台風前の絶景堪能！ 八ヶ岳編笠山+赤岳モルゲンロートと赤岳登山口散策

2014年10月11日(土) 〜 2014年10月12日(日)

• GPS: 16:00
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,283m
• 下り: 1,270m

コースタイム

11日　　観音平駐車場(6:20)→(7:09)雲海展望台(7:15)→(7:48)押手川分岐→(9:12)編笠山(9:54)→(10:16)青年小屋(10:55)→(11:03)乙女の水→(11:15)青年小屋→(12:30)押手川分岐→(13:49)観音平駐車場
12日　サンメドウズ清里→展望ヒュッテ→(8:50)賽の河原(9:25)→サンメドウズ清里

天候

雲は多いけど、気持ちの良い晴れ、風もほとんどなし、展望は一日中よし

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・観音平駐車場は簡易トイレ3基。朝5時代はトイレ待ちの列ができていました。
・車は夜中も早朝もどんどん入ってきて、臨時駐車場入り口に駐車してしまった車があったため、6時前にはほぼ満車で路駐になっていました。
・朝からパトカーが登山口に入って来たので、何事かとおもったら、山岳救助の警察の方が登山者に登山届けを出すように呼びかけていました。お話してみると、連休で人が多いことと、御嶽のこともあって、届け出を出すように呼び掛けにいらっしゃったとのこと。早朝から御苦労さまです。

コース状況／危険箇所等

危険個所はまったくなし

写真

10/11 6:17

スタート地点、観音平駐車場。標高1,560m。約1,000mの登りです。

10/11 6:17

5時台には満車でした。

10/11 6:25

10/11 6:25

出発点から紅葉しています。

出発してすぐにあった岩。なんだか人の横顔に見えます。モアイ像!?

まだ、トリカブトが咲いていました。

10/11 7:04

10/11 7:06

割れ岩の間を通って、高度を上げていき、

振り返って目に飛び込んできたのが富士山！　雲が多くて霞んでいますが、それがかえって幻想的な景色を作っています。

10/11 7:08

そして、木々の間から南アルプスの裾野も見えます。展望の開けた場所が楽しみになります♪

10/11 7:08

さらに、紅葉の中、高度を上げます。

10/11 7:09

雲海に到着。

奥秩父方面。瑞牆、金峰、甲武信、さらにそのずっと奥にも山並みが見えます。筑波山？

10/11 7:13

富士山、再び。

10/11 7:50

押手川の分岐。編笠山山頂方面と青年小屋方面に道が分岐します。

10/11 7:50

編笠山山頂方面へ。

10/11 8:24

ここからの登りは急登になります。

少し上がったところにまた見晴らしの良い場所があります。

10/13 7:38

にこ、途中でしばらく一緒になったお兄さんたちのモデル犬になります。

10/11 8:28

にこが視線を向け、お兄さんが指差す先にある眺めがこれです。

富士山アップ。

10/11 8:29

南アルプス

北岳

甲斐駒ケ岳

10/11 8:30

南アルプスと立ち枯れの木

10/11 8:39

さらに急登〜

10/11 8:46

そして、はしご。にこは途中まで横の岩を登っていましたが、ここでストップ。あとは運ばれていました。

はしごを登ったところからの眺め。何度も同じ景色ばかりですが、ちょっとずつ高度を上げながら撮ってしまいます。写真よりも遥かにきれいに見えています。

10/11 9:03

10/11 9:03

南アルプスの向こうに中央アルプスが見え始めている!?

10/11 9:06

このあたりの登りはホントにきつくて、休憩が多くなっているところにこの看板。嬉しい。

10/11 9:09

山頂エリアに到着〜。

そして、ここで左手に目を向けると、層になっている山々の一番奥に見えてきたのが煙の上がる御嶽山。

10/11 9:12

山頂にはすでにたくさんの人がいました。途中でにこをモデルにしてくれたお兄さんたちの姿も見えます。

山頂に到着して、すぐにお兄さんが家族写真を撮ってくださいました。背景を気を使ってくださって、人がいない隙を見て撮ってくださいました。この時、私はまだ後ろの絶景に気づいていませんでした。

10/11 9:16

それまで南西側、アルプス方面ばかり眺めていて写真を撮っていただいた後、初めて後ろを振り返って、感動！　去年、権現岳に登った時はガスが多くてうっすらと一部しか眺められなかった八ヶ岳の稜線がくっきりと！　そして、きれいな青空。これまで眺めてきた西南側の空とは様子が違っていました。

10/13 10:59

にこ、三角点にタッチ！

10/11 9:16

北東方面は青空が広がり、南八ヶ岳から北八ヶ岳まできれいに見渡せます。

10/11 9:31

お昼にはぜんぜん早い時間ですが、この絶景を早く離れるのはもったいなく、山ラーします。

さすがに疲れた様子で、岩の間に身体を収めて大人しく休憩するにこ。

ギボシと権現岳。これだけ穏やかなよいお天気だと権現岳まで登りたい気持ちがふつふつと湧いてきますが、去年天女山から権現に登った時、いつも元気者のにこが初めて下山時に歩くのを拒否して、20分ほど背負った山なので、無理はしないでおきます。あれから人間も犬も1年間かなり経験を積んできたので、大丈夫だったかもしれませんが。。。

手前は南アルプス裾野、何度か行った入笠山のハートマークが見えます。真ん中は中央アルプス、そして奥に御嶽山。

10/11 9:21

手前は西岳、奥に霧ケ峰、車山、美ヶ原、さらにその奥には、写真ではほとんど写っていませんが、北アルプス、穂高、キレット、槍が見えています。

10/11 9:50

10/13 10:58

いつまででも眺めていたい景色です

10/11 9:54

後ろ髪引かれつつ、青年小屋方面へ下山開始です。

半分に割れてほとんど読めないプレートがあり、よく見るとヒカリゴケでした。このあたりあるという案内を浅間山に登った時も見て、気をつけていましたが、見つけられず、今回初めて見ました。光っていました。

10/11 10:00

青年小屋が見えてきました。

10/11 10:09

青年小屋すぐ近くは大きな岩のガレ場でした

10/11 10:17

青年小屋到着。山を登り始めて、雑誌や山レコでよく見たこの提灯。憧れの場所になっていました。

10/11 10:18

そして、ここで飲みたかったのです♪　さっき上で山ラーしてきたばかりですが、缶ビールを買います。

10/11 10:48

小屋の横のテラス席から

富士山を眺めながら飲みます

そして、編笠から下ってくる人たちを眺めます

10/11 10:17

小屋前にこんな椅子がありました

10/11 10:56

水場があるらしいので行ってみます

10/11 11:03

乙女の水だそうです

10/11 11:03

水を補給

青年小屋に戻ります。この日は本当にお天気がよく、それほど寒くなく、テント場でのんびりしている人たちが羨ましくて仕方ありません。またまた、後ろ髪引かれつつ、下山開始です。

恐竜の木？

角度を変えてみると、ねじねじの木でした

10/11 12:11

大岩の上に生える木。たくましい生命力を感じます。

登山道はほとんど樹林帯を歩きますが、時々視界が開けます。お昼過ぎても、いい眺めなのは変わりません。

雲に動きがあり、大型台風の気配を感じます。

10/11 12:01

山の紅葉、我が家のカメラの性能では色が出ません。。。

10/11 12:24

中腹の紅葉。朝の日差しは逆光で色が出にくかったのが下りは色がよく出てます。

10/11 12:59

登山道に倒れこんでいる木。最近倒れたばかりの雰囲気です。登山道を完全にふさいでます。

10/11 13:08

駐車場近くまで下って来ました。

10/11 14:36

下山後は道の駅小淵沢の延命の湯へ。週末の夕方はかなり混む場所ですが、まだ早いので空いてました。

10/11 15:32

前回来た時はなかった、この看板（下の白い方です）

10/11 15:32

最近建てられたばかりの新しさを感じます。

10/11 17:50

夜は、赤岳、権現岳を眺められるスポットで車中泊。夜になってもこの絶景。赤岳頂上山荘と赤岳展望荘の灯りが見えます。今日あそこに泊まっている人たちが羨ましい。

10/12 5:20

夜明けタイム

10/13 13:00

赤岳。何度もしつこいですが、あそこで夜明けタイムを迎えている人たちが羨ましいです。

10/12 5:37

よい感じで雲があるので、きれいな朝焼けです。

奥秩父の山々の向こうから陽が登ってきます

赤岳のモルゲンロート。赤岳がその名の通り赤く染まっています。

10/13 8:21

そして、ピンクに染まる富士山

そして、日の出。

今日も八ヶ岳方面は雲が少なく快晴です。サンメドウズ清里から赤岳を眺めながら、赤岳登山道のひとつ真教寺尾根ルートの賽の河原を目指して登ります

10/12 7:27

ふと覗いたコイン双眼鏡がなんとコインなしで見れました。赤岳山頂を見るとたくさんの人がいるのが見えました。稜線を登っている人、鈴なりの人だかりの山頂から少し岩場を下った踊り場で景色を眺めている人などかなりはっきり眺められて楽しい♪

10/12 7:27

せっかくよいお天気の中、お散歩始めたばかりのにこはわけがわからず、痺れを切らして、お散歩要求し始めます。

10/12 7:27

それでも眺め続ける旦那に癇癪を起し始めます

10/12 8:16

かなりの急登を登り、樹林帯を抜けると、

10/13 8:29

視界に富士山が飛び込んできます。

今日も富士山〜。

10/12 8:20

今日も南西方面はガスが多めですがよい眺めです。

10/12 8:25

10/12 8:39

美しい〜

10/12 8:39

幻想的です

10/12 8:31

10/12 8:31

10/12 8:38

10/12 8:43

マツムシソウとヤマハハコがまだ咲いていました

10/13 8:34

賽の河原でルリビタキを見ました

10/13 8:37

赤岳と紅葉とにこ

10/12 9:07

赤岳と紅葉とにこ　その2

10/13 8:38

アップにするとにこは赤岳も紅葉も関係なく、ボール遊び。この時間(9時半前）お一人だけ下山する登山者に会いました。ここは赤岳からの登山道で途中に山小屋はないので、夜明けタイムを山頂で過ごされた後、かなり早いペースで降りてこられたのでしょう。

10/12 8:45

展望ヒュッテの9時半のオープンを待ち、大好きな清里スカイソフトを注文。新しい味メープル味が登場していました。

10/12 9:34

絶景よりも食い気のにこ

今回の登山も大満足です♪

撮影機器：

iPhone 6 Plus Apple

感想

nicoxnico25

大型台風の動きを見ながら、どこに行こうかと悩んでいた3連休前半。もし台風の進行が早くなってもすぐに降りられて、雨が降っても下界で応用が利きそうな八ヶ岳へ。去年のお盆の権現岳以来の久々の八ヶ岳です。近いのですが、百名山をまわっているのでつい別の山へ行っていました。赤岳はまだ行けてませんが、少しハードルが高くて、まだ挑戦する気にはなれません。去年の権現岳の翌日に行く予定だったのが、あまりに疲れすぎて翌日とても登山する気になれなくて行けなかった編笠山へ。
山は嵐の前の静けさなのか、雲は多いのですが、周り中の山は見え、ほぼ無風、この季節にしては暖かいと感じるくらいの好天。絶好の山日和となりました。登っている人みんなが笑顔で気持ちよさそうでした。今日は日帰り登山が残念でなりませんでした。
翌日、絶景が見れそうな場所で夜明けを迎え、山小屋泊まりの雰囲気を味わい、そして、下界にいるからこそ見れる赤岳のモルゲンを堪能し、赤岳への登山道の入り口付近の賽の河原まで軽くトレッキングして、赤岳登山の雰囲気を味わいました。前日に引き続きの良い眺めでした。