栂池〜白馬大池〜白馬三山〜鑓温泉〜猿倉
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,732m
- 下り
- 2,294m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 7:55
天候 | 1日目:曇り時々雨、2日目:晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・猿倉→白馬駅→栂池高原 バス ・栂池高原→栂池平 ゴンドラ&ロープウェイ |
コース状況/ 危険箇所等 |
白馬鑓温泉〜猿倉に向かう道中に鎖場があります。 |
その他周辺情報 | テントサイトは、白馬アルプスオートキャンプ場など数か所あり。 温泉は、キャンプ場近くの倉下の湯など、多数あり。 |
写真
感想
8月10日
自宅から台風11号と同じ進路で、車で暴風雨の中、白馬村まで移動。
天気予報を監視しながら、天候が回復することを願っていました。
白馬村でのキャンプは断念し、宿(マウントサイドヨーデル)で1泊。
8月11日
雨が上がり、栂池自然園で高山植物の可憐な花々に癒されました。
この日は、栂池山荘で1泊したのですが、部屋がとてもキレイで、フロントスタッフの人柄も良く、気持ちよく過ごすことができました。
8月12日
山荘前で日の出を待ちましたが、曇りのために見れませんでした。
ただし、天候は一時雨ながらも、回復傾向にあることを把握して、登山開始しました。
乗鞍岳までの道中は、前日までの雨でぬかるんでいて、辛抱しながらの登山となりました。しかし、樹林帯を越えると、雪渓や湿原が現れて、気分が高揚してきました。
白馬大池周辺では、小蓮華山や周囲の山々が美しく映えて、アルプス特有の美しさに堪能しました。
ところが、雨と強風が突然襲ってきたので、白馬大池山荘に20分ほど避難。
雨がマシになった頃合いを見て、出発しましたが、やはり時折叩きつける雨で、顔をしかめながらの登山となりました。雷鳥坂で雷鳥を必死に探しましたが、残念ながら姿を見せてくれることはありませんでした。
逆境での我慢の登山の中、小蓮華山に着いた時には、青空と遠方の遠方のアルプスの山々が見えるまでに天気が回復し、精神的にも急回復しました。
白馬岳山頂は沢山の人で賑わっていて、剣岳、立山、鹿島槍ヶ岳、五竜岳などの名峰が見渡せました。
白馬山荘で1泊したのですが、ここで食べたケーキセットが美味しく、贅沢すぎるひとときを過ごせました!
8月13日
白馬三山を巡るべく、出発。
白馬岳に続き、2座目の杓子岳までの稜線は、アルプスならではの光景で、写真を何度も撮りながら、歩を進めました。
杓子岳頂上の直前は、急登かつガレ場で、テント泊の方は大変辛そうでした。
軽装でも体力を消耗しました。
3座目の白馬槍ヶ岳からは、白馬岳までの縦走路が見渡せ、青空と山々のコントラストが絵画のように美しかったです。
下山は、白馬鑓温泉で足湯(無料)に浸り、疲労が回復。
全身浴したかったのですが、気持ちのスイッチが完全にオフになりそうなので、断念。
鑓温泉から猿倉までのコースタイムは3時間40分ですが、ここからの下山が大変苦労しました。
特に危険な箇所や急勾配はありませんが、蓄積した足の疲労により、踵と足指の痛みとの我慢比べでした。想定していましたが、やはり長い道のりでした。
鑓温泉登山口に着いた時は、思わず「着いた〜」と叫んでしまいました。
他の登山者も同様の反応で、辛かった人はきっと多いんだろうなと、少し安心。
振り返ると、辛かった思い出よりも、美しさに心を奪われて、またアルプスの山に気持ちが向いていることに気づきました。
今度はどこの山に行こうかな。
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