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Yamareco

記録ID: 4589017
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山 不帰の嶮 唐松岳 猿倉IN 八方OUT

2022年08月14日(日) [日帰り]
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NSB その他1人
GPS
--:--
距離
21.5km
登り
2,760m
下り
2,173m

コースタイム

日帰り
山行
12:43
休憩
1:47
合計
14:30
1:10
50
2:00
2:10
180
5:10
5:15
25
5:40
5:50
10
6:00
6:20
67
7:27
7:30
49
8:19
8:20
17
8:37
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13
8:50
9:20
20
9:40
9:45
10
9:55
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52
10:47
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11:09
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75
15:40
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0
15:40
ゴール地点
不帰嶮は入山者が多いい場合自分のペースでは進めない場合があるので注意。最後八方尾根をリフト利用で下る場合は最終時間の縛りがある。
天候 曇り時々雨 強風 時々晴れ  台風の影響で不安定
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉に車を駐車 八方からタクシーで戻り (八方尾根リフトとゴンドラ 下り 大人1800円)(リフト乗り場前のタクシー乗り場から猿倉まで4,000円弱)
コース状況/
危険箇所等
不帰嶮2峰が核心部 ホールド 鎖 ばっちりです。 
まさかの日の出
2022年08月14日 05:45撮影 by  iPhone XR, Apple
8/14 5:45
まさかの日の出
まずは1峰目 白馬岳ゲット
2022年08月14日 05:46撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 5:46
まずは1峰目 白馬岳ゲット
青空も見える。猿倉出発時は雨でした。
2022年08月14日 05:47撮影 by  iPhone XR, Apple
8/14 5:47
青空も見える。猿倉出発時は雨でした。
2022年08月14日 06:24撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 6:24
2022年08月14日 06:24撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 6:24
これから向かいます 杓子と白馬鑓 まさかの景色にテンションアップ
2022年08月14日 06:38撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 6:38
これから向かいます 杓子と白馬鑓 まさかの景色にテンションアップ
2峰目 杓子岳 ザレの登りは地味にきつい、ピークパスはしません。
2022年08月14日 07:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 7:28
2峰目 杓子岳 ザレの登りは地味にきつい、ピークパスはしません。
次のターゲット白馬鑓 この時はまだ視界良好
2022年08月14日 07:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 7:28
次のターゲット白馬鑓 この時はまだ視界良好
強風ガスガスの3峰目 白馬鑓。 この後 鑓温泉分岐まで強風と雨。
2022年08月14日 08:19撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 8:19
強風ガスガスの3峰目 白馬鑓。 この後 鑓温泉分岐まで強風と雨。
不帰突入を決定して 天狗の頭でまさかの不帰全景が姿を現す。
2022年08月14日 10:25撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 10:25
不帰突入を決定して 天狗の頭でまさかの不帰全景が姿を現す。
2022年08月14日 10:35撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 10:35
天気よ何とか持ちこたえてください。
2022年08月14日 10:40撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 10:40
天気よ何とか持ちこたえてください。
天狗の大下り完了。 さあ行きます。
2022年08月14日 10:46撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 10:46
天狗の大下り完了。 さあ行きます。
2022年08月14日 10:46撮影 by  iPhone XR, Apple
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2022年08月14日 10:47撮影 by  iPhone XR, Apple
8/14 10:47
まずは不帰一峰
2022年08月14日 11:10撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 11:10
まずは不帰一峰
不帰2峰全景。 写真中央に核心部を通過中の先行パーティー。 空中階段の手前。ここ行くの?って感じです。
2022年08月14日 11:11撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 11:11
不帰2峰全景。 写真中央に核心部を通過中の先行パーティー。 空中階段の手前。ここ行くの?って感じです。
2022年08月14日 11:17撮影 by  iPhone XR, Apple
8/14 11:17
2峰の近くに来ると何とかなりそう。
2022年08月14日 11:18撮影 by  iPhone XR, Apple
8/14 11:18
2峰の近くに来ると何とかなりそう。
2022年08月14日 11:23撮影 by  iPhone XR, Apple
8/14 11:23
2峰核心
2022年08月14日 11:26撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 11:26
2峰核心
2峰核心
2022年08月14日 11:26撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 11:26
2峰核心
2峰核心
2022年08月14日 11:27撮影 by  iPhone XR, Apple
8/14 11:27
2峰核心
2峰核心
2022年08月14日 11:29撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 11:29
2峰核心
お決まりの空中梯子
2022年08月14日 11:31撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 11:31
お決まりの空中梯子
2峰南方
2022年08月14日 11:35撮影 by  iPhone XR, Apple
8/14 11:35
2峰南方
2峰南方から見下ろす。下部稜線に後続ソロ
2022年08月14日 11:57撮影 by  iPhone XR, Apple
8/14 11:57
2峰南方から見下ろす。下部稜線に後続ソロ
唐松岳ピーク お疲れ様です。またガスガス。
2022年08月14日 13:07撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/14 13:07
唐松岳ピーク お疲れ様です。またガスガス。

感想

娘と2年前から検討していた 白馬三山〜不帰嶮〜唐松岳 日帰り縦走を実施した。
夏休みに入り7月から天気予報とにらめっこしながら日程調整していたが、ズルズルとお盆までずれ込んでしまった。想定外の台風の発生で天気が目まぐるしく変わり、お盆中は山間部はず〜と天気が不安定との予報。9月に延期か・・が頭をよぎったが、 わずかな天候回復のチャンスを狙って8/14に決行。13日の19時に猿倉に入る。どんよりとした雲と小雨にもかかわらず、駐車場は6割うまっている。お盆休み恐るべし。その後も続々と車が入ってくる。車中泊で横になったがなかなか眠れない。雨はやみそうにない、少々の雨ならゴアなしでと願ったが無理だった。結局上下雨仕様で1:10に登山開始。駐車している車に人気は感じるが、この雨の中にこの時間から行動開始はそうそういない。しかし今日は不帰嶮を抜けて八方尾根リフトの時間の縛りがあるので行くしかない。 憂うつな気分でスタートしたが、白馬尻につくと雨があがった。空を見上げると、月が顔を出している。空を見ながら娘とニヤニヤした、もしかして もしかか。 大雪渓を黙々と進み上部の避難小屋までくると雪渓に幾つものライトが光ってる。みんな早朝のわずかな晴天を願っている人たちだ。
その中から、恐ろしい速度で追いついてきたトレラン一行とほぼ同時に一番乗りで村営頂上宿舎に着いた。若いパワーにはかなわない。しかも素足に短パン。
村営頂上宿舎で小休止して、まずは本日1峰目の(娘は初)の白馬岳へ。
ちょうど 日の出のタイミングで、山荘泊、テン泊 多くの人がすでに行動を開始している。この不安定な天気にもかかわらず凄いです白馬。白馬岳山頂から見渡せば、 高曇りだが、これから行く後立の稜線 槍穂、立山、剣、オールスターズが見える。
テンションは上がるが、この天気は長くは持たないとの予報なので次の杓子岳へ足早に進む。杓子のピークを踏んで、白馬鑓への登り返しに気合をいれて、ふと剣岳を見ると予報は的中。ガスが流れてくる、アッという間に白馬鑓がガスに飲み込まれ西風が強くなる。ガスガスの中で白馬鑓のピークを踏み、鑓温泉分岐へ向かうも,天候は悪化の一途、娘は体重が軽いから体を斜めに強風に負けないようについてくる。今年からワンダーフォーゲル部に所属し、80Lのバックを背負いトレーニングをしているようだが、この高度の稜線で、この風雨は初めての経験でありちょっとした試練だった。
何とか鑓温泉分岐に着く。さすがに娘と一緒に、この風雨のまま不帰嶮に突入するのはどうかと、ここでエスケープするか娘と協議。現在8:45分、時間的には問題ない。娘は行く気満々だが、この天気がずーと続く場合は無理だ。で、出した結論は、とりあえず天狗山荘まで行こう!。天狗山荘へ進むとすぐに風が収まる。単に稜線から長野側にかくれ、富山側からの風をよけているだけだけど、気持は、”いけるんじゃね”ムードに傾く。山荘に到着しここで大休止。当初予定していた通り、おにぎり、バナナ、アミノバイタルパーフェクト5000を体に補給、エネルギー系のサプリをしこたま体に投入する。天狗山荘までの道中で、不帰嶮から来たパーティーに会い状況を聞くと、早朝は天気が安定していたが天狗の大下りぐらいから悪化したとの事だ。
しかし、エネルギーを補給すると気持ちは、不帰嶮突入モードになていた。娘とふたりで、”よし行こう!”と気合を入れて山荘を出発した。
ガスの中、先に進み、天狗の頭へ着くと、突然ガスの中から待っていたかのように、不帰嶮全景が姿を現した。オーマイゴット!!。山の神様に感謝であった。雨も止み風も弱まり、絶好とまでは言わないが、”灼熱の太陽に照り付けられて、汗だくの山行よりいいんじゃね” ていう感じだ。不帰嶮全景を見ながら天狗の大下りを下降して、 いよいよ本日のクライマックスへいざ突入。まずは難なく1峰をクリアし、核心部の2峰へ。白馬側からだと2峰最初の取りつきから直上した後〜空中梯子までが最大の核心部なのだろう。ボルタリング、リードクライミング歴6年の娘はそつなくクリア。ただ山は、明らかに危険な所より、ちょっと油断する様な所でミスを犯し事故になる。油断はしてはいけない。その後も慎重に2峰南峰を進みこちらも無事にクリア。ここまでくれば一安心、あとは今日未明1時からの山行で、疲労している足にむちを打ちながら、唐松岳をクリアして、八方アルペンラインで一気に下山。
下山後はタクシーで猿倉まで戻りミッション完了。
お疲れさまでした。

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
後ろ立山 北半分を縦走するルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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