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Yamareco

記録ID: 492939
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

1泊2日充実の-白馬-雪倉-朝日周回

2014年08月11日(月) 〜 2014年08月12日(火)
 - 拍手
y-urano その他2人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
31:31
距離
32.9km
登り
2,966m
下り
2,972m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目 蓮華温泉-白馬大池-小蓮華岳-白馬岳 5時間半(休憩込み)
8:00蓮華温泉登山口-9:24天狗の庭9:40-10:32白馬大池10:45-12:10小蓮華山12:25-13:25白馬岳-13:40白馬山荘

2日目 白馬岳-雪倉岳-朝日岳(5時間休憩込み)朝日岳-蓮華温泉(5時間半休憩込み)
4:20白馬山荘-4:35白馬岳5:00-5:15三国境5:25-6:20雪倉避難小屋6:40-7:05雪倉岳7:20-9:03朝日岳小屋分岐
-10:03朝日岳10:20-10:40栂海新道分岐-13:06白高地沢13:40-14:45平馬の平14:50-15:28蓮華温泉

 
天候 11日雨-晴れ-曇りのち暴風雨  12日曇り時々雨 午前中は強風
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
11日 蓮華温泉駐車場 ガラガラ
12日 夕方 ほぼ満車
コース状況/
危険箇所等
朝日岳-蓮華温泉 下り たくさんの木道がありますが古いものは雨天時滑ります
白馬岳-雪倉岳-朝日岳-蓮華温泉 トイレは雪倉岳避難所のみです。
この間は20km以上あり長丁場です。
さらにアップダウンがきつい所です、やはり2泊3日がお勧めです。
         
         
その他周辺情報 蓮華温泉 野天風呂 一応15:30までの受付 外湯のみ500円
          仙気の湯 広くてお勧め、更衣室等はありません。
台風一過の朝の蓮華温泉駐車場、ガラガラです。
バスの運転手さんは倒木等の処置をして登ってきたそうです。
到着時降っていた雨も8時前には止みました。
台風一過の朝の蓮華温泉駐車場、ガラガラです。
バスの運転手さんは倒木等の処置をして登ってきたそうです。
到着時降っていた雨も8時前には止みました。
8時に蓮華温泉裏の登山口を出発です。
I君はツエルト泊のため軽装、我々は重装備です。
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8時に蓮華温泉裏の登山口を出発です。
I君はツエルト泊のため軽装、我々は重装備です。
登ってすぐに明日入る予定の野天風呂、三時半までに帰ってこれるか心配です。
登ってすぐに明日入る予定の野天風呂、三時半までに帰ってこれるか心配です。
雨で泥濘んだ登山道を少し登ると谷の向こうに海が見ました。
天気も良くなると確信してきました。
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雨で泥濘んだ登山道を少し登ると谷の向こうに海が見ました。
天気も良くなると確信してきました。
明日行く雪倉岳が大きく見えます、朝日岳方面はガスがかかっています。
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明日行く雪倉岳が大きく見えます、朝日岳方面はガスがかかっています。
1時間半で天狗の庭です。少し開けた斜面です。
谷の向こう日本海方面を望みますが雲で見えません。
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1時間半で天狗の庭です。少し開けた斜面です。
谷の向こう日本海方面を望みますが雲で見えません。
雪倉岳方面、左の背は小蓮華山からの尾根でしょうか。
奥に見えるのは鉢ヶ岳かな。
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雪倉岳方面、左の背は小蓮華山からの尾根でしょうか。
奥に見えるのは鉢ヶ岳かな。
登山口から2時間半、白馬大池です。
テン場には張り始めたツエルトが1つだけ。
ここで2回目の休憩をして出発です。
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登山口から2時間半、白馬大池です。
テン場には張り始めたツエルトが1つだけ。
ここで2回目の休憩をして出発です。
殆どの方が栂池方面からの登山者です。
蓮華温泉コースは3組ほどの登山者でした。
駐車場の車が数台でしたから静かな登山道から賑わいの登山道を進みます。
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殆どの方が栂池方面からの登山者です。
蓮華温泉コースは3組ほどの登山者でした。
駐車場の車が数台でしたから静かな登山道から賑わいの登山道を進みます。
しばらく登って、眼下に白馬村が見えます。
八方根と岩岳の谷ですね。
さらに上がって猿倉の第二駐車場も見えました。
ここも車が数台だけでした。
しばらく登って、眼下に白馬村が見えます。
八方根と岩岳の谷ですね。
さらに上がって猿倉の第二駐車場も見えました。
ここも車が数台だけでした。
蓮華温泉の谷、明日下る五輪高原の尾根が見えまます。
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蓮華温泉の谷、明日下る五輪高原の尾根が見えまます。
小蓮華山への稜線、NHKドラマの「坂の上の雲」のオープニング映像ですね。ここを歩きたかったので満足です。
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小蓮華山への稜線、NHKドラマの「坂の上の雲」のオープニング映像ですね。ここを歩きたかったので満足です。
丁度良い具合にガスが出てきました。
いいねえ・・
丁度良い具合にガスが出てきました。
いいねえ・・
良い感じ、素晴らしい・・
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良い感じ、素晴らしい・・
ガスった所が小蓮華の山頂ですが、雨が降ってきました。
風も強くなって、あっという間に濡れてしまいました。
暴風雨に急変です。
いいねえなんて言ってられません。
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ガスった所が小蓮華の山頂ですが、雨が降ってきました。
風も強くなって、あっという間に濡れてしまいました。
暴風雨に急変です。
いいねえなんて言ってられません。
白馬山頂も風雨で何も見えません。
一休みしてすぐ山荘を目指します。
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白馬山頂も風雨で何も見えません。
一休みしてすぐ山荘を目指します。
山頂直下の白馬山荘のスカイプラザでビールで乾杯、
しかし濡れた体は益々寒くなりました。
テントを張る予定でしたが風雨が激しく、あきらめて山荘に泊まることに決定しました。
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山頂直下の白馬山荘のスカイプラザでビールで乾杯、
しかし濡れた体は益々寒くなりました。
テントを張る予定でしたが風雨が激しく、あきらめて山荘に泊まることに決定しました。
翌朝、白馬岳山頂でご来光を待ちましたが、ガスで期待できません、ぼつぼつ下りだした時、空が赤く焼けました。
これがご来光と受け止めて今日の長い一日の無事を祈ります。
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翌朝、白馬岳山頂でご来光を待ちましたが、ガスで期待できません、ぼつぼつ下りだした時、空が赤く焼けました。
これがご来光と受け止めて今日の長い一日の無事を祈ります。
本日のコースが見えます。下って、三国境から右に鉢ヶ岳を巻いて正面に見える大きな雪倉岳に登って、600m下ってから400m登った奥に見える朝日岳。
そこから下って、右にぐるっと回ってから五輪尾根を下る。
蓮華温泉までの20km以上の道のりです。
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本日のコースが見えます。下って、三国境から右に鉢ヶ岳を巻いて正面に見える大きな雪倉岳に登って、600m下ってから400m登った奥に見える朝日岳。
そこから下って、右にぐるっと回ってから五輪尾根を下る。
蓮華温泉までの20km以上の道のりです。
鉢ヶ岳下には大きな池(長池)が見えますね。
とっても良さそうなロケーションです。
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鉢ヶ岳下には大きな池(長池)が見えますね。
とっても良さそうなロケーションです。
旭岳から猫又山の稜線です。
その先に広がるのは砺波平野
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旭岳から猫又山の稜線です。
その先に広がるのは砺波平野
三国境で左に下ります。
三国境で左に下ります。
振り返ると白馬岳、ガスにに霞む旭岳
振り返ると白馬岳、ガスにに霞む旭岳
さあ前を向いて行きましょう!
左の鉢ヶ岳は右側を巻いていきます。
雪渓も通過します。
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さあ前を向いて行きましょう!
左の鉢ヶ岳は右側を巻いていきます。
雪渓も通過します。
ここからお花畑が広がります。
風が強くてピンぼけばかり。
ハクサンイチゲ、シナノキンバイ
ここからお花畑が広がります。
風が強くてピンぼけばかり。
ハクサンイチゲ、シナノキンバイ
鉱山道付近
雪渓はカチカチです、一旦下ってから行きます。
雪渓はカチカチです、一旦下ってから行きます。
雪渓を過ぎた所に広がるハクサンコザクラの群落、これ以上なのは五輪山の群落でした。
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雪渓を過ぎた所に広がるハクサンコザクラの群落、これ以上なのは五輪山の群落でした。
鉢ヶ岳を巻いて下った所が雪倉避難小屋です。
振り返って白馬岳
鉢ヶ岳を巻いて下った所が雪倉避難小屋です。
振り返って白馬岳
ミヤマアズマギク
ミヤマアズマギク
タカネナデシコ
避難小屋、風が強いので中で朝食です。
管理の方が来ていました。
鉱山道から登ってきたそうです。
避難小屋、風が強いので中で朝食です。
管理の方が来ていました。
鉱山道から登ってきたそうです。
小屋付近のマツムシソウ。強風で揺れています。
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小屋付近のマツムシソウ。強風で揺れています。
避難小屋から雪倉岳の山道で今日二度目の雷鳥さん親子。
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避難小屋から雪倉岳の山道で今日二度目の雷鳥さん親子。
ひなも大きくなっています。
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ひなも大きくなっています。
親が小さいのかな。
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親が小さいのかな。
雪倉岳までもう少し、旭岳の尾根の向こうに剱と立山です。
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雪倉岳までもう少し、旭岳の尾根の向こうに剱と立山です。
ズーム!
剱から続く毛勝山方面
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剱から続く毛勝山方面
雪倉岳山頂です、白馬山頂から約2時間です。
立派な石碑です、下の赤い建物が蓮華温泉、先は長い
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雪倉岳山頂です、白馬山頂から約2時間です。
立派な石碑です、下の赤い建物が蓮華温泉、先は長い
蓮華温泉ズーム!
蓮華温泉ズーム!
雪倉山頂から白馬岳方面
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雪倉山頂から白馬岳方面
小蓮華山方面
富山湾方面
妙高火打方面
朝日小屋が見えました、ズームで!
朝日小屋が見えました、ズームで!
雪倉岳を下ります、尾根から外れて一旦下り回っていきます。
雪倉岳を下ります、尾根から外れて一旦下り回っていきます。
下って、手前に見える赤男山の左をトラバースして行きます。
向こうの大きな山が旭岳、600m下って400m登ります。
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下って、手前に見える赤男山の左をトラバースして行きます。
向こうの大きな山が旭岳、600m下って400m登ります。
ミネウスユキソウ
ミネウスユキソウ
ピンクのカラマツソウ、シギンカラマツ
ピンクのカラマツソウ、シギンカラマツ
トモエオガマはたくさん見かけました
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トモエオガマはたくさん見かけました
ウサギギクとハクサンフウロ
ウサギギクとハクサンフウロ
ハクサンタイゲキ
ハクサンタイゲキ
クルマユリもハイマツの中にたくさん咲いていました。
クルマユリもハイマツの中にたくさん咲いていました。
途中こんな湿地帯を行きます、木道が続きます。
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途中こんな湿地帯を行きます、木道が続きます。
池塘もありました。
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池塘もありました。
ここに咲いていたイワイチョウ
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ここに咲いていたイワイチョウ
同じくオタカラコウ
同じくオタカラコウ
朝日岳に取り付いて雨が降ってきました。
振り返って雪倉岳向こうに白馬岳、結構歩いてきました。
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朝日岳に取り付いて雨が降ってきました。
振り返って雪倉岳向こうに白馬岳、結構歩いてきました。
雨に煙る蓮華の谷
雨に煙る蓮華の谷
山頂かと思いきや登山道分岐点、山頂はすぐ横
山頂かと思いきや登山道分岐点、山頂はすぐ横
朝日岳山頂は平らな広いところです。
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朝日岳山頂は平らな広いところです。
白馬岳方面
山頂付近のカライトソウ
山頂付近のカライトソウ
ハクサンシジャンかな
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ハクサンシジャンかな
さあ下ります
雪渓の下の木道のトラバースを下っていきます。
素晴らしい登山道です。
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雪渓の下の木道のトラバースを下っていきます。
素晴らしい登山道です。
木道は五輪山に向かって進み尾根を下っていきます。
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木道は五輪山に向かって進み尾根を下っていきます。
木道を進みます
下ってきた木道から望む朝日岳
下ってきた木道から望む朝日岳
雪渓付近のハクサンコザクラのお花畑
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雪渓付近のハクサンコザクラのお花畑
こんな感じ素晴らしい!
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こんな感じ素晴らしい!
雪渓が溶けた湿地にリュウキンカの群落
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雪渓が溶けた湿地にリュウキンカの群落
ミヤマコゴメグサ、雪倉から至る所に咲いています。
ミヤマコゴメグサ、雪倉から至る所に咲いています。
さらに五輪高原の信じられないくらい広いお花畑と木道の登山道を下って行きます。
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さらに五輪高原の信じられないくらい広いお花畑と木道の登山道を下って行きます。
やっと川まで降りてきました、大休止、川に足を浸してクールダウン、まだゴールは1時間半以上かかりそう。
のんびりしすぎたかな、野天風呂の受付時間に間に合うか?
やっと川まで降りてきました、大休止、川に足を浸してクールダウン、まだゴールは1時間半以上かかりそう。
のんびりしすぎたかな、野天風呂の受付時間に間に合うか?
橋を越えてさらに下って二つめの橋から350m登ります、結構きつい登りで最後の最後堪えました。
橋を越えてさらに下って二つめの橋から350m登ります、結構きつい登りで最後の最後堪えました。
3時半の受付にギリギリ間に合いました。
本日20kmを越える縦走のご褒美ですね。
後はのんびり天空の野天風呂を楽しみます
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3時半の受付にギリギリ間に合いました。
本日20kmを越える縦走のご褒美ですね。
後はのんびり天空の野天風呂を楽しみます

感想

静かな山行、白馬岳北部の雪倉岳、朝日岳を周回するコースを歩いてきました。
悪天のためテン泊はできませんでした、無駄な重い荷物を背負っていても
期待通り素晴らしい周回でした。

このコースは本来なら2泊3日がベストですがそれぞれの予定があったため、
1泊2日の日程になりました。
そうすると1泊目をどこにするかが問題でした。
テン泊を予定して夕食は小屋食にしようと思っていましたので、
食事の定評がある朝日小屋で進めていました。
ところが台風の影響で11日の宿泊者がいないので食事は無理とのこと、
結局白馬岳でテン泊、翌日長い縦走コースで蓮華温泉に下ることにしました。

11日は台風一過の好天を期待して蓮華温泉に向かいます。
途中の林道は木の枝がたくさん落ちていたり、川のようになっていたり、
斜面が滝になっていたり登山口まで行けるか心配でした。
蓮華温泉に到着してしばらくは強い雨が降っていましたが、
すぐに青空が見えだしてきましたので、8時に登山口を出発しました。

蓮華温泉からの登山者は少なく、足跡や抜いた数で先行者は3組ほどではないかと思います。
思ったより急登な登山道でした、天狗の庭を過ぎてからの大きな石が転がる道は滑りやすく歩きづらいものでした。
登山口から2時間半で白馬大池に到着、ここも台風の影響でテン場は更地でした。

ここから小蓮華山までは、以前から歩きたいと思っていた稜線です。
適当にガスが湧いて、時々白馬村が見えたりとまさに天空の一本道です。
「坂の上の雲」の音楽が聞こえるそんなすばらしい稜線歩きでした。
ところが小蓮華山に近づくにつれて雨風が出てきました。
山頂ではカッパを着たものの、横殴りの風雨で間に合わず濡れてしまいました。
耐風姿勢をとるほどの突風も吹いて急激な天候変化に見舞われました。
また気温も低く、体温が奪われます。

それからはひたすら白馬岳山頂を目指して最後の急登を進み山頂で一服、
後は逃げるように白馬山荘のスカイプラザに逃げ込みました。
ここでビールで休憩し、果たしてテン泊はどうなのか情報を探ります。
どうやら夜になっても天候は回復しそうにありません。
風も強く、I君はツエルトなので強風雨には無理そうです。
翌日の出発のことも考えて、白馬山荘泊に決定しました。

こんな天気です、台風のこともあって、山荘はかなりすいていました。
夜食後、同じテン泊かどうかで迷っていた大阪からのカップルと、
同じく東京の山ガール2人組と山談話に花が咲きました。
大阪のカップルは、栂海新道を台風のさなか登ってきたそうで、
驚愕しつつ無事だったことに安心しました。
短い時間でしたが楽しく過ごさせていただきました。

12日翌朝はガスです、夜中は風がビュービュー鳴っていましたので、
予定を変更してピストンも有りかなと思っていました。
ご来光を白馬山頂でしばらく待ちましたが、無理そうなので下り始めました。
しばらくして、ガスもとれ曇りですがこれからゆく山々がはっきり見渡せるようになってくると、がぜん周回コースに気持ちは傾きます。

三国境から下って鉢ヶ岳を巻いて、雪渓付近からお花畑が広がります。
ただ風が強く写真を撮ってもピンぼけばかり、避難小屋まで行ってそこで朝食です。
中には管理の方がいて、せっかくだから朝日岳を回っていった方が良いと背中を押されます。
雪倉岳はそこから30分ほどでした、眺望もよくしばし休憩しました。

ここから朝日小屋分岐までは一気に600m下ってから進みます。
途中の朝日岳を正面にしての、湿原の中の木道歩きは最高でした。
I君は興奮して、天国を歩いているようとつぶやいていました。
もう少し早い時期に来たら、湿原がお花畑に変わっていたと思うと少し残念。

分岐からの朝日岳の登りは、急登で400mを一気に登ります。
途中雨が降ってきてカッパを着たりして時間をつぶしましたが、1時間で山頂です。
広く平らな山頂でした。晴れていたら360度見渡せて最高だろうと思いました。

朝日岳を下ってから、栂海新道分岐を越えて五輪山のトラバースする道も最高です。
山麓を横に伸びる木道の登山道は、いくつかの雪渓を横切り、
ゆっくりと巻いて下っていきます。
ここら辺はすべてがお花畑です。
それも一つの花の群落が大きく、一面がピンクの絨毯だったり、
黄色の絨毯だったり、規模と花の種類が素晴らしかった。
この日蓮華温泉から朝日岳を目指しての登山者は10名ほどしかおらず、
長い登山道のなかで、これほど静かなところだとはびっくりです。

五輪高原の木道は、最近つくられたもので新しく丈夫で延々と続いていました。
しかし後半になるとこの木道の小刻みなステップが膝にきます。
ましてなかなか下っていかない、朝日岳から1つめの橋までの2時間半は、
素晴らしい景観がなければ、もっと精神的に堪えていただろうと思います。

橋まで下って大休止、でもここからがきつかった。
さらに下ってどこまで下るのと思った頃、2つめの橋に到着、ここが最低地点、
今度はここからが急登が始まります、悪路で滑りやすくまず一気に150m、
長い下りになれた足が悲鳴をあげそうです。
兵馬の平で一息ついて、いよいよ最後の150mを登ります。

ようやくキャンプ場が現れてほっとするも、野天風呂に入ることしか頭になく、
受付終了時間の3時半までにと気持ちだけ急いだ。
1つめの橋で休みすぎたので無理かなと半分あきらめていたが、何とかぎりぎり間に合ったのは風呂に入りたいとの欲望の力か・・。

野天風呂でくつろぎながら長い行程を振り返り、至福の時間を過ごした。
今回もよく歩いた、その分もあってか充実感でいっぱいだった。
北アルプスの北は静がで広い花畑、おおらかな山容につつまれた別天地です。
これで天気が良かったら・・・ それは贅沢かもしれない。

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