富士山【須走口往復、本七合目泊(御来光は山小屋で)】
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- GPS
- 53:08
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,828m
- 下り
- 1,822m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:15
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 4:00
- 合計
- 12:30
天候 | 1日目:曇りのち晴れ 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR京都駅06:48-(のぞみ102号)-07:22名古屋07:28-(こだま632号)-09:17三島09:32-(JR東海道本線富士行き)-09:38沼津09:51-(JR御殿場線国府津行き)-10:25御殿場10:35-(富士急バス)-11:35須走口五合目 ■須走口→御殿場駅 須走口五合目19:30→20:25JR御殿場駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全体的に整備されているので、道迷い等は心配ありません。 五合目〜七合目辺りまでの樹林帯は、はじめ結構段差のある所があります。 森林限界より上は石のゴロゴロした赤土の道なので、落石等に注意が必要です。 ※須走ルートは登山道と下山道が違います。 下山道の八合目までは吉田ルートと同じ道ですが、分岐で間違えないようお気をつけ下さい。また、下山道七合目〜砂払い五合にはトイレがありません。 |
その他周辺情報 | 須走口五合目に飲食店複数あり。 ■宿泊 7/19:須走ルート本七合目 見晴館(1泊2食付 週末価格9,000円?/1人) 7/20:ホテル・アルファーワン御殿場インター(御殿場駅徒歩約20分 ツイン1泊素泊まり 6,650円/1人) |
写真
下調べした段階で私達には馬の背を登らずに済む反時計周りがいいだろうということで、吉田・須走口山頂から金明水の方へ。
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
トレッキングシューズ
レインウェア
ウィンドブレーカー
長袖フリース
Tシャツx2
ショートパンツ
下着x2
サポートタイツ
靴下x2
帽子
手袋
ゲイター
マスク
サングラス
手拭いx3
タオル
水分(500mLペットボトルx3)
ストック
ライト
財布
腕時計
携帯電話
デジカメ
貼るカイロ
常備薬
保険証
日焼け止め
ウェットティッシュ
耳栓
ゴミ袋x2
地図
山行計画表
|
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共同装備 |
行動食
非常食
|
備考 | ・ストック……友人から譲り受けたものを持って行きましたが、普段の山行で使用しないため使い慣れず、結局あまり使用しませんでした。 ・水分……標高が上がると気温が下がるため、それほど喉は渇きませんでした。 ・行動食……持って行きすぎました。歩きながら口にできるものが重宝します。 ・防寒着……持参した服を全部着込んでも寒かった!! ダウンジャケットを追加するか、貼るカイロをもっと多めに持って行けば良かったです。 ・手拭い……下山時の砂走りでマスク代わりに使用したら、大分役立ちました。 |
感想
登山と言っていいのかわからないほどの低山トレッキングから始めて2年。
非常にゆっくりではありますが、段階を踏んで自分たちのペースというものもようやく把握できるようになってきました。
去年の8月に相棒Aと「来年は富士山に登ろう!」と決めて約1年、いよいよその日が……!
長距離を車で走るのは私達には負担が大きいので、必然的に公共交通機関を利用して登山口へ向かうことになります。
そうすると、登山口に着くのは早くても11時半頃。
今までのトレッキングから自分達のコースタイムを標準+1時間と設定し、計画を立てました。
宿泊する山小屋を七合目にするか本七合目にするかで迷いましたが、初日はできるだけ距離を稼いでおいた方がいいかと思い、本七合目に予約しました。
須走ルートを選んだのは、昨年友人が登って、色々体験談を聞けたため。
後は、アクセスのし易さや自分達の体力に見合った行程か、そして山頂まで行かなくても御来光を拝めるという点など総合的に判断して決めました。
須走口五合目ではそれなりに登山者の姿はあるものの、既に下山後らしき方も多く、そこまで混雑はしていませんでした。
どうやら一雨あった後のようですが、私達が出発する頃には曇りながら雨は降っていませんでした。五合目からしばらくは暗い樹林帯で、道もでこぼこして少し歩き辛かったですね。
15分〜30分おきに水分補給・深呼吸をし、なるべくこまめに行動食を口にするようにしていたら、ほぼ標準コースタイム通りに本七合目に到着することができました。
これは私達にとっては快挙です!
やはり標高が高いだけあって、そこまで暑くなかったのが幸いしたのかもしれません。
日陰に入ってからは、ずっと「寒い!」と連呼していましたが……
ウィンドブレーカーを着ても、風が強くて寒かったです。
山小屋から見た御来光は、幻想的でとても綺麗でした。
でも、それよりも日が昇る前の寒さが……持って行った衣類をほぼ全て着ましたが、それでも寒かったんですよ。それが、日が昇ったらびっくりするくらい暖かくなって、しみじみと太陽のありがたみを感じましたね。
それが御来光を見た時の率直な感想でしょうか(笑)
御来光も良かったですが、日没前の夕焼けも綺麗で印象に残りました。
本八合目を過ぎた辺りから何だか少し頭が痛く、身体も重くなったので、軽い高山病にかかっていたのかもしれません。
休みつつゆっくり一定のペースで歩いていたら山頂に着くことができましたが、それで気が緩んでしまったらしく、その後1時間ほどベンチで休憩しないと動く気になれませんでした。
九合目〜山頂の登山道脇には座り込んだり休んでいる方が多数おられたので、やはり富士山は誰もが登れるとは言っても安易に考えてはいけない日本一標高の高い山なのだと気付かされた思いです。
自分が経験して、やっぱり「せっかくここまで来たしな……」と思ってしまったのも事実なので、引き返す判断を冷静にするのがいかに難しいかも実感しました。
今回は運良く登頂できましたが、天候やその他諸々の好条件が重なってのことで、条件次第では登れなかっただろうなあと思います。
あ、あと、お鉢巡りが楽し過ぎて、山頂に予定を遙かに超える長時間滞在してしまったのは誤算でした。
下山も甘く見ていたけれど、砂走りで足の巻き爪が親指に食い込んで痛いのなんの。
思ったよりスピードを出せず、だいぶ時間がかかってしまいました。
(ちなみに、両親指の爪はその後剥がれました……_| ̄|○)
今回の教訓を胸に、来年はまた違う目標を立てたいねと相棒Aと計画中です。
疲れましたが、それを上回る楽しさと達成感がありました!
ありがとう富士山!!
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