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Yamareco

記録ID: 463444
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山【須走口往復、本七合目泊(御来光は山小屋で)】

2013年07月19日(金) 〜 2013年07月20日(土)
 - 拍手
moo09 その他1人
GPS
53:08
距離
13.2km
登り
1,828m
下り
1,822m

コースタイム

1日目
山行
4:30
休憩
0:45
合計
5:15
12:40
95
須走口五合目
14:15
14:30
45
新六合目
15:15
15:30
75
本六合目
16:45
17:00
55
七合目
17:55
本七合目
2日目
山行
8:30
休憩
4:00
合計
12:30
6:30
35
本七合目
7:05
7:15
30
八合目
7:45
8:00
20
本八合目
8:20
8:35
35
八合五勺
9:10
9:25
45
九合目
10:10
11:20
60
須走口山頂
12:20
12:40
30
剣ヶ峰
13:10
13:30
55
浅間大社奥宮
14:25
15:15
50
須走口山頂
16:05
16:15
45
八合目
17:00
17:05
75
七合目
18:20
18:30
30
砂払い五合
19:00
須走口五合目
天候 1日目:曇りのち晴れ
2日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■京都駅→須走口
JR京都駅06:48-(のぞみ102号)-07:22名古屋07:28-(こだま632号)-09:17三島09:32-(JR東海道本線富士行き)-09:38沼津09:51-(JR御殿場線国府津行き)-10:25御殿場10:35-(富士急バス)-11:35須走口五合目

■須走口→御殿場駅
須走口五合目19:30→20:25JR御殿場駅
コース状況/
危険箇所等
登山道は全体的に整備されているので、道迷い等は心配ありません。
五合目〜七合目辺りまでの樹林帯は、はじめ結構段差のある所があります。
森林限界より上は石のゴロゴロした赤土の道なので、落石等に注意が必要です。

※須走ルートは登山道と下山道が違います。
下山道の八合目までは吉田ルートと同じ道ですが、分岐で間違えないようお気をつけ下さい。また、下山道七合目〜砂払い五合にはトイレがありません。
その他周辺情報 須走口五合目に飲食店複数あり。

■宿泊
7/19:須走ルート本七合目 見晴館(1泊2食付 週末価格9,000円?/1人)
7/20:ホテル・アルファーワン御殿場インター(御殿場駅徒歩約20分 ツイン1泊素泊まり 6,650円/1人)
朝から色々トラブルがありましたが、何とか京都駅から出発〜
2013年07月19日 06:46撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/19 6:46
朝から色々トラブルがありましたが、何とか京都駅から出発〜
本日の朝食(2人分)
2013年07月19日 07:33撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/19 7:33
本日の朝食(2人分)
三島駅で乗り換えです。
2013年07月19日 09:27撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/19 9:27
三島駅で乗り換えです。
須走口五合目で腹ごしらえ。
きのこうどん美味しかったです!
写真奥は友人が頼んだきのこパスタ。
2013年07月19日 11:49撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/19 11:49
須走口五合目で腹ごしらえ。
きのこうどん美味しかったです!
写真奥は友人が頼んだきのこパスタ。
1時間ほど五合目でのんびりして高度順応し、いよいよ登山開始です。
2013年07月19日 12:43撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/19 12:43
1時間ほど五合目でのんびりして高度順応し、いよいよ登山開始です。
2日かけてあの頂上を目指します。
樹林帯楽しかった!
2013年07月19日 13:47撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/19 13:47
2日かけてあの頂上を目指します。
樹林帯楽しかった!
六合目・長田山荘
2013年07月19日 14:28撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/19 14:28
六合目・長田山荘
本六合目・瀬戸館
2013年07月19日 15:15撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/19 15:15
本六合目・瀬戸館
げ、なんだかガスが……
2013年07月19日 15:29撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/19 15:29
げ、なんだかガスが……
七合目! ここまで来ると、雲が下に見えます。
2013年07月19日 16:59撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/19 16:59
七合目! ここまで来ると、雲が下に見えます。
七合目・太陽館
2013年07月19日 16:59撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/19 16:59
七合目・太陽館
あの鳥居をくぐると、今日泊まる見晴館です。
2013年07月19日 17:54撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/19 17:54
あの鳥居をくぐると、今日泊まる見晴館です。
夕食はカレー。寒さに震えていたので、温かいお茶が何より有り難かったです。
2013年07月19日 18:19撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/19 18:19
夕食はカレー。寒さに震えていたので、温かいお茶が何より有り難かったです。
寒いけど、せっかくなので外に出てみました。
2013年07月19日 18:57撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/19 18:57
寒いけど、せっかくなので外に出てみました。
日が暮れて行きます。
2013年07月19日 18:58撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/19 18:58
日が暮れて行きます。
月が昇っています。
2013年07月19日 18:59撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/19 18:59
月が昇っています。
見晴館入口
2013年07月19日 19:00撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/19 19:00
見晴館入口
見晴館の屋根
2013年07月19日 19:01撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/19 19:01
見晴館の屋根
4時頃起床して、ご来光を見るため外へ。
2013年07月20日 04:46撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 4:46
4時頃起床して、ご来光を見るため外へ。
日が昇ってきました!
あいにくこの日は雲が多かったですが、それでも太陽のパワーって偉大なんだなあと実感した瞬間でした。
2013年07月20日 04:51撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 4:51
日が昇ってきました!
あいにくこの日は雲が多かったですが、それでも太陽のパワーって偉大なんだなあと実感した瞬間でした。
朝食は登山者のことを考えて下さっているのか、ボリュームたっぷり。
濃い味のおかずが揃っています。
2013年07月20日 05:03撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 5:03
朝食は登山者のことを考えて下さっているのか、ボリュームたっぷり。
濃い味のおかずが揃っています。
八合目
昨日の寒さが嘘のような暖かさ。
2013年07月20日 07:03撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 7:03
八合目
昨日の寒さが嘘のような暖かさ。
八合目・下江戸屋
2013年07月20日 07:04撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 7:04
八合目・下江戸屋
本八合目・トモエ館
吉田ルートと合流して、この辺りから急に賑やかになります。
2013年07月20日 07:59撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 7:59
本八合目・トモエ館
吉田ルートと合流して、この辺りから急に賑やかになります。
八合五勺・御来光館
あとちょっと……が、長い〜〜
2013年07月20日 08:26撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 8:26
八合五勺・御来光館
あとちょっと……が、長い〜〜
あの鳥居を越えたら、頂上はもうすぐ!?
2013年07月20日 10:07撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 10:07
あの鳥居を越えたら、頂上はもうすぐ!?
山頂に着いてしばらくは動く気力が湧かなかったんですが、このおしるこを飲んで何とか復活。
まさに救いの一杯でした。
2013年07月20日 10:49撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 10:49
山頂に着いてしばらくは動く気力が湧かなかったんですが、このおしるこを飲んで何とか復活。
まさに救いの一杯でした。
気力と体力が戻ってきたので大丈夫と判断し、お鉢巡りに向かいます。
下調べした段階で私達には馬の背を登らずに済む反時計周りがいいだろうということで、吉田・須走口山頂から金明水の方へ。
2013年07月20日 11:29撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 11:29
気力と体力が戻ってきたので大丈夫と判断し、お鉢巡りに向かいます。
下調べした段階で私達には馬の背を登らずに済む反時計周りがいいだろうということで、吉田・須走口山頂から金明水の方へ。
あっ、あれは八ヶ岳……!?
2013年07月20日 11:51撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 11:51
あっ、あれは八ヶ岳……!?
地球は丸いんだなーと何となく思った一瞬。
2013年07月20日 11:55撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 11:55
地球は丸いんだなーと何となく思った一瞬。
あのてっぺんが剣ヶ峰のようです。
2013年07月20日 12:08撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 12:08
あのてっぺんが剣ヶ峰のようです。
結構雪が残っています。
2013年07月20日 12:14撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 12:14
結構雪が残っています。
なんと小さい雪だるまがいました!! 可愛い!
2013年07月20日 12:17撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 12:17
なんと小さい雪だるまがいました!! 可愛い!
測候所跡
2013年07月20日 12:22撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 12:22
測候所跡
よくこんな所に……
2013年07月20日 12:33撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 12:33
よくこんな所に……
日本最高標高地点、剣ヶ峰(3,776m)
2013年07月20日 12:34撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 12:34
日本最高標高地点、剣ヶ峰(3,776m)
火口
ふざけていると落ちそうで怖い。気をつけなければ。
2013年07月20日 12:34撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 12:34
火口
ふざけていると落ちそうで怖い。気をつけなければ。
三角点
2013年07月20日 12:37撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 12:37
三角点
剣ヶ峰に並ぶ人の列。
2013年07月20日 12:41撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 12:41
剣ヶ峰に並ぶ人の列。
馬の背
かなりスリル満点でした。
2013年07月20日 12:47撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 12:47
馬の背
かなりスリル満点でした。
剣ヶ峰から降りてきて振り返ってみたところ。
2013年07月20日 12:52撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 12:52
剣ヶ峰から降りてきて振り返ってみたところ。
富士宮ルート近くのトイレ
入口に使用料を入れる所があります。中は綺麗でした。
2013年07月20日 13:01撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 13:01
富士宮ルート近くのトイレ
入口に使用料を入れる所があります。中は綺麗でした。
奥宮
御朱印をいただきました。
2013年07月20日 13:30撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 13:30
奥宮
御朱印をいただきました。
富士山頂郵便局
今年は富士山が世界遺産に登録された年ということで、限定のスタンプを押してもらえました。ラッキー♪
2013年07月20日 13:34撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 13:34
富士山頂郵便局
今年は富士山が世界遺産に登録された年ということで、限定のスタンプを押してもらえました。ラッキー♪
こんな切り立った箇所も。
風が強かったです。
2013年07月20日 14:19撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 14:19
こんな切り立った箇所も。
風が強かったです。
眼下に見えているのが吉田・須走ルート山頂。
2013年07月20日 14:27撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 14:27
眼下に見えているのが吉田・須走ルート山頂。
お店の連なるゾーン
これにて、お鉢巡り完了!
2013年07月20日 14:29撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 14:29
お店の連なるゾーン
これにて、お鉢巡り完了!
晴天で本当に良かったです。
2013年07月20日 14:34撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 14:34
晴天で本当に良かったです。
久須志神社前まで戻ってきました。
2013年07月20日 14:34撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 14:34
久須志神社前まで戻ってきました。
まだ登って来る人がいっぱい。
2013年07月20日 14:39撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 14:39
まだ登って来る人がいっぱい。
しょうゆラーメン
非常においしかったです! 胃にしみる〜!
2013年07月20日 14:58撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/20 14:58
しょうゆラーメン
非常においしかったです! 胃にしみる〜!
山口屋店内
可愛い売り子さんがいらっしゃいました。
2013年07月20日 15:11撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 15:11
山口屋店内
可愛い売り子さんがいらっしゃいました。
須走ルートの下山専用道に進みます。
2013年07月20日 16:05撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 16:05
須走ルートの下山専用道に進みます。
七合目・ここから砂走りのはじまりです。
山頂で食べるのを忘れていたおにせんを、無理やり膨らんでいるように見せようと奮闘する私達の図。
2013年07月20日 17:04撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 17:04
七合目・ここから砂走りのはじまりです。
山頂で食べるのを忘れていたおにせんを、無理やり膨らんでいるように見せようと奮闘する私達の図。
砂走り終了! でも、あと30分が意外に長い。
日が暮れるまでギリギリといったところでしょうか。
2013年07月20日 18:21撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 18:21
砂走り終了! でも、あと30分が意外に長い。
日が暮れるまでギリギリといったところでしょうか。
何とか日没前に五合目まで戻って来られました。
よ、良かった……
2013年07月20日 19:17撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 19:17
何とか日没前に五合目まで戻って来られました。
よ、良かった……
ホテルに着いてペットボトルを出してみたら、こんな風に凹んでいました。
2013年07月20日 23:59撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/20 23:59
ホテルに着いてペットボトルを出してみたら、こんな風に凹んでいました。
今回泊まったホテル。予想外に広くて快適でした!
富士登山、疲れたけど、今までにない経験ができて楽しかったです。お疲れさまでした!
2013年07月21日 10:15撮影 by  IS12S, Sony Ericsson
7/21 10:15
今回泊まったホテル。予想外に広くて快適でした!
富士登山、疲れたけど、今までにない経験ができて楽しかったです。お疲れさまでした!
おまけ。沼津漁港で食べたわさびソフト(手前)としらすソフト(奥)
わさびはなかなかいけました。友人のしらすは、食感がシャリシャリしていてちょっと苦手。
2013年07月21日 13:21撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/21 13:21
おまけ。沼津漁港で食べたわさびソフト(手前)としらすソフト(奥)
わさびはなかなかいけました。友人のしらすは、食感がシャリシャリしていてちょっと苦手。
松坂屋静岡店のデパ地下にて、ソフト2つめ。メロンが贅沢に盛られています。これは文句なしにおいしかった!
2013年07月21日 16:32撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
7/21 16:32
松坂屋静岡店のデパ地下にて、ソフト2つめ。メロンが贅沢に盛られています。これは文句なしにおいしかった!

装備

個人装備
ザック ザックカバー トレッキングシューズ レインウェア ウィンドブレーカー 長袖フリース Tシャツx2 ショートパンツ 下着x2 サポートタイツ 靴下x2 帽子 手袋 ゲイター マスク サングラス 手拭いx3 タオル 水分(500mLペットボトルx3) ストック ライト 財布 腕時計 携帯電話 デジカメ 貼るカイロ 常備薬 保険証 日焼け止め ウェットティッシュ 耳栓 ゴミ袋x2 地図 山行計画表
共同装備
行動食 非常食
備考 ・ストック……友人から譲り受けたものを持って行きましたが、普段の山行で使用しないため使い慣れず、結局あまり使用しませんでした。
・水分……標高が上がると気温が下がるため、それほど喉は渇きませんでした。
・行動食……持って行きすぎました。歩きながら口にできるものが重宝します。
・防寒着……持参した服を全部着込んでも寒かった!! ダウンジャケットを追加するか、貼るカイロをもっと多めに持って行けば良かったです。
・手拭い……下山時の砂走りでマスク代わりに使用したら、大分役立ちました。

感想

登山と言っていいのかわからないほどの低山トレッキングから始めて2年。
非常にゆっくりではありますが、段階を踏んで自分たちのペースというものもようやく把握できるようになってきました。
去年の8月に相棒Aと「来年は富士山に登ろう!」と決めて約1年、いよいよその日が……!

長距離を車で走るのは私達には負担が大きいので、必然的に公共交通機関を利用して登山口へ向かうことになります。
そうすると、登山口に着くのは早くても11時半頃。
今までのトレッキングから自分達のコースタイムを標準+1時間と設定し、計画を立てました。
宿泊する山小屋を七合目にするか本七合目にするかで迷いましたが、初日はできるだけ距離を稼いでおいた方がいいかと思い、本七合目に予約しました。

須走ルートを選んだのは、昨年友人が登って、色々体験談を聞けたため。
後は、アクセスのし易さや自分達の体力に見合った行程か、そして山頂まで行かなくても御来光を拝めるという点など総合的に判断して決めました。

須走口五合目ではそれなりに登山者の姿はあるものの、既に下山後らしき方も多く、そこまで混雑はしていませんでした。
どうやら一雨あった後のようですが、私達が出発する頃には曇りながら雨は降っていませんでした。五合目からしばらくは暗い樹林帯で、道もでこぼこして少し歩き辛かったですね。
15分〜30分おきに水分補給・深呼吸をし、なるべくこまめに行動食を口にするようにしていたら、ほぼ標準コースタイム通りに本七合目に到着することができました。
これは私達にとっては快挙です!
やはり標高が高いだけあって、そこまで暑くなかったのが幸いしたのかもしれません。
日陰に入ってからは、ずっと「寒い!」と連呼していましたが……
ウィンドブレーカーを着ても、風が強くて寒かったです。

山小屋から見た御来光は、幻想的でとても綺麗でした。
でも、それよりも日が昇る前の寒さが……持って行った衣類をほぼ全て着ましたが、それでも寒かったんですよ。それが、日が昇ったらびっくりするくらい暖かくなって、しみじみと太陽のありがたみを感じましたね。
それが御来光を見た時の率直な感想でしょうか(笑)
御来光も良かったですが、日没前の夕焼けも綺麗で印象に残りました。

本八合目を過ぎた辺りから何だか少し頭が痛く、身体も重くなったので、軽い高山病にかかっていたのかもしれません。
休みつつゆっくり一定のペースで歩いていたら山頂に着くことができましたが、それで気が緩んでしまったらしく、その後1時間ほどベンチで休憩しないと動く気になれませんでした。
九合目〜山頂の登山道脇には座り込んだり休んでいる方が多数おられたので、やはり富士山は誰もが登れるとは言っても安易に考えてはいけない日本一標高の高い山なのだと気付かされた思いです。
自分が経験して、やっぱり「せっかくここまで来たしな……」と思ってしまったのも事実なので、引き返す判断を冷静にするのがいかに難しいかも実感しました。

今回は運良く登頂できましたが、天候やその他諸々の好条件が重なってのことで、条件次第では登れなかっただろうなあと思います。
あ、あと、お鉢巡りが楽し過ぎて、山頂に予定を遙かに超える長時間滞在してしまったのは誤算でした。
下山も甘く見ていたけれど、砂走りで足の巻き爪が親指に食い込んで痛いのなんの。
思ったよりスピードを出せず、だいぶ時間がかかってしまいました。
(ちなみに、両親指の爪はその後剥がれました……_| ̄|○)

今回の教訓を胸に、来年はまた違う目標を立てたいねと相棒Aと計画中です。
疲れましたが、それを上回る楽しさと達成感がありました!
ありがとう富士山!!

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