和佐又から大普賢岳周回
- GPS
- 08:18
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 1,453m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 8:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
梯子、鎖、鉄製足場など多数あり |
写真
感想
前日の竜口尾根を下山した後、上北山村の民宿に宿泊して、二日目は大台とは北山川をはさんだ大峰山脈の大普賢岳に登った。
10年前に一度泊ったこともある和佐又ヒュッテは、3年前に閉鎖されて最近取り壊されたそうです。今回、近くの駐車場に留めて登って行ったら、すっかり建物は無くなり、整地されてしまった姿を見ると何となく懐かしくもあり、寂しい思いになりました。コロナの発生の直前だったというのも何かのきっかけだったのかもしれません。
前回はここから大普賢岳に登り、行者還岳まで縦走(大川口へ下山)という山行だったが、今回は大普賢から七曜岳まで縦走し、無双洞へ降りて周回してくるという、以前から一度歩いてみたいと考えていたコースだった。それを今回もf1senaさんからご提案を頂き、これ幸いとご一緒させてもらったという訳です。
この日も、標高1,100mからのスタート、しかも前日に引き続き、雲一つない好天と言うことで歩き始めから美しい紅葉を楽しむことができた。
和佐又のコルから尾根ルートをシタンの窟へと登る途中からも弥山や八経ヶ岳の姿を見ることができ、紅葉の美しさも相まってルンルン気分で登ることができた。
大普賢岳からは北側の山上ヶ岳、稲村ヶ岳方面、金剛山、葛城山の姿も確認。南側には行者還岳から弥山、八経ヶ岳へ連なる奥駆けの稜線。その先には仏性ヶ嶽、更に南の行仙岳、笠捨山までも確認することができた。東側の大台ケ原方面は前日に登った竜口尾根も指呼の間で一つ一山を確認するのがとても楽しかった。
今回の七曜岳から無双洞への下山は中々の急坂の下りではあったが、途中に大普賢ファミリーのゴジラの背と色づいた山肌を間近に見ながらでこれも楽しかった。
無双洞は初めてお目にかかったが、岩にぽっかりとあいた穴から水が流れ出てくる様はとても不思議な気がしたが、ここらの山塊が石灰岩でできているんだということを直に感じることができた。もっと驚いたのは、出発して暫くした時、声がするので振り返ってみたらその穴から5人程の人がぞろぞろろ出てきたことだった。とても狭そうな穴だったから人間が入れるようなところとは思わなかったので猶更だったが、これがケイビングというものなんだなと思った。ウェットスーツに身を固めた人たちに聞いてみたら狭い空間が100mくらい続いているとのことだった。冒険に満ちたこうした体験もまた楽しいのだろう。
無双洞からは最後の最後に標高差350mの登り返しが待っていて、こいつが何ともきつかった。それでも終始綺麗な紅葉を楽しみながら歩けたことは気持ちの中ではずいぶん楽に歩くことができた要因だったのだと思う。
二日間にわたっての好天、タイミングの良い紅葉で最高に楽しい山歩きになった。
これだから山は止められないのだと思う。
【2022年の山行 39回目】
今回の歩行距離:12.7km 2022年の累積距離:593.8km
今回の累積標高:1,895m 2022年の累積標高:52,170m
しかし、良い季節で良い天気の中の周回でしたね。景色が綺麗です。
無双洞を訪れたのは初めてで丸い岩の穴から水が流れ出しているのを面白く眺めていましたが、同行の方から人が入れるんですよと言われて、そんなことが有るのかって思っていたところ、そんな穴から突然4、5人の男女の方々が次々と出てきた時はホントにびっくりしました。世の中ってほんとに面白いです。
紅葉に包まれるこの時期の山歩きは本当に楽しいですね。
コメントありがとうございました。
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