沼ノ平噴火口周回（安達太良山、沼尻コース）

2022年09月10日(土) [日帰り]

• GPS: 05:25
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,000m
• 下り: 981m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:16
• 合計: 5:25

9:40 スタート地点
10:08 10:08 沼尻登山口
10:14 10:15 白糸の滝展望台
10:37 10:37 胎内コース分岐
11:56 11:57 石筵分岐
12:09 12:09 沼尻分岐
12:18 12:30 安達太良山
12:39 12:39 沼尻分岐
12:57 12:57 鉄山
13:07 13:07 鉄山避難小屋
13:31 13:32 胎内岩
14:17 14:17 沼尻鉱山跡
14:34 14:35 白糸の滝展望台
15:05 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

郡山駅から駅レンタカーを利用。
田村屋旅館横の林道入口にある通行止ゲートは、スルーしても問題無しと事前に情報を得ていたが、レストハウス1本松前にも林道を塞いでいるゲートがあったので、手前のスキー場ゲレンデ広場に駐車して登山口まで徒歩移動。
しかし、沼尻登山口駐車場までの林道は既に補修済みで作業中区間もなし。登山口前に数台の車が駐車されていたので、この日は二つ目のゲートもスルーして問題なかったようだが、突破する場合は自己責任で。

コース状況／危険箇所等

・危険箇所はロープで保護されているが、ルート目印が分かり難い箇所が多い。中級者向き。
・胎内コース分岐から尾根筋に出るまで深い泥濘が多く、ここだけゲイターが欲しいと思った。
・登山口駐車場から源泉までの右岸はバリルートだが、源泉パイプ点検用にある程度は整備されている。崩落箇所にかかる1本橋に注意。上流側に特に表記はないが、駐車場側には立ち入り禁止柵(但し中に入れる)があるのでグレーゾーン？

写真

9/10 9:40

沼尻登山口駐車場までの道中にて、圧の強いゲートに道を阻まれる。悪路の運転は苦手なので手前に駐車して出発。

9/10 10:07

沼尻登山口駐車場へ到着。工事中の様子も無く林道の状態は殆ど問題なかった。

9/10 10:08

登山道入口。

9/10 10:12

展望台より白糸の滝。

9/10 10:37

胎内コース分岐を船明神コース方面へ。しばらく泥濘で急斜面な登山道が続く。

9/10 11:19

尾根筋に出て沼ノ平噴火口が姿を現す。

9/10 11:22

稜線上は風が強く、細い道も多いので油断できない。

9/10 11:34

正面に安達太良山の特徴的な頂が見えてきた。

9/10 11:36

南から眺める噴火口。

9/10 11:41

今日は磐梯山も良く見える。

9/10 11:45

岩場あり

9/10 11:55

石筵分岐道標の手前より

9/10 11:56

石筵分岐から稜線沿いに続く安達太良山

9/10 11:59

安達太良山の頂をズーム。混雑してますね。

9/10 12:00

南東から眺める噴火口。

9/10 12:08

沼尻分岐まで来ると、人通りが増えて賑やか。

9/10 12:09

沼尻分岐から眺める噴火口。

9/10 12:15

山頂へ続く道。

9/10 12:19

山頂直下に到着。

9/10 12:23

冬期に登った時は悪天で諦めた乳首岩にも登頂。

9/10 12:29

次は正面に見える鉄山を目指して沼尻分岐まで引き返します。

9/10 12:40

矢筈森分岐を通過。

9/10 12:43

矢筈森から鉄山に続く稜線。登り返しがキツそうだ。

9/10 12:49

矢筈森から眺める噴火口。この辺りなら磐梯山もフレーム内に入りますね。

9/10 12:50

鉄山登り返し取り付き部。遠くから見た時ほど急斜面ではなさげ。

9/10 12:54

眼下にくろがね小屋。

9/10 12:56

鉄山から眺める噴火口。どの角度から見ても最高の眺め。

9/10 13:06

鉄山避難小屋。この辺りは人通りも少なく静かなので穴場だと思う。

9/10 13:12

石楠花の塔。遠くから風車のように見えたのは飛行機のプロペラでした。1958年に訓練中に墜落した自衛隊機の犠牲者を弔うために建てられたそうです。

9/10 13:13

磐梯山を正面に見ながら下山。

9/10 13:21

歩いてきた稜線を振り返る。

9/10 13:28

噴火口切れ目から下流に続く渓谷が見えてきた。

9/10 13:31

胎内岩。ザックと一眼レフを装備した状態で潜り抜けるのは大変。

9/10 13:32

胎内岩を振り返る。登山道はここから一気に標高を下げていきます。

9/10 13:49

硫黄川の沢沿いまで降りてくると白い岩肌が目立ち、景色も一変。

9/10 13:52

落石の危険があるザレ場のトラバースは素早く通過したい。

9/10 13:54

そびえ立つ大岩

9/10 13:57

沢筋まで降りてきた。鉄分を多く含む水のせいか川床が赤い。

9/10 13:59

沼ノ平分岐。25年位前はここから沼ノ平噴火口を横断して鉄山に続くルートがあったそうですが、火山ガス遭難事故の影響で立ち入り禁止となりました。

9/10 14:04

硫黄川に沿ってしばらく進む。この辺は分かり難い。

9/10 14:06

右岸に細いルート。増水している時は怖そうだ。

9/10 14:09

ダイナミックなV字谷。

9/10 14:11

沼尻元湯源泉。この辺りは野天風呂スポットだそうですが、立ち入れる場所が分かり難く、硫化水素が滞留している危険性もあるのでパス。

9/10 14:16

左に進むと最初に通過した胎内コース分岐に合流しますが、直進してバリルートへ。

9/10 14:17

源泉を引き入れるパイプ設備も見応えあり。

9/10 14:22

登山道と併走する源泉パイプは、触れるとほんのり温かい。

9/10 14:30

白糸の滝が低い位置から大きく見えました。

9/10 14:36

沼尻登山口駐車場まで無事帰還。しかし林道歩きがまだ2.4km程残っている。

9/10 15:05

通行止めゲートまで戻り、今回の山行は終了。

撮影機器：

EOS 5D Mark III CANON

Google Pixel 6 128GB SIMフリー Google

感想

SHOHEI510205

5年ぶりに安達太良山へ。
前回は冬山登山＆吹雪のホワイトアウト状態で殆ど何も見えず、十分に堪能できたとは言い難いので、今回は沼ノ平噴火口を1周するルートを選択しました。

登山口までの林道で通行止め（但し通行可能）ゲートに阻まれ、スタート地点が手前になってしまったハプニングがありましたが、程よい気温と晴天に恵まれ、今年一番の満足できる山行となりました。
様々な角度から見る噴火口の眺望は変化があって見てて飽きない他にも、樹林帯の急登、稜線歩き、岩場、渓谷の沢歩き、元湯源泉、滝など。ルート上も変化に富んで、久々に持ってきた一眼レフでの撮影が捗る。

レンタカー返却時間が17時だったので、余裕を持たせて計画を立てたつもりがギリギリになってしまい、温泉に立ち寄る時間が取れなかったのは少々残念。
東京から日帰り出来る距離ですが、のんびり温泉に浸かって料理も楽しむなら1泊ですね。