夜叉神から鳳凰山(観音岳)ピストン

2022年07月16日(土) 〜 2022年07月17日(日)

• GPS: 19:00
• 距離: 27.1km
• 登り: 2,465m
• 下り: 2,447m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:54
• 休憩: 2:57
• 合計: 9:51

6:03 夜叉神峠登山口
7:10 7:11 夜叉神峠
7:13 7:22 夜叉神峠小屋
8:52 8:54 杖立峠
9:39 9:40 火事場跡
10:25 10:26 苺平
10:59 13:24 南御室小屋
14:29 14:29 砂払岳
14:34 14:51 薬師岳小屋
15:04 15:04 薬師岳
15:10 15:10 薬師岳小屋
15:17 15:17 砂払岳
16:00 南御室小屋

2日目

• 山行: 6:47
• 休憩: 2:11
• 合計: 8:58

16:00 南御室小屋
5:17 5:23 砂払岳
5:25 5:25 薬師岳小屋
5:35 5:38 薬師岳
6:29 6:45 鳳凰山
7:08 7:09 薬師岳
7:15 7:16 薬師岳小屋
7:21 7:21 砂払岳
8:02 9:14 南御室小屋
9:49 9:57 苺平
10:29 10:29 火事場跡
11:04 11:05 杖立峠
12:09 12:32 夜叉神峠小屋
12:34 12:34 夜叉神峠
13:22 夜叉神峠登山口

天候

7/16 曇のち雨
7/17 曇一時雨

アクセス

利用交通機関：

バス

7/15(金)
　19:35バスタ新宿→ 21:34甲府駅　高速バス
　甲府駅近くのゲストハウスに前泊
7/16(土)
　4:35甲府駅→5:47夜叉神峠登山口　山梨交通バス
7/17(日)
　14:41夜叉神峠登山口→15:55甲府駅

コース状況／危険箇所等

夜叉神峠登山口から南御室小屋までは整備された樹林帯の登山道で危険箇所なし、迷うような場所もなし、雨上がりでもぬかるみもほとんどなし。
南御室小屋から砂払までも樹林帯だが斜度がキツくなり倒木も数箇所あり。登りは迷うところはないが、下りではちょっと道を外れてしまいそうなところあり。
砂払から薬師ヶ岳は岩場もあり、ちょっとだけロープがかかってるとこがあるが危険箇所はなし。
薬師ヶ岳から觀音ヶ岳まではアップダウンも少なく、晴れていれば気持ちのいい稜線歩き。

その他周辺情報

南御室小屋のテント場は広く、全体的にほぼフラットな場所。水場では南アルプス天然水が無料で汲み放題。
夜叉神峠登山口の夜叉神ヒュッテでは入浴(温泉ではありませんが)できるので下山後に汗を流してサッパリできます。

写真

7/16 4:34

甲府駅4:35のバスで登山口へ向かいます。
バスは2台出ていました。

7/16 6:02

夜叉神峠登山口はバス停のすぐそばです。
無料トイレもあるので出発前に済ませてから出発。

7/16 7:17

登山口から1時間ほどで夜叉神峠に到着。
この時は白峰三山が望めました。

7/16 8:43

夜叉神峠から1:30弱で杖立峠。
樹林帯は蒸し暑いですが、道は歩きやすく、快調です。

7/16 10:00

バイケイソウ。
コバイケイソウと同じような葉っぱですが、花は白じゃないんですね。

7/16 10:24

杖立峠から1:30ちょっとで苺平。
少しガレてたり、ちょっと斜度があるところもありますが、問題なしです。

7/16 10:36

シラビソの若葉。新しい葉が縁取りになってきれいです。

7/16 10:39

ゴゼンタチバナかな

7/16 10:54

南御室小屋の少し手前。
小屋周辺ではソフトバンクは全く入らず、ドコモは小屋のすぐ近くでは使えました。auはわかりません。

7/16 10:55

「猿より頭の毛が3本？」ってどういう意味？

7/16 11:05

苺平から30分ちょっとで南御室小屋に到着。
苺平からはずっと下りで、広くて整備された登山道。
まだテントは1張しかありません。前日からの宿泊者でしょう。
今日はここに幕営して、空身で鳳凰山を往復する予定でした。

7/16 11:05

南御室小屋。テント場がすぐ横にあるのでテン泊者にとっては便利です。

7/16 11:03

軽食もあり

7/16 12:18

南アルプス天然水がタダで飲み放題。
とっても冷たくて美味しいです。

7/16 12:18

その通り

7/16 12:18

コオニユリかな。

7/16 13:25

薬師ヶ岳に向かう登山道入口。
天気が怪しくなってきましたが、今日はまだ一つもピークを踏んでいないので、とりあえず行けるところまで行ってきます。
昼ごはん食べてのんびりしすぎた(^^；

7/16 14:23

樹林帯抜けて一旦稜線に出ましたがガスで周りが全く見えず(T_T)

7/16 14:29

そんな中でも、稜線付近ではハクサンシャクナゲが美しい花を咲かせてくれていました。

7/16 14:30

7/16 14:51

薬師岳小屋に着いた時には結構な土砂降り。
しばらく雨宿りしていたら少し小降りになってきたので薬師ヶ岳山頂を目指します。

7/16 14:59

薬師岳小屋から10分かからず薬師ヶ岳登頂。
觀音ヶ岳まで行きたかったのですが、眺望ゼロなのと、ヘッデンをテントにおいてきてしまい、暗くなって樹林帯を歩くリスクもあるため、ここで引き返すことにしました。

7/16 15:00

薬師ヶ岳山頂、360°真っ白でした。

7/17 5:20

翌日、未明まで雨が降っていましたが、なんとか雨が上がったので、再び鳳凰山アタックします。
この日もテントに荷物をデポって4:30頃に空身で出発。稜線まで出ると昨日は全く見えなかった薬師ヶ岳の山頂が見えました。青空ものぞいてきて、期待が持てそうです。

7/17 5:37

薬師ヶ岳に再び登頂。
白峰三山はまだ山頂には雲がかかっていますが、雲も晴れてきそうな予感。

7/17 5:37

次に目指す鳳凰山最高峰の觀音ヶ岳もすぐそばにみえています。

7/17 5:43

？？？

7/17 5:45

コゴメグサ？

7/17 5:46

コケモモかな

7/17 5:50

タカネビランジ！
南アルプスのみに分布している高山植物です。
あちこちに咲いていましたが、よく目立つ美しい花です。

7/17 5:57

まとまって咲くタカネビランジ。
可憐な花束のようだ

7/17 5:52

ゴゼンタチバナかな

7/17 6:12

薬師ヶ岳から觀音ヶ岳の間の稜線は沢山の高山植物の花が見られて、なかなか歩が進みませんでしたが、30分ほどで觀音ヶ岳に登頂。

7/17 6:12

鳳凰山最高峰の觀音ヶ岳2,841m登頂

7/17 6:18

北岳は頭だけまだ雲がかかってます

7/17 6:19

地蔵ヶ岳のオベリスクも見えました

7/17 6:23

陽が昇ってくるにつけて青空も広がってきました。

7/17 6:37

陽の光を浴びてハクサンシャクナゲも一層綺麗に見えます。

7/17 6:37

白峰三山方面も絶景ですが、山頂の雲だけがどうしても晴れてくれません

7/17 6:44

7/17 6:44

もう、ずっとこんな感じで、北岳待ちで粘ってみましたが、結局山頂は拝めずじまいでした

7/17 6:46

地蔵ヶ岳まで行こうか迷いましたが、天気も下り坂に向かう予報だったので、觀音ヶ岳で南御室のテン場まで引き返すことにしました。
荷物持って青木鉱泉か御座石まで縦走にすれば良かったかなぁと後悔。

7/17 7:10

燕岳のイルカ岩みたい。

7/17 8:04

8:00テン場に戻ってみるとほとんど撤収されて皆さん出発されていました。
これからテント片付けて夜叉神峠登山口まで下山します。

7/17 10:04

昨日より蒸し暑さはありません。このまま雨に当たらずに下山できたらと思っていましたが、この後夜叉神峠の手前でとうとう雨が降り出してしまいました。

7/17 13:23

夜叉神峠で少し雨をやり過ごして、ようやく登山口まで下山してきました。

7/17 13:24

お疲れ様でした。
雨が降り出してからテンション下がって、急に体が重くなって思ったより下山に時間がかかってしまいました。

7/17 14:26

夜叉神ヒュッテでお風呂に入って汗を流し、ソフトクリーム食べてリフレッシュです。

7/17 14:38

甲府駅行きのバスで帰ります。
お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

kogacchi

夏休みの北アルプステン泊縦走に向けて、鳳凰山1泊のテン泊訓練登山に行ってきました。
当初は初日に南御室小屋に幕営、荷物デポって、地蔵ヶ岳までピストン、2日目は下山のみの予定でした。
しかし初日は午後から雨予報、翌日の午前中は一旦雨が上がる予報だったので、初日は薬師ヶ岳まで、翌日に再度觀音ヶ岳を目指すことにしました。地蔵ヶ岳まで行けないこともなかったのですが、結果的には一番晴れている時間帯に觀音ヶ岳で絶景を堪能できて、下山時雨には当たりましたが、テントの設営時も撤収時にも雨には当たらなかったので結果オーライでした。
薬師ヶ岳から觀音ヶ岳の稜線では様々な高山植物にも出会えて、気持ちの良い登山となりました。