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Yamareco

記録ID: 5261642
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳・赤岳 (↗️文三郎尾根 ↘️県界尾根)

2023年03月11日(土) 〜 2023年03月12日(日)
 - 拍手
GPS
13:22
距離
25.1km
登り
2,055m
下り
2,251m

コースタイム

1日目
山行
4:20
休憩
0:54
合計
5:14
10:15
46
11:01
11:01
77
12:18
12:54
55
13:49
13:50
33
14:23
14:38
13
14:51
14:53
36
15:29
2日目
山行
7:01
休憩
1:05
合計
8:06
6:45
26
7:11
7:11
63
8:14
8:14
26
8:40
8:40
4
8:44
8:57
2
8:59
9:18
26
9:44
9:49
84
赤岳頂上山荘 (再)
11:13
11:13
60
12:13
12:21
53
13:14
13:14
14
13:56
14:15
36
14:51
天候 2日とも晴れ🌞。ほぼ無風。
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往) 🚃 JR中央本線
    東京4:59→高尾→茅野8:48 (青春18)
  🚌 バス 茅野駅9:25→美濃戸口10:00
復) 🚃 JR小海線/中央本線
    清里15:42→小淵沢→新宿18:29 (特急)
コース状況/
危険箇所等
◆県界尾根
・頂上山荘から2600m辺りまでは、夏ルートから外れています。山頂でルートを見つけられず、どなたかの足跡をそのままトレースさせてもらったのですが、正しいルートだったのかは正直疑問です。
・滑落&雪崩リスクがありそうな、無木立の急斜面も数回横切りました。(足元の雪が流れたら一巻の終り)
・足跡の人がこのルートを採った理由は分かりませんが、登りで難所にぶつかり北へ回避したのかも。ただ、後で他の方々の記録を拝見したら、そのまま夏ルートで登頂してる記録も多く、そのまま行けるのかもしれません。
・とはいえ、見つかった足跡はこの人のだけで、これが無かったら断念して美濃戸口に下りてました。感謝。
==
・夏ルートに載った後は素直に尾根をたどればよいので進路の不安はありませんでした。ただ、踏み抜くと膝関節あたりまで潜ってしまうのがやっかい。
・小天狗から尾根を外れ南へ下り始めると、雪は急速に減り雪が全く無い区間も。ただ、アイゼン脱いだものの、その後も半分くらいは雪面で、結局、車道合流までチェーンアイゼン使いました。
美濃戸口からスタート。初めは雪を避けながら歩けるが、
2023年03月11日 10:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/11 10:36
美濃戸口からスタート。初めは雪を避けながら歩けるが、
美濃戸山荘から先は、路面凍っててチェーンアイゼン装着。
2023年03月11日 11:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/11 11:11
美濃戸山荘から先は、路面凍っててチェーンアイゼン装着。
徐々に雪増える。奥に稜線の岩々が見えてきて刺激的
2023年03月11日 12:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/11 12:00
徐々に雪増える。奥に稜線の岩々が見えてきて刺激的
赤岳鉱泉に到着
2023年03月11日 12:18撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/11 12:18
赤岳鉱泉に到着
チェックイン後、硫黄岳へ。
稜線近くなると展望開ける。
硫黄岳から横岳への、長い稜線を側面から見られるのは割と新鮮
2023年03月11日 13:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/11 13:52
チェックイン後、硫黄岳へ。
稜線近くなると展望開ける。
硫黄岳から横岳への、長い稜線を側面から見られるのは割と新鮮
硫黄岳までもうちょっと
2023年03月11日 13:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/11 13:53
硫黄岳までもうちょっと
硫黄岳山頂。ほとんど風なく暖かく、座り込んでのんびりしてる人多い。
2023年03月11日 14:10撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/11 14:10
硫黄岳山頂。ほとんど風なく暖かく、座り込んでのんびりしてる人多い。
毎度おなじみな眺望。
2023年03月11日 14:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/11 14:34
毎度おなじみな眺望。
《北》北八ヶ岳方面。東&西天狗、蓼科山。
2023年03月11日 14:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/11 14:31
《北》北八ヶ岳方面。東&西天狗、蓼科山。
《西》春霞で、北アルプスは見えず
2023年03月11日 14:39撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/11 14:39
《西》春霞で、北アルプスは見えず
来た道戻り、赤岩の頭にも寄ってみた
2023年03月11日 14:47撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/11 14:47
来た道戻り、赤岩の頭にも寄ってみた
見慣れぬ、尖ってカッコいい硫黄岳。
2023年03月11日 14:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/11 14:53
見慣れぬ、尖ってカッコいい硫黄岳。
帰り道、木の合間から赤岳。
2023年03月11日 15:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/11 15:14
帰り道、木の合間から赤岳。
夕食。ステーキ(固形燃料)、ポトフ。サラダ山盛り。
一点豪華主義なれどしっかり量ありました。
2023年03月11日 16:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/11 16:59
夕食。ステーキ(固形燃料)、ポトフ。サラダ山盛り。
一点豪華主義なれどしっかり量ありました。
【3/12(日)】奥に見えてる赤岳へ。あまり寒くない。
2023年03月12日 06:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/12 6:44
【3/12(日)】奥に見えてる赤岳へ。あまり寒くない。
行者小屋前で、稜線が前にそびえる
2023年03月12日 07:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 7:11
行者小屋前で、稜線が前にそびえる
ここからひたすら急登。
2023年03月12日 07:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 7:36
ここからひたすら急登。
急登が一服
2023年03月12日 07:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 7:44
急登が一服
右側面に阿弥陀がドアップ大迫力。
2023年03月12日 07:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/12 7:46
右側面に阿弥陀がドアップ大迫力。
核心部の岩場
2023年03月12日 08:35撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 8:35
核心部の岩場
赤岳に登頂。
ほぼ無風で穏やか。
2023年03月12日 08:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3
3/12 8:44
赤岳に登頂。
ほぼ無風で穏やか。
《西》先週と打って変わって春霞で、北アルプスも御嶽も見えない
2023年03月12日 08:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 8:53
《西》先週と打って変わって春霞で、北アルプスも御嶽も見えない
《南西》間近な南アも、ほぼかすみの中。
2023年03月12日 08:55撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 8:55
《南西》間近な南アも、ほぼかすみの中。
頂上山荘の前から南側。
手前から横岳/硫黄/天狗/北横/蓼科。左端の白いのは霧ヶ峰。
2023年03月12日 09:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
3/12 9:00
頂上山荘の前から南側。
手前から横岳/硫黄/天狗/北横/蓼科。左端の白いのは霧ヶ峰。
さて、自分的にはここからが核心部・県界尾根。
小屋の裏側に回って進路の看板の先を見ても、道が見当たらない…
2023年03月12日 09:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/12 9:05
さて、自分的にはここからが核心部・県界尾根。
小屋の裏側に回って進路の看板の先を見ても、道が見当たらない…
一人登ってきた人の跡を見つけて、それをたどって下りる
2023年03月12日 09:27撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/12 9:27
一人登ってきた人の跡を見つけて、それをたどって下りる
途中で危ない急斜面を横切ったりしながら、木々がぽつぽつある夏道に復帰。
2023年03月12日 10:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 10:19
途中で危ない急斜面を横切ったりしながら、木々がぽつぽつある夏道に復帰。
滑落と雪崩の心配は無くなったが、木が邪魔
2023年03月12日 10:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 10:53
滑落と雪崩の心配は無くなったが、木が邪魔
大天狗。
2023年03月12日 11:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/12 11:14
大天狗。
2023年03月12日 11:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 11:38
小天狗のすぐ手前で振り返ると稜線が。
(この尾根、眺望いいとこ少ない)
踏み抜きだらけでペース上がらず疲れてたけど、これ見てちょっと元気出た
2023年03月12日 12:02撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/12 12:02
小天狗のすぐ手前で振り返ると稜線が。
(この尾根、眺望いいとこ少ない)
踏み抜きだらけでペース上がらず疲れてたけど、これ見てちょっと元気出た
2023年03月12日 12:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/12 12:03
小天狗
2023年03月12日 12:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 12:13
小天狗
小天狗から南へ下ると、地面が露出するように
2023年03月12日 12:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 12:57
小天狗から南へ下ると、地面が露出するように
“登山道入口”。山道は実質ここで終わり。
2023年03月12日 13:02撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 13:02
“登山道入口”。山道は実質ここで終わり。
後はなだらかで幅広い道を歩く
2023年03月12日 13:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3/12 13:19
後はなだらかで幅広い道を歩く
車道に合流。なんか”閉鎖中”って書いてる...
舗装道路を6km歩いて清里駅へ。
2023年03月12日 13:28撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/12 13:28
車道に合流。なんか”閉鎖中”って書いてる...
舗装道路を6km歩いて清里駅へ。
美し森に立ち寄って、最後に一望。
2023年03月12日 14:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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3/12 14:11
美し森に立ち寄って、最後に一望。

感想

今週も八ヶ岳へ。
茅野市のふるさと納税で赤岳鉱泉の宿泊券をもらってたので、冬の間に消化を。
ホントは厳冬期に登りたくて2月に計画してましたが悪天予報で中止。その時(2/19)は雨降ったらしいのでそれはそれで正解だったのですが、小屋の予約の取り直しがすぐできず、3月にずれこんでしまいました。

で、完全に春山モードでした。
土日共とても暖かく、硫黄岳も赤岳も山頂はほぼ無風。
長袖シャツとアウターでずっと過ごせました(ベンチレーション全開)。手袋も100円フリースで十分。
その代わり、春霞がしっかりかかって、先週は見えてた北アルプスも御嶽も全く見えず、ご近所の南アルプスさえ輪郭がかろうじて見える程度。

下りは、歩いたことなかった県界尾根を下りました。
美濃戸から硫黄岳や赤岳へ至る道は、たくさんの往来で踏み固められて”道”ができてましたが、県界尾根の方は踏み跡がさっぱり見当たらない。
途方に暮れてたら、夏道とはズレた方向から登ってきた足跡を1つ見つけて、それを忠実にたどって下りました。少なくともその方は登って来れたわけだし。
ただ雪崩&滑落リスキーな急斜面をトラバースしたりで結構冷や汗。
おまけに途中で、山頂にポールを置き忘れたと思ってムダに登り返したり。(→ザックの背面にちゃんと付けてた😥)
夏道をたどるようになって安心したものの、後半は踏み抜きしまくりで疲れました。
まあその甲斐あって、奥多摩から八ヶ岳までを赤線でつなぐという野望を果たせました。

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コメント

赤岳鉱泉泊まってのんびり八ヶ岳ハイクしてみたいです。

県界尾根、山頂近く結構急じゃなかったですか😲
この時期下りで使うとなると、難しそうな感じになるんですね。
気温のせいか春霞も濃そうですね。
お疲れさまでした(^^ゞ
2023/3/13 7:52
県界尾根、下り始めはかなりの急斜面だったんですが、ズボズボ潜る雪面だったので、なんとか下れたように思います。凍結や固い雪面あったら、もう身動きとれなかったでしょうし。

しかし、帰ってから (今更ながら) 他の方々の歩いたルートと見比べてますが、やっぱ下り始めは本来のルートから全然ズレてましたね。多分、夏場なら誰も踏み込まないような斜面を強引に下ってしまったようです。
2023/3/14 1:33
プロフィール画像
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体力レベル
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