檜洞丸〜大室山〜畦ヶ丸(西丹沢ビジターセンターから周回)
- GPS
- 09:27
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,217m
- 下り
- 2,222m
コースタイム
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:22
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6:30頃の到着であと7,8台はいけそう |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道には完全に雪なし |
その他周辺情報 | ぶなの湯(750円) |
写真
感想
今日は一人で長く歩きたい気分だったので、前から気になってた西丹沢周回ルートに挑戦してみることにした。
久しぶりに夜中の東名高速道路を走ったら広くてスイスイ気持ちいい。一方、帰りは事故渋滞にハマり、暇なので書けるとこから本山レコを書き始める次第である。
西丹沢ビジターセンター駐車場に駐車後、まずは檜洞丸に向けてスタート。
天気はイマイチだけど、今日は景色期待してないし、日差しがない方が涼しくてちょうどいい。
登山道はすっかり春めき、念のため持ってきたチェーンスパイクは必要なかったし、両側一面ミツマタが咲き乱れているところもあって、季節の移ろいを感じながら歩いた。
檜洞丸までの道のりは、ひたすら登りではあるものの、ペースを一定に保てば割とあっという間に辿り着いた。
長いのはこれからで、この後の予定は、一旦犬越路まで550m下った後に再び大室山に向けて500m登り返し、細かいアップダウンのある稜線を7〜10キロほど歩いて畦ヶ丸まで行った後、5キロ弱下って駐車場に戻る、総歩行距離およそ22キロのルート。
檜洞丸から犬越路までは、トムラウシに向けて重容量ザックトレーニング中の方と話したり離れたり。
一人犬越路に着いた時、そこから2.5キロで下の沢まで戻れるルートもあったが、今日の目的を思い出し勇気を出して大室山への登り返しに取り付いた。
ここで丹沢名物の木道階段。今日はもういいよーって叫びたくなるくらい上り下りした。ありがたいんだけど、とにかく辛い。目にすると「んひぃ」って感じ。
大室山から加入道山を通って畦ヶ丸までは、細かいアップダウンの多い細い稜線が続く。
進行方向やや左に畦ヶ丸が見えているものの、「と、遠い…」しかもその前になぜか立ち塞がる小ピークがいくつもある。木道階段があるところも然り。今日何度目の「んひぃ」か分からない。楽しみはカモシカ探し、しかし現れず。綺麗と評判の避難小屋も、中を覗くのは省略。笑
途中再びあと3.8キロで下の沢まで戻れるルートが出現したが、まさに歯を食いしばって残り7キロ超の道のりを先に進むことにした。
ようやく畦ヶ丸まであと距離100メートルのところの畦ヶ丸避難小屋に辿り着いた時、あと100進むより先に休息を取ることにした。あーしんどと、ごろんと板ベンチに仰向けになる。午後の日差しが弱くなりかけた頃だし、もう誰もこんなとこ来ないだろうと思っていたら、手ぶらに近い若いカップルが「小屋だ小屋だ!」と騒ぎ出した。
(どっから登ってきたん⁉︎おせっかいだろうけど暗くなる前に帰りなよ〜)と言いかけたが、おばさんくさいなと思ったのでやめた。
少し元気を回復させてから最後のピーク畦ヶ丸に向かい、山頂で一瞬立ち止まり(この時の感情を絵文字で表すと😑💬)、直ちに下山を開始する。
下山も長いかな〜と思ったが、下れる喜びが優っていたのか感覚が麻痺していたのか、思ったほど長く感じずコロコロ転がるように下りていった。
沢と同じ高さまで下りて来た時、残り距離の書かれていない「西沢出合(西丹沢ビジターセンター)」の看板が頻出する。
(いや近くなったのは分かるけど距離書いてくれなきゃ逆にしんどいわ〜)なんて思いつつ、最後の河原歩きを行った。
戻って来た時はフラフラでくたびれてたけど静かな喜びを味わった。
西丹沢の良さは人の少なさ。けどどっから登ってきたん?ここ目当てで来たん?みたいな人がちょいちょいいたのが面白く、丹沢の人気を物語っているのでしょう。
年度の変わり目で気が乗らないことも多々あるが、心身共に鍛えなければ。仕事も山と同じく、いつか挑戦しようと密かに思いを温めて、来たる日の達成&成長の喜びを噛みしめたい。
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