登ってください。

2022/7/15 22:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら