三つ峠駅から三ツ峠山


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
天候 | 曇り〜晴れの繰り返し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所:特にありません。 屏風岩の所に木橋が損壊している箇所がありますが問題なく通れます。 |
予約できる山小屋 |
三つ峠山荘
|
写真
感想
いつもは奥武蔵・奥多摩方面が多い私ですが、今回は趣向を変えて(?)富士見ハイクをしてみました。
この間の大岳山で富士山が見えなかったことから、「なら近くで見よう」と三ツ峠山へ。
あと、ここの表登山道は標高差1170mと、高山を見据えてのトレーニングには丁度よさそうなこともあります。
八王子のネットカフェで前泊し、翌朝一番の列車で三つ峠駅へ。
大月駅での乗り換えはわずか3分!しかもその間に連絡切符も買わないといけないとは。何とかせえ。
三つ峠駅で下車し、近くのローソンで水購入&用足しを済ませて、登山道へ。
道標は非常によく整備されています。迷うことなくグリーンセンターへ。
グリーンセンターには「登山パック」という入浴+駅への送迎+ビール+つまみ=1600円のサービスの看板が掲げられていました。魅力的なサービスです。今回は下山ルートが違うのでパス。
ここからしばらくはやや退屈な林道歩きが達磨石まで続きます。それでもさすがに「名水の山」らしく、沢の透明度は抜群です。心が癒されます(その割に、水場が一ヵ所も無いのは意外です)。
達磨石からは樹林帯の急登が延々と続きます。
途中、小学生とその家族という構成のグループ2組に抜かされました。いや、小学生は元気です。うらやましい。いや、自分が体力無いだけなのか?
所々、股のぞきというフジビューポイントがあったり、信仰の山らしい旧跡があったりしますが、基本的にはひたすら登りです。
ただ、この間の奥武蔵二子山→武川岳コースのような、目もくらむような急登ではありません。ゆっくり登ればなんてことはありません。
やがて傾斜が緩やかになると、屏風岩の横に取り付けられた巻き道に入ります。
ロッククライミングの練習をしている人達が、100人はいたでしょうか。さすがに関東有数の練習壁と言われるだけのことはあります。写真は撮りませんでしたが、壮観でした。
巻き道が終わると、四季楽園への階段。ここが一番きつかった。南向きだし。
そして四季楽園からはザレ場を10分ほど登り、山頂へ。
お目当ての富士山は…見えはするものの、はっきりと見える状況ではなく。
ガイドブックの写真のようなスッキリとしたフォルムは残念ながら見えませんでした。
下山は天上山方面へ。
この道、距離はあるのですが、本当に歩きやすいです。
小ピークには必ずと言っていいほど巻き道がつけられていて、アップダウンは最小限に抑えられています。
そして、終始広葉樹林の中を行くので、時折鳥のさえずりが聞こえてくるような、気持ちのいい道です。(その代り、虫も多いですが)
…でもさすがに長かった。
天上山のロープウェー乗り場を見つけた時には、「俗界に帰ってきた!」という実感がわきました。
いやー、瓦投げとかおみくじとか、バリバリ観光地です。
でも、思ったよりずっと賑わっていて(それも、多国籍な方向で)、昭和チックなもの寂しさを感じさせない作りになっていたのは、さすが富士急のセンス。脱帽です。
天上山のロープウェーに頼ることも考えましたが、ザック&トレッキングポール姿が明らかに場違いに感じられたことから、そのまま下山ルートを進み、河口湖畔のローソンへ無事到着。
下山後は、ローソンすぐそばの「山岸旅館」さんで日帰り入浴(1080円)。というか、これが目的なんですがね。毎度ながら。
偶然なのか、この日の一番風呂&自分の外に誰もいない独占空間という超贅沢を味わわさせてもらいました。
ハイカーは一般旅館ホテルの日帰りは嫌われるかな?とちょっと不安だっただけに、感謝です。
そして河口湖駅から富士急に乗り、富士山駅前のその名も「えきまえ」でもう一つのお楽しみ、「吉田うどん」を堪能。
おばちゃんは話好きで、「山行ったの?」とかいろいろ訊いてきました。ええ、行きましたとも。
今年の山開きまでに雪が消えるか、おばちゃんも心配しているとのこと。
このままホリデー快速富士山で帰る予定があいにく満席…
仕方なく次の富士急で大月まで行き、小淵沢から来たホリデー快速(こっちは空いていた)に乗って帰宅しました。
【感想】
・次回はもっと空気の澄んだ季節に行きたいです。ベストは11月かな?
・イオンの虫除けスプレー、安いんですが結構効果ありました。虫は結構多かったですが、刺されることはありませんでした。
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