ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 512976
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

十勝岳(原始が原〜富良野岳)

2014年06月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:10
距離
24.5km
登り
2,298m
下り
2,293m

コースタイム

日帰り
山行
10:23
休憩
0:47
合計
11:10
7:45
203
11:08
11:25
110
13:15
13:30
33
14:03
14:03
27
14:30
14:30
50
15:20
15:35
200
18:55
18:55
0
18:55
ゴール地点
富良野岳に登る途中で、間違ってGPSを保存してしまってデータが二つに分かれてしまった。なので今回は手作業でルート確保。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一応登山口までの看板はあったが、途中はちょっと迷った。麓郷?あたりの道路を鹿が走ってた
やはりこのコースは人気がないのか、私しかいなかった
やはりこのコースは人気がないのか、私しかいなかった
コース看板が倒れていた
コース看板が倒れていた
まだ、湧き水を飲むのには抵抗が…
まだ、湧き水を飲むのには抵抗が…
途中で分かれ道っぽい感じだったがそのまま道なりに
途中で分かれ道っぽい感じだったがそのまま道なりに
広原の滝。やはり滝は清々しい
広原の滝。やはり滝は清々しい
ちょっと川を渡り対岸へ
ちょっと川を渡り対岸へ
原始が原には鹿が沢山走っていた
原始が原には鹿が沢山走っていた
沼に足をとられながらも、富良野岳が見えるとテンション上がる
沼に足をとられながらも、富良野岳が見えるとテンション上がる
雪渓と富良野岳
雪渓は基本滑るべし
雪渓は基本滑るべし
富良野岳に登る途中で振り返ると前富良野岳が綺麗だ
富良野岳に登る途中で振り返ると前富良野岳が綺麗だ
何て花なのかな
とりあえず富良野岳頂上
とりあえず富良野岳頂上
富良野岳から見る上富良野?美瑛方面
富良野岳から見る上富良野?美瑛方面
富良野岳から見る十勝岳
富良野岳から見る十勝岳
富良野岳の頂上は混雑
富良野岳の頂上は混雑
混雑その2
さてと、富良野岳を降りると分岐点
さてと、富良野岳を降りると分岐点
富良野〜三峰山はお花畑
富良野〜三峰山はお花畑
荒々しい景色
三峰山通過
上ホロの避難小屋はちょっとにぎわっていた
上ホロの避難小屋はちょっとにぎわっていた
十勝岳に近づくと突然ガスってきた
十勝岳に近づくと突然ガスってきた
帰りの分岐点
分岐点から富良野岳に登る階段はやたら段差が高い
分岐点から富良野岳に登る階段はやたら段差が高い
きれいなお花、ってこれ何だろう?
きれいなお花、ってこれ何だろう?
原始が原はゴルフ場みたい
原始が原はゴルフ場みたい
富良野岳の砂利道は厄介だ
富良野岳の砂利道は厄介だ
帰りにちょっと眺めてみた。急がねば
帰りにちょっと眺めてみた。急がねば

感想

原始が原の登山口への道は途中まで分りやすく看板が出ていたが、もう少しで着くというところで迷った。結局は分ったけど。

さすがに厄介なコースということで駐車場には私の車しかない。
準備に時間が掛かりスタートも大幅に遅れたので、どこまで行けるかな?という気持ちで登山名簿に記入して登りはじめるが、いきなり案内看板が倒れていて幸先悪い(^^;)AM7:45


スタートから登りがキツイし長いが、これからの長旅を考えると大したことではない。とにかく汗だくで登る登る。とちゅで天使の泉という湧き水があったが、登山経験の少ない私にはちょっと飲めない。でも今度来た時には飲めるようになっているだろう。その後の滝はちょっと涼しい気分になり、少し頑張れる。

いかにも登山道という感じの道を登っていくと土が濡れてくる。目の前に湿原が広がり足場を確認しながら下を見て歩いていると、何か視線を感じた。顔を上げると私は鹿と目が合った。私との距離は5〜6mでビビった!完全に鳥肌ものだったが、彼はスッと話の中に走っていった。

それからしばらくは原始が原の湿原を足がぬかるみながら歩いた。なかなか歩きにくいし、先が見えないのでまいったなぁと思い歩く。と思っていたら目の前には富良野岳が現れた。なんだかテンション上がる〜

湿原が終わると今度は雪渓の中を登る。歩きにくいし足が冷たいが子供の頃に戻ったように時々滑りながら登る!?しかし、標高1600mくらいになると砂利っぽい感じの足場にやられた。なかなか進まないので何度か小休止。

お花畑を通過するとやっと富良野岳に辿り着いた。AM11:08
山頂には沢山の人がいた。やっと人と話せるのが嬉しかった。やたら話しかけてしまった。写真を何枚かとってちょっぴりおやつを食べ、15分ほどで十勝岳方面へ向かう。


富良野岳を下るとすぐに十勝岳温泉に向かう分岐点があるが、私は焦っていた。朝のスタートが遅れたためにこのままだと上ホロ辺りで折り返さなくてはならないからだ。せっかくここまで来たのに十勝岳に行けないのは悔しいので、とにかく登り基調の往路は急ぎ目で歩いた。

その後の三峰山、上富良野岳は通過しただけで上ホロカメットクも通過。避難小屋を横目に、私は十勝岳しか見ていない。活火山の斬新な景色も軽く横目に見てどんどん十勝岳に近づくと、草木は皆無になりガスが出てきた。

風も強く気温がどんどん下がる中、2000mを超えるとなんだか吐き気がしてきたがそんなことを考える間もなく十勝岳に登頂。PM1:15
とにかく時間がないので15分で下る。


周りは雪渓がゼブラ柄のようにところどころに散りばめられ、なんとも言えない絶景だった。これが2000m級の連峰の景色なのか?とても心地いい感じのまま上ホロを下ると、30歳くらいの女の子が1人で登ってきた。

1人で上ホロまで行くそうで、こんな時間に1人でここまで登ってくるなんて凄い根性だ。ひょうひょうとした感じで歩いていたので、たぶん慣れた人なんだろう。

来る時は気付かなかったが、三峰山から富良野岳にかけてのお花畑はなかなか凄い。私は高山植物の名前は全く分らないのでこれから勉強したいところだ。

やっと富良野岳に帰ってきた。PM3:20
あとは原始が原で富良野に帰るだけなのだが、やはりこのルートは厄介だ。砂利、雪渓などを下っているとだんだん集中力が落ちてくる。そして私は雪渓で道に迷い藪の中を歩き出してしまった。

戻ろうと思ったが、時間もないので日が落ちてきたらマズイと思いそのまま藪を下った。ヘッドライトは持っていたが、出来れば明るいうちに帰りたいし、暗くなったら本格的に「遭難」ということになってしまいそうだ。私の背丈をゆうに超える高さの藪の中をさ迷っていると、沢を見つけたのでこの沢を下っていけば原始が原に辿り着けるだろうと思い、しばらく沢の中を歩いた。

そのうち雨が降ってきていよいよヤバイ雰囲気になりつつあった。しかし、よく考えてみるとGPSを付けて歩いてきたのでそのルートをたどればいいのでは?ということに気が付いた。幸い私が持っているのは小さい地図も出るGPS時計だったので、検索してみると…あった。登る時に来たルートが出てきた。

まずは元のルートに戻ることを優先して沢を利用しながら何とかルートに戻れた。そして、再び原始が原の湿原をグシャグシャになりながら登山道に戻り、何とか日が落ちる前に登山口まで帰ることが出来ました。PM6:55

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:609人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら