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Yamareco

記録ID: 465879
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

ツクモグサは見れたけど、バテバテの南八ヶ岳周回

2014年06月15日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.7km
登り
1,326m
下り
1,306m

コースタイム

美濃戸P 5:20
堰堤広場 6:00
赤岳鉱泉 6:50
赤岩の頭(分岐) 8:20
硫黄岳(休憩) 8:45〜9:15
硫黄岳山荘 9:30
横岳 10:20
三叉峰 10:50
(この先がツクモグサの群生地で、撮影タイム)
地蔵ノ頭 12:00
赤岳天望荘(昼食) 12:05〜12:25
地蔵ノ頭 12:30
行者小屋 13:15
(南沢と北沢の分岐の手前で、ホテイランを鑑賞)
美濃戸P 15:10

天候 晴れ
稜線からの展望もGOOD!
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道諏訪南IC降りて、左折し、標識に従って美濃戸へ。

美濃戸口から美濃戸までは未舗装で、凸凹しているが、
私の軽でも下を擦ることはなかった。
コース状況/
危険箇所等
横岳のクサリ場、カニの横ばい、垂直の梯子は、慎重にいけば問題なし。
ただし岩の先の見通しが効かないところがあるので、通行時には
声をかけて進むようにしたい。
不安定な場所で退避したくないので。

なお、この日は、長野県…の腕章を付けた方が巡視されていて、
クサリ側を歩くようにと指摘を受けました。

怖かったのは、地蔵ノ頭から行者小屋への下り。
転石やズルズルの砂礫で、足元に気をつけないとコケます。
そして、樹林帯に入ると、所々雪が残ってツルツル。
アイゼンは不要ですが、要注意。

ツクモグサは三叉峰を過ぎたあたりに多く咲いています。
まだまだ楽しめそう。

ホテイランは南沢と北沢の分岐手前の登山道両脇のグリーンロープで保護された斜面に咲いている。観察札や案内の標識があるので、見逃すことはないはず。盛りは過ぎた感がある。

ウルップソウは、まだ早かった…残念。

朝5時で、すでに車でいっぱいの
やまのこ村駐車場。
2014年06月15日 05:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 5:16
朝5時で、すでに車でいっぱいの
やまのこ村駐車場。
左の北沢から回ります。
2014年06月15日 05:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 5:26
左の北沢から回ります。
これがショートカットの目印。
林道歩きを軽減できます。
2014年06月15日 05:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 5:36
これがショートカットの目印。
林道歩きを軽減できます。
林道沿いにも、シロバナヘビイチゴやミヤマカタバミなど、花いっぱい。
2014年06月15日 06:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 6:00
林道沿いにも、シロバナヘビイチゴやミヤマカタバミなど、花いっぱい。
堰堤広場。
ここから山道。
2014年06月15日 06:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 6:01
堰堤広場。
ここから山道。
木製の橋が随所にかかっている。
朝日に向かって歩く。
2014年06月15日 06:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 6:14
木製の橋が随所にかかっている。
朝日に向かって歩く。
赤岳鉱泉のアイスキャンディ。
2014年06月15日 06:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 6:48
赤岳鉱泉のアイスキャンディ。
先行者の方から教えていただきました。
タケシマラン。
2014年06月15日 07:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/15 7:38
先行者の方から教えていただきました。
タケシマラン。
稜線に近づくにつれて、往来が激しくなる。
2014年06月15日 08:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 8:17
稜線に近づくにつれて、往来が激しくなる。
赤岩の頭分岐。
硫黄岳まではあと少し。
2014年06月15日 08:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 8:24
赤岩の頭分岐。
硫黄岳まではあと少し。
さっきいた赤岩の頭分岐にカモシカ出現。
2014年06月15日 08:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 8:28
さっきいた赤岩の頭分岐にカモシカ出現。
キバナシャクナゲ。
2014年06月15日 08:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 8:42
キバナシャクナゲ。
硫黄岳山頂。
広い山頂部で、休憩する登山者多数。
2014年06月15日 08:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 8:50
硫黄岳山頂。
広い山頂部で、休憩する登山者多数。
荒々しい爆裂火口。
2014年06月15日 08:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 8:53
荒々しい爆裂火口。
イワヒバリが動き回っている。
2014年06月15日 09:04撮影 by  Canon EOS 50D, Canon
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6/15 9:04
イワヒバリが動き回っている。
眺望に恵まれ、槍の穂先も確認できました。
2014年06月15日 09:05撮影 by  Canon EOS 50D, Canon
6/15 9:05
眺望に恵まれ、槍の穂先も確認できました。
甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳。
2014年06月15日 09:07撮影 by  Canon EOS 50D, Canon
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6/15 9:07
甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳。
この先は、ケルンの間を縫って、
硫黄岳山荘を通って、横岳に向かう。
2014年06月15日 09:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 9:17
この先は、ケルンの間を縫って、
硫黄岳山荘を通って、横岳に向かう。
オヤマノエンドウ。
2014年06月15日 09:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 9:33
オヤマノエンドウ。
コバメツガザクラ。
2014年06月15日 09:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 9:35
コバメツガザクラ。
登山者多く、渋滞多発。
2014年06月15日 10:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 10:02
登山者多く、渋滞多発。
イワウメ。
2014年06月15日 10:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 10:06
イワウメ。
あんなところにクライマー!
2014年06月15日 10:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 10:08
あんなところにクライマー!
カニの横ばい。
ここでも渋滞。
2014年06月15日 10:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 10:10
カニの横ばい。
ここでも渋滞。
ここが一番気を遣った岩場。
2014年06月15日 10:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 10:18
ここが一番気を遣った岩場。
横岳山頂。
右手のあたりに、富士山が顔を出しています。
2014年06月15日 10:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 10:25
横岳山頂。
右手のあたりに、富士山が顔を出しています。
三叉峰。
この先に、ツクモグサがあると、教えてもらう。
2014年06月15日 10:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 10:51
三叉峰。
この先に、ツクモグサがあると、教えてもらう。
ミヤマキンバイ。
2014年06月15日 10:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 10:52
ミヤマキンバイ。
チョウノスケソウ。
2014年06月15日 11:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 11:35
チョウノスケソウ。
チシマアマナ。
2014年06月15日 10:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 10:54
チシマアマナ。
ツクモグサ、群生している。
2014年06月15日 11:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 11:01
ツクモグサ、群生している。
斜面で健気に花開こうとしている。
2014年06月15日 11:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 11:10
斜面で健気に花開こうとしている。
開花しているものもある。
2014年06月15日 11:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 11:28
開花しているものもある。
全開のお花を真上から眺めると、
産毛が全く見えません。
2014年06月15日 11:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 11:28
全開のお花を真上から眺めると、
産毛が全く見えません。
全開ではなく、産毛の見える、半開きのツクモグサが可愛らしい♪
2014年06月15日 11:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
6/15 11:34
全開ではなく、産毛の見える、半開きのツクモグサが可愛らしい♪
ウルップソウ。
まだつぼみ。
2014年06月15日 11:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 11:11
ウルップソウ。
まだつぼみ。
ハクサンイチゲ。
2014年06月15日 11:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 11:42
ハクサンイチゲ。
クモマナズナ。
2014年06月15日 11:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 11:50
クモマナズナ。
赤岳天望荘から赤岳山頂。
左の斜面は緑、右の斜面は岩。
2014年06月15日 11:26撮影 by  Canon EOS 50D, Canon
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6/15 11:26
赤岳天望荘から赤岳山頂。
左の斜面は緑、右の斜面は岩。
富士山の頭が、雲の上に出ていました。
2014年06月15日 11:26撮影 by  Canon EOS 50D, Canon
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6/15 11:26
富士山の頭が、雲の上に出ていました。
赤岳天望荘から赤岳を望む。
今回はココで引き返す。
2014年06月15日 12:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 12:21
赤岳天望荘から赤岳を望む。
今回はココで引き返す。
地蔵ノ頭分岐。
地蔵尾根の先、眼下に見える行者小屋に向かいます。
2014年06月15日 12:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 12:30
地蔵ノ頭分岐。
地蔵尾根の先、眼下に見える行者小屋に向かいます。
地蔵ノ頭分岐から降りてきたルートを
振り返る。
2014年06月15日 12:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 12:43
地蔵ノ頭分岐から降りてきたルートを
振り返る。
樹林帯に入ったら、シカと遭遇。
2014年06月15日 13:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 13:10
樹林帯に入ったら、シカと遭遇。
行者小屋から、先ほどまでいた、赤岳天望荘や
尾根を振り返る。
2014年06月15日 13:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 13:17
行者小屋から、先ほどまでいた、赤岳天望荘や
尾根を振り返る。
黄色のテープに誘われて、
南沢ルートを下山していく。
2014年06月15日 13:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/15 13:24
黄色のテープに誘われて、
南沢ルートを下山していく。
イワカガミ。
群生地で花を鑑賞しました。
2014年06月15日 13:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 13:53
イワカガミ。
群生地で花を鑑賞しました。
ホテイラン。
2014年06月15日 14:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ホテイラン。
クリンソウ。
2014年06月15日 15:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 15:07
クリンソウ。
サクラソウ。
2014年06月15日 15:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/15 15:07
サクラソウ。

感想

昨年知ったツクモグサ。
最近ツクモグサのレコが増え、初めての八ヶ岳山行は今しかないと、
美濃戸P〜硫黄岳〜横岳〜赤岳〜美濃戸Pの周回を強行。
梅雨の晴れ間の予報で、混雑必至だったので、
深夜の中央道を飛ばして美濃戸までやってきたのですが、
朝5時の時点でもうすでに、かなりの駐車台数。
私の軽は、やまのこ村の駐車場の奥に誘導されました。

ルートはとても分かりやすく道迷いの心配なし。
慎重に進めば たくさんのクサリ場や梯子も大丈夫。

ただ今回は、想定以上に時間が掛かった山行でした。
睡眠時間が少なかった強行軍が、体調イマイチの原因だったと思います。
硫黄岳までは、ほぼ予定通りのタイムでしたが、
ツクモグサの撮影、クサリ場やハシゴでの渋滞、
そして重い足取りで、赤岳展望荘に到着したのが、
予定よりの2時間近く遅れた12時。
赤岳登頂は諦め、地蔵尾根を下って、行者小屋から南沢へ。

それでも、オヤマノエンドウ、ツクモグサ、キバナシャクナゲ、チョウノスケソウ、
ホテイラン、イワカガミなどのお花を楽しんだり、
カモシカやシカとの遭遇に歓喜したり、
稜線からの素晴らしい眺望に感動しながら、なんとか歩ききりました。
エスケープルートを使っての周回でも、結局10時間ほど掛かってしまい、
ヘロヘロ状態で下山。

反省することいっぱいの、初八ヶ岳。
次はどんな花を見つけに、どこに行こうかな〜。
赤岳は、いずれリベンジするぞ!

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