黒川平〜烏帽子山・黒川山・伊那前岳・木曽駒ヶ岳

2014年07月12日(土) 〜 2014年07月13日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.5km
• 登り: 2,298m
• 下り: 578m

コースタイム

12（土）
黒川平P10:00〜水路終点10:50〜・1734/12・40〜・2099/15:00〜烏帽子山分岐15:30〜
烏帽子山15:50〜烏帽子山分岐16:15〜黒川山17:00（幕営）

13（日）
黒川山4:00〜うどんや峠5:00〜一丁ヶ池5:30〜小屋場5:50〜舟窪7:00〜伊那前岳8:00〜
乗越浄土8:30〜中岳8:50〜木曽駒ヶ岳9:15〜乗越浄土10:00〜千畳敷10:45〜
（ロープウェー）しらび平11:00〜（バス）黒川平11:45

天候

7/12（土）晴れ

7/13（日）曇りのち雨　稜線上はかなりの強風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

R153飯田〜南信州フルーツロード駒ケ根〜黒川平P（一回￥500・一泊でも一緒はありがたい）

コース状況／危険箇所等

●黒川平〜烏帽子山
黒川平Pのすぐ上、中電の水路に沿って登る。階段・道が整備されてる。
水路の終点から小屋の裏の柵に沿って取り付き、尾根に出ると広葉樹の歩きやすい尾根が暫く続く。
2・30分歩くとカラマツ林になり藪の始まり。
ここから烏帽子・黒川山までは2・3回シラビソ林の普通に歩けるところがあったけど、
8割はヤブで、印は無く、踏み跡は時々獣程度、
ヤブはひざ上〜深いところはムネ位。
（終始・無数にブヨ・他に付きまとわられる。2・3か所しか喰われなかったのは奇跡？）

＊危険個所は全くないけどかなり根性が要る。

●烏帽子山〜黒川山〜うどんや峠
烏帽子〜黒川山は依然深い藪が続く
黒川山でヤブは消え、うどんや峠までは幼木や枝で歩きにくいけど問題は無い。
こちらも特に危険個所は無い。

●うどんや峠〜伊那前岳〜木曽駒が岳〜千畳敷
一般道で道も良く整備されてて全く問題ない。
日曜とあって中岳周辺・乗越浄土〜千畳敷にかけて渋滞個所あり、
人のいる登山道に慣れない僕にはこれが一番つらい・・
ある種のカルチャーショックを受けた。

＊千畳敷カールでは3・4回雪渓を横切る。ステップがついてるけど、
アイゼンがあった方が安心、滑ったら、しらび平まで行っちゃうかも・・

写真

7/12 9:53

黒川平P・・
自家用車はここまで。
一泊しても￥500はありがたいですね。

7/12 9:53

そのすぐ上、
ここから取り付きます

7/12 10:02

水路に沿って立派な階段・道が・・

7/12 10:22

やがてお隣にもう一本・・

7/12 10:35

ホタルブクロ・・
沢山咲いてました。

7/12 10:36

池山辺りになるのかな・・

7/12 10:36

これもいっぱい・・

7/12 10:37

2本の水路がだんだん迫ってきて・・
一面蕗です。
今年はまだ食べてないなぁ・・・

7/12 10:40

振り返ると・・
駒ケ根の街の向こうは塩見あたりかな・・

7/12 10:46

いよいよここで2本合流、

7/12 10:47

下を潜り・・

7/12 10:49

管理棟の裏へ、
柵に沿って尾根に・・

7/12 10:52

尾根の上にこんな悠々とした水・・
不思議な光景です。

7/12 11:01

取り付くとそこは緑の心地好い広葉樹林

7/12 11:32

昼です。
いい匂いでもするのか？
払っても離れませんでした。

7/12 11:45

恰幅のいい銀竜草・・

7/12 11:46

ぼちぼちヤブですか・・

7/12 12:10

宮田高原の先の尾根でしょうか・・

7/12 12:37

辛いヤブ漕ぎを忘れさせてくれます

7/12 12:43

もう終わりかな・・
一輪だけ咲いてました。

7/12 12:50

・1734辺りだったか・・
西の眺望が一瞬だけ、
檜尾尾根かな・・

7/12 12:50

檜尾〜島田娘辺りでしょうか・・

7/12 13:20

カラマツとダケカンバのヤブ街道

7/12 14:07

・1903だったかな・・
シラビソ林になってきました。
こんなヤブのないとこも3・4か所あったけど、
ほんの束の間。

7/12 15:11

2000mを越えてくると
これから行く黒川山〜伊那前岳の尾根が・・

7/12 15:12

どうやらあれが伊那前岳？
で、その後ろが木曽駒？？

7/12 15:36

烏帽子の分岐
ザックデポして・・

7/12 15:51

どうやらあれが烏帽子山山頂、
標識は見当たりません。

7/12 16:18

続いて黒川山へ・・

7/12 16:10

伊那の街・・

7/12 16:18

鋸・甲斐駒・仙丈

7/12 16:16

千丈〜北岳・間ノ・〜塩見

7/12 16:14

そして今さっきの烏帽子山

7/12 16:20

空木の池山尾根かな・・

7/12 17:21

17:00・・・
そろそろ今日のお宿は・・なんて思ってると、
うまくできてるもんですね・・
すぐ先は黒川山
山頂は標識もないただの尾根でした。

7/13 4:37

翌朝、辺りも明るくなってきたころ・・

7/13 4:46

で、うどんや峠・・

7/13 4:49

一番奥が空木になるのかな・・

7/13 4:52

ゴゼンタチバナ

7/13 5:03

エンレイソウ？？

7/13 5:29

一丁ヶ池

7/13 5:30

池のすぐ先は好テン場・・
6・7張は余裕

7/13 5:45

今年初イワカガミ・・

7/13 5:48

小屋場・・
ここもいいテン場

7/13 5:48

7/13 5:52

あの大雪の名残り・・貴重な水場
こんなとこの？？って聞こえてきそうですが、
一皮めくれば新雪よりよっぽど綺麗ですよ・・

7/13 6:23

7/13 6:24

この感じ・・
そろそろ森林限界も近そう・・

7/13 6:26

7/13 6:31

いよいよ抜けました。
八ヶ岳

7/13 6:32

鋸・甲斐駒・・仙丈・・・・
手前は黒川山と烏帽子山

7/13 6:39

北・間ノ・・・塩見

7/13 6:53

反対には
島田娘〜檜尾の裏に空木

7/13 6:55

7合目舟窪・・
この山行きで初めて行きあった人・・・
話しかけないでオーラ全開だったので素通り・・

7/13 7:00

昨日から登ってきた尾根の全貌。
真ん中あたりが烏帽子
向こうは鋸・甲斐駒・仙丈

7/13 7:02

7/13 7:05

木曽駒を横目に・・

7/13 7:13

7/13 6:41

将棊頭山

7/13 7:28

7/13 7:31

目の前なのに中々近づかない伊那前岳

7/13 7:40

7/13 7:57

伊那前岳を目の前に雪渓の登場。
道は交わして←に・・・大丈夫でした。

7/13 7:58

いよいよ下に千畳敷が・・
怪しい天気に強風！

7/13 8:03

宝剣です

7/13 8:05

少し戻って多分あれが伊那前岳

7/13 8:06

再び前に進もうと・・
向こうから本日二組目のご対面・・
明るいお姉さんのお二人組でした。

7/13 8:06

これが前岳かな・・
三角点のような

7/13 8:10

ここが一番高いように思えたのですが・・

7/13 8:31

で・乗越浄土・・
下から湧くように人が上がってきます。
こんな天気なのにね・・・
昨日〜今朝までの山歩きは＜幻＞だったの？・・
って思うような光景

7/13 8:53

中岳・・・人・人・・人・・・

7/13 9:03

渋滞も暫し・・

僕には新鮮な光景かも？

7/13 9:13

で駒ヶ岳・・

7/13 9:14

何故か一組の登山者だけ・・

7/13 9:15

お参り・・

7/13 9:16

祠の前・・・

7/13 9:16

7/13 9:16

今年初イチゲ

7/13 9:29

7/13 10:30

少し飛んで千畳敷

7/13 10:44

僕には似合わない・・・
なんてお声が聞こえてきそう・・
本人も何処かこっ恥ずかしい

7/13 11:02

しらび平・・
ここからバス。
臨時が来てすぐ乗れました。

7/13 11:40

2600m〜900m・・一気に1時間で下山は
多分僕の中では新記録・・
おかげで三半規管がキンキンした。
因みに向こうの尾根は行きの・・・

撮影機器：

Cyber-shotケータイ S006 SONY

感想

lets

台風が去って青空に連休・・・

前日、夕方・思い立って地図と睨めっこ、急遽思い立って＜これだ！！＞

決め手は、車で一番奥まで行けるPのすぐ上に延びる尾根と、

その先の二つの山、そして、道はなさそう・・・その3つ


2日しかないので、帰りは楽チン・文明の利器のお世話になるが、

何処か落ち着かなく、コッ恥ずかしい自分が居るのに気が付いた。


初日は果てしなく続く藪もさることながら、

終始付きまとうブヨには参った。


でも、何処かお導きを感じた山行きだった。

コメント

yama-take

上伊那へようこそ！
お疲れさまでした。前半と後半のギャップに大笑いです （失礼）

烏帽子山へのあの尾根に眼をつけたとは、さすがです。私はその東の急な尾根を登ったなぁと思い出しました。
高い山に行きたいけど、渋滞はイヤだな 　一泊山行の計画を３つ立ててみたが、結局１つしか行けないだろうな。人に会わないだろうアソコにするかな・・・

lets

お邪魔しました・・
ここもyama-take さんのお庭だったのですね！

大いに笑ってください！！僕も同じこと感じながら歩いてましたよ。

逆だったら普通だけど、登った先であの光景は、ある種・レコ価値があったので

は・・と、密かに自負してる次第です。


いろいろと企んでるようですね・・・

何処！？かはレコを楽しみに・・・

こちらは今度は裏から攻めてみようかと、企ててます。

ijikemusi

letsさん こんばんは。 お久しぶりです。
また（主稜線を除いて）letsさんらしい所を歩いて見えましたね。　
さすがに主稜線は人が多いですね。 ロープウェーに乗るのなんか普通なのに恥かしいと思うところが　またletsさんらしくて可笑しいです。　　お疲れさんでした。
私はletsさんが烏帽子を登って見える頃　昨年末に退却した反対側の風越山から独標蕎麦粒に向かって歩いていました。　多分激しい睡眠不足による体調不良と　とブッシュに突っ込むのがいやで天狗山の登りにかかる前で　またもや退却してきました。・・・が　カヤトの丘では　花が意外に多く　楽しめました。（最近　ズボラで　レコもアップしませんので　悪しからず。）

lets

ドキッ！？？
独標？？・・って聞いてもしや・・・

ijikemusiさんが行こうとしていた尾根・・もし、3連休だったらニヤミスでしたよ。

僕が考えていたのは伊那川ダム〜中八丁峠〜キニバ岩・蕎麦粒・独標〜三の沢・・・

主稜線を回って南駒か越百辺りから降りようかと・・・

どう考えても3日はかかるし、地形図見てるとキニバ〜独標辺りは厳しそう・・・

西側はヤブも無いのかと勝手な想像をしてたけど、甘いようですね・・

そうか・・風越〜行って上松Aを降りる手もあるなぁ・・・

lowrider

中アでも
letsさんらしい山歩き、お疲れさまでした

日曜の木曽駒、さすが侮れない人口密度ですね！
昨夏、鹿島槍で同じような経験をしました、急激な人の増加に山で人酔いしそうでした

うどんや峠、その昔うどん屋があったのでしょうか？

lets

うどんや峠・・・
lowriderさん　こんばんは。

あれはまだ山・始めて間もない頃、

人に連れて行ってもらい極楽平〜宝剣・木曽駒と周回したのですが、

宝剣の肩から見えた伊那前岳〜延びる尾根の途中に＜うどんや＞？？

が気になったのは、今でも記憶にあります。

lowriderさんのコメントを読み、改めて調べてみたけど、名前の由来は不明、


また行くことがあったら、いつものラーメンじゃなく、うどんでも・・・


僕も人に酔う方です。
休日限定の山しか行けなくなった今、人の多い山でのマナーに疑問を感じたのも正直なところです。