西丹沢から大室山〜加入道山：冬は眺めも良い快適な稜線。

2023年02月18日(土) [日帰り]

• GPS: 08:42
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,371m
• 下り: 1,352m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:06
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:36

6:45 西丹沢ビジターセンター
6:50 6:50 ツツジ新道入口
7:05 7:05 用木沢出合
8:29 8:50 犬越路
8:56 9:02 大杉丸
9:50 10:00 1350m付近
10:48 10:48 大室山・犬越路分岐
10:55 11:15 大室山
11:19 11:22 大室山・犬越路分岐
12:04 12:08 破風口
12:25 12:35 前大室
12:39 12:39 馬場峠
12:50 12:50 加入道避難小屋
12:59 12:59 1345m分岐
13:07 13:18 白石峠
13:43 13:43 篠大慈沢
14:02 14:04 白石滝（大理石の滝）
14:21 14:21 ザレノ沢
14:28 14:30 ヌタ小屋沢
14:39 14:39 大石沢
14:43 14:44 トリキ沢
14:58 14:58 手沢
15:15 15:15 ツツジ新道入口
15:21 15:21 西丹沢ビジターセンター
15:21 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西丹沢ビジターセンター駐車場：建物側（舗装）9台、反対側（ダート）25台ほど。18日（土）は朝6:20で既に計20台ほど。

コース状況／危険箇所等

良く整備されている。犬越路まで、あるいは白石峠からの下りで河原等はピンクテープがあるので、大丈夫。雪は稜線上と樹林帯に残っている。
白石峠下で木段の整備が進行中。有難うございます。

写真

西丹沢ビジターセンター駐車場。

大室山なのかな。

用木沢出合。案内板の前に数台駐車可能。

橋を渡って。

途中までは沢沿いの道を行く。

道標はこのような。堰堤を何個か超える。

そろそろ急登か。

この辺りを過ぎると、

沢に出て急登。

犬越路あと少し、この辺は急。

犬越路。

犬越路避難小屋。

犬越路避難小屋内部、きれい。

犬越路から急登、稜線に出ると初めて富士山が見える。

存在感のある御正体山。

大室山山頂方面。

きれいな稜線を登る。

姫次〜蛭ヶ岳の眺め。

蛭ヶ岳アップ。

檜洞丸も大きい。

山頂稜線に近くなると雪。

雪の上を大室山山頂に向かう。

大室山山頂。

大室山山頂標識、後ろは蛭ヶ岳。

大室山山頂下の展望所から富士山。山頂に一日中雲が架かっていた。

大室山山頂下の展望所から箱根方面。

大室山山頂下の展望所から檜洞丸。

大室山山頂下の展望所から相模湾、右の方に真鶴半島。

雪の稜線を加入道山へ進む。

稜線上は随所で富士山が見える。

御正体山も。

加入道山の前のピーク。

北面は雪。

稜線から大室山。

加入道山避難小屋。

加入道山山頂。

加入道山山頂から大室山。

白石峠から丹沢主稜。

白石峠からの下りの沢、雪で埋まっているところもある。

下りの桟道。

用木沢を橋で渡ったりする。

西丹沢ビジターセンター付近のミツマタ。

感想

kyen

今回は西丹沢。昨年秋に用木沢辺りの工事による立入りが解除されたので、西丹沢ビジターセンターから犬越路〜大室山〜加入道山〜白石峠〜西丹沢ビジターセンターの周回に行ってみることにした。土曜日は西から低気圧が近づくが、関東地方は夕方まで良い天気で暖かいらしい。土曜日なので、早めに出たのだが、6:20で駐車場は7割は埋っていた。帰り15:20では半分に減っていた。皆さん早いようだ。

西丹沢ビジターセンターから中川川沿いにキャンプ場の続く舗装道を北上する。西丹沢ビジターセンターの駐車場が結構一杯に近かったので、そこから歩くことにしたが、用木沢出合までは車も入れるし、右の案内板（多分県有地）の周辺に数台の駐車スペースもある。直進、ゲート方向は白石峠からの道。犬越路方面は右に入る。石の多い道を少し行くと、青色の鉄橋で川を渡る。犬越路への道は概ね沢か沢に沿った道が続く。半分ほどまでは緩い登りだが、後半は急登、特に犬越路近くは、急な枯れ沢や急な道となっている。狭い峠の稜線に乗っかるように犬越路避難小屋がある。中はきれいだ。

犬越路から直ぐに急登は始まるが、少し行くと富士山が見えるようになる。冬に歩くのは初めてだが、落葉樹の葉が落ちて明るく見通しがよい。気持ちの良い尾根だ。途中、大杉丸などのピークを経て、大室山山頂稜線への登りとなる。稜線に近くなると、やっと雪が出てきた。稜線の大室山展望所から山頂まではずっと雪面であった。大室山山頂は疎林に覆われているので眺望は、樹間から丹沢主稜、主脈くらいだ。先程の展望所からは富士山が大きく見えるが、今日は山頂付近の笠雲が取れなかった。西から雲が近づいているので、南アルプス方面も今日は見えなくて残念。

加入道山への稜線は、樹木も疎林で、アップダウンも前大室の登りくらい、随所で富士山が見える気持ちの良い尾根である。加入道山山頂には避難小屋、山頂はやや樹木が多いので見晴しは限定される。白石峠まで下り、用木沢出合に下る。この下りは最初は泥濘、次いで、石の多い小さい沢に出て下りである。今度は、トラバース、急な尾根を大きく巻くように下って行く。大きな沢、用木沢に出て、この沢沿いに堰堤を幾つか越しながら、そして、沢を橋や渡渉で渡りながら、下って行く。ピンクテープに注意。徐々に河原が広くなって歩きやすくなり、林道に出る。林道をしばらく進むと用木沢出合である。

今日出会った方は、大室山まで10人程、加入道山への稜線で5人程だった。犬越路から大室山、大室山から加入道山の稜線は眺望も良く、丹沢でも有数の良い稜線だと思った。