白馬岳【大雪渓〜白馬岳〜栂池】悪天候で三山縦走は断念

2014年07月26日(土) 〜 2014年07月27日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,910m
• 下り: 1,285m

天候

1日目　(7/26)　晴れ
2日目　(7/27)　大荒れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

【行き】毎日あるぺん号　竹橋　22：30→6：10　猿倉
【帰り】栂池パノラマウェイ山麗駅→タクシー（3000円）JR白馬→あずさ26号

コース状況／危険箇所等

猿倉で登山届を提出。遭対協の方がルートに合わせひとりひとりに簡単なアドバイスをして下さいます。
大雪渓ではまだクレパスは見当たりませんでしたが落石多数
雪の上の落石は音もなく猛スピードで落ちてきます。苦しい登りが続きますが顔を上げて登らないと危険だと思いました。

写真

7/27 22:15

猿倉からスタート
人がいっぱいで賑やかです。ここで登山届を提出しトイレを済ませます。

7/26 6:41

バスが続々と到着、その度に登山者が次々降りてきます。
今回は毎日あるぺん号で来たのですが混雑でターミナルまでバスが入れないってこととで随分と手前で降りて歩かされました。普通にバス入ってきてんじゃん・・・

7/27 21:58

あれはどのあたりだろう
天気が良くて楽しみです^^;

7/26 7:06

登山口にありがちな工事中の看板と山のショット（笑）

7/26 7:07

白馬岳がどーんっ！　すごい
今日は標高差1700mを一気に登らなくてはなりません

7/26 7:45

林道を1時間ほど歩いて白馬尻小屋に到着
有名な「おっかれさん！ようこそ大雪渓へ」の石の看板が迎えてくれます。

7/27 22:15

大雪渓が見えました！これからあそこ登るんだ〜　わくわく
白馬尻も人が多いですが猿倉の混雑よりはばらけた印象

7/27 22:16

ザックを下して休憩できる平地はこの先ないはずなので、ここで入念にストレッチ

7/26 7:47

大雪渓を登るのにアイゼンを持ってこない人はいないと思いますが、アイゼンは小屋でも販売しています。1000円でこの作りなら良いかも

7/26 8:08

小屋から少し歩いたケルンのところでアイゼンを装着

7/26 8:18

こんなのはまだ小さい方です・・

7/26 8:21

憧れの白馬大雪渓♪
遠くまで登山者の列が続いています

7/26 8:31

振り返るとこの斜度！結構急です。
トレースを辿ってるだけなら良いのですが、先行者を抜こうとしてトレースを外れるとちょっとコワい。6本爪以上で

7/26 9:06

時折、ガスが発生して視界不良に。雪渓上に転がってる岩はすべて落石です。雪の上の落石は音もなくすごいスピードで転がってきますので視界不良の中で避けられるかどうか・・・登る時は足元ばかりに集中してしまいますが、なるべく顔を上げて登るようにします。

7/27 22:16

杓子岳の岩壁が迫って見えます。
休憩する時に山側に背を向けるのは危険かと

7/27 22:17

大雪渓の終点！アイゼンを外して大休止
小雪渓で再びアイゼンを使いますのでアイゼンはザックの外にくくり付ける人が多いです。

7/26 10:28

葱平周辺はお花がいっぱい^^

7/26 10:47

雲が・・・

7/26 10:56

小雪渓を通過します。面倒でもアイゼンを付けた方がいいと思います。

7/26 10:59

おぉ　カッコいい

7/26 11:25

小雪渓はステップが切られていますが、梅雨明け前なら左手にピッケルを持っていてもおかしくない位の急な斜度です。

7/26 11:40

小雪渓を過ぎた所の避難小屋でアイゼンを外す
後ろに杓子岳の岩峰

7/27 22:18

すごくキレイ、すごく良いところなんです・・私は腿がツッちゃって痛くて痛くて

7/26 12:34

イイところでしょ

7/26 12:38

杓子岳の見え方が変わってきました。

7/26 12:38

おぉーー

7/26 12:55

ウルップ草は終わりかけ？

7/27 22:18

白馬岳頂上山荘

7/27 22:18

広くてきれいな食堂です

7/26 13:26

ハクサンイチゲと奥に目指す白馬山荘
もう足が痛くてお花を撮るためにかがむのが辛い（笑）

7/26 13:30

テン場

7/27 22:19

白馬山荘に到着！

7/26 14:20

本当は三山を縦走して天狗山荘まで行くつもりでしたが脚が終わっていて諦めました。。縦走は明日にしよ

7/27 22:20

スカイプラザ
天空のレストランです

7/27 22:19

白馬岳山荘は日本最大級の山小屋
収容人数は1200人とケタ外れ

7/26 13:47

山荘の受付の左側から頂上へのルートがつながっています。

7/27 22:21

白馬岳　2932m！

7/26 14:51

ふふっ

7/26 14:56

剱岳が姿を現してくれました！

7/26 15:04

ちょっと雲が多めですが素晴らしい景色

7/26 16:36

旭岳方面も気になります

7/26 16:52

夕食は17時から
良く聞く何回戦・・とかではなく席が空いたら順番にどうぞとのことでした。さすがは日本最大級

7/26 17:14

杓子岳と白馬鑓の稜線
夕食後はやることもないので小屋の外に三脚を立ててぼーっと

7/26 17:17

剱・立山

7/27 22:07

もう一枚　縦位置で
手前に丸山

7/26 18:09

スカイプラザからも剱岳

7/26 17:31

またまた生ビ（笑）

7/26 18:30

白馬の街並みと夏らしい雲

7/26 18:31

小屋の裏側から今日登ってきた大雪渓が見えます。

7/26 18:33

太陽が傾いてきました。
いい時間♪

7/26 19:02

稜線が染まります

7/26 19:02

美しいデス

7/26 19:04

旭岳の右側に落日

7/26 19:04

夕陽ウォッチング

7/27 5:24

山の天気は変わりやすいと言いますが、朝起きるとなんと暴風雨
昨夜の満天の星空と富山の街灯りは夢だったのか？

7/27 10:07

とても高い山を縦走していけるコンディションではないので、白馬三山縦走は諦めて栂池方面へ下山
ミゾレ混じりの雨に打たれながら白馬大池まで降りてきました。辛かった〜

7/27 22:22

乗鞍岳を過ぎたあたりで青空

7/27 11:12

前線が通過したら午後から晴れるとは聞いていましたが晴れすぎでしょ！

7/27 11:53

湿原の木道
歩きやすいし、お花はキレイだし天国です^^

7/27 11:54

本来なら2泊で白馬三山〜不帰キレットのつもりでヘルメットやらなんやら持ってきていたんですが1泊で降りちゃいました。残念ですが天気のことなんで仕方ないよね

7/27 13:31

ゴンドラリフトの中で早着替え（笑）
山麗駅からタクシーでJR白馬駅へ

撮影機器：

D200 ニコン

感想

aipapa

当初は2泊で白馬三山〜不帰キレット越え（あわよくば五竜まで）のつもりでヘルメット持参で山に入ったんですが・・体調やら天候やらで終わってみれば1泊で白馬〜栂池のコースでした。
私は三連休でもう一日ありましたので様子を見て停滞とか鑓温泉へとか色々あったのですが、翌日天気が回復しても霧は残るとの予報でしたので良い写真も撮れそうもないしで下山、ソロだし無理は禁物です。
休みの三日目は子供たちとプールへ遊びに行って終わりました（笑）

二日目の悪天候の中、風の影響を受けない大雪渓ルートを降りる人が多かったようですが、落石が起きやすい雨の中を山に背を向けて下山するのも怖いだろうなーと思いました。

初級ルートとして紹介されることが多い山域ですが、落石や土砂崩れも多いし標高差があって山のスケールも大きい中級ルートだと感じました。