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記録ID: 5254495
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雪山ハイキング
東海

蕎麦粒山

2023年03月08日(水) [日帰り]
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gattyo shikakura その他1人
GPS
07:32
距離
8.1km
登り
1,113m
下り
1,099m

コースタイム

日帰り
山行
6:32
休憩
1:01
合計
7:33
7:36
121
西俣出合
9:37
9:47
28
稜線
10:15
10:15
88
P1075
11:43
12:25
65
13:30
13:30
20
P1075
13:50
13:59
70
稜線下降点
15:09
西俣出合
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・西俣出合〜P1075
渡渉点は石が並べられているので、増水時以外は簡単に渡渉できます。その後のルートも登山道といっていい程。Co750m付近から残雪が現れて来ましたのでそれ以後は分かりませんが、多分明確なのでは
P1075~山頂
中程にヤブが出ている部分が有りますが、北側の踏み跡を辿り迂回しました。急傾斜でナイフリッジも有るので、下りはワカンから軽アイゼン、チェ-ンスパイクに履き替えました。
この広場に駐車
かなり上まで雪はなさそう
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かなり上まで雪はなさそう
渡渉点は大石が並べられており、以前の様にレジ袋を履かなくても簡単に渡れます。工事の方が置いて下さったたのでしょうか。感謝です。
渡渉点は大石が並べられており、以前の様にレジ袋を履かなくても簡単に渡れます。工事の方が置いて下さったたのでしょうか。感謝です。
渡渉が終わると此処から登山開始
渡渉が終わると此処から登山開始
暫く西俣上流方向へトラバ-ス道を辿ります
暫く西俣上流方向へトラバ-ス道を辿ります
見た目より傾斜が有り、真っすぐに登って行きます
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見た目より傾斜が有り、真っすぐに登って行きます
樹間から蕎麦粒山が見えて来ます
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樹間から蕎麦粒山が見えて来ます
雪が繋がって来ますが、度々踏み込むのでワカンを履きます
雪が繋がって来ますが、度々踏み込むのでワカンを履きます
ツリ−ホ−ルも。春ですね
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ツリ−ホ−ルも。春ですね
ブナの疎林を快適に登って行きます
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ブナの疎林を快適に登って行きます
稜線直下の広々としたブナ林の尾根
稜線直下の広々としたブナ林の尾根
P1075へのなだらかな稜線を蕎麦粒山を見ながら。言うことなし!!
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P1075へのなだらかな稜線を蕎麦粒山を見ながら。言うことなし!!
P1075直下を登ります
P1075直下を登ります
P1075から。正面の尾根を登りますが、中間辺りは雪が切れているようで、ヤブですね
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P1075から。正面の尾根を登りますが、中間辺りは雪が切れているようで、ヤブですね
コルへ下降、この辺りは2重山稜になっておりブナ林が広がっています
コルへ下降、この辺りは2重山稜になっておりブナ林が広がっています
ブナの大樹が点在する登り始めの尾根
ブナの大樹が点在する登り始めの尾根
こんなブナが多く有ります
こんなブナが多く有ります
急登が始まります。雪はザクザクで、ワカンを履いていても踏み込みます
急登が始まります。雪はザクザクで、ワカンを履いていても踏み込みます
雪が切れた所でも踏み跡がはっきりとしている所も有りワカンのままで登ります
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雪が切れた所でも踏み跡がはっきりとしている所も有りワカンのままで登ります
岩とヤブのミックス
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岩とヤブのミックス
シャクナゲのヤブも難関です。
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シャクナゲのヤブも難関です。
藪のシャクナゲ。花芽も付いていますので花は綺麗なのですが、通過するのは?
藪のシャクナゲ。花芽も付いていますので花は綺麗なのですが、通過するのは?
ヤブ帯を抜けました
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ヤブ帯を抜けました
ちょっとした雪庇を乗り越して
ちょっとした雪庇を乗り越して
山頂に到着
蕎麦粒山山頂にて
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蕎麦粒山山頂にて
先週登った金糞岳(左奥)、横山岳(右奥)は霞の中にぼんやり
先週登った金糞岳(左奥)、横山岳(右奥)は霞の中にぼんやり
北側の高丸・三周ヶ岳方面
北側の高丸・三周ヶ岳方面
東側の能郷白山方面
東側の能郷白山方面
南側の黒津山方面
南側の黒津山方面
高度感満点のナイフリッジを下ります。
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高度感満点のナイフリッジを下ります。
帰りはP1075を巻いて
帰りはP1075を巻いて
すっかり雪の消えた尾根を下り
すっかり雪の消えた尾根を下り
降りて来ました

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ。スパッツ 軽アイゼン チェ-ンスパイク ストック
共同装備
無し

感想

先週金糞岳に登った時に、鋭く尖った姿が周囲の山々からひときわ目立つ蕎麦粒山に登りたいとのリクエストで10年ぶりの蕎麦粒山です。10年前は坂内広瀬の旧スキー場から先は車が入れず歩きましたが、今回は林道工事中らしく西俣出合付近に広場が有り先着車が一台止まっている横に駐車させていただきます。

登る予定の正面の尾根はかなり上まで雪は無いようですが、快晴で良い山行になりそうです。大谷川の渡渉点には大きな石が渡りやすいように並べられています。以前はレジ袋を履いて渡りましたが、工事の方が重機を使って並べて下さったのかもしれません。感謝、感謝です。登山道は西俣の上流方向に少し遡り、そこから登り始めます。

急な尾根を登る踏み跡は両側の灌木が被さってストックが引っかかって煩わしい所も有りますが、普通の登山道になっています。Co750m付近で残雪が現れ、Co810m付近で雪が繋がる様になって来ますが雪は緩んで踏み抜きが多くなって来たのでワカンを履きます。右手には樹間から山頂への急峻な尾根を見ながら登り続け、Co900付近からブナに覆われてすっきりした尾根になって湧谷山との稜線に登り着きます。

此処からは正面に蕎麦粒山を眺めながらP1075までなだらかな尾根の雪庇の上を登ります。P1075から山頂を眺めると急峻な尾根は中間辺りに雪が切れた部分が有りヤブ漕ぎになりそうです。二重山稜を下りの大樹が点在するコルに下ると最後の登りに掛ります。

直ぐに急登が始まり、予想通りCo1040m付近から標高差100m程の断続するヤブ帯に突入ですが、何れも北側の踏み跡を辿りワカンを履いたまま巻き上がりますが、登りのヤブは厄介です。そこが終わると穏やかな尾根になり山頂に登り着きます。

多人数のパ-ティ-だと窮屈な狭い山頂からは360度の大絶景で奥美濃の山々(私の勝手な呼び名)が広がっていますが、このところの好天続きで遠望は効かず白山は見えません。風もなく暖かい山頂は我々3人の独占で絶景を楽しみながらのんびりと昼食。

下山は安全の為に軽アイゼンに履き替えてザクザクの雪を踏み抜きながらコル迄慎重に下り、コルで一息つき再びワカンに履き替えて快調に下ります。雪が切れて来るとワカンを脱ぎ足は軽くなりますが急降下で着地の衝撃が足に直に伝わり下りにくい事この上なしです。

最後に踏み跡につられて早くトラバ-スし過ぎて田圃の跡に出てしまいますが修正し、水量が朝より増えている渡渉点まで下って来ます。渡渉後汚れた靴を洗って駐車地の広場まで戻りますが朝の車は有りません。お疲れ様でした。

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コメント

shikakuraさん、今回は私たちのリクエストにお答え頂き憧れの尖った山(蕎麦粒山)へ登頂する事が出来ました。お世話になりました。
帰宅してから時間の割に距離の短さに驚きましたが、それだけ急峻な山だったんだと感じています。
また、春の融雪で山頂直下のヤブ漕ぎにはやはり苦労しました。(往路ルートなので下りは踏み抜多発!)
先週の金糞岳同様、たやすく登れる山では無かったです...。
今シーズンの私の参加出来る雪山山行はこれで最後となります。たくさん企画頂き有難うございました。
厳冬期行けなかった御在所の藤内沢は来シーズンに持ち越しとなりましたが、また皆さんとの山行を楽しみにしております。本当に有難うございました。(感謝)
2023/3/11 17:41
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